突然ですが、先ほど教材・教具の本を読んでいて、漢字のところを読んでいたので、思い出したことを書きます。
金曜日、久々に通常学級の集団授業をさせてもらいました。
小2 国語 「小1の漢字を使って、主語・述語のある文を作ろう」
導入は電子黒板の漢字フラッシュ。
この時に、習っていない漢字でも読めそうなものはふりがななしで提示することがありました。
子どもは、はりきって読みます。
まあ、「かん字」と書いたフラッシュの次が「漢字」だったら、普通読めますわな。
これ、子どもをほめるためにわざと入れています。
「習ってない漢字なのによく読めたねえ」
僕が使う常とう句です。(笑)
教科書では、「 主語
」「 述語
」という漢字も、
ふりがなつきで書いてありました。
もちろん、これもいただきです。
さっきに比べれば難しいですが、
教科書に読み方が載っているので、
ちゃんと教科書を見る子は、読めます。
習っていない漢字だから、読めなくても別にいいのです。
読めても、読めなくても、いい。
勉強って、そういうもんだと思うんですよね。
強制されるといやになっちゃう。
2年で習う漢字じゃないから、覚えなくてもいいけど、覚えたいなら別に覚えてもいいよ、という。(^^)
こういう、自主的に子どもが選んで、自ら学ぼうとすることこそ、大事だと思っています。
ノートを書くときにも、
「 主語
」「 述語
」はわざと黒板に漢字のまま書きました。
「2年生で習う漢字じゃないから、
ひらがなで書いたらいいんだよ~。」
「書けるよ!」「漢字で書くよ!」
う~ん、2年生の子は素直に挑発に乗る子が多いなあ。(^^)
こういう感じで、子どもの自尊心をくすぐるように指導を持っていくことが僕の場合は多いです。
やる・やらないは子どもの自由です。
自由を保障するところに、学びがあるのだ。
かっこいいことを書いてしまいました。
「じゃあ、全然勉強しないのも子どもの自由なの?」「書き順とかきちんと教えないでただ写させるだけでいいの?」
などの反論が聞こえてきそうです。
それについては、また別の機会に・・・(といって、逃げる)。(^^;)
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