片桐健司先生の書かれた
『障害があるからこそ普通学級がいい』
を読みました。
『障害があるからこそ普通学級がいい
「障害」児を普通学級で受け入れてきた一教師の記録』
(片桐健司、千書房、2009、1600円)
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【目次】(「BOOK」データベースより)
第1話 普通学級にいついてしまったのぶちゃんから教えられたこと
/第2話 みんないっしょがいいとあらためて思わされた直ちゃんとの6年間
/第3話 和彦くんがしゃべった/第4話 理紗さんと仲間たち
/第5話 いろいろな子たちとの出会いから
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心に残ったところがたくさんあります。
今回はそれは置いといて、この本の巻末で知ったことについて。
「障害児を普通学校へ・全国連絡会」 というのが、あるのだそうですね。
永六輔さんらが呼び掛けて出発した会だそうです。
会のホームページにくわしい紹介が載っています。 http://www.zenkokuren.com/aboutus/aboutus0.html
ここで作成されている就学相談のリーフレット、
これがとてもきれいで、よくできていました。
(下に、部分抜粋しました。全部見るには、上のリンク先からどうぞ。)
恥ずかしながら、僕はこのことを知りませんでした。「校区の普通学校(公立学校)」に入れるのは知っていましたが・・・。
実際、今日読み終わった本には、「重度の障害児」と言われた子が
特別支援学級ではなく、「 普通学級
」に入った話が載っています。
もちろん他の子と全く同じ対応ではなく、
その子に必要な支援が講じられての入学ですが。
「障害」についての考え方は人それぞれいろいろあると思いますが、
リーフレットの最初に書かれているように、「障害があるから」ということで決めつけていたり、思い込んでいたりすることが、かなりあるのではないか
と思います。
この会のリーフレットを読んで、「就学」の流れがかなりよく分かりました。
いろいろな子に対応できる教員をめざすためにも、「こうだからこうなんだー!」という決めつけではなく、
「こういうことあるんだな」と知っておける存在でありたいです。
『障害があるからこそ普通学級がいい』
の本の中身については、ぜひ広く紹介したいと思いますので、
またあらためてブログでふれたいと思います。
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