きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2011.02.16
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カテゴリ: 英語学習

昨日 の続きで、
立命館小の授業研究会 見学の報告を書きます。

今日は「英語」にしぼって。

◆  4年英語科 「家族の紹介をしよう」

<授業の概要> 

All Englishによるネイティブと日本人教師によるTT

・導入:
    テンポよく既習の質問文を音声ドリルできるよう、
    リズミカルに パワーポイントを提示

・展開:

(1)   "Who is it?" 誰のことか考えよう。    クイズなので児童はのってくる。

(2)    Show&Tell
    ALTの「家族に関する話」を聞き、
    それをふまえて児童は発表資料の後半を仕上げる。

    その後、挙手による発表。    聞いていた児童はそれに対し質問をする。

(3)   絵本の読み聞かせ

(4)   歌(チャンツ)

TTの実施に当たり、綿密な打ち合わせがされていました。 流れに無駄がなく、教える側に迷ったり手間取ったりするところが
全くありません。

人物を当てるクイズは、児童がよく知っているスポーツ選手をとりあげ、
興味づけに成功していました。
児童が発表するときには、 「写真」を大写しにする のが
非常に効果的でした。

「家族の紹介」ですが、ペットでもOK。
写真が出ただけで、引きつけられます。
発表の最初に"Hello."とあいさつし、
聞く側もみんなで"Hello."と返す。
単純なことですが、しゃべりっぱなし、聞きっぱなしにならない、
簡単なコミュニケーション要素も内在した発表 となっていました。
最後の拍手もあたたかく響き、質問も活発に出ていました。

これをAll Englishで行っているのがすごいですが、
児童同士ではけっこう日本語を使ったりもしています。
ただ、 ALT に対しては何とか英語で伝えようとしており、
「英語は
ALT
とコミュニケーションするためのもの」という前提が
教室の中で共有され、誰もがそれを目指していました

最後を で終わるのがまたすばらしかった。
子ども番組の、最後のエンディングテーマみたいに思えました。
活動の最後の締めくくり、という感じがして、
毎回パターン化して歌で終わるのもいいなあ、と思った次第です。

リズムに乗って、本当に生き生きと、楽しそうに歌います。
授業後の 休み時間にも 踊りながら歌っている子どもの姿が
あちこちで見られました。
「こういう英語の授業ならば楽しい!」と思わされました。

◆    「英語」科分科会を経ての補足

この学校では「 大量の、多様なインプット 」を重視し、
成功しています。
僕も方向性としては「聞く」ことを重視しているので、
先進校での子どもの育ちを見ることができたのは大収穫でした。

All English については、
「子どもが『わからん』と言っても続けてきた。
 そのうち、分かるようになってきた」
という説明がありました。
子どもが分からないことでもあえて続ける意義 については
覚えておきたいです。

どのようにして子どもに英語の力をつけてきたのか、その具体的方法について。

たとえば 発表活動 では文の中が穴あきになっていて、
そこに入れるだけという 穴埋め式 を使っていました。
何を入れるかの 選択肢も、「ヒント」として例示 してありました。

通常の「国語」の授業でも、スモールステップの最初の支援として
使えそうです。(実際、僕は特別支援学級の子どもに対しての国語教育で
 よく使っていました。「穴あきプリント」。)

発音 については、1年生から フォニックス を取り入れていました。
たとえば「a」「a」と聞いたら"apple!"と答えるなどです。
そのうえで 3年生から簡単な絵本の読み聞かせ をされていました。

僕が見習いたいと思った最大のポイントは
多種類、多活動のテンポの良い授業展開 」。
英語だけでなく他教科でも使える、と思います。
まずは自分の実践で生かしていきたいです。

立命館小の授業を見せてもらってから、
少しずつ自分の授業でのテンポを早めにすることを意識していますが、
まだまだです。
多種類・多活動を仕組むなら、その分授業研究・準備をせねばならず、
なかなか追いついていない実情があります。
安易に妥協せずに、「よい授業」を追求していきたいです。

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Last updated  2011.02.16 21:51:30
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