想いが重なれば闇は光に変わる。想いを抱き続ければ天開がある。

想いが重なれば闇は光に変わる。想いを抱き続ければ天開がある。

PR

×

Profile

Lily & Rosy

Lily & Rosy

Calendar

2009年02月15日
XML


その時おもったのは、人間というものは心でまたは頭で赦しても、体は赦さない」

「頭だけで、心だけで、思っているだけではダメなんですね
自分の口の中で、小さな死 とつぶやく 
自分が小さな死を 意味あるものに変えることができる
人に殺されるのではなくて、自分が主体性を持って死ぬんです
しかもそれは意味のある死にかえることができる」

(渡辺和子)


=======================


http://www.tomoshibi.or.jp/tv/info.html
小さな死
By シスター 渡辺和子


わたくしが小学校3年生、9歳の時のこと 昭和11年2月26日の朝
1台トラックに 30数名の陸軍の青年将校たちのってやってきた
私の家を襲撃 私の目の前で父を殺し 引き上げていった
2.36事件とよばれる昭和のクーデター これを堺に日本という国は戦争へひた走っていくことになる
悲しくつらい出来事
朝6時前 とこを並べていた父 ほんの数分間の間に冷たい骸に 
雪の降り積もった 真っ白な雪の上にてんてんと残った血の跡 軽機関銃の光景と音を一生の間きっと忘れない
同じ部屋の物陰からみていた9歳の私にいろいろなことを教えてくれた

命のはかなさと尊さを知った
自分たちの目的を遂げるために手段を選ばない人の心の恐ろしさを教えてくれた
人を殺すのは必ずしも43発の鉛の弾ではなく、その軽機関銃を打った人、その背後の打たせた人の心だ 
わたしたちが心に平和をもつことの大切さを教えてくれた

父が亡くなりいろいろ苦労もいたしました

30歳になるまで家計を助けるため働いて修道会に入った
その前後 よく
あなたは父を殺した人を恨んでいますか、恨んでいますか?と尋ねられる度に
いいえ、その方たちのお考えがあったことでしょうから と答えていたが
ところが、修道院は入って20年たったころでしょうか
関西のあるTV局 唯一の生き残りとして
2.26事件 恐ろしさぜひ語ってくれとお願いされて 何度も断ったが しかたなく局に行った
びっくりしたことに 私の何の断りもなく 父を殺した人も呼ばれていた
二人の間に話があろうわけがない
気を聞かせてくれてTV局の人がコーヒー出してくれた
朝10時ごろだったから、私もよろこんでコーヒーカップを口元まで運んでいきながら、父を殺した人の前でコーヒー一滴も飲めない
その時おもったのは、人間というものは心でまたは頭で赦しても、体は赦さない
同時に、私の中には父の血が流れている ちょっとうれしかったことも覚えている
父を殺した人を心から赦す、といことはいうのは簡単 実際なかなか難しい
しかし、もっともっと難しいのは、日々の小さなことで、自分を傷つけたり、悪意の塊でしかない人を赦せるかということだと思います
私が修道院入ったとき 目上の方に イエスのように十字架の上で死ぬ覚悟できているといった
いいえ、あなたの十字架は、毎日毎日、針の先でちくちくさされる しかも笑顔で受ける
人知れず受ける小さな苦しみを 悟られず受けていくのだといわれた

修道院入って50年 今経つ 
小さな死 を自分のひとつのモットーにしている
それは人が誰もが迎えなければいけない 大きな死のリハーサルを毎日繰り返す
リハーサルすればするほど本番が落ち着いてパフォーむできるように
毎日の生活の中で 小さな死をことあるごとに繰り返すことにより 
しかも美しく繰り返すことにより
もしかしたらば 大きな死を 心静かに 美しく迎えられるのかもしれない
わかりませんけれども
身体の不調とか 難しい人間関係とか 人に話さなければならない いやなこと 腹がたつこと
ひとつひとつ逃げないで自分らしく受け止めていく
もう一つ大切なのは、頭で小さな死を遂げるのではなくて、口の中で人に聞こえないように小さくつぶやくこと
自分の経験 頭だけで、心だけで、思っているだけではダメなんですね
自分の口の中で、小さな死 とつぶやく 
自分が小さな死を 意味あるものに変えることができる
人に殺されるのではなくて、自分が主体性を持って死ぬんです
しかもそれは意味のある死にかえることができる

やぎじゅうきち
神のように赦したい
花のようになったらば神にささげたい

自分に投げかけられる苦しいこと、いやなこと、つらいことを温めて
いつの日かお花のようになったときに神にささげる
キリストは死んで生きる道を示してくださいました
小さな死を 日々繰り返すことで
詩が豊かな実りを
私の祈り、小さな犠牲を必要としている人たちのために 
豊な稔となるおうに願いながら生きていきたい







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年02月16日 00時55分56秒
[ウッチーの徒然なるままに] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: