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来週は勤務校の音楽会です。いろいろありましたが、いくたびかの苦難・困難・ハードルを乗り越えて、各学年、めっちゃ仕上がっています。今週、いくつかの学年の演奏を聴かせてもらいましたが、大感動でした。昨日、「結果よりプロセス」と書きましたが、まさに、今のこの過程段階で、すでに涙が出てくるくらい、感動しています。どんなスゴイアーティストの歌や、プロのオーケストラの演奏よりも、過程を共有した子どもたちの奏でる音楽に、一番感動します。「学校の先生」という職業は、その過程につきあえるすばらしい職業だなと思います。子どもたちの演奏を間近で何度も聴けるのも、役得です。今回の音楽会に向けて僕が学年に提供したものがいくつかあります。1週間前にも、本番を控えてまだ不安だったところがいくつかあったので、動画を作成して共有しました。↓その中の1つが、これです。【音取り用】地球星歌 2部合唱 ソプラノ(上のパート)強調版「地球星歌」のアルトパートの音とり用動画は、すでに2ヶ月前に作って提供していました。主旋律主体のソプラノパートは音が分かりやすいから、音とり用動画は要らないと思っていたのですが・・・実際の演奏を聴いてみると、主旋律が自信を持ってはっきり歌えておらず、「やっぱ、あったほうがいいな」と思いました。そこで、急遽作成し、追加で共有したものです。歌声は「スコアメーカー」によるものです。一部ヘンに聞こえるところがありますが、ご容赦ください。ソプラノの歌声だけでなく、歌詞も強調して、遠くからでも見えやすくしました。学校の教室の前で投影して、全員でこれを見ながら歌うことを想定しています。本番2週間前で主旋律が弱いのは致命的、と思い、いろいろな先生に相談したり、こういった動画を作成したり、僕のほうで少しだけ、直接指導させてもらったりしました。その際、いろいろ調べて回った中で、「この動画は参考になる」と思えたものも見つかったので、そちらもシェアします。「地球星歌」練習のポイント・リモートレッスン #合唱(諸星弾(モロボシ・ダン)おんがくチャンネル/DANN's Music 様)中学生向けの動画ですが、小学生にとっても参考になると思います。中学生は2部合唱版ではなく3部合唱版を歌うので、アルトとテノールの具体的な歌い方は、フレーズがそのままだと2部合唱版に当てはまらないので、そこだけご注意ください。子どもたちに直接指導させていただくことが決まった日の夜、ZOOMで東京の先生とビデオ会議しながら「指揮の振り方で子どもたちの声を引き出したいので、見てください!」と、パソコンの前で指揮を振り、「そうじゃなくて、こう!」などと相手の先生にも画面越しに指揮を振っていただいたのも、貴重な体験でした。#東京の先生と画面越しに指揮の振りあいをするなんて、なかなかない。僕が一所懸命考えて用意したものが、他の学校の子どもたちの役にも立つようであれば、幸いです。P.S.「地球星歌」はもともと「アクアマリン」さんの曲。この原曲が、これまでなかなか聴ける機会がなかったのですが、今ならなんと!AppleMusicで配信されているのです。配信を知った時は小躍りして喜びました。これはすばらしい!#「COSMOS」も配信されています☆▼富澤裕の合唱曲「地球星歌~笑顔のために~」▼【合唱音取り用動画公開】「地球星歌」2部合唱アルト(下のパート)強調版▼【合唱音取り用動画公開】「COSMOS」2部合唱アルト(下のパート)強調版
2023.11.18
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昨年、クラウドファンディングで、1つのアプリの応援をさせていただきました。漢字が苦手な子のためのアプリの開発です。そのアプリの名前は、「Oska Writing」。▼「覚えられない…。」漢字が苦手な子どもたちに新しい選択肢を。 (クラウドファンディングREADYFOR内)完成後は通級指導で活用させていただいています。もっと広く知っていただきたい有用なアプリだと思います。小1漢字とひらがな・カタカナは、無料で利用できます。小2~中学生の漢字は、有料版になります。ちなみに、「Oska Writing」とは、「⼤⻄式漢字書字攻略法」の略だそうです。(Onishiʼs Strategies for Kanji Writing)「Oska」の「k」は、「漢字」の「k」なんですね。「初めて知った!」という人のために、このアプリの使い方を紹介します。とはいえ、アプリの「チュートリアル」をやれば、使い方がそのまま分かるようになっています。この記事で興味を持った方は、ぜひ実際にアプリをさわってみてくださいね。(ダウンロードリンクは、この記事の一番下にあります。)チュートリアルの最初の方で、「継次式」「同時式」という選択ができることが分かります。「継次式」は、「つぎつぎしき」と読むのではありませんが、意味としては、そういう意味です。ちなみに、「けいじしき」と読みます。「K-ABC」という発達障害の子どもたちに用いられる検査に、継次処理と同時処理というのが出てきます。一般的にはほぼ知られていない用語ですが、特別支援教育に専門に関わる人なら、知っておいた方がいい用語です。まあ、「つぎつぎと、順番にやっていくやり方」という風に覚えてもらったら、いいです。このアプリの優れているところが、この2つのやり方が選べるところからうかがえます。継次処理と同時処理について知っている人なら、子どもへの漢字指導の際に「この子は、継次処理と同時処理、どっちが得意かな?」と考えながら有効なやり方のあたりをつけると思いますが、このアプリなら、そのどちらのやり方も実装されているということです。(アセスメント機能はありませんが、両方でさせてみて、子どもに選ばせたらいいと思います。)チュートリアルの1番上では、「同時式」を選ぶことになっています。「いっぺんに全体像を見せるやり方」です。画面を見てもらったら分かりますが、書き順の数字の表示をON/OFFできます。また、漢字の見本の表示のON/OFFもできます。かゆいところに手が届く、素晴らしい仕様です。「みほん」は普段はOFFにしておいて、自分が書いた字が正しいかどうかを確認するときに、一時的にONにします。漢字練習の最初は、見本のなぞり書きです。このときは「みほん」をOFFにしていてもお手本が表示されています。筆順の数字通りにお手本をなぞればいいので、カンタンです。ここからが、このアプリの真骨頂です。なぞり書きをするお手本の画数を、1つずつ減らしていくことができます。減らす画数も、「-1」「-2」「-3」から選べます。僕が小学生に指導するときは、「ひく1 をおしてね」というように言っています。小学生なので「マイナス」はまだ習っていませんからね。「-1」で1画減らして書けるかどうかやってみる、書けたらさらに1画減らして書いてみる、というのを繰り返すのがスタンダードなやり方です。なぞるのではなく、自分の記憶で補う、というのがミソです。記憶 → 想起 のプロセスを、スモールステップで無理なくおこなうことができます。漢字を覚えるのが苦手な子でも、これなら、思い出して書けそうですよね。1画だけ思い出せばいいのですから。チュートリアルで出てくるメッセージのとおりです。こんなふうにして、覚えていなかった漢字をどんどん覚えていきます。僕の場合は、最後に全くヒントなしの状態から書いてみて、それで書けたら記録を保存させています。↓下のような保存画面が出てきます。自己評価と支援者評価のそれぞれがあって、その評価も一緒に残る、というのが、またいいです。特に、「自己評価」は重要です。子ども本人が、「正しく書けた!」と思って練習していける、それが何よりうれしいことです。保存した内容(子どもが書いた字)は、「練習記録」からいつでも参照できます。練習回数や評価の順番で表示を並べ替えて表示させる機能もあります。このアプリの仕様は、本当によくできていて、発達障害のお子さんへの漢字指導や、使いやすいアプリのインターフェイスのことを本当によく分かっておられるなあ、と感動しました。有料版だと約3000円しますが、個人的にはその価値はあると思っています。ただ、複数のお子さんの指導で記録の保存場所を分ける機能がないので、そこだけはバージョンアップのときに対応してもらえたらうれしいなあ、と思っています。iPhone・iPad用「Oska Writing」▼無料版(ひらがな・カタカナ・小1の漢字)▼有料版¥2940 (小1~中3の漢字)Android用「Oska Writing」▼無料版(ひらがな・カタカナ・小1の漢字)▼有料版¥2940 (小1~中3の漢字)▼Webで無料でゲットできる漢字プリント(テスト範囲が分かっている場合の漢字テスト対策に!) (2020/07/23の日記)▼漢字TPシート(漢字パーツを重ね合わせて、漢字を作ろう!) (2017/11/04の日記)▼【iOSアプリ】漢字の細部を間違える子のための「見る力」トレーニング ほか (2017/12/24の日記)▼難しい漢字がすぐに読めるようになる「輪郭漢字カード」 (2015/04/09の日記)▼3DSの漢字学習ソフトで、楽しく漢字を書いちゃおう! (2016/07/31の日記)▼漢字練習ノート 各種マス目せいぞろい(練習量と字の大きさを子どもに合わせよう!) (2013/06/15の日記)▼一瞬で、漢字にふりがなをつけるやり方 (2019/01/18の日記)
2021.05.08
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新美南吉の名作「ごんぎつね」。勤務先の地域では、新年度の4年生の教科書に継続で採用されています。(というか、どうやら日本全国どこの国語教科書でも採用されているようです。)勤務先で採用された教科書では下巻の最初の物語教材なので、9月になって下巻が配られ、そろそろ学習が始まったところです。ちなみに、僕は以前この話の朗読を録音してYouTubeで公開しました。お話が分からない方は、見てみてください。↓この話の冒頭、「ごんぎつね」がいたずらばかりする、という説明があります。そのいたずらの中に、「菜種がらの干してあるのへ火をつける」という描写があります。これについて、今日、子どもがなかなか鋭いことを言いました。「どうやって、したの?」これは非常にいい疑問だと思いました。そう言われてみれば、どうやって火をつけたんだろう。まさか、きつねがライターで火をつけるわけは、ありませんからね。実はここの表現、調べてみるとなかなか面白いことがいろいろ分かってきました。まず、この表現は、「ウソだ」というものが、見つかりました。作者が地の文で書いているものの中にウソが混じっているとは、驚きの主張です。▼火をつけるおかしさ (荒井 賢一先生のサイト「教育考現学」内)リンク先では、火をつけたというのはデマであるとし、「偏見と差別があるときは、相手のことを悪く言うために、その人がやってない悪さまで、その人のせいにされてしまう」と書かれています。なんと。これが本当だとすると、ごんは、差別されていた存在ということになります。この前提に立つと、物語の解釈が、ずいぶん変わってきそうです。ほかにもこの部分について詳しく取り上げたものが見つかりました。▼国語科教材「ごんぎつね」についての素材研究 ─子供の疑問に応えるための作者・作品内容の比較・検討─ (森田 弘行先生の論文PDFファイル)こちらは論文です。実は教科書に採用された文章は新美南吉の原文ではなく読みやすく分かりやすいように改変されたものであることが最初に言及されています。これもまた、驚きの事実です。新美南吉が書いた「ごんぎつね」の原文を踏まえた論文となっているので、教材研究にかなり役立つ内容だと思います。で、肝心の火をつけるいたずらについての解説ですが・・・こんなふうに、書かれています。====================菜種がらは,種子が熟したアブラナから菜種をはたき落とした茎の部分であり,燃えやすいので,かまどに火をつける時にたきつけにした(守山2007)ほどであるから,例えば,当時頻繁に行われていた野焼きの火が燃え移ったとも考えられる.したがって,ごんは,あらぬ濡れ衣を着せられた可能がないとはいえない.(論文集22ページ(PDFファイルでは12ページ目)より)====================4年生の子どもたちは「菜種」とは何かを「意味調べ」で辞書で調べています。しかし、「だから火がつきやすい」と気がつく子が、どれだけいるでしょうか。ちなみに僕は今の今まで、気がついていませんでした。おっと、こいつは、うっかりさん。言われてみれば、「なるほど」です。ただ、いくら火がつきやすいとはいえ、やはりいたずらでわざと火をつけるのは、難しそうです。やはり、濡れ衣なのでしょうか。ちなみに、論文の続きを読むと、「きす」という魚も、一般的な「きす」という魚は海にいるものなので、ここで言う「きす」は違う魚だと書かれています。ううむ、浅はかな知識で漫然と読んでいるとまったく引っかかってこなかったことばかりです。今までの自分が、ことごとく「間違って読んでいた」ことが判明しました。やはり教材研究は必要です。今までの自分の浅い読み方を反省しました。子どもの疑問をこうやって調べてみることで、自分の読みが深まり、次に子どもと出会ったときに、「調べてみるとこんなことが分かった」と、子どもにぶつけることができます。
2020.09.04
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非常に反響をいただいている小6の子の新しい「漢字学習」に関するプレゼンについて、今まで書いていなかったことを中心にさらに書いていきます。前回・前々回と話がつながっています。未読の方はまずそちらをお読みください。↓第1回:「小学生YouTuberからの漢字ドリル改革提言」がスゴイ!第2回:小学生YouTuberのその後!&「マーケットは大きく、その中でピンポイントで勝負すべきだ」(鴨頭嘉人)今まで家の中で僕一人で該当の動画を見ていたのですが、昨日は初めて、家族でこの子のプレゼン動画を一緒に観ました。息子も、お母さんも、おばあちゃんも、そのすごさに圧倒されていました。第1回で見てもらった動画はプレゼンの内容自身ですので、語り手であるこの子や、聞き手の姿は映っていません。(いわゆる顔出しなしというやつですね。)今回は語り手も聞き手も映っている、プレゼンの実際の映像も、ご紹介します。僕が大変お世話になっている先生からご教示いただいたものです。↓それが、こちら!【神プレゼン】ホリエモンが認めた天才小学6年生が「学びのイノベーション」を提案(メイクマネーU-24)(約15分)身振り手振りを交えて、踊るようにプレゼンするリ・レウォンさん(11)の姿に魅了されます。リズムとテンポが、ありえないくらい完璧です。質問タイムでは「何回くらい練習したのか?」と訊かれて、「何百回」と答えられていたのが、印象的でした。何百回!回数はクオリティに直結しますね。僕も、ちょっとやそっとのチャレンジであきらめず、何度も何度でも回数をこなして夢を実現させるスタイルをまねしたいと思います。ところで、このプレゼンの場は、「メイクマネーU-24」となっています。「24歳以下の若き起業家たちが賞金300万円をかけてプレゼンバトルをする」というものです。(該当動画の概要欄より)レウォンさんが300万円を獲得されたのかは明らかにされていませんでしたが、小6の息子はそこをしきりに気にしていました。主催はNewsPicks。NewsPicksは、「ソーシャル型オンライン経済メディア、ニュースサイト」です。(Wikipediaより)「NewsPicks」の名前は、以前読んだ箕輪厚介さんの本に出てきたので、知っていました。「さすがNewsPicks、おもしろそうなことを企画しているなあ」と思いました。『死ぬこと以外かすり傷』[ 箕輪厚介 ]蛇足ですが、箕輪厚介さんの↑の本にも、かなり圧倒されました。実は、最初はオーディオブックを聴いていたのです。これがおもしろすぎて、オーディオブックですでにまるごと聴いていたのにも関わらず、本でも読みたくて、本も買っちゃいました。マンガ版が出ていることを今日知ったので、それも買おうと思います。『マンガ 死ぬこと以外かすり傷』 (NewsPicks Comic)[ 箕輪厚介 ]この本についてはまた改めてブログに書こうと思います。それでは、また!(関連する「プレゼン」関係の過去記事)▼カテゴリ「プレゼン」を新設しました。
2023.01.14
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前回の日記で、丹波篠山市のヴィーガン料理のお店のことを書きました。実はその後、丹波篠山市内で演奏会があり、そちらにも家族で行ってきました。今回は、そのことを書きます。丹波田園交響ホールでおこなわれた、オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラの公演です。指揮者は西村友(ゆう)さん。指揮だけでなく、作曲や編曲もされている方です。作曲された作品が、全日本吹奏楽コンクールの課題曲になったこともあります。↓これです。ある英雄の記憶~「虹の国と氷の国」より人気ゲームの「モンスターハンター」のBGMみたいな勇壮な曲です。たぶんですが、この方は、ゲーム好きですね。(笑)この演奏会のなかで、指揮者の西村さんが、こんなことを言われていました。「指揮者は、最終的には消えてもいいと思っている」この話を聞いて、「教育者」もそうだな、と思いました。最終的には、消えてもいい存在。消えることを目指して、今に関わらせていただく存在。「自分」というものも、そうありたいと思いました。「楽譜は、まずは歌うこと」ということも、言われていました。指揮者は全パートの楽譜を歌うことから始めるので、36倍の時間がかかるそうです。指揮者は、全てのメンバーの立場に身を置き、そのメンバーに課すことを、自らにも課す。指揮するということは、それほどまでに重いことなのだと思いました。指揮者 = リーダー と読み替えれば、いろいろな業種や立場に置き換えられるのではないでしょうか。もしそれが教育者であるならば・・・ある子どもの立場に自分を置き換えて課題をやろうとしてみて、自分ならどう思うか。それを思い描けていないならば、真に全員参加の授業なんてできない。指揮者のにこやかな表情と温かな語り口から、逆に、前に立つ者の覚悟の厳しさを感じました。西村さんが編曲された「市音でしか聴けない」という「ライオン・キング・メドレー」。とても素晴らしい編曲でした。それぞれの楽器の立場に身を置くからこそできる編曲だったのではないかと思います。素材をアレンジするということ。自らが輝くのではなく、メンバーを輝かせるということ。48年目の誕生日に、よいプレゼントをいただきました。ありがとうございました。▼「キャラバンの到着」でいろんな楽器の演奏を聴き比べ♪ (2023/06/10の日記) ▼4/22(土)とっておきの音楽祭 in 丹波篠山 (2023/04/16の日記) ▼♪8/20~の吹奏楽コンクール関西大会のライブ動画が、配信予定! (2022/08/19の日記) ▼おうちでの子どもの楽器練習に、本気で付き合う♪ (2021/09/24の日記)
2023.06.17
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ずっと書きたかった、9月13日に僕がした授業について、書きます。13日のブログに、ちょこっとだけ書いていた授業です。漢字の読み書きが非常に苦手な子どもが、いきいきと参加する小4国語「漢字の広場」の授業です。「漢字の広場」というのは、光村図書の国語教科書にある小単元です。ある小学校での授業実践が写真付きでネット上で公開されていました。どんな教材かを知ってもらうため、そちらへのリンクをまず貼っておきます。僕が授業したページと同じページの授業です。 ↓▼4年生 国語「漢字の広場」 (栃木県大田原市立両郷中央小学校ホームページ内)上のサイトを見ていただければわかるように、「漢字」の学習をする授業になります。#「漢字の広場」だから、当たり前かな。正確には、前年度に習った漢字の復習ですね。「前年度に習った漢字を使って、文を考えて、書く」というのが、想定される学習内容になります。ただ、その想定の通り普通に授業をやったら、僕が通級でみている子は、何も書かないまま、授業が終わってしまいます。一般的には、普通の4年生は3年生の漢字は当然読み書きできると思われているのかもしれませんが、僕の想定している子や、その子に似たところがある子は、前年度に習った漢字の読み書きが基本的にできません。「できる」前提で授業を計画されたら、そういう子はおいてけぼりです。#やめてー。置いてかないで~。なので、僕は、「漢字」がメインでない「漢字の広場」の授業をしないと、その子が実質的にほとんど参加できない、と考えていました。そこで、「漢字」がメインでない「漢字の広場」の授業というのを考えました。そして、担任にお願いして、「僕に代わりにクラス全体で授業をさせてくれ」と頼みました。#「漢字の広場」なのに「漢字」を最重要視しない。#そういうチャレンジをするのが、大好きです。#へそまがりです。#インクルーシブな授業を追究するため、あえて、実験的に、挑戦してみました。ここから、僕が考えたアイデアについて書いていきます。まず、前提として、班での協働学習とします。個人の「一人学び」に任せてしまうと、クラスで数人、書けない子が想定されます。書けない子がいても、周りの子が関わるという時間・環境を保障してやることが必要です。そういうことは、以前該当のクラスで社会科の授業をした時にも、念頭に置いていました。▼支援を要する子どもも一緒に学ぶ小4社会科の授業実践にチャレンジ!今回の授業の場合で具体的に言うと、一人ひとりがそれぞれ漢字を使った文作りをするのではなく、班でひとつの物語を考えさせることにしました。班員による、リレー作文です。そうすることで、書けない子の順番がまわってきてその子が困っていたら、周りの子が一緒に考えて、文を作っていくことができます。また、上のリンク先の、前の社会科の授業でもやったのですが、「動作化」「劇化」が、楽しくするためのキーになります。従来の国語授業は、子どもたち全員が言葉の理解や読み書きができる前提に立ちすぎていると思っています。#そんな子ばかりじゃないんだってば!#いろんな子がいます。#学びにくい子のことも、考えて~具体的には、班のみんながリレー作文で考えた物語に、動作をつけさせます。あとで、考えた物語を発表する時に、実演させます。これだけで、かなり楽しくなります。子どもたちの目が離せない、楽しい発表になります。#実際、そうなりました。#楽しすぎて、たまらなかったです。#演技派が、いっぱいいました。授業実施前日に、石川晋さん(NPO法人授業づくりネットワーク理事長)に、「こんな授業を考えているんですけど、どうでしょう?」と、プランを聞いてもらっていました。お話しする中で、僕の頭の中のプランは、さらにくっきりはっきりしてきました。#石川晋さんとのオンライン対話を月1回やっています。#漠然と考えていたことがくっきりはっきりするすばらしい時間になっています。やっぱり対話しながら整理していくって、大事です!班のなかでの「対話」と「動作化」で、各自が創作した物語文を劇化する授業にすることが、この時点で決定しましたでは、ここからは具体的に、どんな授業だったかを、前日までの準備と、当日の実際に分けて、レポート風にお伝えします。<事前準備 3点>●使用する漢字のカードを作成(実際は使用せず) 「この漢字を使って書く」というのをカードにして班ごとにくじ引きみたいにして引かせることを考えていました。 ただ、カードの準備は、授業の実施が急遽1日早まったので、結局準備できませんでした。#次回は、カードも用意するかもしれません。●ワークシートの作成 班ごとに1枚ワークシートを配るということを考えていたので、 「こんなワークシートでさせようと思いますが、いいですか?」 と、2日前に担任に渡していました。↓こんなのです。担任からは、「とても、いいですね!」と言ってもらいました。使い方としては、(1)班で相談し、どちらの物語の6コマの絵に沿った物語を作るかを選択します。(教科書には、おむすびころりんと、浦島太郎の物語の絵が時系列で並んでいます。)(2)上に並んでいる数字のところに、文を考える人の名前を書いていきます。 (リレー作文なので)(3)1の数字の下には物語の1つめの絵に合う文を書き、2の数字の下には次の人が2つめの絵に合う文を書く・・・というふうに、リレー形式で、続けていきます。(4)4人班を想定しているので、5番目と6番目のところは、それぞれ、1番と2番の人がもう1回入ります。#5~6人の班だと手持ち無沙汰な人が現れるかもしれないので、4人班としました。#2巡目に突入します。なお、本番では漢字が全く書けない子がいることを想定し、「その順番の子は、文を考えるのであって、書くのは他の人が書いてもよい」と説明をしました。#書けない子にとっては、「他の子と一緒に文を考える」のが、めあて。#子どもによっては、漢字を書くことは必ずしも重要ではない。●Padletで情報共有の場所を作成し、リンクを取得し、クラスのチームズに貼る ※Padletについては、9月12日のブログに書きました。 Padletをご存じない方は、下の過去記事を先にお読み下さい。 ▼【ICT活用授業】Padletで共有! 各班が考えた文は、文ごとにPadletの電子掲示板上にアップしていき、 「ほかの班の人は、こんな文を考えている!」 というのが、途中で随時みんなから確認できるように考えました。 そうすることで、文を考えるのに困った場合に、それを参考にして考えることができる、と思いました。 #一人一台端末の有効な活用法として言われている「途中参照」です。 (勤務市ではそういう使い方が一部で奨励されています。) #全部できあがる前の、途中の段階で、各自が参照し合えます。 この授業のために、ずいぶん前に、Padletで次のような場所を作っていました。 ↓実は、Padletでは、上の画面の形式とちがう投稿形式も、選べます。「シェルフ型」というのが、今回の授業に合っているかも、と直前に気づきました。迷いに迷った末、今回の授業は、シェルフ型を採用することにしました。↓こんなやつです。上の画像は、実際に授業で使ったPadletの画像です。なので、画像内に、子どもたちが投稿した文がすでに入っています。ただ、子どもたちが考えた文の著作権は子どもたちにあるので、ここでは読めないように加工しています。#めっちゃおもろいので、ほんとは読んでほしかった。#該当範囲を範囲選択してサイズ縮小してからもとのサイズに戻して、簡易的にぼかしています。「シェルフ型」は、「1」の数字の下に「1」のグループの投稿をし、「2」の数字の下に「2」のグループの投稿ができるといった使い方ができるのが、特徴です。各数字の下にある「+」ボタンを押せば、そのグループに投稿できるのです。#自分で判断して、グループに分けて投稿できる。今回の「漢字の広場」は、「6つの文を班で順につくる」という課題だったので、「1」から順番に、各班から投稿してもらいました。タブレットは、班に1人だけ取りに行かせ、班に1台としました。#このクラスの子は、日頃タイピングゲームに興じているので、タイピングが速い子が多いです。#Padletを使わせるのは初めてでしたが、ばっちり、投稿できていました!実は、計画段階では僕が各班の進捗状況を写真に撮って、それを随時アップしようかと思っていましたが、そんなことをしなくても子どもたちで途中状況をスムーズにアップしていけていたので、「案ずるより産むがやすし」だな、と思いました。#おかげで僕のすることが減って、ラクになりました。(笑)おっと、すでにめっちゃ長く書いてしまいました。すでに当日の様子も混ぜて書いてしまっていますが、当日の授業の詳細レポートは、また明日、改めて書きます。明日も休日なので、ぜひ、見に来て下さい!当日の授業は、ほんとに、楽しかったです。ぜひ、記録に残しておきたい授業になりました。それでは、また明日!▼支援を要する子どもも一緒に学ぶ小4社会科の授業実践にチャレンジ! (2023/06/03の日記) ▼「教室で学ぶことの本質」とは ~『教師をどう生きるか 堀裕嗣×石川晋』その1 (2023/05/18の日記) ▼子どもの学習意欲を高める授業の工夫 (2019/08/30の日記) ▼小学1年生国語「くじらぐも」で、子ども同士が伝え合う姿に感動♪ (2021/11/18の日記) ▼【ICT活用授業】Padletで共有! (2023/09/12の日記)
2023.09.17
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。今年は辰年です。昇り龍のように、一気に駆け上がっていこうとおもいます。ICT×音楽×インクルーシブ教育のコラボレーションをばっちり決めたいと思います。ニーズがありましたら、どこへなりとお話をしに行きますので、ぜひお気軽にご連絡ください。さきほどAIに昇り龍のコンセプトで画像を作ってもらいました。こちらです。じゃん!最初AIが作ってきた画像は龍がひとりだったのですが、2回目に上げてきたのは、チームになっていました。やはり、「ひとりより、チームだな」と思ったので、チームドラゴン図を採用です!先頭のドラゴンが先に行きすぎて周りからなんか言われているように見えなくもないですが、気にしないようにします。以前と同じように、BingAIチャットとのやりとりで生成しています。AIは今年さらに進化するんだろうな。僕も、AIに負けない進化を遂げたいと思います。▼Bing AIチャットの、自主性や創造性に驚愕!!! (2023/11/23の日記)▼「みんなでチャレンジ」が習慣化の決め手!~習慣化アプリ「みんチャレ」 (2021/01/24の日記)
2024.01.02
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オンライン研修花盛りです。オンラインというのは移動時間がなくていいのですが・・・配布資料に手書きでメモをする、というのがPDFに画面上でメモをしようとすると、マウスだとちょっと書きにくい。まず、前提情報として、EdgeでPDFを開くと、手書きが入れられます。(資料は僕が以前作成した校内研修資料をPDFに直したもの)ちなみに、「手書き」ボタンの右横には、マーカーのボタンもあり、PDF内のテキスト表示にマーカーを入れられます。こういう機能は、もちろん、できないよりは、できるほうがいいわけです。ところが、マウスで文字を書く、というのが、わりと難しい。ちょっとしたことでぶれてしまったり、行き過ぎてしまったりします。注意深く書くには、かなりの集中力が必要です。そこで、「そうだ! ペン型マウスを使えば、ペンを書くように書けるのではないか?」と考えました。普通だったらペンタブレットを買うところですが、ペンタブレットは高いのです。(ペンタブレットは、タブレット上にペンで書いたものが画面上に反映されるもの。)少しでも安くしようとペン型マウスを注文。(ペン型マウスは、1000円ぐらいで買えます。)結果的に言うと・・・マウスがペン型になったところで、やっぱり書きにくいのでした。ペン型マウスのカーソルが速く動きすぎて・・・。そんなわけで、そもそもマウスカーソルの動きを遅くすれば、通常のマウスでも書きやすくなる、ということを発見するに至りました。↓これです。上の画面への行き方ですが、Windows10の場合だと、「設定」から行けます。「設定」の「デバイス」にまず行きまして・・・ ↓「デバイス」から「マウス」を選び、右側の「関連設定」から、「その他のマウスオプション」を選びます。分かりましたか?まとめ!マウスで手書き文字を上手に書き込むには、パソコンの設定で、マウスの「ポインターの速度」を遅めにする。印刷した紙に書き込むのではなく、メモの書き込みも含めてパソコン上で全てやりたい場合、試してみてください。ちなみに、PDFに書き込んだ手書き情報などは、ファイルを「保存」すると、ちゃんと保持されます。もとのファイルを残しておきたいときは、別名保存で保存しましょう。
2020.10.11
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今回、興味がない人には、まったくどうでもいい話題です。ですが、同じことで困っている人のために、書きます。ちょくちょくYouTubeで音楽系動画を出していますが、僕は趣味でDTMをしています。DTMというのは、デスクトップミュージックの略です。カンタンに言うと、パソコンの作曲ソフトで作曲や編曲をすることです。音楽データをすてきな音色で演奏させるには、それ相応の「音源」が必要になります。近年は音源もデータ化されていて、すぐにいい音で鳴らせるようになりました。ホンモノの楽器の音をシミュレートした、限りなくホンモノに近い音が出せるようになっています。ただ、僕の環境で、「Miroslav Philharmonik 2」というオーケストラ音源の音が半年前から出ない状態が続いていました。その解決策について、昨日の晩にオンラインで、詳しい方から教えていただきました。結論から言うと、再生ソフトのインストール以外に、サウンドデータのインストールが必要なのですが、そのデータを再生ソフトで指定する際の「パス」に問題がありました。直してうまくいったパスの指定は、以下のようになります。今までは「Sample Tank 3」というフォルダまで含めていなかったので、サウンドが再生できなかったようです。半年間悩み続けた問題が、詳しい人に訊いたらすぐに解決したので、「餅は餅屋だなあ」ということを再確認した次第です。あなたも、悩んでいることがあったら、詳しい人に相談してみましょう!Miroslav Philharmonik はとても気に入っている音源なのですが、特に初代を愛用していました。ところが、初代のサポート期限が終わって、新しくインストールすることができないので、それも困っています。それも、今度、訊いてみようかな?【Preset】Miroslav Philharmonik 2CE オーケストラ音源 IK Multimedia(最新シンセ音源研究 - Masayuki Funami様のYouTube)↑上の動画を見ていただければ分かりますが、カンタンにリアルな音が出るのが本当にスゴイです。音楽が趣味の人なら、これでいろいろ遊びたくなりますね。
2023.05.29
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昨日に引き続き、今夜もさだまさしです。昨日のブログ記事の最後に紹介した、最新のトークアルバムを聴き終えました。【おまけCL付】2024.05.22発売 歌ってはいけないCD ~さだばなし 迷作集 令和六年版~ / さだまさしこの中に、「オーロラ写真家」の方の話が出てきます。CDの最後から2つめに収録されている「ロサンゼルス追突事件」というトークです。(AppleMusicへのリンクをはっておきます。)僕は、この話を聞いて、「そういえば、以前、『オーロラ』という曲をよく聴いていて、好きだった」ということを、思い出しました。さだまさしさんの「オーロラ」という曲、皆さん、ご存じですか?ずいぶん前ですが、テレビ番組で、『誰も知らない泣ける歌』というのがありました。そのなかで紹介されていて、知った歌です。実話をもとにした歌で、そのエピソードを知ってから聴くと、ほんとに、涙が出ます。この曲は、普通にアルバムに収録されているのですが、実は、曲名が「オーロラ」となっていません。アルバムでは「極光」と表記されています。なので、近年AppleMusicで頻繁に曲を聴き始めてからも、この曲が「オーロラ」だとは気づかず、スルーしてしまっていました。歌の中では思いっきり ♪オ~~ロ~ラ~~~~ と歌っているのですけどね。トークを聴いて、「そういえば」と思って、調べてみて、久しぶりに聴いてみました。やっぱりいい曲です。さだまさしは、隠れた名曲が多いです。ちなみに僕が一番好きな曲は、「奇跡~大きな愛のように~」です。大学時代に、先輩がカラオケで歌っていて、「なんだこの歌は!すごくいい歌!」と感動しました。あんまり感動したので、自分の結婚式の時にも、歌った歌です。今でも、クルマの中で、たまに歌います。3年前にこの曲のニューアレンジバージョンが発売されました。#奇跡2021この曲を復活させるとは、さすがさだまさし、わかっとるなあ、と思いました。▼4/22(土)とっておきの音楽祭 in 丹波篠山 (2023/04/16の日記)▼フィンランドのインクルーシブ教育 ~矢田明恵「フィンランドにおける学習困難への対応」 (2023/08/15の日記)
2024.05.29
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8月6日のブログで、「かかわる力」(「アドジャン」をきっかけにしてフリートーク!) という内容の記事を書きました。今回は、その続きです。と言っても、よく考えたらアドジャンの詳しい説明をしていなかったので、まずはそこからですね。「アドジャン」というのは、子どもたち同士の関わる力を育てるためのゲームです。====================(1)0番から9番までの10個のお題を、教師が提示 (黒板上で掲示するなど。 お題は、たとえば「行きたい都道府県は?」などの10項目)(2)子どもたちはペアになり、ジャンケンのようにして「あ~ど、じゃん!」と言い、指の数を自由に出し合う。(3)ペアの合計の指の数が、お題になる。 (1本+5本なら、6番のお題)(4)お題の答えをペアで言い合う。 このとき、答えを一言だけ言い、理由は付け足さないし、質問もしない。 (Aさん「青森県です」→Bさん「秋田県です」など。 理由が分からないので気になって仕方ない このフラストレーションが、後で効いてきます!)(5)1~2分程度アドジャンを繰り返して、お互いの好きなことなどを単語で言い合った後、フリートークに移る。(6)フリートークでは、「さっき言っていたあれって、どういうこと?」など、質問や理由を自由に交流する。ただし、お題に関係のない話はしない。2分程度?====================たぶん、だいたい以上のような流れで実施するんだと思います。なかなかよく考えられたシステムで、大変盛り上がりそうだと思いました! で、このアドジャンは繰り返しているうちにお題がマンネリ化してしまうそうなので、毎回ランダムに変わるお題だといいらしいのです。 曽山和彦先生によると、ICTを使って電子黒板でランダムお題を提示している先生もいるとのことでした。僕が作ろうかと思いましたたが、なんと、知り合いの先生が作ってくれました。 イエ~~~! パフ パフ!(効果音は頭の中で再生してください。)↓ダウンロードは、その先生のサイトでできます。▼お題出題ルーレット (日本基礎学習ゲーム研究会別館内) エクセルファイルです。エクセル内に打ち込んだ30個のお題から、ランダムで10個表示します!(1個だけランダムで表示することも、できます。)(↓画面写真) 僕がイメージしていたことが見事に実現されていて、僕が作るよりもハイクオリティなので、「さすがだな~」と思って、感動しています。このアプリを見ているだけで、楽しくなってきました。新学期には、お題を子どもたちと共有して、ワイワイガヤガヤ、楽しく話ができそうです。ぜひ、全国的にこういった取組が進められて、子どもたちが気軽につながり合えるようになればと思います!ところで僕が作ったのでもないのに一応このプログラムの仕掛けを説明すると、いわゆる「プログラミング」というほど難しいことはしていなくて、エクセルでよく使う「関数」だけでできています。ランダム性を持たせるために使っている関数は、RAND関数。キーボードの「F9キー」を押すたびにランダムな数字を生成します。エクセルで「F9キー」を押すと、「ワークシート内の全数式を再計算」という処理がされるので、そのたびにランダムな数字に変わるのです。この関数はゲーム性を持たせるためにもよく使うので、エクセルに遊び要素を取り入れたい人は、要チェックです。ほかに、LARGE関数とVLOOKUP関数も使われています。LARGE関数は、ここでは、ランダム値の中から一番大きなものを選ぶために使われています。VLOOKUP関数は僕もかなり頻繁に使う関数で、縦方向に検索してデータを取り出してくる関数です。僕が作ったエクセル野球シミュレーションゲームは、ほぼこの関数でできています。プログラムが作れる人は、他の人が作ったプログラムを見ても仕組みが分かるようになります。エクセルの場合は関数の指定でプログラミング的なことができるので、関心がある方は、シート保護を解除して、隠された仕掛けを見てみるのもいいですね。(関連する過去記事)▼エクセルで画像をデータベースから呼び出す方法 その1 (2021/02/16の日記)▼エクセル入力フォームを作ってみた (2021/05/09の日記)
2021.08.09
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2年前に勤務校の音楽会で3年生が歌った曲があります。そのときに初めて知ったのですが、とてもいい曲で、今でもクルマの中で歌っています。曲名は、「元気 勇気 ちから」。(エイミー・カワウチ作詞、北方寛丈(きたかたひろたけ)作曲)まず、この曲名が、めっちゃ、いいですよね。シンプルな歌詞とメロディが非常にマッチしていて、元気が出る曲です。この2年間、自分に元気が出ない曲に、ふとこの曲のことを思い出しては、口ずさんでいました。「♪ぼうけんのたびを はじめよう~ ようこそ ぼくらの なーかーまーにー げんき! ゆうき! ちからをあわせれば どんなことでも できるんだ~~」上の歌詞はサビのところですが、めっちゃ気に入っています。サビ以外の歌詞も、気持ちの良い歌詞。「♪朝早く起きたら 小鳥の歌を聞いてみよう」「♪1日の終わりに 思い出そうよ 楽しかったことを」など。人生に疲れている大人にこそ歌ってもらうといいのではないかと思いました。(笑)ついに、楽譜も買っちゃいました。楽譜 オリジナル合唱ピース 同声編 71 「小さな花/元気 勇気 ちから 」(教育芸術社、税込660円)楽譜を見ながら大好きな曲を聞くのもいいものです。漫然と聞いていた時にはない、発見があります。ベースは軽快な4ビート。主音であるF(ファ)の音が連続してどんどん使われ、パワーを演出しています。サビの部分のベース進行は、移動ドで言うと「ド→シ→ラ→ソ→ファ→ミ→レ→ソ」と順次下降進行になっています。(最後のソで上がって、主音のドに向かいます。)ベースだけをピアノで弾いてみると、「ピタゴラスイッチ」のBGMを思い出しました。▼合唱新曲「青の記念日」が素晴らしい ~『教育音楽』小学版10月号 (2017/09/28の日記)▼最高の合唱曲「信じる」 (2008/10/21の日記)▼♪『クリスタル・チルドレン』~『手紙・まあるいいのち~卒業&合唱ソングコレクション』(2010/01/15の日記)▼「君から吹く風」~「周りをよく見て」「しあわせって何?」と問いかける合唱曲 (2009/09/12の日記)▼富澤裕の合唱曲「地球星歌~笑顔のために~」 (2011/09/10の日記)
2021.10.02
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昨日に引き続き、仲島正教(なかじままさのり)先生に教わったことを続けます。勤務市の人権の研修会で教わったことです。「クラスで一番厳しい立場の子」を念頭に置いたクラスづくりや授業づくりは、僕が念頭に置いているものと同じものでした。とにかく仕掛けがたくさん。前回のマジックブックもそうですが、子どもたちに「見たい」「聞きたい」という主体性を呼び起こさせるものでした。「拍手を〇回!」という仕掛けも、とても楽しく、子どもの参加を自然に促すものになっているなあ、と思いました。「拍手を〇回!」というのは、先生にそう言われたら、子どもたち全員で音をそろえて拍手をする、というものです。「1回」なら、「パン!」です。「3回」なら、「パンパンパン!」です。僕は、授業というものは、「音楽のような授業」が理想だと思っています。そこには、ある種のリズムがないといけません。「拍手を〇回!」というのは、授業にリズムを持ち込むものです。先生に「拍手を1回!」と言われて、子どもたちが全員で心をひとつにして「パン!」と手を打つ。そのとき、子どもたちは、自分のペースで手を打つのではなく、必ず他のクラスメイトを意識しています。心をそろえようとしています。「そろえる」というのは必ずしも教育の最優先事項というわけではないですが、ちょっとしたことでクラスに一体感をもたせる、見事な手法であるというふうには感じました。#そろえることが目的になってはいけません。過程を楽しみましょう!この「拍手を〇回!」というのを、先生は「いつするか、わからへん」と言います。いつでも、言われたら応じられるように、集中して先生の話を聞く子どもたちに、自然となっていきます。このあたり、ほんとうに、うまいなあ、と思います。楽しい仕掛けで前のめりな子どもたちを育てていきたいと思います。今回も仲島先生のYouTube動画を貼り付けて終わります。
2023.08.04
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漢字が覚えられない子どもに合わせて自作した教材の一つです。同じサイズの正方形で、漢字の部分だけが書いてあるTP(透明)シート。さて、どれとどれを組み合わせたら、どんな漢字ができるか、わかりますか?頭の中で漢字のイメージを思い浮かべながら、実際に重ね合わせて、目的の漢字に近づけていきましょう。上の写真には1枚映っていませんが、全部で12枚のTPシートがあります。それぞれ、3枚ずつ重ね合わせて、4つの漢字を完成させることができます。↓完成図が、こちら。重ね合わせる過程でできる漢字もあります。(「交」とか「去」とか「寺」とか)また、違う重ね合わせ方で、違う漢字を作ることもできます。この教材、前からアイデアはありましたが、実際に作ったのは2ヶ月くらい前。面倒がって作るのを延ばしていたのですが、いざ作ってみたら、思った以上に簡単に作れました。準備物は、 ・A4のラミネートフィルム ・ラミネーター ・名前ペンか、マジックペンまあ、どこの学校にもたぶんあると思います。(^^)ただ、ぴったり重ね合わせたときにうまくパーツがつながるためには、完成させる漢字のカードを同一サイズであらかじめ作っておき、上からそれをなぞる方がいいです。(僕の場合、漢字カードはすでに自作していました。)*作り方*(1)ラミネートフィルム上に、サイズの目安となる点を打ちます。(2)それぞれの中に、名前ペンで漢字パーツを書き込みます。 (後から書いてもOK。色マジックで書くのも、いいですね。)(3)ラミネートフィルムをそのままラミネーターに通して、接着します。 (本来は中に紙を挟んでラミネートする機械ですが、何も挟まずに接着するのがみそ。)通級で何人かのお子さんがこのパズルに挑戦しました。学年によって、習っていない漢字があるので、シートをどれだけ使うかは加減しました。試行錯誤しながら、組み合わせを変えて重ねようとする姿が見られました。一度に提示するシートの数を加減したり、本人が苦手なところに着目してシートを差し替えたり、色マジックの色分けで本人が苦手な部分を強調したりできます。作成が簡単で、子どもに合わせて自作できるので、けっこうおすすめです。僕の場合、「通級メニュー」の最初の3分間の活動として取り入れています。漢字嫌いな子でも、これなら喜んでするので、活動のとっかかりとして最適です。なお、透明シートにパーツを書くのは後からでも大丈夫なので、何もパーツを書いていない透明だけの四角形もいくつか作っておき、子どもの状況に合わせてその場でパーツを書き込んで自作することもできます。
2017.11.04
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お盆近辺は時間的余裕があってブログを毎日更新できていました。それも終わり、5日ぶりの更新です。5日空いたので、前回・前々回の話をおさらいしておきましょう。(前々回)▼1人1台タブレットで音楽会の曲の予習をしよう!(前回)▼「お手本」をスロー再生しておぼえよう!コロナ禍で制約が強くなってきた中、1人1台タブレットを活用しよう、という話でした。「お手本動画を各自で視聴」というのが、前回・前々回の要点です。詳しくはリンク先の過去記事をお読みください。今日は、その続きです。あれから、勤務校の低学年のために、音楽会演奏予定曲のお手本動画をいくつか作りました。その中で、「鍵盤のどこをおさえるか」をピクチャ・イン・ピクチャで示す、ということもやりました。ピクチャ・イン・ピクチャとは、動画の中に動画や写真を埋め込むことです。ゲーム実況動画とかで、ゲーム画面の中に□囲みがあって、しゃべっている実況者の顔が出ているものがありますよね? あんな感じです。学校の子ども向けの動画をそのままお見せすることはできないのですが、写真だけお見せします。↑※限定公開なので、リンクされていません。写真だけです。鍵盤ハーモニカの画像は、フリー画像サイトのものを切り抜いて、1オクターブの範囲だけにして表示させています。「動く楽譜」の動画は音楽制作ソフトの画面録画です。その際に、画像ソフトで鍵盤ハーモニカの画像が常に上に表示されるようにして、録画しています。ただし、通常の画像ソフトであれば、周りにウインドウ枠も表示されてしまいます。そこで、作成にあたっては、周囲の枠なしで画像のみを表示させるアプリを使いました。▼『Alkett MultiView』 https://report.hot-cafe.net/alkett-multiview-5253 (↑Report Hot Cafe様のソフト解説記事、2018.05.25 「ウィンドウ枠の非表示が可能な画像ビューア…編集アプリ不要のクイック加工!」)上のフリーソフトを使えば、見事!周囲に何のウインドウ枠も表示されずに、その画像のみがポツンとデスクトップ上に表示されます。どこでも任意の場所に動かせます。おお!これぞ、求めていたものだ!制作者の方、ありがとう!画面録画後の作業は今まで同様、ムービーメーカーで行いました。鍵盤画像上の ● は、ムービーメーカーでテキストの ● を置いて、いちいち移動させました。ちょっと大変でした・・・。(WindowsよりもAppleのiPadのほうが、標準で使える動画制作ソフトでピクチャ・イン・ピクチャがやりやすいようです。今回僕がやったやり方は擬似的なピクチャ・イン・ピクチャと言えるもので、本来は動画編集ソフトでやるべき内容です。「ムービーメーカー」では基本的にピクチャ・イン・ピクチャはできないのです。)その後、自宅で作業をして、一般公開もできる以下の動画も作成しました。今度は、楽譜を表示させない代わりに、●の色を5色に色分けして、どの指で押さえるのかを視覚的に明示しました。他校の1ねんせいにとっても、もしお役に立つようであれば、ぜひご活用ください!
2021.08.29
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「エデアル」というWebアプリを教えてもらいました。▼エデアル | 無料の知育ゲーム&アプリ (edeal-soft.com) https://edeal-soft.com/多種多様なトレーニングが選べます。まあ、言ってみれば、ゲームですけど。「脳を鍛える大人の○○」をご存じの方は、それに近いのが無料でできる、と思っていただくと、イメージしやすいかもしれません。すごくたくさんのメニューがあるので、ぜひチェックしてみてください。特別支援教育で、かなり使えるWebアプリです。もちろん、通常学級でも!というか、このブログ記事を書いてみて初めて発見しましたが、通常学級の大きな集団の中でワイワイ言いながらやるほうが、ひょっとするともっと楽しいかも、という気がしてきました。今まで、「これは個に合った個別課題をやるものだ」という認識でいたのですが、なんでも「みんなでやるのは、どうかな」という認識を持ってみたほうがいいですね。新しい発見があるものです。たとえば、「聞き取りクイズ」。(画像は、公式サイトより)集団の場で個別課題としてするなら、イヤホンがない場合は使いにくいですが、「注意深く聴く」というトレーニングができるのは、けっこう希少です。いっそ、聞き取りテストのときみたいに、みんなで問題を聞いて、みんなで答えを言うのも、おもしろいかもしれません。この「聞き取りクイズ」は、最初の方はかんたんですが、最後の方は、かなり難しくて、メモを取らないと絶対に答えられなさそうなハイレベルなものになっています。僕は、覚えるのが苦手なので、絶対答えられません。覚えるのが得意なあなたは、ぜひ挑戦してみてください。実は、学期末ですが、小3のクラスで、「タブレットを使った授業をなんかやって」と頼まれています。今度は、この「エデアル」を使ってみようかな、と思っています。(通級では、わりと何度も使ってきました。)通常学級の教室でみんなで一斉に取り組むなら、「まねっこたいそう」は、かなり楽しそうだと思っています。電子黒板に投影して、教室中のみんながそのポーズができるか挑戦するなんて、想像しただけで、楽しすぎます。ちなみに、体操のポーズは、タップしなくても自動で切り替わります。年齢層によっては、切り替わるテンポについていけないかもしれません。僕は、自信ありません・・・。まあ、でも、完璧にできなくてもいいわけだし、楽しんでやれたらOKですよね!?ほかにも、でっかい画面に投影して、みんなでワイワイできそうなのが、あります。「おぼえてタッチ」です。ただし、このトレーニングは、代表児童1人に、前に出てきてもらいます。でも、その子が分からなくなったら、「次はあそこだよ!」とか、見ている周りの子が、教えてくれそうな気がします。1人ではできなくても、みんなの力を合わせると、めっちゃ先に進める、なんていう体験ができると、ステキですね。ここで紹介した以外にも、ほんとうにたくさんのトレーニング(ゲーム)があります。もちろん、個別課題として1人1台タブレットで思い思いのものに挑戦するのも、いいと思います。それにしても、なんで、「エデアル」っていうのかな?(関連する過去記事)タブレットを使った出張授業の前回は、みんなで「アルゴロジック」をしました。めっちゃ、楽しかった!▼無料で誰でもできるプログラミングドリル「アルゴロジック」 (2022/10/06の日記)
2022.12.15
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前回のブログ記事は「リフレーミング」についてでした。(▼堀公俊『悩まない!技術 人生を変えるリフレーミング思考』)リフレーミングはマイナス思考をプラス思考に変えたりしますので、重宝します。対人援助コミュニケーション全般に有用なスキルだと思います。勿論、会議などを円滑に進めるファシリテーターにも、大変重要なスキルです。ちょうど今度、勤務校の研究会があり、授業協議会の司会をする機会があります。この機会にファシリテーションについての本も、読み直してみました。非常に読みやすく写真などの具体的な例示に富んだおすすめの本と言えば、ちょんせいこさんの『元気になる会議~ホワイトボードミーティングのすすめ方~』です。 『元気になる会議 ホワイトボード・ミーティングのすすめ方』(ちょんせいこ、解放出版社、2010、1600円)要点がまとめてあるので、読み返すのも早かったです。印象に残ったところを少し、メモに残しておきます。=============================『元気になる会議』をちょろちょろと・・・・p20に、「ペアで話を聴き合います。」というキャプション付きの写真が掲載されています。 「聴き合い」はちょうど今度の研究会での協議における重要キーワードになっていました。 参加者同士の聴き合いを意識し、こんな写真のように参加者同士が和気あいあいとコミュニケーションできたらいいな、と思いました。・p38の終わりごろに、「ファシリテーターがよく使う言葉」が掲載されています。 「『~というと?』『具体的には?』『イメージは?』『たとえば?』『ほかには?』などのオープンクエスチョン」と書かれています。 ファシリテーターとして、意識して使っていきたいと思います。・この本には実際の会議の進め方の例も載っています。 p42~の「会議イメージ」を読むと、「わりと一人に突っ込んで訊くんだな」ということがわかります。 本書には、特別支援教育におけるケース会議の実例も載っています。 特別支援教育コーディネーターの方にも、大変参考になると思います。・本書の中で一番意識しておきたいポイントだと思ったのは、 p50の「発散は、具体的な情報を共有できるまで」というところ。 参加者の発言を引き出す際、どこまで引き出せばいいのか。 大事なのは、参加者同士がイメージを共有できることです。 できれば動画モードで情景が共有できる状態までを目指したいと思います。=============================授業協議会の司会をするにあたって、ファシリテーションについての大変よい振り返りができました。研究会は金曜です。病院の通院や通級の他校巡回等で研究会準備をほとんど他の人に任せてしまっている分、当日自分に期待されている役割はしっかり果たしたいと思います。
2017.11.29
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勤務市ではGIGAスクール構想の児童生徒1人1台端末を効果的に活用するため、「ミライシード」を使っていこうとしています。ゴールデンウィーク前の水曜日に、研修を受けてきました。なかなかよさそうな機能があるので、自分の備忘録を兼ねて、こちらにメモしておきます。以下、リンクに関してはすべて公式サイトとその関連サイトのものです。最初に、公式サイトによる概略の説明を転載します。▼ミライシード公式サイト https://www.teacher.ne.jp/miraiseed/====================・ミライシードは、協働学習・一斉学習・個別学習それぞれの学習場面に対応した3つのアプリケーションからなるタブレット学習オールインワンソフトです。・協働学習支援ツール『ムーブノート』では、子どもたちが主体的に学び合い、クラス全体で練り上げる授業を支援します。・授業支援ツール『オクリンク』では、子どもたちの思考を止めず、一人ひとりが考えやアイディアを表現する活動を支援します。・デジタルドリル『ドリルパーク』では、個々に合ったレベル・ペースで、知識の確かな定着や主体的に学ぶ姿勢を支援します。(公式サイトの説明より)====================主に、3つのアプリが使える、ということですね。最近は機能が充実していていろいろできるアプリが多いので、僕のように初めてそのアプリを勉強しようとする人は、情報が多すぎて戸惑うことも多いでしょう。僕なんか、情報が多すぎるだけでいやになって、後回しにするクセがついています。「ミライシード」のことも、いろいろできるだけに後回しにしていたので、研修でちゃんと教わってくることができてよかったです。その後、自分でも公式サイトの説明などを見て、勉強し直しました。「最初の一歩として、とりあえず、これだけ覚えておこう」というポイントを、僕なりにコンパクトにまとめてみます。0.教師の準備・ミライシードと言えば、オクリンク。 オクリンクを使うには、準備が必要。・たとえば「4月28日の6時間目の総合の授業でオクリンクを使う」とすると、 オクリンク上で「4月28日」→「6時間目」→「総合」の部屋を作る。・授業時間に子どもたちに、「6時間目の総合の部屋に入ってください」と言う。 (後で学習成果物を確認するとき、その部屋にデータが残っているというシステムです。 「時間割ベース」というのが、大きな特徴なので、おさえておきましょう。)1.オクリンク(授業で使う)・パワーポイントのスライドのようなカードを作っていく。・カードをつなげて、スライドショーが作れる。・作ったカードを、先生に送ったり、子ども同士で送ったりできる。<最初の一歩!> まずは先生が作った回答欄付きのカードを子どもたちに送る →子どもたちがそのカードの回答欄に、字や絵を描く →子どもたちが先生に自分の回答を送信(提出BOXに送信)★オクリンクで便利なのが、ライブモニタリング。 テレビのクイズ番組で回答一覧がドンと出るときみたいに、 各児童生徒の画面が、教師の画面上にドンと出る。★手書きでカードに書けるので、小1から実施可能。2.ドリルパーク(学校でも家庭でも使えるドリル学習)・問題をやって、ポイントをためる。・自分の学年の問題だけでなく、小1~中3までの全問題が選択可能。・やった履歴が残る。・連続正解(=コンボ)や全問正解(=パーフェクト)でポイントにボーナスがつく。<最初の一歩!> 漢字の書き取りをやってみる(画面上に指で書く) (または) 算数の基本問題をやってみる(選択肢から選ぶ問題が3~7問程度)★大人がマルつけをする必要がないので、子どもたちが自主的にやって、どんどん進めていける!★パワーアップ問題は、読解力が問われる。1問あたり3~5分考える、じっくり解く問題。★先生からそれぞれの子にコメントを送信することもできる。3.ムーブノート(授業で使う)・意見(付箋)の自動集約・自動集計 →視覚化(多かったワードが示されるなど)<最初の一歩!> まずは先生が「あなたはA? B? 理由も書いてね」と出題。 →子どもたちが2択の答えと、理由を書く →自動集計された結果が電子黒板に表示される。 気になる答えの人を先生が当てて、子どもたちが意見を言っていく。★オクリンクの発展型。対話的で深い学びにつながる。 まずはオクリンクを使い慣れてから、挑戦しよう!★口頭発表できない子の意見もすくい上げられる!4.その他「ミライシード ファンサイト」には、ほかにも便利そうな使い方が紹介されています。・ムーブノートで朝の体調確認: 「今朝の体調は□点」とその理由を子どもたちが先生に送る。・ノート提出をデジタル化: 子どもたちがノートを写真に撮ってオクリンクで先生に送る。 →デジタル上でノートチェックして、評価をつけられる! 多人数の学級はノート点検がけっこう大変。 自宅に持って帰って点検される先生が多いですが、大人数のノートはかなり重いです。 僕の学校で一番使えそうに思ったのが、この「ノート提出のデジタル化」でした。<評価について>・カルテ機能: ・全ての学習履歴が残るので、その子の今までのやった量や、得意・不得意が分かり、今後の「その子に応じた学習」につなげられる。 ・教師は、オクリンクの提出BOXに提出されたものに3段階評価をつけられる。 →「★★★」などで指定して表示を絞り込める。5.実施上の注意点研修会後に講師の先生に質問したところ、40人学級で同時に使った場合のネット上の渋滞は現状では仕方がないということで、大人数での使用は待ち時間が避けられなさそうなのがネックです。ミライシード側ではなく、教室のネット環境の問題ですが・・・。40人学級にアクセスポイントが1つだけしかないというのがそもそも厳しい環境のようで、2つあるとだいぶ違うのだとか。オクリンクよりはドリルパークのほうが軽いようです。大規模校は子どもの数が多すぎてネットが混雑するリスクがまだまだ解消されていません。勤務市内でも、少人数の学校のほうが積極的にどんどん使っているようです。僕が勤務している大規模校でも、どんどん使っていきたいのですが・・・。学校のネット環境は今後も改善が予定されています。環境整備を急いで、1人1台端末を有効に使えるようにしていきたいです!▼Edumallで、デジタル教科書を利用する学校は、時間帯でお試し利用が可能! (2021/04/28の日記)▼GIGAスクール1人1台端末の効果的な活用 (2021/04/11の日記)▼Teamsマニュアルと「つくば市先進的ICT教育」サイト(1人1台端末の授業動画も) (2021/01/16の日記)▼『やってみよう!小学校はじめてのオンライン授業』 (2020/11/24の日記)▼「スクラッチジュニア」でかんたんプログラミング! (2020/11/02の日記)
2021.05.01
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読みが苦手な子の中には、音読の宿題が1人ではできない子が、います。努力不足ではなく、読むことだけが極端に苦手だったり、漢字の読みが覚えられなかったりして、本人に意欲はあるのですが、たどたどしくなったり、つまったりして、1人では読めないのです。そういう子の場合、おうちの方が、国語の本の漢字にふりがなをふったり、担任の先生がふりがなをふったり、言葉の区切りに線をいれてやったり、いろいろな工夫をされているケースが、あります。ただ、こういった支援をずっと続けるのは、なかなか厳しいですよね。小学校高学年以降は、教科書の文章量もずいぶん多くなっていますし、手書きで支援者が書きこんでやるとなると、かなりの労力です。そこで、既存のものを利用する、という手があります。実は、学校予算で購入していることが多い「指導書」の中には、教科書のルビ打ちデータや、分かち書きデータが入っていることがあります。勤務市の採択教科書で言うと、以前は各学年ごとの指導書には入っていなかったのですが、新学習指導要領に切り替わってから、各学年ごとの指導書に入るようになりました。具体的に言うと、光村の国語の指導書です。(他社でも、おそらく、あると思います。)(参考リンク)▼令和2年度版 小学校指導書・指導用教材のご案内 (光村図書公式サイト内)うそだと思ったら、上のリンク先から、「国語」のリンクを開いてみてください。「指導書」の<CD-ROM>のところに、こう書いてあるはずです。=======================当該学年の振り仮名付きの紙面データと「読むこと」教材の分かち書き紙面データを収録しています。特別支援教育や,日本語が十分獲得 できていない児童への指導に役立ちます。=======================実は、これを知らない先生方が、思ったよりも多いようなのです。該当のCD-ROMの表面には、でかでかと「振り仮名付き紙面 分かち書き紙面」と書いてあるのに、です。僕は、こんなにでかい字で書いてあったら、各学年の担任の先生方は、当然ご存じだろうと思っていたのです。ところが、実は、気づかれていなかったことが分かりました。今日、読むことが苦手な子どもが多い学年の先生に、「こういうものがありますよ」とご紹介しました。忙しい先生方にすぐに分かってもらえるよう、ルビ打ち版と分かち書き版をそれぞれ1枚ずつ印刷したものを同時にお見せしました。「これは、いいですね!」と言ってもらいました。この話、文字だけだとわかりにくいですよね・・・。ただ、指導書の著作権は教科書会社にあるので、写真は掲載できないのです。代わりに、著作権の切れた文学作品である「ごんぎつね」を題材に、私のほうで作ってみた「たとえば、こんなかんじ」というイメージを載せておきます。 ↓ ↓ ↓ △ルビ打ち版イメージ(ごめんなさい。「わたし」と「もへい」だけ大きくなっちゃいました。他意はありません~。 「青空文庫」からテキストデータを借りてきた際に、もともとふりがながふってあったところが大きくなっています。指導書付属のものは、こんなことにはなっていませんのでご安心を。(笑)) △分かち書き版イメージ(言葉の意味の区切りで、少し間隔があいていますね! 分かち書きには、ルビはありません。 特別支援的には、ルビと分かち書きの両方が欲しい場合もありますが、 その場合はデジタル教科書での対応となります・・・。)つたない自作イメージでしたが、なんとなくどんなものか分かってもらえましたか?現職教員の方は、指導書の付属データを直接見てもらうのが一番話が早いので、ぜひ一度見てみてください。PDFデータなので、校務用パソコンにデータをコピーしておいて、好きな時に該当ページだけ印刷して使うことができます。せっかくあるものなので、役に立つのならぜひ使ってもらいたいと思います。ただ、これを印刷したものを渡しても、子ども本人が「みんなと同じ教科書でないとイヤだ」と拒否する場合もあります。その子だけにする特別な支援がその子を傷つけることがないよう、十分留意することが必要です。周りの子に見られないよう、封筒に入れて家庭用のお手紙として家庭にお渡しして、家での音読だけで使ってもらうという手も、考えられます。そのあたりは、実態に応じてください。決して、お仕着せにならないようにしてくださいね。なお、こういったデータは、通常学級在籍の子どもだけでなく、特別支援学級在籍の子どもにも有効なことがあります。ただ、支援学級の担任は通常学級担任用に購入してある指導書をわざわざ取り出して見る機会がないために、気づかれていないケースがあります。ぜひ、支援学級の先生とも共有してもらって、必要な子どもには使ってもらえたら、と思います。最後に。最近話題の「デジタル教科書」の中には、こういったルビ打ち・分かち書きをPC画面上で行うものがあります。それは、指導書付属のPDFデータとは別のものです。デジタル教科書におけるルビ打ち・分かち書きについては、以下の過去記事をご覧ください。▼読み支援デジタル教科書「デイジー」をインストール不要でブラウザから利用する! (2020/12/26の日記)▼デイジー教科書をWindowsタブレットでインストールせずに使う方法 (2021/04/13の日記)
2021.09.10
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動画編集ソフトとして大変シンプルで使いやすい「Windowsムービーメーカー」。今のパソコンにはついていませんし、サポートも終了しているのですが、「それでも、使いたい!」という声を、いまだに多く聞きます。かく言う僕も、「ビデオエディター」より「ムービーメーカー」派です。いまだに「ムービーメーカー」を主要動画編集ソフトとして、活用しています。そういうわけで、今日は、サポートの終了した「ムービーメーカー」をWindowsパソコンに新しくインストールする方法を書きます。といっても、その方法は、すでに別のサイト様で書いてくれていますので、リンクを貼っておきます。▼【2021年版】配布終了したWindowsムービーメーカーをインストールする方法 (名古屋市パソコン修理サポート屋かおるやブログ様、2022/06/23更新)上のサイト様にすべて書かれているのですが、こういうサポート終了ソフトのインストールファイルをネット上で探していると、いろいろと、罠があります。「日本語版」にこだわると、変なものをつかまされたりします。(変なものがくっついてきたりします。)ここはいさぎよく、US版をダウンロードしましょう。なお、上のサイト様でもしっかり書かれていますが、あくまでも自己責任です。別に法律に触れるわけではありませんからつかまったりはしませんが、何かあっても責任はとれません。それでもいいという覚悟のうえで、インストールしてください。(^^;)↑これがインストール用のファイルです。実は今日リクエストがあったので、ムービーメーカーの入っていないノートPCにWindowsムービーメーカーを新しくインストールしました。正規版であっても、やっぱりいろいろついてくるので(笑)、「フォトギャラリーとムービーメーカー」というチェックだけをつけて、なるべく余計なものがついてこないようにしました。無事、インストールできました。いちおう、僕の経験上、Windows10でもムービーメーカーは何の問題もなく、動いています。ただし、あくまでも自己責任で使ってくださいね!ちなみに、アプリ一覧から探す場合、ムービーメーカーは「Movie Maker」と英語表記になっているので、「M」のところにありますよ♪P.S. ムービーメーカーが対応しているファイル形式については、以下のサイト様をご覧ください。▼ムービーメーカーのファイル形式リスト - fu-non
2022.07.25
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ここんところ、「インクルーシブ教育」と「音楽」のことしか、ブログに書いてません。自分の中では、この2つはつながっていると思っています。今日は、「音楽」の話題です。「大切なもの」という、超有名な合唱曲があります。山崎朋子さんの作詞・作曲です。その歌の、2部合唱の下のパート(アルトパート)の音取りに使う動画を、作成しました。下のパートの音取りって、難しいんですよね。だから、その音だけが目立って聴こえる、お手本があったほうがいい。合奏でも同じです。合奏のお手本演奏があったとしても、自分のパートの音は埋もれてしまっていて、聴こえない。だから、自分がやる演奏のお手本は、いわゆる「模範演奏」の音源では、確認できない。そりゃあ、音楽のプロからしたら、ひとつひとつのパートの音を聴き分けられるかもしれませんけど。僕たちは、「苦手な子」を対象にお手本を作っているわけなので、その子が演奏するそのパートの音だけを目立たせたお手本が、必須なのです。今までの例だと、その子のためだけの「かんたん演奏バージョン」も作ったことがあります。でも、まずは、そのパートのお手本がくっきりはっきり聞き取れる音源があるといいですよね。何度も書いていますが、YouTubeだと、右下の歯車マークのところから再生速度を変えられます。ゆっくりにして、再生。キーボードの「←」を押すと、1回押すたびに、5秒戻ります。分からなかったところは、そこだけ巻き戻し。こういったICTを使うことで、「わかった!」となる場合も多いです。勤務校の子どもたちにだけでなく、こうやって一般に公開することで、広くいろいろな人の役に立つようでしたら、うれしいです。使っているのは、今までも動画公開時に使ってきた、カワイの「スコアメーカー」学校版です。このソフト、歌詞をそのまま歌うのが、ほんとうにスゴイ。歌詞の発音のしかたを設定で変えられることをメーカーさんに教えていただいたので、その機能を活用しています。(▼「スコアメーカー」で合唱譜に初挑戦!驚愕のクオリティ!(合唱「ここは友だちせいさくじょ」)」の追記を参照)ただ、この曲は1番と2番で、音符の譜割りが違うところが何か所かありました。いちおう、「X TIME ONLY」(X回目だけ演奏)という設定があるのですが、それで対応しきれないところがあり、ちょっと困りました。(これも、僕が知らないだけで、やり方がほかにあるのかもしれません。)具体的には、以下の譜割りのところです。1番では、ピンクの音符は続く4分音符とタイでつながり、2番では、タイでつながらない、という譜割りです。同音(ソなら同じソ)の音符の設定を1番と2番で変えようとしても、選択対象に選ぶ切り替えがうまくいかなくて、どうにも困りました。まあ、なんとかごまかせる範囲でしたので、動画では、なんとかごまかしています。そんな細かいことはともかく、この動画がお役に立つようでしたら幸いです。この後、「地球星歌」も、同様のアルトパート強調版動画を作るつもりです。P.S.コロナが直撃した2020年度の卒業式ではこの歌を歌うはずの卒業生が、結局歌えないまま式を終えることになりました。それがほんとうに残念で・・・そのときに僕が代わりに歌った動画も、YouTubeで公開しています。#代わりに歌ってどうする
2023.07.26
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僕は、全国的な名称としてはいわゆる「LD通級担当者」という仕事をしています。LD(学習障害)の傾向のある子どもたちへの指導や支援を考え、実施するのが主な仕事です。(ほかにもいろんな子の指導や支援を考え、実施しています。)LD傾向の子どもたちに非常によく見られる苦手さとして、「漢字の読み書き」の苦手さが挙げられます。教科書の漢字のほとんどが自力では読めないとか、漢字テストをするとほとんど正解しないので書く気をなくして無回答だらけになるとか、そういう子は、ざらにいます。全国的にも、かなりいると思います。読めない、書けないのに、クラスの中で読み書きをしないといけない、その気持ちを考えると、やるせなくなります。#個人的には読み書きよりも大事なものがあると思いますが、学校は一般的に読み書きばかりさせるところになっていると思います・・・そこで、そういった子がクラスの中で感じている困り感について思いをはせ、その困り感の改善を目指すのが、僕の大事な仕事になります。通級担当者が全国的に増え、なかには「クラスを離れた別室で指導しているだけ」の担当者も増えているのではないか、と懸念しています。大切なのは、多くの時間を過ごしているクラスの中での指導や支援ではないでしょうか。わずか週に1~2時間の「通級の時間」だけよくても、しかたありません。通級担当者は、クラスにどうかかわっていけるのでしょうか?クラス(=集団で学ぶいつもの教室)での、音読の場面や、漢字テストの場面で、どのような指導や支援をしていくのか。その場にいるのは、もしかすると、担任だけかもしれません。通級担当者は、そのとき、その場にいることはできないかもしれません。でも、何かできることは、あるはずです。僕が今日やったことを、参考までにお伝えします。今日は珍しく、通級担当としてしっかり仕事をした気がします。日常的な通級指導に加えて、大きく次の3つの仕事をしました。(1)漢字が読めないので音読で困る子どものための 「ルビ付き教科書」のコピーを、その子の担任に渡した。 国語の指導書にはDVD-ROMが付録としてついてます。 そこには、ルビ付き教科書のPDFデータも、収録されています。 紙の教科書にはふりがなはありませんが、このデータを印刷すれば、すべての漢字にふりがながついています。 漢字が読めない子どもが、これを印刷して渡してやるだけで、いきいきと音読するようになりました。 今までも渡していたのですが、そろそろ下巻の学習が始まるので、 下巻の分を、2学期の終わりまでに学習する分をそろえて綴じて、 今日、担任の先生に渡しました。 担任の先生から、下巻の学習が始まるタイミングで、その子に渡してもらいます。(2)漢字の読み書きが非常に苦手な子がいるクラスで 「漢字が苦手でも楽しく参加できる『漢字の広場』の授業」を 担任とのティームティーチングで実施した。 「漢字の広場」というのは光村図書の国語教科書に出てくる1ぺーじものの小単元です。 前学年に習った漢字の復習をして、定着を図るものです。 「習った漢字を使って文を作る」という学習が基本パターンです。 僕が事前に、担任に「させてください」とお願いして実施した特別授業です。 「漢字が苦手な子が楽しく参加できる授業」という、それだけを考えて計画しました。 ほんとは明日する予定だったのですが、都合により今日になりました。 そのクラスには漢字が苦手な子が数人いるのですが、今日の授業は、 あまりにも漢字に重点を置かなかったおかげか、 どの子もとても楽しく笑っていました。 これ以上の詳しいことも書きたいのですが、たくさん書きたいことがあるので、それについては後日、詳述します。(3)漢字10問テストでほとんど書けない子のために、 タブレットで答えられるように準備した。 今までもタブレットで漢字テストを実施できないか考えていたのですが、 今日、ようやくめどが立ちました。 僕が思いついたやり方は、 ■紙の漢字テストを画像としてスキャン → ■パワーポイントの背景に、その画像を設定 →■縦書きテキストボックスをその上に配置 (なにも入れないと消えちゃうので、問題を数問入力) といったものです。 実際の使用は、明日の予定です。 これについても、また改めてブログに書きたいと思います。 ▼指導書に、教科書のルビ打ち/分かち書きのデータあり (2021/09/10の日記)▼タブレットPCで、デイジーのデジタル教科書を使えるようにするには (2018/03/06の日記)▼Word文書でルビ付き漢字の読み上げをさせる方法 (2021/09/02の日記)▼小学校市販テストの合理的配慮等(正進社のパンフレットより) (2019/05/19の日記)▼読み書き障害についての福井県の冊子(無料閲覧可)がすごすぎる! (2018/10/17の日記)▼テキストデータを読み上げるWebアプリ「音読さん」。写真も読むよ♪ (2021/12/15の日記)
2023.09.13
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先週、卒業式の定番曲「旅立ちの日に」の同声2部合唱版を2種類、YouTubeで公開しました。同声2部合唱なので、思いっきり、小学校の卒業式を想定しています。1つは、僕の過去の勤務校の卒業式で歌った、少し変則的な編曲のバージョンです。既存の楽譜から取捨選択して、そのときの卒業生に合った譜面にしています。そのときの「下のパート」の音とり用に僕が歌った録音を、今回そのまま使用しました。「スコアメーカー」が歌う上のパートとのデュエットになっています。もう1つは、今の勤務校の、この3月の卒業式で歌うバージョンです。一般的に流布されている同声2部合唱の楽譜をそのまま動画にしたものです。こちらのほうが原譜に忠実です。ちなみに、どちらもハ長調版です。他の小学校の卒業式練習のお役にも立つようであれば、ぜひ使ってください。なお、以前に変ロ長調版3部合唱の「動く楽譜」も、作成済みです。そちらは、以下の過去記事をご覧下さいね。▼【動く楽譜】「旅立ちの日に」(3部合唱)を公開♪(2024/01/05の日記)卒業式で歌われる合唱曲は、いい曲がたくさんあるので、ほかの曲もぜひ動画にして公開したいなーと思っています。リクエストあれば、ぜひ、お寄せくださいませ♪▼卒業式に使える? 隠れた名曲「ありがとうForever...」 (2020/01/26の日記)▼ルミナリエの代替行事で子どもたちの合唱を聴いてきました! (2022/12/16の日記)▼【合唱音取り用動画公開】「大切なもの」2部合唱アルト(下のパート)強調版 (2023/07/26の日記)
2024.01.19
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土曜日なので、朝食を食べながら、録りためていた録画を見ました。「ナニコレ珍百景」この番組では、ときおり珍しい学校の紹介がされています。前回の2024年2月11日(日)放送回に出てきた、とある小学校。なんと、小1から小6まで、全学年で、週2でオーケストラの授業があるそうです。コメントされていたプロヴァイオリニストの高嶋ちさ子さんは、こうおっしゃっていました。「普通は個人レッスンで楽器を習う。 オーケストラで合奏するのはもっと大きくなってから。 この子たちはいきなりみんなで演奏する喜びを感じられているのが、すばらしい。 私は小さい頃からヴァイオリンをやっていたが、オケで合わせたのは高校生時代からだった。 小学生の頃から合奏の喜びを知っていたら、もっと楽器が好きになっていたと思う。」(正確な聞き取りではなく、僕の記憶による表現になっています。ご了承ください)ひるがえって学校教育全体について考えてみても、「学校」というところの本質は、みんなで学ぶことにあります。みんなで学ぶから、楽しい。いろんな子がいて、いろんなことがある。それが、学校の本来の姿であり、学校の授業の持つ特質であり、すばらしさです。「一人学び」ではなく、みんなで学ぶことのすばらしさが、国語や算数といった教科のみならず、「オーケストラ」という文脈で語られたのが、教師として、非常におもしろいなと思って観ていました。ここで紹介されたのは静岡県の私立の小学校ですが、公立でも似たようなことをしているところはあります。僕の勤務市内でも、4年生以上の希望者で「オーケストラ」を編成している小学校があります。「鼓笛隊」であれば、授業時間を使って練習している小学校もあります。#小学校の鼓笛隊はオケに比べると数が多いですが、鼓笛隊には弦楽器はありません。学校での勉強は、国語や算数に限りません。オーケストラという、それこそ「みんなちがってみんないい」を象徴するような活動を通して、個々の違いがきらめいて反応し合う、子どもたちみんなで作りあげる学びができるのは、とてもすばらしいことだと思っています。僕自身は、過去にこのブログでも、「音楽のような授業をめざしている」と書きました。子どもたち一人ひとりが、オーケストラの楽器のように、かけがえのない個性を持った音を響かせて、いろんな音色がとけあい、重なり合い、響き合う、そんな授業をすべての授業でつくりたいものだ、と思っています。「ナニコレ珍百景」2024年2月11日(日)放送回は、18日(日)19:00まで、TVerで無料で観られます。高嶋ちさ子ビックリ!チェロ演奏…オーケストラの授業がある小学校(TVer、テレビ朝日)#「オーケストラの授業がある小学校」の内容は開始後25分45秒からネット上では、とある「バイオリンの先生」も絶賛されていました。▼久々にテレビを観たら珍百景に小学生オケ! (バイオリンの先生の日記帳 様、2024年02月11日)ちなみに今回の放送回には、ほかにも「スルメをつりさげて登校する小学校」も登場していました。そちらも興味深く観させてもらいました。いろんな学校があって、いいですね♪▼大阪十三で、映画「夢みる小学校 完結編」やってます! (2024/02/11の日記)▼「どんな子どもも、それは1つの個性であり、正解である」 ~映画「夢みる小学校」 (2022/12/18の日記) ▼『音楽の教科書』~写真とシンプルな言葉で分かりやすい (2009/05/18の日記) ▼「ミュージカルのような授業」 ~マンガ家矢口高雄さんの体験より (2014/03/29の日記)▼コロナ禍の音楽授業 ~手拍子・ハミング・スキャット唱など (2021/06/23の日記)
2024.02.17
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今週末の2月4日(土)に西脇市で上映会がある「夢みる小学校」。さらにその2週間後の日曜日にも、その北隣の多可町で上映会があるそうです。▼多可町のサイト内「夢みる小学校」告知ページ主催は、「森のようちえん こころね」さん。「多可町でもできる、取り入れられる」の文字が、まぶしい。西脇市の上映会も、多可町の上映会も、なんと無料です。(多可町会場は、事前予約が必要。西脇市会場は予約不要。)自主上映会で上映される作品で、こんなに頻繁にあちこちで上映が企画される作品は初めて。ほんとにいい作品なので、未見の方は、ぜひ。▼2/4(土)兵庫県西脇市オリナスで「夢みる小学校」無料上映会など多数開催 (2023/01/23の日記)
2023.02.01
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昨日は神戸で「インクルーシブ教育」についての学習会があり、話をしてきました。内容を詰め込みすぎて、時間を超過してしまったのが、反省点です・・・。今日は、簡単に、そのときのスライドの最後の部分だけ、転載します。最後のほうで「Great power」の歌詞を紹介し、「ものさし」の話をしました。「いろんなものさしが あっていい」という話です。時間がなかったので駆け足でしたが、「Great power」の歌もちょろっと歌いました。最近僕はスライド付きの話を頼まれた際に、歌を入れる傾向が強まっています。当初のスライド案では別の曲でしたが、「ここは、やっぱり、この歌だろう」ということで、「Great power」に。#誰も歌の注文なんてしていない「Great power」は学校の先生である中山真理さんが子どもたちのために作詞・作曲された歌。僕はこの曲が大好きで、前任校の学習会の講師で呼ばれた時も、この曲を紹介し、ちょろっと歌いました。この冒頭の歌詞は、ほんとうにすばらしい。ブログだとリンクを貼り付けられるので、曲が聴けるリンクを貼り付けておきますね。(有料の音源なので、試聴できるのは冒頭だけですが・・・)▼Great Power 同声二部(合唱:音源 ピアノ伴奏+合唱) (東書Webショップ内)↓楽譜は、この曲集に入っています。『Great power 教室から生まれたクラス合唱曲集会・行事の歌』[ 音楽之友社 ]子どもたちのために作られた歌の中には、いい歌がいっぱいあるので、広くいろんな人に知ってもらいたいな、と思っています。「歌付きで話をしていい」という依頼があれば、全国どこでも飛んでいきますので、もしそういうニーズがあれば、お知らせください。▼♪「おそすぎないうちに」~自分のいのちを大切にして生きよう~
2023.07.02
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