「芸術は、爆発だ!」で知られる岡本太郎。
彼の本もまた、芸術的です。
芸術とは何か。
あなたはどう生きるべきか。
あなたが芸術的に生きるためのヒントが、きっとあります。
『原色の呪文』
(岡本太郎、講談社文芸文庫)
▼ 【電子書籍版】
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岡本太郎『原色の呪文』
・ごま化して功利的に動こうとすると、自分自身に信用がおけなくなる。
かえって無限に己れを弱くしてしまう。
(p14)
・ 見る
ということ自体に、あなた自身が 創る
という けはい
がなければならない。
(p131)
・「なぜ、あなたがたはうまく描こうとするんですか。」
「うまく描く必要なんかみじんもありません。
かまわないから、どんどん下手に描きなさい。」
「そうです。 でたらめなら、なおいいんだ。
でたらめに描いてごらんなさい。
(p137)
・おもしろいところで作った芸術でなきゃ、おもしろいはずがない。
(p210-211)
・大事なことは、功利的でない、無目的な生のよろこびに全身をぶつけ、 真剣に遊ぶことだ。
むなしい目的意識や卑小な合理主義にふりまわされてしまわないで。
自分が<何々である>とか<何々が出来る・出来ない>ということよりも、
<こうありたい>、<こうなりたい>ということのほうを中心に置く。
(p233)
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本の中に所収された、書かれた年がそれぞれ違う岡本太郎の著した文章より、その断片をつなぎあわせてみました。
そうすることで、年を隔てて見えてくるものが、ある気がします。
はっきり言って、それぞれ別々に読んでいたときには、なんだかよく分からなかったです。(笑)
今から新しい挑戦をしようとする、すべての芸術家への強烈な檄。
やりたいことをやってみようとする元気を、もらいました。
爆発的エネルギーを、あなたにも。
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