『幸せの真実 本当の自分に還る』
・「成長してエネルギーの振動数を上げなければ、ブルーを助けることはできん」
(p29より)
おそらく神様だと思われるおじいさんから、主人公の少年が言われる言葉です。
この後、振動数の数字が具体的に示されます。
「ドラゴンボール」のスカウターで戦闘力が示されたときのようなワクワク感を覚えました。
僕の振動数はいくらぐらいかなあ・・・・
ちなみに、 振動数とは「愛の強さ」
らしいです。
なんてシンプルでステキな定義!
・ お父さんは仕事から帰ってきて、自分の仕事がどれだけ多くの人に喜びを与えたか、うれしそうにお母さんに話していた
。
(p36より)
ここは
、なんてことのない描写なのですが、自分が「お父さん」なので、「こんなお父さん、ステキだな。なりたいな」と思って、チェックさせてもらいました。(^0^)
そうか、仕事は、多くの人に喜びを与えるためにしているんだな。
なんだか、仕事というものを再確認させてもらった気がします。
愛の星である、主人公の少年のふるさとでの描写です。
この後、物語が進んで、少年は地球と思われる「ブルー」という星に行きます。
・この国では、自分がうまくいかずに不幸なのは、他人のせいなんだ。
(p76より)
こうシンプルに書かれてしまうと、鋭い刃で喉元を突かれたような、「やられた」感があります
。
「不幸なのは、他人のせい(にしていること)」
不幸の本質をこんなふうに言い表されてしまったら、他人のせいにしている自分を反省せずにはおれません。なお、絵本の中では、他人のせいにしあっている具体的なセリフが、この前のページに書かれています。胸に痛いです。
そして、絵本は次のように続きます。
・この国の人たちは、自分の不幸を他人のせいにすることで、そのマイナスのエネルギーが自分に返ってきている。なにがあっても、人を責めるのではなく、あたたかい言葉をかけてあげることが大切なんじゃないだろうか。
(p77より)
=============================
絵本のストーリーはまだまだ続きますが、紹介はここまで。
僕たちが自分の生活を振り返るために、大変示唆に富んだストーリーだと思いました。
興味を持った方は、読んでみてくださいね。
NHK教育番組「昔話法廷」が面白くて考えさ… 2021.09.26
【道徳授業記録】『オトタケ先生の3つの… 2012.12.24
阪神淡路大震災の映像記録 ネットで視聴 2011.01.14 コメント(2)
PR
Category
Keyword Search
Free Space
Calendar
Comments