職人の技

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2010年01月25日
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カテゴリ: 萬年筆
レッドのコッカーさんがパーカー75シズレを紹介したときに、ぽんすけさんとのやり取りの中で、


漆塗りの万年筆でもっとも有名なものは、ダンヒル・ナミキだろう。
これらは、並木製作所(現パイロット)がダンヒルの OEM で造っていたもの。
現在は、パイロットの万年筆として、蒔絵のものを中心に造られ続けられている。
プラチナ、セーラーからも、蒔絵のものは出されている。

最近では、ペリカンから、

ペリカン 高蒔絵万年筆「海想」

などの高蒔絵のものが発売されているが、それらは日本の職人さんらによるものである。

ウォーターマン セレニテ 蒔絵万年筆「麒麟」

なども、日本の職人さんによるものである。



カランダッシュ バリアス コレクション チャイナ・ブルー 純正漆



デュポン XL万年筆 オランピオ 純正漆/パラディウム

は海外で生産されているものだが、本漆を使ったものである。

誰が塗ったのだろう?

1935年 漆職人のアドヴェンチャー

デュポン製品に詳しい方ならご存知だろうが、金属に漆を塗ったのはデュポンが最初である。
漆黒に金が輝くライターを見た人も多いだろう。
そのため、フランスには、漆塗りの職人さんたちがいるのである。
#最近は、ガラスにも漆を塗ることができる。
#この技術は日本が最初である。

特に、デュポンの万年筆には、漆塗りの秀逸なものがあった。

90年代後半のデュポン・カタログ

にあるオランピオ・ヴルティゴは、ペン・カタログを見たとき、欲しい 買いたいスマイル
今でも、買っておけばよかったと思っている一本である。

カルティエにも、漆塗りのものがあった。ボルドーの、いわゆるカルティエ色の軸の万年筆は本漆で、会津の職人さんが塗ったものである。
#塗ったことのある方から、伺った。

最近では、

ルイ・カルティエ ゴールド リーフ

があったが、日本の職人さんの手に依るものかどうかはわからない。


そのことからも、本漆であることが窺えるし、また、
廃番となってしまったソネット・ピゾンフォンセも本漆であった。

パーカー 蒔絵万年筆「昇り鯉」

も蒔絵だが、日本人の手に依るものかどうかはわからない。

いずれにしても、本漆を使った万年筆は日本製でなくてもあるのである。
上に書いた、デュポンのオランピオ・シリーズをペン・カタログで見たときにはショックだった。
日本の意匠を超えている、そう思った。

蒔絵もすばらしいものだが、パーカーやデュポンにある、日常でも使える、
ちょっと上品な漆の万年筆、また発売されないものだろうか。










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最終更新日  2010年01月28日 19時55分30秒
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