前任校で2年を担任した子どもたちが、この3月で卒業します。
その子たちに贈るメッセージを今日は書いていました。
(メッセージだけ書くつもりが結局アイデアを凝らしているうちに
DVDムービーになってしまった。卒業式前に見せてもらいます。(^^))
そんなわけで、今日は当時の(4年前の)学級通信を思い出にふけりながら読み返していました。
その中から子どもの反応が非常によかった「おもしろ作文指導」を
ご紹介します。
(このときはかなり「おもしろ作文指導」に力を入れていて、
子どももそれに応えておもしろい作文をどんどん書いてきました。
非常に楽しかった1年間です。)
===============================(平成16年度2年2組学級通信『うれしい!たのしい!大すき!』No. 6より)
作文パワーアップだいさくせん!
5月10日(月)に、 作文の授業「なにかな?」 をしました。
めあては、「 くわしく長くかくこと 」。
長く書くためのコツは、いろいろありますが、
ひとつには「 小分けにして書くこと
」があります。
じゅぎょうでは、最初に「
先生が、大きなふくろをもってきました。」
の書き出しをあたえて、そのつづきを書かせていきました。
ふくろを見せて、「見たこと、思ったことを書きましょう」、
ふくろの中を見せて、また「見たこと、思ったことを書きましょう」、
さらにまたその中を見せて・・・といった感じで中のものを予想させながら、
その時点で書けることを書かせていきました。
(灰谷健次郎の『兎の眼』で描かれた授業を参考にしています。)
結果は、日記帳と同じマスの原稿用紙に、
少ない子でも2ページ、多い子で7ページも書けました。
(多い子はKさんです。見たことを素直に詳しく書けました!)
「したこと」中心の生活作文では「書くことがない」という事があるので、
これからしばらく、「見たこと」を書く日記・作文を宿題でさせたいと思います。
ただし、 ほかにかきたいことがあったら、
じぶんのかきたいことをかいてもかまいません
。
とにかく楽しんで、頭を回転させながら、書けばいいのです。
============================
学級通信では、このあと子どもたちの作文が並んでいます。
著作権がこちらにないので、これは割愛!(^^)
すごくよく書けていましたよ。
こういう実践は、教師も子どももどちらも楽しくできるのでいいですね。
なお、おもしろ作文指導についてはインターネット上の実践をかなり参考にさせていただいて年間通じていろいろな取り組みを試みました。
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