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年越しは病院で過ごすことになりました。 毎年「今年こそ元気で1年過ごしたい」と、 元旦に誓うのです。 腸閉塞2回、肺炎1回。 今年の結果です。 今年も治療内容は昨年と基本は同じでしたが、 今年の冬は皮膚の乾燥と色素沈着が酷く、 ゼローダをきちんと飲めない時が増え、 フルツロンを試すことにしました。 今はまだミックスしながらで、 腫瘍マーカーも横ばいだから、 悪くは無いのかもしれないです。 フルツロンは皮膚症状よりも消化器症状が 出るかもしれないと言われたけど、 ガッサガサで足が痛くて歩けないのと、 消化器症状との副作用を天秤にかけると、 冬は足の痛みの方が辛いのです。 今年の年明けは、 認知症についての発表からはじまりました。 終電で帰宅したのも、就職以来初。 社会人になって父親のような存在だった、 上司が春に退職し、あらためて、 自分は生涯何をやって生きていきたいか、 問われることもありました。 未だ模索中だけど、 患者さんと向き合う楽しさを 今年も沢山学べたな。 私の仕事は、リハビリ従事者として 運動を教えたり、患者さんの 身体機能改善を私がすることではなく、 その人がモチベーションを持って、 生きていけるように手助けするかという事かなと、 最近はよく思うのです。 旅もちょこちょこ行けました。 5月のモンゴル。 12月のニュージーランド。 国内もちらほら。 祖父が、がんで亡くなり、 改めてがんの魔力に 恐怖を感じることもありました。 大往生とはいえ、いくつになっても、 誰かの命が失われることは、さみしい。 友達やら同僚、家族など、 近しい人たちに支えられて、 がんの自分を昨年より好きになってきてます。 自分の経験から 何かを感じてくれる人がいることが、 私はありがたいと思うし、 生きてて良かったと思えてます。 残念ながら、入院での年越し。 夕方までこんな自分にすねてたけど、 振り返ってみると、 それでも良いのかなって思える 幸せな一年でした。 昨日、お友達が持ってきてくれた、 ミニレゴで作った白だるま。 赤だるまも作らなくちゃだし、 読みたい本もあるし、 ゆっくり年越しをベッドの中で迎えます。 良いお年をお迎えください。
2016.12.31

ニュージーランドで暖かい時間を過ごし、 極寒の東京であまりの寒さに 新宿でバスを降りたとき、涙が出ました。 ニュージーランドの1番北の岬です。 楽しかったなぁ。 旅から仕事に戻って数日、 体調が悪化し始め、 インフルエンザチェックを数回、 薬をあれこれ飲み、 昨日仕事納めを迎えました。 今日は自分の通院の最後の日、 血液検査で白血球が8000越え。あら。 そしてCT撮ったら、肺炎の診断になりました。 熱もなく、息苦しくもない。 なのに肺炎‼︎ 即入院を告げられ、 うっすら抵抗したけどダメで、 買い物に外に出たら、 「温度差で身体に負担がかかったのでしょう。 冷たい外気は肺に悪い! しかも、細菌性肺炎だろうに細菌がウヨウヨいう外に出るのは、死にますよ」って、 脅されました。 3日まで入院ですって。 超広いリビングルーム付きの窓もない 豪華なお部屋です。 テレビはあるけど、 ご飯もお風呂も無い。 なんとも言えない。 監禁状態だわ。 あー、今年は体調まぁ大丈夫だと思ったのに。
2016.12.30

土曜日、御成門で開かれた、 若年がん患者交流会に行ってきました。 テーマは恋愛と結婚について。 私も1人の女性として、 恋愛や結婚について考えた時期もありました。 両親は何も言わなかったけど、 妹が結婚したり、 友人が婚活を始めたりするのを見て、 色々思ってきました。 そんな私でしたが、 たまたま出会った、 悩みに悩んだ相手と付き合いはじめ、 半年の時間の中で感じてきた 心のザワつきや、 周りの人に支えられながら、 2人で向き合ってきた道のりを シェアする機会を頂きました。 NO MORE恋愛から心を開くきっかけになった、 八戸リレーフォーライフでの話、 がんの話を相手に伝えた時の話、 2人で緩和ケアの話を聞きに行った時の話、 などを手短に。 未来の不安はあんまり言えなかったけど。 自分の恋愛観や経験を、 初対面の人たちと共有するのって、 聞きたい人いるかしら? って話す前は思ってたけど、 私たちの話の後に、 会場に来られていたみんなの話を聞いてると がんというキーワードが生み出す問題は たくさんたくさんあるのだと気づきました。 問題解決に医療費は発生しないだろうし、 命に直接は関与しないかもしれないけど、 行きていくためには、恋愛というか、 愛情や性的欲求や、愛されることとか、 そんなことも、必要と感じる人は多いと思う。 主治医が理解してくれるかどうかは、 心を相当オープンにしないとわからないだろな。 改めて、人を好きになることや、 好きになってもらえたことを、 振り返って考えてみると、 やっぱり心の扉を少し開けて、 誰かと向き合って想いを伝えることは、 その先はわからないけど、 開いてみないと見えない世界はあるのだと、 思いました。 そんなことを、ニュージーランドへ向かう 飛行機の中で考えてました。 イミグレーションのゲートが、 マオリ族的な雰囲気でステキです。 しばらくはスイッチオフして、 のんびりしてきます⭐️
2016.12.19
あまり、このブログには 恋愛について書いてこなかったなぁと 明日のイベントの前に、 そんなことを思いました。 明日は若年がん患者の集まりがあり、 テーマが恋愛・結婚なのです。 そもそも、病気の記録的目的でブログは始めたし、 時々旅や仕事の話を書いてきたけど、 それもこれも、 スキルスのステージ4でも、 抗ガン剤治療中でも、 仕事をして旅にも行けるのですと、 言いたかったから、かもしれない。 がんになった時、彼氏はいませんでした。 色々あった直後で、 一瞬ストレスでがんになったのか?と、 思ったりしたけど、 きっともっと前から、がんは居たのでしょう。 がんの診断を受けて、 腹膜播種をチェックする初めての、 腹腔鏡検査入院中に外出願いを出して行った 友達の結婚式で、ブーケが当たりました。 新婦からの 「ステキな人を見つけてね💟」という言葉は、 本当に嬉しかったけど、 その夜病院に戻った私は、 なんだか寂しい気分でした。 検査の結果、播種はバッチリあって、 すぐに抗ガン剤治療が始まり、 ブーケをもらって1ヶ月後には、 ウィッグを付けないと外に出られない位、 髪もばっさり抜けたし、 恋愛どころじゃない日々が始まりました。 幸い友人が色々支えてくれて、 私の体調に合わせて遊んでくれて、 あまり恋愛を渇望する事なく、 20代を終えました。 それまで付き合ってきた人達は、 それなりに優しい人達でもあり、 誰かの何か関係者で、 新たなパートナーがいても、 私のがんの事を風の噂で聞いて、 お見舞いに来てくれた人もいたなぁ。 過去の恋愛というのは、 既に愛情から変化した感情に なっている人達なので、 心配をしてくれた事が嬉しくもあり、 こんな形で再会するのが 不思議だなぁと今振り返ると、思います。 私の周りは婚期が遅い友人が多く、 30代に突入してものんびり屋さんばかりでした。 それでも30代になるとザワザワし始め、 恋愛活動に勤しむ友達を見てて、 そういう人がいる事は良いのかもしれないと、 一緒に連れてってもらったりして、 縁があった人とリハビリ恋愛と思って、 お付き合いしたりもしてみました。 がんって言うのは最初は怖かったけど、 すんなり付き合ってくれた人の存在に、 驚き慄き、そんなもんかとも思ったものでした。 だけど、リハビリ恋愛というのは、 なんとも言えないもので、 なんだか本当の自分をだせないまま時間が過ぎ、 私が笑えない時間が積み重なり、 しんどくなって、終焉をむかえました。 明日は、それからしばらくして 出会った男性と一緒に交流会に行きます。 恋愛は千差万別で、 価値観も様々で、 何が幸せかなんて、 人とは比べられない。 答えもないし、 不安になる要素は探せば沢山出てきます。 がんで、無駄に年齢を重ね、 大して女子力もなく、へんてこりんな私。 それを知ってる身近な家族に、 自分の息子が私と付き合ってるなんて、 相手のご両親は「お気の毒ね」なんて、 完全にディスられた発言をされ、 久しぶりに激昂というか、 こんな差別的発言をする家族にがっかりしたけど、 しばらく時間をおいて、 世間とはそんなもんかもしれないとも、 そんな発言をする人に育てられた 私は思うのでした。 厳風は、案外身近にいました。 この憤りを誰に聞いて貰えば良いか解らず、 10年ぶりくらいに弟に電話してしまった。 明日はどんな1日になるのかな。
2016.12.16
11連勤中。 化学療法をして、お腹が緩いのに、 なんだかぐるぐる鳴るし、 だるくて痛い。 ガスが腸内を移動するぐるぐる音が止まらない。 疲れてたのかなぁ。 お肉を昨日食べたのも引き金か…。 要経過観察。
2016.12.08

タイトルが変かもしれないけど、 海賊と呼ばれた男の映画を見てきました。 試写会で見たので、映画公開はもうすぐです。 少し話がわかる内容なので、 知りたくないかたは、 以下をスルーしてください。 本は発売後すぐに読んだので、 大体のストーリーは憶えていたけど、 細かいところは、うろ覚えでした。 本から脚本、そして映像化する過程で 色々省かれ、変わったところもあるのかも。 主人公の岡田くん演じる、鐵造は、 綾瀬はるか演じる、ゆきと結婚します。 そろそろ嫁を、後継を、 という兄の一声で決まった結婚。 お見合いというか、結婚当日まで 顔を見たことないという時代の話です。 結婚する前に、鐵造が人生の先輩に聞いた 夫婦を永く続ける秘訣は、 『夫の苦労を一緒に背負える嫁をもらえたら、 本当の果報者や。 夫もまた、 妻の苦労を背負ってやる覚悟やないとあかん』 と。 ゆきはよく働き、 夫を支えていたと思います。 鐵造は、会社を第一に考え、 社員を我が子のように可愛がってました。 だけど2人の間に子供は授からなかったのです。 ゆきは子供ができないこともあり、 身を引き、実家へ帰り、 鐵造の兄が世嗣ぎが産める新しい女性を、 段取りをつけて連れてきて、 その結果子供ができて、孫もできて、 多くの家族に看取られて亡くなるシーンが 最後に出てきます。 だけどその前に老人ホームにいる 鐵造の元へ、黒木華演じるゆきの親族が、 ゆきが亡くなり、 ゆきは生涯独身だったことなどを伝え、 生前につくっていた鐵造に関する 新聞記事のスクラップブックを、 供養にもなるし見て欲しいと、 会いにきます。 ゆきの思いを死ぬ間際に知った鐵造。 なんだろか。 なんなんだろか。 別れても生涯愛し続けるなんて、 わたしは悲劇すぎると思うけど、 ゆきは誰かを愛し続けることが、 幸せだったのだろうか。 鐵造は大家族ができて、 会社も軌道に乗って、 色々あったけど幸せそうにみえたけど、 幸せだったのだろうか。 幸せって、端からじゃわからないのかもしれない。
2016.12.08

最近、メールが便利で、LINEが便利で、手書きの手紙を出す事が珍しくなりました。私自身、手紙をもらう機会も少ないし、直筆メッセージなんてお誕生日のカードと年賀状くらいかなぁ。そんな私でも旅に出ると、ポストカードを送りたくなるのです。住所を知ってる知り合いもそう多く無いし、叔母とか私の旅先に興味を持ってくれそうな、知り合いがターゲットになるんです。この前の京都から、久しぶりにお2人にハガキを書きました。小学校の時の担任の先生と、胃の手術をしてくれた先生。小学校の先生へ送ったハガキを先生の家のポストから取り出してくれたのが、たまたま遊びに来ていた幼馴染の可愛い息子さんだったなんていう、面白エピソード溢れるメールをお返事でいただき、あー、良かったなと思うのでした。そして、胃の手術をしていくれた先生からはなんと、学会先のワシントンDCからエアメールが届き、これまたびっくり。少しずつ胃がんへの腹腔内化学療法が広まってきているそうです。エールと共に届いたニュースに心が嬉しくなりました。
2016.12.01
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