『 ザ・ファシリテーター
人を伸ばし、組織を変える』
(森時彦、ダイヤモンド社、2004、1600円)
この本の読書メモ、今回が最終回です。
これまでの取組によって何が変わったのか、いろいろな人の感想や意見が述べられています。
これまでの読書メモを振り返りながら、ご覧ください。
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『ザ・ファシリテーター』
7
(第6章「何が変わったのか」より。
太字
部分が、本の内容。
顔マークのあとの緑文字は僕の個人的コメントです。)
<何が変わったのか>
・以前は、気に入らない意見が出ると、真っ先に言い返していたのに、
黙っている
(ようになった)。
・議論が行き詰りそうになると、立って前に出ていく。
ホワイトボードの真ん中に縦線を引くと、
左側に賛成意見、右側に反対意見を並べていって、
賛否を整理したうえで、自分の意見を言う
(ようになった)。
・縦に線を一本引くと、
左側に「コントローラブル」、
右側に「アンコントローラブル」と書いて、
皆の言うことを、黙々と左右に整理していった。
先輩が「自分たちがコントロールできる左側の課題に集中しよう」
と言われてから、 議論が急に建設的に
。
・ファシリテーターの人たちは、
チームが達成しようとしている 目的
から絶対に目を離さない。
そのうえで、人と人との インタラクション に注目している。
・ファシリテーターの声や話し方、態度から、
前向きなエネルギー
を強く感じた。
・「すぐやってみよう」
「ダメだったら、変えたらいい」
というサバサバした雰囲気。
・一流のスポーツマンのようなたくましさ
・ 他人と話をすることを 恐れなくなった 。
・自分を開放し、他人から率直なフィードバックをもらうほうが、
自分が成長する、というふうに考えられるようになった。
・ 議論の過程で起こる化学変化を楽しむ心 を覚えた。
・チームとの一体感を心から感じられるようになってきた。
・堂々巡りの構造を可視化する。 (p339 図表27 循環する議論)
・活動を通じて、 グループで問題を解決するスキル を身につけていた。
(p330から最後まで) ============================
ファシリテーションの威力はやはりすごい、と感じます。
現代の企業やスポーツチームの中でも、
チームとして機能しているところは、
少なからずここで述べられてきたようなことはされているのではないかな。
この小説には「2」があります。
読みかけのまま進んでいないのですが、「1」の読書メモが完結したのを機会に、
また読み進めていきたいです。
『 ザ・ファシリテーター 2
理屈じゃ、誰も動かない! 』
(森時彦、
ダイヤモンド社出版研究所、2007、1600円)
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