被災地の人々を救うべく、自衛隊や消防・警察だけでなく、海外からも救援隊が駆けつけ、国内だけでなく海外の善意ある方々により、日々体制が整っていく様子に目頭が熱くなる。
しかし、思うように進まぬ被災地支援、また、極めて危機的状態が続く福島原発の状況に、もどかしく思う毎日でもある。
一方で、悪意はないにしろ、我が身の不安から、燃料や食料を必要以上に買い求める被災地以外の人々が報道される。被災地の状況に鑑み、厳に慎まねばならない。
更に由々しきは、株価の暴落と円相場の急騰だ。困っている人々を遠めに眺め、それをネタに金儲けに腐心している輩がいるのだ。阪神大震災や各地の大災害の時も同様の状況であったようだ。
しかし、それが彼らの生業だ。投機。日本株を売りまくり、円を買い漁る。それが彼らの日常だ。金融とは、なんと悲しい生業なのだろうか。
もちろん、国際的なルールを決めての取引ではある。だが、限りなく火事場泥棒に近いと感じるのは、私だけだろうか?
ここでもう少し考えると、間接的に私たちも彼らに加担している。 預金や年金など、利息や運用益があって喜んでいるが、その原資は火事場泥棒の結果から得られるものであることは確かだ。
金融と原発の負の側面が、ダブって見える。
私たちはこの大災害に学び、これら負の側面を改めていけるだろうか。日本が、私たち日本人がリーダーシップを発揮し、先鞭をつけていければと思う。
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