冒頭10分ほど見て、うちの子供達に邪魔をされて中断してしまいましたが、非常に観る価値のあるドキュメンタリー映画だと思いました。
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映画と合わせて、震災で避難された方の自主制作本も紹介します。
「 3.11避難者の声 ~当事者自身がアーカイブ~
」
▼ 東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream
「あとがき」から少し、引用します。
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本書に登場する避難当事者は、3.11直前までは皆さまと同様に、この国でふつうにあたり前の日常を送っていた、市井の人々です。ただ一つだけ違いがあるとするならば、3.11およびその直後に発生した東京電力福島第一原発事故の影響で、実際に「避難」を決断し、それを敢行した、ただそれだけなのです。
(「あとがき」p126より)
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「避難者の声」の中には、小学2年生の女の子のものもあります。(p22に掲載)
わが家にも、現在小学2年生の女の子がいます。
自分の子と重ねながら、当時の、当事者のご家族の悲痛な心の痛みが、容易に想像されました。
あまりにも切なくて、たまらなくなりました。
この冊子は、単に「避難者の声」を集めただけでなく、裁判での意見陳述書や、大学院での研究論文も収録し、非常に貴重なものになっています。「避難者の声」としては放射能からの避難という側面が強いため、それに伴ういじめや差別などの問題も赤裸々に語られています。
ところで、 東日本大震災の後に、励まされる歌詞だということ
その中に、こんな一節があります。
「希望のかけらを 手のひらにあつめて
大きな喜びへと 変えてゆこう
愛する人や友達が 勇気づけてくれるよ
そんな言葉 抱きしめながら」
この部分を歌うとき、とても心が温かくなります。
終わらない復興や、原発の風評被害など、今なお心が重くなるような課題が大きく残っていますが、私たち一人ひとりが「忘れない」気持ちを持ち続けることで、また、当事者の気持ちに寄り添い続けることで、「希望のかけら」を、「大きな喜び」へと、変えてゆきたいと思います。
今井美樹さんの「PIECE OF MY WISH」、原曲ももちろんいいのですが、しんみりと聴きたいときは、「リラクシングピアノ」による、ゆったりしたピアノバージョンもおすすめです。
僕は、大変勇気づけられました。
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