2006/05/19
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前回、発酵について書きましたが、
日本料理に欠かせない 「鰹節」も、発酵食品 なんです。

ご存知でした?


仕事で久しぶりに日本橋へ出掛けました。
日本橋は、かつて東海道の基点であり、昔ながらの老舗が多く集まる場所でもあります。

創業元禄十二年(西暦1699年)の 鰹節問屋「にんべん」 もそのひとつ。

その昔、にんべんは、江戸で消費される鰹節の大部分を取り仕切っていたそうです。




特に、西伊豆地方の田子は最高品質の鰹節づくりで有名です。

鰹節のいい香りに誘われて、 「田子節」 を買ってきました。

鰹節
田子節の「背節」です。背節は削ったときに粉になりにくいです。
このままでも、いい香りがします!




では、鰹節は、一体どのようにして作られるのでしょうか。
気になりますよね!




2)左右の半身をそれぞれ「背側」と「腹側」に切り分ける。
  (一尾の鰹から、背節と腹節が取れる)

3)90℃前後の湯で、1時間半ほど煮る。

4)焙乾(煙で燻して細菌の繁殖を防ぎ、煙の熱で乾燥させる)。
  焙乾が終わった状態を荒節(あらぶし)と呼ぶ。

5)荒節の表面に 特殊なカビ (アスペルギルス・グラウカス)を付けて、
  天日に干す作業を繰り返し行う。



カビの成長には水分が必要で、表面に付けられたカビは荒節の内部から水分を吸い上げます。
また、カビの発酵作用は鰹節独特のうま味や香りも生み出してくれます。

こうして世界一堅い食べ物、「本枯鰹節」が出来上がり!



それにしても、鰹節を最初につくった人は、エライですね!

あつあつのご飯に削りたての鰹節をたっぷりのせた「おかかご飯」を食べたくなりました。





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Last updated  2006/06/13 08:28:22 AM
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