歴史の勉強は、「流れ」が分かると、おもしろい。
なんでもそうですが、物事は、因果関係で成り立っています。
受験のための丸暗記はつまらないし、身につかない。
歴史の流れが分かり、
人物像がはっきりし、行動の動機が分かると、
ファンになったり、共感できたりする。
同じ現象が形を変えて繰り返されていたりする。
歴史から学ぶというのは、壮大なストーリーをひも解くということ。
歴史を「ざっくり」流れで捉えるというのは、 非常に面白い。
そんなわけで、おすすめです。
『 齋藤孝のざっくり!日本史
』
~「すごいよ!ポイント」で本当の面白さが見えてくる~
( 斎藤孝
、 祥伝社
、2007、1500円)
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
つながりがわかれば、こんなに面白い。
「文脈力」で読みとく日本の歴史。
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『 齋藤孝のざっくり!世界史
』
( 斎藤孝
、 祥伝社
、2008、1500円)
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世界情勢は日々めまぐるしく動いている。
なぜ、世界はこうも「止まらない」のか。
本書は、モダニズム、帝国主義、欲望、モンスター、宗教という、
世界を動かす5つのパワーに焦点をあてた世界史入門。
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僕はどちらも一気に読みました。
どちらかといえば、「日本史」のほうが、
「日本人として、読んでおけ!」
って感じです。
非常に分かりやすく整理されて書かれていて、
学校の授業でこんなふうに説明されたなら、
歴史の勉強を楽しみながら、そこからいろんなことを気づき、学べるだろうと思います。
「 現在のこれにも同じことが言える
」といった、過去と現在の類似点にもふれられているので、
現代社会の理解も進みます。(^0^)
じゃあ、ちょっとだけ、内容を紹介。
==========================『斎藤孝のざっくり!日本史』 読書メモ
・すごいと思えなければ、勉強ではない。
・「廃藩置県」とは、「お殿様がいなくなる」ということ。
・GHQの「間接統治」という妙手
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そのほかに、江戸時代の「エロ文化」といったテーマもあり、
受験用というより「大人向け」ですが、今まで知らなかった事実がてんこもりなので、
読後の満足感は高いです。
歴史を教える学校の先生の「教材研究」にもいいかも?
「脱線」で笑いをとりながら、
「おもろい授業」を組み立てられること、必至です。(^0^)
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