今日は、体育の個別特訓で、 かけっこの指導 をしました。
指導時間は20分くらい?
そんなに長くはしなかったと思います。
でも、受け持ちの子のがんばりもあって、大変記録を伸ばしました。
過去最高の記録
が出たのでうれしくなって、
私も50m走を走りたくなりました。
交流学級の6年2組の先生と一緒に走りました。
ほぼ同着でした。
どちらかが威厳を落とすことがなくてよかったです。(^^;)
受け持ちの子に「見とけよ」と言いましたが、
後で聞くと「見てなかった~」(^^;)
まったく、もう。。
まあ、そんなわけで今日おこなって効果的だった
かけっこの指導
について書きます。
基本的にはどの子にも通用する方法ではあると思います。
1) まず、「 目線 」を教えます。
「 遠くを まっすぐ 見る 」
走っているときの目線がまず大事です。
これが遠くをまっすぐ捉えているようなら、 まっすぐ走れます。
この課題はすんなりクリア。
「すごい。よくできてる」とほめます。
2) 腕の振り を教える
最近気づいたことですが、 腕の振りは「ひじ」がポイントです。
ひじをひいて、グーの形に握って、
腰の入ったパンチが打てるといいのですが、
はっきりいってまず「パンチを打つ」ことなんて普段全然しないので、
へなちょこです。
当然腕の振りは全然シャープではありません。
見よう見真似でやらせても身体感覚がそもそも備わっていないので、 本人はまねしているつもりでも、全然甘いです。
こういうときは、手を持って、意識の勘所を声かけしながら、 一体化して腕ふりを続けます。
具体的には私は後ろに回って、子どもの手をとって、
「チャンチャンチャチャン」と運動会のかけっこの曲を口ずさみながら、
リズムよく振って振って振り続けます。
腕振りはかなり課題だったので、 左右交互の前に、まず「右」だけ というのをやりました。
「右」だけの腕ふりで、 シャープなスイングのイメージを作ってから、 →「左」 そして → 「両腕」とすすみました。
スモールステップでリズミカルに、成功のイメージを体得させる反復練習、 しかも楽しく効果音やBGMつき(ただし口ずさみ)でやりました。
これがわりと効いたようです。
ちなみに、似たような指導は受け持ちの子それぞれにおこなっていますが、 どの子も かけっこは 少しずつ 上達してきました。
ある子には「はっきり目的地がわかるゴールバー」が有効だったりと、 それぞれの子の特性に応じて、有効な手立ては少しずつ変わってくるのですが。
3)ここで 1回目の 50m走 を計測しました。
・・・20秒以上かかっていました。
私は「 それはいかん。18秒は余裕で切れるはず。
走り方をしっかり教えるからその通りにやればできる
」
と声かけし、次の特訓に移りました。
4) 今までの特訓が基本ですが、タイムを縮めるには、
・スタートダッシュ
・ゴールを駆け抜ける
の2点も重要になってきます。
これの練習も少ししました。
「スタートダッシュ」だけに特化した練習は以前やっていたのですが、 時間がかなり空いたので、忘れてしまってました。
やはり 指導は継続してしなければなりませんね 。
特訓のかいあって、 2回目の計測は 13秒台 、
3回目の計測は 12秒台 でした。
よくがんばりましたね。先生はとてもうれしいです。(*^_^*)
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