きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2013.06.22
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ザ・ファシリテーター 人を伸ばし、組織を変える』
(森時彦、ダイヤモンド社、2004、1600円)

このビジネス小説の読書メモを書いている途中です。

本日が第5回。(第1回は こちら

学校教育に関係する話題から始まります。

===============================
『ザ・ファシリテーター』
読書メモ ロゴ5
(今回は、第3章「全社改革へ」を参照し、4章の冒頭にも突っ込みます。
 太字 部分が、本の内容。
 顔マークのあとの緑文字は僕の個人的コメントです。)

<浮力の原理>

 ・二晩かけて、できない理由をどんどん挙げていってもらった。

 →三日目もやろうと言ったら、
  「もういいから、今度は、どうやったらできるか考えたい」と
  前向きな気持ちが湧き上がってきた。

 ・壁いっぱいに書き出した「できない理由」を、
  皆で見ながら、マッピングし直す。

  後ろ向きのキーワードを前向きのものに書き直し、
  貼ってあった「できない理由」を1件1件、カードを裏返すように
  「できるやり方」に書き換えていった。

大笑い 一面のマイナスを、一面のプラスに置き換えていく過程!

   それはまるでオセロのようで、気持ちいい!

・後は、そんな会議をしなくても、アイディアを思いついた人が
 会議室に勝手に来て、壁に貼ってあるフリップチャートに
 気づいたことを書いていく。

 この会議室は「アウト・オブ・ボックス」と名づけ、
 「専用作業スペース」にした。
 他の会議には使わせない。

 ・時々デジカメで撮って、壁に書かれたものをパソコンに落としては、
  関係者に配信。

スマイル「アウト・オブ・ボックス」という名前が、
   「箱から出る」という重要なネーミングに思えます。
   僕が「箱の本」と呼んでいる、非常に影響を受けた本があるのですが、
   その本のことを思い出しました。

   ▼ 人生を変える本『自分の小さな「箱」から脱出する方法』

・社員の行動を変えていかなければならない。

 社員の行動を変えられないのなら、
 組織やプロセスをいじっても混乱するだけ無駄。

しょんぼり上は社長の言葉です。
   「社員を変える」というのは並大抵でないだけに、
   社長の苦労がしのばれます。

  物語中で、社長が改革のために行うパフォーマンスは、なかなかのものです。

  たとえば、4章で改革のための若手精鋭チームを招集したときの
  社長の行動は、次のようなものでした。(p203-206より)

・ホワイトボードを背にして立ち、両腕を左右に開いて言った。
 「もっと前に来てくれ」

 「私の体温が感じられるところまで来てくれ」

 数歩後ろに下がると、自分の前に空間をつくって言った。

 「座っていないで。さぁ、立ち上がって、前に出てきなさい」

 →全員が半円陣を作る。

 「今日は、よく集まってくれたね」
 先ほどとは打って変わって、静かに、
 ほとんど恥じ入るような小さな声で 語り始める。

 語り→質疑応答の後、
 一人ひとりの目を見ながら静かに言った。

 「君たちに、期待している」

 小さな声だった。しかし、ピアニシモで終わる交響曲のように、
 全員の心に余韻を残した。

びっくり 社長のこの語り、始め方や終わり方、
   うまいと思います。

   僕は何でも教室での授業に置き換えて考えてしまいますが、
   教室で先生が子どもたちをすぐ前に読んで話をするときにも、
   使えるかもしれない、と思いました。

   ただ、こういうのは、テクニックというよりは、
   話し手の気持ちが大きいですね。
   形だけ真似しても、だめだとは思います。

   でも、ほんとに話し手が切実な気持ちを持っている場合、
   そばに呼び寄せて、静かなミーティングで、
   皆の心に話し手の気持ちをしみとおらせるようなことって、
   できると思いますね。

   激しいやり合いとか葛藤があった後に、こういう締め方とか、
   ゾクッとします。(^^)

(p143~p206より) ============================

次回は、改革のための若手精鋭チームSWATの
風変わりな自己紹介 」以降の描写を参照します。

では、また次回!

ありがとうのおじぎ男の子

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Last updated  2013.06.22 11:19:05
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