■ ドラマ 永久の彼方へ

■ ドラマ 永久の彼方へ

2006年07月07日
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カテゴリ: 第一章 061 ~ 122 話
.
ゆうすけ
  「ごちそうさま。。。」

利江
  「ごちそう様でした~♪」

とくさん
  「またいらっしゃいね。。。」

和恵姉さん
  「こういち、利江ちゃんの護衛に行ってらっしゃい。」

こういち


 三人は揃って店を出た。

利江
  「球技大会では、陥没事故の後だけに二人への関心が高かったわ。」

ゆうすけ
  「やりずらくてしょうがないよ、どこ行っても囲まれるし・・・・
   幸い、こういちの能力がマスコミにばれなくて良かったけど・・・・。」

利江
  「だけど、学校の大会程度だと、こういち君は抜き出ていすぎるわよ。
   あれで普通にしてたの?」

こういち
  「あぁ。」


  「で、おやじに引っ張って行かれたってことは・・・・」

こういち
  「陥没下に、未公認の建物があったんだよ。
   調査機器が遮断されて爆発物、毒劇物の検知のたぐいが全てシャットアウトされてて、
   それで立ち入ることが出来なかったみたい。


ゆうすけ
  「そうだったのか・・・・
   もう市民の間では、噂は走ってるみたいだし・・・。」

こういち
  「それよりもその建物、何か実験だかの部屋だったみたい。
   生存者が、おれは作られたって言ってた。」

利江
  「 作られた !?

こういち
  「あぁ、そして強いやつを倒すために・・・だとさ。」

ゆうすけ
  「なんだよそれ・・・・なんか嫌な流れだな。
   すると突然変異のような身体能力の高い謎の空手家や古流の問題児、
   綉榠餡(しゅうめいかん)の用心棒・・・・
   強さの秘密が同一直線上に乗ってくるな。」

利江
  「ってことは、こないだの謎の空手家の行動もうなづけるじゃない。」

ゆうすけ
  「古流の問題児にはまだ俺たちは出くわしてないが、絡まった糸が簡単に解けるぜ。」

こういち
  「それに姉ちゃんが一枚絡もうとしている。」

ゆうすけ
  「あんなにデカデカと雑誌に載ったんじゃ、綉榠餡(しゅうめいかん)の連中、
   嗅ぎ付けてくるな。」

こういち
  「姉ちゃんは、中に入り込んで調べようとしている。
   来ることは承知しているみたいだし。」

利江
  「この間、もしかしたらこういち君と相対するかもって・・・。」

ゆうすけ
  「綉榠餡(しゅうめいかん)の用心棒の立場だけに、そこに降りかかる火の粉は
   振り払わなきゃいけないからさ。こういちがおやじ側に付いて乗り込んでもね。
   そんなことよりも、こいつぁ何か大きな組織が動いてそうだな。
   資金なきゃ研究所なんて地下に作れないし・・・・。」

こういち
  「どの程度の生産能力があるか判らないが、今後はもっと増えそうだな。
   椿さんを早く仕上げないと・・・・。
   今日の生存者、スピードはそんなでもなかったが、空手家よりもパワーがあったよ。
   いろんなタイプ? が作れるみたいだ。」

ゆうすけ
  「そんな化け物作り出して、何やりたいんだか・・・・・
   運動能力のあるやつを倒す・・・・・これしか今はヒント無しか。」

 ポツン ポツン と、空から雨粒が落ちてきた。

利江
  「入梅したらしいわ。 憂鬱な時季になるわね。」

ゆうすけ
  「そして世間にも憂鬱な何かが起こりそうな予感だぜ・・・・・」



こういち
  「その憂鬱、前から来る。」

ゆうすけ
  「 えっ !?

こういち
  「大丈夫、負傷しているみたいだ。」

 ゆうすけと利江が目をこらして前を見ると、雨粒が一層激しくなり路面を叩いて跳ね返る
 程前方の視界が悪い中、ぼんやりと一人の学生らしき男が壁に手を付き、うなだれて、
 一歩一歩が重い足取りでこちらに進んできたのが見えてきた。

ゆうすけ
  「お、おい、あいつ・・・・」

利江
  「あの人は・・・・」

 近寄って話しかけるこういち。

こういち
  「大丈夫か・・・?」

負傷した高校生
  「ん・・・?」

 うなだれた顔をゆっくり、ゆっくりとこちらに向ける負傷した高校生。

負傷した高校生
  「お、おまえらは・・・・ぐっ・・・・・」

ゆうすけ
  「また女の子にちょっかい出して、誰かにやられたのかぁ~?」

利江
  「ちょっとゆうすけ君・・・・」

負傷した高校生 改め 不良高校生[C]
  「ば、ばか言え・・・・も・・・もうそんなことあれから・・・・・
   あれからやっちゃいない・・・・・ごほっ」

利江
  「大丈夫ですか?」

不良高校生[C]
  「あ、ありがとう・・・・
   み・・・南、こ・・・・こういち・・・・君だったかな。」

こういち
  「あぁ。」

不良高校生[C]
  「ちょ、丁度良かった・・・・・ごぼっ・・・・・
   この先に・・・・ある公園に行って・・・・もらえんかな・・・・」

ゆうすけ
  「どうしたんだ・・・?」

不良高校生[C]
  「う・・・うちの空手部が・・・・・
   公園で・・・・れ・・・練習していたら・・・・・
   二人組の男・・・・が、きゅ・・・・急に現れて・・・・
   絡みだした・・・・・から、俺たちが・・・・・先にちょっかい出したんだが・・・・・
   このあ・・・・あり様でよ・・・・・た、たのむ・・・・・」

こういち
  「ゆうすけ、利江ちゃんとここを頼むっ」


 急に駆け出すこういち。  


~~~
  ~~~
    ~~~


 一方、その空手部が練習していた公園では・・・・

謎の男1
  「主将さんよ、お前らザコの集まりかぁ?
   こんだけ人数いて、たった二人にこのざまだぜ。」

空手部主将
  「き、きさまら何の目的で・・・・・」

謎の男2
  「知れたことよ、強いやつに遇いたいんだよ。
   おまえらじゃ用を満たさねぇな。」

 少し長い茶髪で、ガッシリとした体格の謎の男2が、両手の平を上に返して、
 ハァ・・・っと持ち上げてため息をつく。

 辺りは、30人近くの空手部員達が、まるで地獄図のように腕を折られ、口から血を流し、
 あるものはお腹を押さえてうずくまり・・・・、主将以外はみな倒れて動けなかった。

 その主将も口から血を流し、左腕を右手で押さえて身構えることなく、ただボー然として
 立ちすくんでいた。

謎の男2
  「もう空手なんてやめるんだな。
      続けたくなくなっただろうよ。」



こういち
  「 なら、その言葉、そっくり返してやろうか。

 公園の入り口付近に立ち、こちらを見て話すこういち。


謎の男1
  「 なにっ !!

謎の男2
  「ほぅ、この光景を見ても、まだ強がれるやつがいるとはなぁ。」


空手部主将
  「み、南君・・・・・。」

謎の男1 / 改め 謎の空手家
  「おぃ、また出会えたなぁ。 チビすけ、ぃゃ、たしかこういち・・・・だったかな。」

謎の男2 / 改め 謎の空手家2号
  「するとこいつかっ !!


こういち
  「話が早いらしいな。」

謎の空手家
  「前回はおれ一人に手を焼いてたくせに強がるな。
   今日は倍の人数だぜ。 くっくっくっ。」

こういち
  「それはどうかな。
   主将さん、下がって休んでてね。」

 降りしきる雨が3人の会話を打ち消す様に激しさを増してきた。

謎の空手家
  「今日はたっぷりといたぶってやるからそのつもりで覚悟しろっ」

謎の空手家2号
  「どんな程度なんだかな、楽しみだぜ。



 初対じとなる 謎の空手家2号 が、先にこういちに襲い掛かったっ




                              -つづく-




第七十六話  雑誌掲載後の波紋 その2 へ
 (あっ、ぃゃ、遠慮しとくよ)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2021年11月16日 16時00分47秒
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