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これは私が幼いころの話です。

その頃の私にはCちゃんという友達がいました。
その子とは幼稚園~中学校まで一緒でした。

いや、、、一緒の予定でした、、、。

Cちゃんはお化けが大好きな子でした。
私もその類いの話が好きだったので毎日のように遊んでいました。
田舎に住んでいて周りに同世代の子供がいなかった私たちは親友のような関係で、
Cちゃんは好奇心旺盛だったのもありしょっちゅう「肝試しだぁ~!」と
言って私を連れ回してましたw


しかし、小学校に上がるとCちゃんとはあまり関わらなくなりました。
ありがちなことですよね?当時の私は幽霊が見えることを隠そうとしていたため
(親によくないことだと言われていた)
どう話しかけていいかわからず友達ができませんでした。
Cちゃんは持ち前の明るい性格で友達がどんどんできて
私は遠い存在に感じていましたねw

しかし、時は流れ小学4年生になった頃のある日。夜8時くらいでした。
部屋の窓がコンコンとたたかれて外を見たらなんとCちゃんがいたんです!
びっくりして外に出てみるとCちゃんが言ったんです。

「肝試し、いこうよ。今から」

そりゃぁびっくりしましたけどなんだか楽しそうで

Cちゃんに連れてこられた場所ははっきり言ってやばかったんです。
森?林?みたいなところで暗かったのを覚えています。
もう帰ろうと何度も伝えたのですが、
好奇心旺盛だったのもありCちゃんは聞く耳を持ちませんでした。
奥へ進むと、小屋?みたいなのがあってそこに入ろうと行ってきたのですが、
その小屋はなんかやばい気がして絶対だめと言って、
無理に説得して二人で帰りました。
そこへはもう来ちゃだめだと私が何度も釘を刺してから
私とCちゃんはそこで解散しました。
ところが次の週の水曜日だったと思います。突然電話がかかってきました。
Cちゃんのお母さんからでCちゃんがどこへ行ったか知らないかという内容だった。
その時はなんとも思わず、知らないとだけ伝えました。
次の日学校へ行くと、全校生徒が集められて朝から集会がありました。
(田舎だったのっで全校生徒が20人ぐらいでした)
内容はCちゃんが今どこにいるか知っている人はいるか的な内容だったと思います。
誰も知らない様子でした。
次の日、Cちゃんは学校に来ました。
あの例の小屋の前で捜索していた大人が見つけたそうです。
「行っちゃだめって言ったじゃない」
とCちゃんに声をかけましたが、
「あぁ、うん」と曖昧な返事で返されてしまいました。
その日からCちゃんは人が変わったようにおとなしくなってしまいました。
その後、Cちゃんは引っ越してしまってもう連絡も取っていませんが、
あの日Cちゃんの身に何があったのか、Cちゃんが何を見たのか、
知る由もありませんでした。


家が呼ぶ 物件ホラー傑作選 (ちくま文庫 あー64-1) [ 朝宮 運河 ]







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Last updated  2025/03/15 04:06:01 PM
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