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私は、いわゆるWalkman世代であり、Sonyブランドに対しては特別な思いを持っている。(プレイステーションは持っていないが)PCはVAIOだし、デジカメもサイバーショットだ。商品自体もそうだが、若い時には、SONY流の経営に常に憧れと尊敬を感じていたものだ。そのSONYが、大変な危機に陥っている。ことの詳細は省略するが、ハッカーの侵入により、最大で7700万人程度の個人情報が流出した可能性があり、その中にはクレジットカード情報なども含まれる可能性もあるというのだ。7700万人というのは、半端ではない人数だ。一義的に攻められるべきは犯罪を犯しているハッカーであることは疑いようもないが、SONY側の対応についても、19日に侵入を確認しシステムを止めておきながら、26日まで発表しなかったことに非難が集まっているようだ。これは、原発事故にも共通するのだが、日本の政府や企業は、本気で危機管理・危機対応について見直すべきときだと思う。事故が起きて様々な影響が想定されるときに、正確な状況の把握に必要以上に拘り、情報をきちんと整理して伝えるという部分にばかり重きを置くのではなく、先ず、今何が起きているのかを正確に伝え、どのようなリスクがあり、どのようになれば問題は解決し、どのようなことが起きればリスクが強まり、今は何をすべきで、リスクが高まれば、どの時点で何をすべきなのかを正確に伝える、そういうことのが大切なのではないだろうか。今は、在野の専門家が、世界中で繋がりながら、色んな情報を発信する時代。当事者と当局で情報を握って、情報の出し方を含めた対応を考えてから情報発信するようなやり方では、不信感が増幅して、あとでその尻拭いに何倍も苦労するし、ブランドも傷ついてしまうだけだ。実は、SONYについては、今回の事件とほぼ同じタイミングで、iPadに対抗するタブレット端末の発売とYoutubeを通じた映画の配信などの、極めて重要な経営戦略についても明らかになったところであった。いち早く、ソフトとハードの融合を目指したSONYにとって、当に、世界相手の総反撃に出ようというタイミングで起きた事故だけに残念でならない。今は、日本ブランド自体が危機に陥っている。今、日本の代表ブランドを叩きたくもないのは、日本国民の共通の思いだろう。そんな空気に甘えることなく、この危機を乗り越えて、再び世界の賞賛を浴びる眩しい企業になってほしいと思っている。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.30
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今日は、何と言っても、ロイヤルウェディング!!皆さん、見ましたか?私は、本当は、バッキンガム宮殿に無理すれば歩けなくもないくらいのところに住んでいるんですが、やっぱり全容を見ていたかったので、TVで観ることにしました。豪勢過ぎずシンプルで、とてもよいイベントだったと思います。とにかく、ウィリアム王子は、国民に愛されていて、ケイトさんも中流家庭出身のしっかり者で好感度が高いので、王室の人気回復に大きく貢献したんじゃないかと思います。結婚式には、VIPが勢揃い。エルトン・ジョンは、ちゃんとゲイのパートナーと仲良く参列。労働者階級の星であるベッカム夫妻は、何んとなく居心地が悪そうに見えたのは、思い込みのせいかな~?日本の皇太子夫妻にもお越しいただきたかったな~。イギリスには特別のご縁のある2人だし、幸せそうな2人の姿をご覧になれば、雅子さまもお元気になられるかも・・と、ちょっと余計なことも考えた。ケイト・ミドルトンさんのお父さんは、ずっと花嫁の父らしく?複雑な表情でしたね。一方、お母さんは、とても素敵な方で驚きました。ナチュラルな装いも含めてTVプレゼンターも絶賛していましたが、納得です。パレードのときに、いいな、と思ったのは、ウィリアム王子が、ずっと笑顔で聴衆に手を振っているんですが、戦争犠牲者の記念碑の横を通るときには、ほとんど反射的に敬礼をしていたところですね。こういう場面が、世界180カ国中継(20億人が見たと言われている)で流れるのはとてもよいことです。実は、私、今朝、ウィリアム王子とハリー王子が2人で出てきたときに、実母であるダイアナさんに、この姿を見せてあげたかったなーと思って、涙ぐんでしまいました。やっぱり、私の世代だと、ダイアナに纏わりつく、可愛い子供だった2人の姿が目に焼き付いていますからね。うまくは説明できないのですが、王室というのは、イギリス国民の財産何だなーと感じました。色々大変なこともあるでしょうが、お幸せに!!お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.29
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さて、明日は、いよいよ、ウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式(ロイヤル・ウェディング)です。昨日も書いたとおりで、既に、多くの人たちが場所取りをしていて、ムードが盛り上がってきましたね。TVでも祝賀ムードが漂っています。ただ、残念ながら、明日の天気は70%の確率で雨。雷雨の可能性もあるそうです。今夜から降り始めたりすれば、徹夜で場所取りしている人達は悲惨ですね。何より、おめでたい日ですから、青空の下で晴れやかな笑顔をみたいですね。私は、結構、バッキンガム宮殿やウエストミンスター寺院の近所に住んでいるのですが、TVで観ようかなと思っているところ。さて、今回の結婚式を機会として、実は、王室に関する様々な議論も巻き起こっています。財政負担の面から王室の維持に疑問を投げかける声や、西欧列強国の遺産とみなしして非難するイスラム系の過激主義団体の活動などもあり、一部組織は、結婚式当日にデモを予定しているとも言われています。ただ、私が見る限り、ウィリアム王子は、多くの国民に愛されているように感じます。やはり、国民的(世界的?)ヒロインであるダイアナ妃の長男であり、どことなく母親の面影を残したナイーブで優しそうな風貌や庶民的な性格が人気の秘密なのではないかと思います。実際、皇太子としての在任期間において最長記録を更新した父親のチャールズ皇太子を飛ばして、エリザベス女王からウィリアム王子に王位を譲渡すべきと考えている国民が過半数との報道を目にしたこともあります。そして、来るべきお世継ぎの誕生を前に、大急ぎで王位継承に関するルールの見直しも検討されているようだ。現在は、第一子が男でない場合、第二子以降に生まれた男の子(長男)が跡継ぎとなるのが原則だが、男女平等の世の中であり、男女の別に関わらず第一子を跡継ぎとすべきではないかとの考え方だ。報道によると、変更が実現する可能性は高くはないとのことだが、いずれにせよ生まれる前でないと決められないので、近々論議が為されるのでしょう。ところで、日本ではどれくらいの人が中継を見るんでしょうね。あまり、詳しくは書けないのだが、TV関係の知人から聞いた話だと、当初は、4月一杯まで計画停電の可能性が示唆されていたため、超大型特番は各局共に見送ったと聞いています。私は、今でも、ダイアナ妃の結婚式の日のため息が出るほどの美しさを覚えています。とにかく、明日はプリンスとプリンセスの最高の笑顔と天気予報の外れを期待しよう。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.28
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今日は、軽い目の話題でいっちゃいますね。明後日は、いよいよロイヤルウェディングです。それなりに、街には祝賀ムードが盛り上がってきました。マスコミも、手を変え品を変えしながら、様々な報道をしていますが、大体、大きなイベントがあると、必ず取り上げられるのが、行列の一番乗りです。ウィンブルドンテニスの決勝戦、フットボールのチャンピオンズリーグ決勝戦とか、iPad2の売出しとか、何かあると、数日前から並ぶ人たちが大勢いて、マスコミからインタビューを受けると、とても嬉しそうに行例中の時間の過ごし方を語ったりしています。今回のロイヤルウェディングですが、もちろん入場チケットなんかはないのですが、パレードを少しでもよい場所で見るためにということで、今週の初め(25日の5時)から、場所取りをしている人がいます。1番乗りは56歳のオジサン。見た目は英国紳士ですが、あきらかに行列マニアと言うか、確信犯ですね。こういうマニアの話は、一旦脇に置くとしても、イギリス人は、ちゃんと列に並ぶという規律面でも、世界で日本人と双璧なのではないかと思うことがあります。まあ、最近は、移民が多すぎて、ちょっと実感し難いですが、例えば、駅の構内にあるATMなんかでも、複数台あっても数メートル離れたところを基点に1列に並びますし、外国人(移民?)が、割り込んだりすると、凄い剣幕で怒るイギリス人を見かけることもあります。あと、パブとかで列が作れずに、一斉に客が押し寄せたような状態でも、店員は、誰が最初だかを聞きますし、客同士も、あいつが一番で、次がこいつだ、というように目配せするなどして、順番を守ります。これ、本当ですよ。是非、イギリスにきたら、パブで試してみて下さいね。今日は、久しぶりに、気楽な感じですいすい書いたら、何か心も軽いな~。おっと、そろそろキックオフだ。間に合った。では、チャンピオンズリーグ準決勝。レアルマドリードvs.バルセロナの観戦に集中します。ではでは。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.27
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今日で、チェルノブイリ原発事故から丁度25年が経過し、世界各地で、犠牲者の追悼行事や原発反対のデモなどが行われた。今朝の新聞によれば、イギリスでは、一部地域において、今も羊の検査に関する厳しい規制が残っていて、定期的に放射線の汚染検査が実施されているそうだ。また、許可なく羊を移動させることも禁じられているとか。これらの地域の畜産農家からは、25年経過を期に、規制緩和を求めようとの声が上がっているという。データを持っていないので、ことの評価は差し控えるが、既に、ウクライナが、農業国としての地位を取り戻し、多くの国に穀物輸出などを行っている中にあって、規制緩和を求めたくなる気持ちは理解できなくもない。また、ウクライナでは、住民への補償の軽減についても検討されており、物議を醸しているようだ。元々は、旧ソ連の時代に起きた事故であり、ウクライナ政権は、当然、補償債務は引き継いでいるが、財政負担との兼ね合い等から、現行の補償レベルの継続は困難と考えているようだ。もしかすると、我々にはわからないドロドロとした問題が横たわっているのかもしれないので、これもコメントは控えることにしよう。チェルノブイリの事故は、ソ連の崩壊を早めたほか、様々な影響を社会に残したが、その内の一つが、原子力発電の性能(安全性)向上の停滞であったという意外な声もあるようだ。つまりは、チェルノブイリの事故が起きたがゆえに、新規の原発建設計画は凍結され、結果的に、20世紀半ばに設計された古いタイプの原発が、今も稼動しているのだという主張だ。もちろん、これは原発推進派が好んで喧伝する論理であることは承知しているが、原発新設反対の声が、安全性が高いとされる新規施設への更改を阻み、結果的に事故のリスクを高めているのだとすれば、大変皮肉なことであることは間違いない。私は、個人的には、原発は、自然再生エネルギーへの全面移行に向けた過渡期の代替エネルギーとして位置づけるべきだと考えているが、エネルギー政策は、世界規模の問題であり、核兵器廃絶と同様に、一筋縄ではいかないであろう。間違いなく時間はかかるし、時間が経てば、人はいろんなことを忘れてしまう。だから、チェルノブイリも福島も、事故に纏わる悲惨な現実や人災に対する怒りを絶対に忘れないこと、事故を風化させないことが、将来世代に対する責任を果たしていくための最低限の責務だと思っている。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.26
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日本では、あまり報道されていないかもしれないが、シリア危機は、もう国際社会が非難だけしていればよい時期はとっくに超えてしまった。今も、ニュースが流れているが、治安部隊という名の殺人部隊が、戦車で一般市民を無差別砲撃している。 シリアと言えば、アメリカがテロ支援国家と認定している国であり、40年にわたってアサド政権による独裁政治が行われてきた国だ。今回の、無差別砲撃により、デモ開始以降の死者数は350名を超えているいるようだ。チュニジア、エジプトで始まった、民衆革命が各国に広がる中で、独裁政権と評される国も2極化したように思う。サウジアラビアのように裕福な国は、国民にアメを配ることで時間を稼ぎ、怒りが収まるのを待つことにした。それができない貧しい国は、徹底的な弾圧だ。シリアは、貧しい国で、国民は、他の国々と比べても厳しい圧政下に置かれてきた。彼らは、チュニジアやエジプトを見て、同じことが出来ると思ったわけではないと思う。同じことをやっても殺されるだけと思っていたはずだ。しかし、絶対に刃向かうことはないと思われたリビア国民の反乱が、NATO軍の支援を得たのを見て、自分たちも彼らを味方につければ勝てるのではないかと思わせたのだろう。しかし、リビアにおける内戦は、NATO軍が加勢した後も、混沌として出口が見えない。これは、シリアの反政府サイドの市民達にとっては、大いなる誤算だと思う。それに、アメリカも欧州も、もともと内部に問題を抱えていて、本当は、他国に構ってばかりいられないという心境でもあろう。勢い余って介入に踏み出したリビア情勢は泥沼だが介入した以上逃げ出すわけにもいかず、これ以上他地域に戦線を広げるのは色んな意味で苦しい。リビアに出向いているのはNATO軍であるが、NATOといういのは、そもそも、冷戦時にソ連軍等の攻撃に備えるために組織された共同防衛のための同盟であって、アフリカや中東の内戦に介入することは、本来の目的と合致していない。したがって、この戦いで多くの戦死者や出たり戦費が費やされることの説明も付かないであろう。穿った見方をすれば、リビアの場合には、新政権を樹立してその政権と親密になることで石油開発等の利権を得ようという動機が背景にあることは推察できるが、シリアについては、貧しい国であり、見返りは殆ど期待できないという背景も関係しているだろう。シリア国民の反乱は、簡単に治まることはないだろう。鉾を収めれれば、一族郎党が悲惨な目にあうことを圧政下に暮らしてきた彼らはよく知っているがゆえの、不退転の決意なのだから。だが、国際社会は、これ以上、シリア国民が治安部隊という名の殺人集団に殺されるのを座して見ていてよいはずはない。アメリカも非難のレベルを上げて、動き出す気配を見せている。とにかく、世界が協力して殺戮を止めたい。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.25
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今日は、イースター休暇の3日目。今日は寝坊もしなかったし、天気もよいので、思い立って、ケンブリッジに出かけた。言わずと知れた、あの、名門ケンブリッジ大学のある街だ。ロンドンの中心地から電車で1時間弱。こじんまりした古い街で、イギリスらしさが凝縮された感じがする素敵なところだ。先ずは、ケンブリッジの風物詩、パントと呼ばれる小舟に乗った。長い棒のようなもので川底を付きながら進んでいく小舟で、漕ぎ人兼ガイドは、ドイツからケンブリッジに留学している学生だった。45分の行程だが、ずっと漕ぎならがら、話し続けるのには相当の体力が必要だろう。同乗した家族連れは、ケンブリッジの学生と彼に会いに来た幸せそうな家族だ。とても和やかな時間が流れた。情景も最高に素敵だったのだが、うまく表現できないのが残念だ。我々のように、漕ぎ人兼ガイドが案内してくれるパントの他に、パントを貸してくれるサービスもあって、多くの家族連れなどが、川面で楽しい一時を過ごしていた。川べりには、水遊びする子供、話しこむカップルや木陰で読書する老紳士等、見事に自然あふれる背景に調和していた。こういうゆったりとした時間を過ごしながら、ふと気づいた。あっ!この人達、全く、電気を使わずに楽しんでいる!!そうなんです。今日は、初夏の陽気で、皆、短パン・Tシャツ。アイスクリームやも随分流行っていましたが、木陰や川面でゆったりと涼しい時間を過ごしていたんですね。もちろん、昨今の日本のような40度越えの蒸し暑い日中に同じことが出来るかどうかは別問題なのは承知していますが、今夏の節電要請は、ライフスタイルを見直してみるよい機会なのかもしれないと感じた。そんなことを、25人の首相と85人(多分)のノーベル賞受賞者を生み出した街、言い換えれば、パチンコ屋もカラオケボックスも自動販売機もない静かな街で考えた(回転寿司は1件あったけれど・・・)。あれ、結局、ケンブリッジとあまり関係ない話になってしまった。まあいっかー。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.24
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さて、今日は、イギリスの国内ニュースについて書きましょう。今、イギリス国内のニュースとして、1番の話題は「ロイヤル・ウェディング」でしょうが、政治の世界に目を移せば、5月5日に実施が予定されている「選挙制度に関わる国民投票」でしょう。今回の国民投票は、先の総選挙において、第一党となった保守党が過半数を獲得できなかったために、自由民主党との連立政権を樹立する際に、実施を約束したものであり、所謂、自由民主党の1丁目1番地の政策課題だ。ちなみに、現行の選挙制度は、単純小選挙区制(first past the post system)であり、小選挙区において最多数の得票を得た者を当選人とする制度であるが、今回提案されているのは、選択投票制(alternative vote system)と言われるものであり、簡単に説明すると、以下のようなイメージだ(※難しければ、読み飛ばして下さい)。・投票者は、自身の選好に従い、1、2、3等の数字により候補者に順位を付して投票。 ・その場合、投票者は任意の数の候補者に順位を付すことができる。ただし、候補者すべてに順位を付す必要はない。 ・第1順位の投票を開票し、その有効投票の過半数を得た候補者を当選人とする。・過半数の得票者がない場合には、最少得票者を落選とし、その得票を各投票用紙に記載された次順位の候補者に移譲する。 ・ 得票の移譲後、有効投票の過半数を得た候補者を当選人とする。ただし、過半数の得票者がない場合には、当選人を決定するまで、この手続を繰り返す。何故、こんなややこしい制度を提案しているのかと言えば、まあ、党利党略は横に置いて、公式見解は、小選挙区制度では、どうしても、落選者への投票や圧倒的当選者への投票の一部が死に票になるので、このデメリットを減ずるのが目的とのこと。昨今の価値観の多様化も踏まえれば、より多くの人々の意見を反映するためには、この制度が優れているという考え方である。先進国ではオーストラリアが採用しているとのことだ。実際にどうなるかは、投票結果を見なければ分からないが、評判は芳しくないようだ。政権等として提案はしつつも、反対の論陣を張るキャメロン首相の言葉を借りれば、現行制度は、シンプルで分かりやすく公正な制度として歴史的にも認知されてきたものであり、新たな制度は、分かりにくく、コストもかかると言われている。この国民投票は、将来の選挙制度を決めるものであり、本来は現行の政権の評価とは無縁のものであるはずだが、実際には、これまでの政権運営に関する通信簿的な位置づけもあるようだ。実際、キャメロンに押されっぱなしで、変節を繰り返しているだけと非難されているグレッグ率いる自由民主党によるキャンペーンの様子を見る限り、旗色はかなり悪いようだ。最近になって、グレッグ率いる自民党は、存在価値を示すのに必死だし、自信を深めたキャメロン保守党は、かなり自由民主党を刺激するような発言を繰り返している。私、個人としては、2大政党がしっかりしているという前提あれば、安定政権作りの観点で、現行制度でよいのではないかと感じているが、日本でも政治の閉塞感を思えば、もっと選挙制度改革(一人一票、参議院改革、ネット選挙解禁等)について、議論が盛り上がらないとおかしいと思う。また、イギリスの政権運営を見ていると、連立政権は組んでも、小政党側に引きずられることはなく、また、大きなブレもなく政権運営をしていることで、キャメロン政権は一定の評価を得ているように思う。また、連立の作法やねじれ国会の作法なども、長い歴史の中である程度成熟しているように思える。政治の世界では、まだまだ学ぶところが多いような気がするので、また、色々書いていこうと思う。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.23
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さて、今日は、以前から書こうと思っていた、大切な問題について書きます。心して読んで下さいよ。なんてね(^^)。 皆さんは、世界初の原子炉重大事故がどこで起きたかご存知だろうか。正解は、1957年、イギリス北西部、セラフィールドで起きた火災です。そのセラフィールドは、その後も、大量の放射性廃液放出、再処理施設でのプルトニウム漏れなど重大事故を起こしつつも、地元の雇用を支える重要な産業として存続しています。そのセラフィールドが、日本の原発事故を受けて、大変な窮地に陥っているといいます。「そんなの、セラフィールドだけじゃなくて、世界中の原子力施設が、みんな存続の危機なのではないか?」と仰る方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではなくて、セラフィールド固有の大問題が顕在化しているのです。現在のセラフィールドの主な機能は、使用済燃料の再処理施設であり、彼らは、ここに溜め込んだ使用済燃料を、MOX燃料に変えて、日本等に輸出しているのだ。実は、この放射性廃棄物である使用済燃料(プルトニウム)の貯蔵量において、世界最大でもあるセラフィールドは、フランスのアレバ社の力を借りて、日本にどんどんMOX燃料として輸出することで、膨大な負の遺産である放射性廃棄物を、日本に売りこむことで宝の山に変えられると、喜んでいたようだ。そこに、今回の福島原発の事故があり、今後の原子力政策の大転換も予想される中で、日本に対する輸出がストップしてしまったのだ。※ 以上、専門家ではないので、事実誤認などがあった場合には、何卒ご容赦下さい。これは、世界における原発事情の一つの事象。今後のエネルギー政策を考える上では、何故、これまでの経緯も含めて、色んなところで世界が繋がっているということも意識しておかなければ、真相が見えないこともあろうかと思う。いろいろ、勉強しつつ、共有していければと思っているところだ。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.21
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さて、イギリスでは、明日から4連休。そして3日間の平日を経て、また4連休となります。イギリスは、先進国では一番休日が少ないこともあり(※ちなみに、一番多いのは、日本!!)、今回は異例中の異例です。季節も最高なので、多くの人がバカンスに出かけます。もちろん、狭間の3日間も休暇にして大型連休にしてしまう人も沢山います。それはよいとして、とても気になる記事を見つけました。イギリスでは(も)、今、もの凄い勢いで、スマートフォンが普及し、フェイスブックやツイッターの利用者も急拡大しています。そこに目をつけた犯罪集団がいて、フィスブックやツイッターの利用者の位置情報から、彼らが自宅を留守にしていることを確認し、空き巣に入るケースが増大しているというのです。確かに、海外旅行の予定について書いたり(相談したり)、実際に現地の様子を書いたりするのは、物凄く普通のことになっていますよね。Twitterなんかでも、”バルセロナなう”、とか、そういうツイートをよく見かけます。特に、ここ最近になって、リゾートホテルなどでもWIFI環境の整備が急速に進んでいるようですから、写真を取ってすぐにアップするなんてことも結構、当たり前になっていますね。記事によると、例えば、「今、着陸しました。」という内容をつぶやけば、「到着」で検索した人にとっては、すぐにどこの空港に着いたのかを割り出すのは比較的簡単であって、苗字とオンラインアドレスと追加の情報(例えば、子供の学校名)くらいがあれば、1時間以内にその人の住所がわかるのだそうだ。そして、10歳から15歳の子供達の半数近くがスマートフォンを所持していて(※こっちは安いですから・・・)、その半数以上が位置情報や休暇について書く習慣があるのだそうだ。また、調査によると、44%の人が、フェイスブック上の友達もしくはツイッター上のフォロワーに会ったことのない人がいると回答したとのこと。そして、37%の人がプライバシー設定ををしていないのだとか。何だか、世の中というのは、便利になって楽しくなるのに併せて、必ず、それに伴って犯罪が増えたり、社会の歪みみたいなものも現れてきますね。私)イタリアなう。→空き巣)うっしっしー物色中なう。なんてそういう世界っていうのは、何だか嫌ですね~。ちなみにこの連休、私はと言えば、震災とその後の業務スケジュールの変更によって、予定していた旅行をキャンセルしてしまったので、特段の予定はないのです。まあー、ぼちぼ過ごします。・・・これ、空き巣対策じゃなくて、残念ながら本当の話です(涙)。 お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.21
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昨日は、ロンドンに長期在住している友人達との飲み会でした。そこに、比較的最近ロンドンに来られた、元船長さんがいらっしゃった。ロンドンでは、本当に、いろんな方にお会いして刺激の連続なのだが、大型船の船長さんと知り合ったのは初めてだ。船長と言えば、とにかく、私のイメージは、まさに“男のロマン”。世界の港港に、素敵な彼女がいて、彼が来るのを心待ちにしている・・・みたいな。そこで、そういう妄想タップリの状態で質問してみたところ、「それは残念ながら、昔の話(※昔は、実際そういう人もいたらしい!)。昔は、荷物を降ろして出航するのに2~3週間かかるのが普通だったが、今は、様々な技術の進歩等により、半日で作業が終わるので、アバンチュールを楽しむ余裕はない」のだとか・・・。他にも興味深々で色々と聞いてしまったのですが、海賊対策は本当に大変みたいです。外国船の場合、船長は銃を携帯しているのが普通なのだが、日本船では、銃は不携帯なのだそうだ。それから、どこまで書いていいものか分からないが、各地の税関や運河を通過するときには、税関の担当者や水先案内人に賄賂は必須だそうで。ちなみに、賄賂の中身は万国共通で、マルボロ(たばこ)。これは、ドル紙幣以上に、通貨としての価値を有しているらしい。その、たばこやお酒は、船中では、船長の管理下にあるらしくて、彼が許可しないと手に入らないそうだ。これは一種の規律維持の仕組みみたいです。船の世界は、ある種の共同体であり、船長の権限は絶対だ。実際、法律により、警察権の一部すら付与されている。言うなれば王様みたいなものだが、家に帰ると、普通のお父さんで、「ごみ出しといてね。」等と言われるそうだ。そのギャップがどうにも辛いと、笑われていた。とにかく、荒ぶる男達を指揮しつつ、世界中を旅している船長さんは、本当に素敵で格好いい。さわやかな笑顔の裏には、いざとなれば、自分が最後まで船に残って船員を助けるという覚悟を持たれているわけですし・・・。とにかくロンドンでは本当にいろんな人に会えて楽しい。次は、宇宙飛行士かF1レーサーとの出会いを目指そうかしらん。今日は、自然体の私の日記でした。社会派記事を期待した方にはゴメンなさい。こういうのでも応援していただけるかな~。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.20
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今日は、敢えて、挑戦的な題名にしてみた。既に、Twitterにおいて指摘して、随分と反響・支持を頂いているのだが、一応、それなりに世界で生きてきた日本人として、これは、ちゃんと書いておこうと思う。東日本大震災からちょうど1カ月となる4月11日に、日本政府は世界7カ国の新聞に感謝広告を掲載した。掲載したのは、インターナショナル・ヘラルド・トリビューンと米英仏中韓露の1紙ずつの計7紙だったそうだ。これまでに、支援を表明・実施してくれた国・地域は134カ国とも言われる中で、一部の国の一部新聞にのみ感謝広告を掲載したことが、波紋を呼んでいる。このことを問われた、外務大臣は、「復興にお金を振り向ける中で、ギリギリの範囲で予算の枠を設けた」と回答した。特に、既に150億円近い義捐金(ダントツで世界トップ)を集めてくれた台湾への感謝広告が掲載されていない(※一方で、義捐金3億4千万円の中国k紙には掲載)ことへの批判が起きている。これに対する外務省のコメントは、「広告は義援金の額で決定したのではなく、国の規模と近隣諸国への影響を考慮して決定した」というものであったらしい。世界に対して、感謝の気持ちを伝えるのは極めて重要なことだ。そのことはいい。でもなぜ、新聞広告なのだろうか?もちろん、一番の問題は、どこの国の新聞に出すかを選択する必要があり、選ばれなかった国に誤解を与える可能性があることであるが、それ以上に合点がいかないのは、これを指示した人(多分、政治家)は、世界の新聞事情を理解しているのだろうか、ということだ。新聞の発行数の世界ランキングは、1位から5位or6位までが、日本の新聞である。海外でも、殆どの国民が新聞を読んでいるだろうと思い込んでいるかもしれないが、日本以外では、新聞なんて読んでいないのが普通なのだ。また、国の選別だけでなく新聞の選別についても問題もある。そもそも、日本の新聞は、あまり、主義主張を明確にしない中立的な報道が基本だが、海外では新聞は、各紙共に政治色をを持つのが普通である。もしや、日本政府は、全国紙=政府広報誌だと勘違いしているのではあるまいか。やや熱くなってしまったが、私は、世界への感謝は、菅総理が、下手でもいいから一生懸命、英語で感謝を述べて、その映像をインターネットなどを経由して世界に発信することだと思う。そうすれば、ソーシャルネットワークなども通じて、世界に伝わるだろう。もちろん、国や媒体の選別の問題も発生しないし、予算の問題もクリアできる。そして、落ち着いた頃に、国連で、(カタカナ読みの朗読でもいいから)英語で感謝のスピーチをするべきだ。感謝というのは、気持ちの問題だから、新聞広告よりも、愚直であっても語りかけた方がよいに決まっていると思う。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.19
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先週末、フィナンシャル・タイム(FT)に、東京電力のガバナンスの欠如を指摘する記事が出ていた。監督する側(経済産業省)とされる側(電力会社)の近すぎる関係が、大きすぎて潰せない公益企業のモラルハザードを助長している、という厳しい指摘がなされている。FT以外にも、既に多くの人たちが指摘しているとおり、これは多分に仕組みの問題だと思われる。監視・監督する側の人達(“御用学者”批判を受けている方々を含む)も、いわゆる“原子力村”の人達である以上は、原子力は彼らの飯の種である。要するに、原発の危険性を殊更に取り上げて、原発推進にマイナスとなるような行為を行って得する人は誰もいない。極端に言えば、原発がこの世からなくなれば、失業してしまう人たちであり、言い換えれば、誰よりも、原発は安全であると思いたい人々の集団なのである。この様な人たちに、全てを任せていれば、安心神話が醸成されて、危機時の対応は遅れてしまうのは、ある意味、当然である。危機が起きれば、先ず、自分達の判断は間違っていなかったはず、という理由を探すのに必死になり、うまく見つからなければ、「想定外」だから自分達の責任ではない、という説明に終始するだろう。そして、世間は、「(納得できないが)分かったから、先ずは、今起きている問題を何とかしろ」となるのだが、基本的に、秀才エリートたちは、想定外の事態で、どこにも正解が用意されていない問題に対応するのは、苦手だ。だが、少なくとも、様々な危機を想定して、シミュレーションを行い、想定外の危機であれ、スムーズな初動や物事の決め方くらいは、準備できたのではないかと思うのだ。とにかく、今は、少しでも早く、問題を解決することが先決であるが、今回の問題は、東電が悪いとか、政府が悪いとか、もっと言えば、御用学者が悪いとか、総理が悪いとか、東電の社長が悪いとか、そういうことで済ませてはならない。競争原理の導入や利益相反の徹底排除などを組み込んだガバナンスの最構築という視点を、忘れてはならないのだ。とかく、日本人は、問題が起きれば、誰かのせいにしてその人を入れ替えたり、反省して以後気をつける、ということで収束させてしまうことが多い。でも、仕組みがおかしい限りは、いくら人を入れ替えても反省しても、問題はまた起きてしまうのだから。ふ~~。今日は真面目に論じました。 お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.18
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今日は、何と言っても、ロンドンマラソンです。本当は、観に行こうかなと思っていたのですが、大幅に寝坊。TV観戦に予定変更しました。TV番組は、BBCで朝早くから14時くらいまで、ずっと中継をやっていました。スタート前には、日本のマラソン番組のように、エリートランナーのインタビューとか、もっと言えば、勝負や記録に関する”煽り”みたいなのではなくて、沢山の市民ランナーの走る理由みたいなものをやっていました。走る理由は、色々あるのですが、多くは、チャリティの一環で多くの人達に知ってもらうことなどを目的の一つにしているようです。また、純粋に、走ることを楽しもうという人もいますし、毎回恒例の、ユニークな衣装に身を包んだ人達も沢山います。今年、一番の”おバカ”ランナーは、おそらくは、カタツムリに扮した男性でしょう。正確に言うと、ランナーではなくて、クローラーですが(這って進む)・・・。多分、今も、街のどこかを這っているはず。エリートマラソンでは、男女ともにケニアのランナーが強さを見せ、歴代世界4位の記録が飛び出しました。レースとしても魅力は十分でしたが、番組では、これらのエリートマラソンだけでなくて、車椅子マラソンも同程度に取り上げられ、市民ランナーへのインタビューや、高校生以下のミニマラソン優勝者もインタビューを受けていたりして、本当に皆で楽しむ市民マラソンなんだな、というのが伝わってきました。しかし、黒人ランナーは本当に強いですね。前半には、ペースメーカーのランナーが、何度も振り返りながら、ペースの確認をしていましたが、彼らも普通に走れば、日本のエースランナーより強いんでしょうね。でも、赤羽さんはよく頑張りましたね。岩手出身の那須川選手やそれ以外の選手達も大健闘でした。 さて、一つ、反省しないといけないことある(寝坊以外で・・・)。というのは、昨年、ロンドンマラソンを直に観戦し、思いを新たにして、是非自分も参加しようと思い立ったのだが、結局、申し込みしそびれてしまったのだ。今度はどうしようかな。先ずは、走り切る体力をつけないと。もしくは、カタツムリに負けないコスプレを開発するか(^^)!!お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.17
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昨日は、知人のブログを見て、その素晴らしい内容に感動して、思わず応援記事を書いてしまったのだが、沢山の方に読んで頂けたようだ。本当に有難うございます。よく、ボランティアの方なんがが、励ます積りが逆に元気をもらったというような話を聞きますが、私もそんな心境です。 さて、今日は、日本経済にとっての現下の最大の課題である、エネルギー政策について書きます。とは言え、私は、”超”のつく程の、文系人間であり、全く専門知識はないので、今から書くのは、今週、ある勉強会に出席した際に、同席されていた先生に伺った話である。この先生は、今、サハラ砂漠にソーラーパネルを敷きつめて、太陽光発電を行い、また、サハラ砂漠の砂に豊富に含まれるシリコンで太陽電池を作り、果ては、超伝導を使って、世界中に電力を供給するための研究を行われているとのことであった。私は、全く知らなかったのだが、これは、「サハラ・ソーラー・ブリーダー計画」と言って、日本とアルジェリアの大学の共同研究としてスタートしているのだそうだ。先生によると、技術的には、ある程度の目処が付いているそうで、後は、お金と政治的な問題なのだそうだ。確かに、初期投資には莫大なコストがかかるが、世界中の砂漠で展開すれば、計算上は、世界の全ての電力を賄うことも可能であるらしい。そして、この計画に必要となる、蓄電池や超伝導の技術は、やはり日本がずば抜けているのだとか。何と言っても、世界中で発電+送電する仕組みが整えば、世界中の砂漠地帯で発電することによって、昼夜なく24時間いつでもどこかで発電しているという状態になるから、ものすごく効率的だ。そして、そして、何よりも、今、将来のエネルギー需要への対応に悩みを持つ技術立国日本の経済発展と、北アフリカを中心とする、脱石油と高失業率対策に頭を悩ます国々へのエネルギー投資と雇用改善という、現在の世界の重大な課題に対して、一石二鳥の効果が期待できるではありませんか。いやー。私は、素人で、どんあ問題があるのか、実現性がどの程度なのか、全く分からないまま書いていますから、多分、突っ込みどころは満載なんだと思いますが、これって何か、夢のある話ですよね。是非是非、実現に向けて、官民挙げてのの後押しが欲しいなと感じています。さあ、明日はロンドンマラソンですよ。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.16
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今日は、どうしても知って欲しいな、そして、一緒に応援して欲しいな、と思う話があるので、それを書きます。お読みいただいて、賛同いただける場合には、是非宣伝して頂けると嬉しいです。いや、宣伝してください!一言で言えば、以下のブログを見ていただきたいということなのですが、掻い摘んで書きますね。http://www.rustlondon.com/2011/03/after-rain-has-gone.html今回の震災で、ロンドン在住の私の知人(大変、才能ある、ジュエリー・デザイナーです)のお母様が園長をお勤めになっている仙台にある自閉症の児童施設が、被災しました。津波対策で3階建ての公民館に避難するも、燃料タンクへの引火で周りに火の海が広がり、ロンドン在住の彼は、なす術がない中で、ツイッターで救援を求めました。多くの人たちがRT(拡散)した結果、NHKのニュースでも読まれ、ツイッターのユーザーでもある猪瀬東京都副知事が、救援を約束し、遂に救援が実行されたのです。これは、当に、今回の震災時にツイッターが威力を発揮した典型的な事例として紹介されてもいるようでが、このブログは、そんなこと以上に、彼とお母さんの素晴らしい愛情が伝わってくる記事で、私は心が震えました。是非、御読み下さい。そして、彼のブログの最後にある、児童施設再興のための試みに、ご賛同頂ける方がいらっしゃれば、是非、協力して差し上げてください。もしくは、宣伝して差し上げて下さい。多分、このブログで、皆さんにお願いをするのは初めてだと思います。今回は、心からお願い申し上げます。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.15
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日本の皆さんはもう忘れてしまったかもしれませんが、チュニジアで起きた政変(ジャスミン革命)の余波が、今、欧州で思わぬ波紋を呼んでいます。革命は実現したものの、その原因となった厳しい経済状況が急激に良くなるはずもなく、加えて、政権崩壊により、国境警備が手薄になったこともあり、チュニジアから最も近い欧州国家であるイタリアに、大量の難民が押し寄せている。最近では、リビア情勢の悪化も手伝って、今年に入ってからだけでも、北アフリカからの難民は2万6千人を超えているとのことだ。ちなみに、難民が押し寄せているのは、チュニジアから100Kキロちょっとの位置にあるイタリア最南端の島、ランペドゥーサ島。ザックリ言って、島民人口の4倍もの難民が住む場所もないところに、お金も持たずに押しかけてきたわけで、それはそれは大変な事態なのである。事は人道上の問題であり、イタリア政府も強制的に押し返すような対応は取っておらず、仮説住宅を用意するなど、甲斐甲斐しい対応を取ってきたが、大半の難民は、実は、イタリア経由でフランスを目指しているという。かつてフランスの保護領であったチュニジアでは、フランス語を話せる人が多く、したがって、イタリア経由でフランスに入って職を探したいと考えている人が多いと考えらるのだ。一方、フランスは、イタリア経由で入国してこようとする難民に、所持金他の厳しい制限を適用して、イタリアへの強制送還を繰り返しているようだ。業を煮やしたイタリアは、一時的な居住許可証を難民に発行して、EU域内を自由に移動できるようすると表明したが、フランス他の国々が猛反発した。慌ててEUはこの問題を協議したが、結果は物別れだったようだ。会議に出席していたイタリア内務相は、会議後のインタビューで、EU各国の非協力的態度を批判し、EU離脱の可能性まで口にしたと報じられている。まあ、もちろん、イタリアがEUを離脱するなんてことは、普通に考えればありえないのだが、イタリアの気持ちも分からないでもない。イタリア自身が、財政危機問題の最中にあり、そのような中でインフレも進行中で、とても悠長に構えている余裕などないのだ。EU各国は、欧州危機と言われる今こそ、結束して、域内及び世界の諸問題に対応する必要があることは間違いないのだが、難民・移民のような問題は、その国のアイデンティティにも繋がるものであり、経済問題などよりも、遥かに根深く解決が困難な問題である。島国で、しかも、ほぼ単一の民族・言語をもって暮らしてきた日本人には、ストンと腑に落ちない問題も多いのだが、難民問題は、危険な国家を隣国に抱える我々にとっても他人事ではない。さて、最後に、脈略なく、不謹慎なことを言輪背てもらえば、私も、亡命するなら、イタリアの南の街は、最有力候補ではあるなーとは思いつつ。 お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.14
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復興財源の絡みで、子供手当ての見直しが話題になっていますね。昨日の、読売新聞のネット記事では、10月以降廃止になる方向で調整中だとか。もちろん被災者支援や復興が何より急がれますので、結論には賛成です。ただ、ちょっと「何だかな~」と思うところがあるのです。(私は、海外在住者で受給対象外ですが、損得で言っているのではありません。)と言うのは、(多分、)我々が、政権交代で民主党政権に期待したことの一つは、税金の流れを変えることだったはずです。具体的には、子供手当てだって、税金の使い方(使い道)をどうするかの問題ではなくて、お金の流れを従来のような「納税者→政府→サービス提供者→サービス受給者」ではなく、「納税者→政府→サービス受給者→サービス提供者」に転換するということの象徴的な政策である、と説明されていたはずなのです。要するに、彼らがやろうとした(少なくとも、そう説明した)ことは、税金の使い道を決める主体を、サービス提供者からサービス受給者に変えようということであり、当に、それこそが「コンクリートから人へ」というスローガンが意味するところであって、その象徴が子供手当てあったはずです。(分かりにくいですか?要は、官僚や地方自治体や天下り法人に予算を付ける代わりに、個人消費者にお金を渡して、消費者が望むサービスを提供する組織にお金が流れる仕組みです)お金の流れをこのように変えることで、官僚主導の行政から生活者主導の行政への変貌を目指しているんだなという点については、総論としては賛同していたので、震災がキッカケとは言え、従来以上い官製の復興経済の流れが強まる流れには、何となく落ち着かないものを感てしまうのです。(今は、有事なので仕方ありませんが)本来は、財源がないのであれば、サービス提供者に支払っている予算を削って、サービス受給者が受け取るようにすべきでした。そして、いろんな人が言っていますが、子供手当てはバウチャー制度にして、それを国民に配る形にすべきだったのでしょう。今は、経済に過度のストレスがかかっているので、そんな方策は取れませんね。さて、子供手当ては、暫くは、時代のあだ花として、民主党にとっては、一種のトラウマのような形で、記憶されることになるのでしょうか。いずれにせよ、統一地方選後半戦が終わるまでは、明言しないつもりなんでしょうね。本当に、何だかな~、な気分なのです。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.13
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今日は、とてもいい記事を見つけたので、紹介させて頂こうと思う。普段は、あまりこういう引用記事は書かないが、おそらく、このタイミングで、多くの方に読んでいただいた方がいいと思うので書くことにする。精神科医で多くの著作がベストセラーとなっている香山リカさんの記事(週間ダイヤモンド)を読んだ。香山さんによれば、今、多くの国民が、臨床心理学で言うところの「共感疲労」に悩まされた状態に陥っているとのことだ。「共感疲労」というのは、例えば、地震・津波等によって家族を失った人、住むところを失った人の映像を見て、直接被災地に行って被災者に触れたわけでもないのに、思いを寄せ過ぎて精神が疲労している状態のことを指すとのことだ。震災発生後にTV等で津波の映像を見たり、被災者の惨状を見聞きした結果、仕事をする気力が湧いてこなくなったという人は多いと思う。それは、ほとんどの場合、「共感疲労」によるものだろう。このような症状は、災害時に被災地に入る医療関係者やボランティアによく見られるもので、相手の境遇に心を寄せて考え過ぎるあまり、自分のエネルギーがすり減ってしまうことはよくあるという。これまでに起きた災害では、何らかの形で自分が関わっていない限り、多くの人は「被害に遭った人はたいへんだ、でも自分は違う」と、自分の身には起こり得ないことと捉えることで心を守ることができたが、今回の震災は人ごとだと考えようとしても、それができないくらい規模の大きい災害であり、相手の身になって考えてしまう期間はこれからも続くので、「共感疲労」を起こす人がますます増えていくだろうとのことだ。一般には、「相手の気持ちになって考える」という行為は、賞賛されるべきことであるが、災害などの際には、「私や私の家族でなくてよかった」として、他人事として切り離す行為は「分離」という心のメカニズムであって、誰にでも備わっている健全な心の防衛反応なのだ。この部分を勘違いしてはいけない。さて、被災していない人たちの心を共感疲労が支配し、「分離」メカニズムが働かない一方で、被災地には。すべてを失ったのに、淡々としている人が多いと言う。あまりにひどいことが起きたために、ある種の「分離」が起こり、どこか人ごとのように振る舞うことで心を落ち着かせているのだと推測されるそうだ。ただしこの場合、心の崩壊を防ぐための一時的な「分離」は必要だが、それが続く事態は避ける必要があるとのこと。つまり、すべてを失ったという現実が襲ってきたときに、パニックになってしまうから。当初の緊急避難的な心理として「分離」は有効だが、少しずつ現実を受け入れる方向に向かわなければならないのだ。そして、今、日本では、「何も被害を受けていない自分が、何だか申し訳ない。」、「何も支援できていない自分が申し訳ない。」といった、共感疲労を端緒とした罪悪感のようなものも拡大している。そして、これが高じて、他人にも自粛を強要するような空気も蔓延しているようだ。香山さんは、被災者以外の人々にとって大切なことは、共感を強要することではなくて、自分で自分を支えることだと言われている。そのためにも、一日のうちに、30分でも1時間でも、“現実から目を背けて”、何か楽しいことや好きなことに目を向けるようにするのが効果的だとも言われている。その通りだろう。確かに、今回の震災では、今も苦しんでいる人が沢山いる。このことを忘れず、日本の復興を支えるために、皆の思いを集結することが重要であることは間違いないが、結果的に、日本人みんなガス欠になってヘトヘトになっては元も子もない。復興への道は長期戦だ。自分の足で立って、自分の出来る活動をしていれば、周りまわって日本経済を支え、被災者の支援にも役立つはずなのだ。それこそが被災しなかった人達の役目であろう。さあ、今日は、少し高めのワインを開けて、阪神タイガースの開幕戦勝利を祝うことにしよう。藤川の三者三振見たかったな~。 お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.12
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今日は4月11日、東日本大震災発生から、ちょうど1ヶ月だ。被災地は、未だ復興には程遠く、それ自体が甚大である余震や原発事故への対応が続く中で、被災者の方々におかれては、ただただ、心折れることなく元気にお過ごし頂きたいと願うばかりだ。そんな中で、昨日は、統一地方選前半戦の投開票が実施された。海外在住の私には、選挙権はないが、今回の選挙は、本来、日本社会の閉塞感を打破して、新たな未来への一歩を踏み出すために非常に重要な機会であったのではないかと思う。しかし、聞くところによれば、震災の影響もあって、近年稀に見る、低調で盛り上がりに欠ける選挙だったという。都知事戦を例にとっても、現職の石原都知事は、ほとんど選挙活動はやっていない。また、マディア戦略が得意とされた、対抗馬の候補者も、震災・原発事故関連のニュースに押されて、ほとんど出る幕がなかったということのようだ。年齢別の投票率を見れば、20代、30代では、東国原氏が石原氏をリードしており、中高齢者に強く組織票固めにも成功した石原氏が若年層・浮動票頼みの東国原、渡辺候補に勝ったということになるのだろう。単純に言えば、若年層の投票率の低さと高齢層の投票率の高さが、大差となった原因とも言えよう。若者主体のネットの世界を見ていると、マンガ条例や天罰発言等を受けて、反石原都知事の声が、それなりに強くなっていたようにも見えたが、現実社会ではダブルスコアに近い勝ち方だった。もちろん、対抗馬の役不足?などもあろうが、ネットの限界みたいなものも感じさせる結果でもあった。それはそれとして、やはり、今回も若者の投票率が低かったのは残念だ。ただ、若者に投票を促すためには、「選挙に行こう」と叫ぶだけではあまり意味はないと思う。今の若者にとって、情報収集の中心的な手段はインターネットだ。モノを選ぶときには、インターネットで品定めをし、性能を調べ、愛用者の声を拾い、類似商品と比較して、果ては、ソーシャルネットワークを通じて自分が信頼する人の声も参考にして購入したりするのだ。その一方、選挙では、同じことが全く出来ない。都知事選はともかく、県議選なんかでは、投票に行くと決めたところで、一体どういう基準で候補者を選べばよいのか、途方にくれてしまうんじゃないだろうか。私は、選挙において、立候補者は、公約とそれを実行する手立て(現職の場合、前回公約とその実現のために何をやってきたか)について、ネットで公開し、公開で質問を集めて、それに対する回答を、これもネットを通じて形に残し、更にできることなら、候補者討論会をネットで公開するくらいのことをやらないと、若者の投票率は劇的に上がることはないのではないかと思う。多分、多くの若者は、政治に関心がないのではなくて、(多くは潜在的に)関心の持ちようがないと思っているんじゃないかと思うのだ。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.11
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今日のロンドンは最高のお天気。暗い冬が終わって、皆、ウキウキしている感じです。さて、昨日は、歓送迎会で遅くまで飲んでいました。帰宅後に、深夜に大急ぎでブログを更新しましたので、結構、内容が雑だったかも。一つ発見したのは、やはり、適当に書いてしまった日は、文末でお願いしている人気ランキングのクリックは減るという当たり前のこと。今日は、真面目に書くので、面白かったら応援クリックしてくださいね。さて、私は、こちらで、日本の震災関連の報道を直に見ていますが、よく言われているように、当初から、暴動や略奪を起こすことなく、整然と辛抱強く助け合い励まし合う日本人の精神性に対する賞賛を沢山見聞きしました。もちろん、報道だけでなく、直に、そういう声も聞いています。ただ、このところ、原発問題に関して日本の政府や東電等の危機管理・危機対応能力に対して、疑問を投げかける様な論調を多く見かけるようになりました。これまでにも、日本政府の危機管理・危機対応についての問題点について、私なりに色々と書いてきましたが、今一度、日本人と欧米人の危機管理・対応に対する考え方の根本的な違いがどこから来るかについて、論じてみたいと思う。原発については、日本政府や東電は、これまで、安全性を追求してきたことは間違いないと思う。そして、今回の事故は、想定外だと言われる。日本人は、とにかく、失敗は起こしてはならないと考え、100%を目指して小数点以下の数字も消せるように努力する。これは、日本人の倫理観の基本にある(正統派)儒教の思想である、人間は努力すれば完璧を目指せる、という思想が背景にあって、失敗すれば、それは努力が足りなかったのだ、と判断して反省することを求められる。残念なのは、失敗は許されないとの気持ちが、自分達はやれることはやったはずとの思いにすり替わってしまったことだろう。100%を目指したがゆえに、100%だと信じたい気持が強くなり、そう思い込んでしまったことだろうか。一方、欧米では、アダムとイブの創造以来、人間は不完全で罪深いものだと考えられている。人間のやることは、常に不完全で失敗する。だから、失敗することは責められるべきものではなく、失敗に備えて対応を考えておくことが大切、という発想に立っている。だから、核戦争や原発事故への対応として米仏が、日本にない組織や装備を有しているわけだ。加えて言えば、農耕民族である日本人は、飢饉等のリスクに対しては、蓄えることで対応し、後は、雨乞いをして祈るしかない、というのが、伝統的な危機管理と危機対応だ。狩猟民族であれば、獲物がいなければ飢え死にする。常に先読みをし、不測の事態に対応する覚悟がなければ生き延びることは出来ない。農耕民族の仕事は、同時に皆で同じことをする。だから、リーダーは、調整型の長老が最適だ。一方で、狩猟民族だと、それぞれのメンバーに適材適所の役割を振り向け、功績に応じた配分も行う。常に危機とも背中合わせだ。ここまで読まれて、もしかしたら、絶望感を持たれた方もいるかもしれないが、私は、別にそうは思っていない。日本人の得意なところと苦手なところ、そういうことを踏まえたうえで、日本人なりのリスク管理・対応のノウハウを磨けばいいと思っているのだ。今回の反省の結果が、99.99%を99.999%にすることを目指すという結論であれば、それは違うと思う。もちろん、それもやればいいが、0.01%のリスクが顕在化した時の対応を準備することが重要だと思うのだ。お読み頂き有難うございます。今日はどうかな~~~。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.09
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内戦状態が続くコートジボアールにおける、日本大使館襲撃事件において、駐留フランス軍部隊によって岡村善文大使が救出された。その様子を撮影した映像が、フランス国防省によって公開されており、話題をよんでいる。↓以下で見れます。多分、日本語字幕もあって、一番見やすいです。http://jp.reuters.com/news/video?videoId=201138656&videoChannel=200コートジボワールでは、昨年末に行われた大統領選挙の結果、両候補が勝利を主張しており、2重政府状態が続いていた。激しい対立が、遂には、虐殺そして内戦へとエスカレートしており、事態を収拾するために、国連のPKO軍と駐留フランス軍が介入を行っている。対立の原因については諸説あるが、根っ子にあるのは宗教対立(バグボがキリスト教徒で、ワタラはイスラム教徒)との見方も強い。ちなみに、長きにわたる内戦の末に、遂に南北2つの国家に分離することが決まったスーダンも、民族・宗教対立が背景にある。北アフリカの独裁政権ばかりが、注目されているが、実は、中央以南(ブラック・アフリカ、と言うらしい。)の方が、実は、問題が根深い。現実問題として、強力な独裁者のいない、貧しい国家では、果てしない内戦による混乱が続いている。リビアだって、カダフィがいなくなれば、全てハッピーというわけにもいかないであろう。人道支援の見地から介入に乗り出さざるを得ない国際社会も、それぞれの国や地域が問題を抱える中で、出口の見えない状況に、苛立ちを隠せなくなってきたように思える。さて、冒頭の話に戻るが、フランス軍は、命を賭して、日本大使他のスタッフを救出してくれた。原子力発電所の事故対応で手一杯の日本政府だが、ちゃんと、菅首相は、フランス軍のトップである、サルコジ大統領にお礼の電話を入れたのだろうか。最近、海外の論調も「日本人に精神性は素晴らしいが、日本政府は信用できない」というものが多くなってきている。外交は苦手と公言されているようだが、今は、パーティー外交は苦手で全く構わないので、誠実な対応だけはお願いしたいと、そんなことを考えた。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.08
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今から3時間ほど前に、宮城県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震があった。地震の規模としては、阪神・淡路大震災と同レベルだ。兎に角、言葉が出ない。無事と早期復旧を願うばかりだ。正直に言えば、このニュースを見て、何も書く気が起こらないのだが、私がうじうじしていても何の意味もないので、今朝から書こうと思っていたことを書こうと思う。ポルトガルが、遂に、欧州委員会に対して金融支援を要請した。これまで、ギリシャ、アイルランドに続く支援要請国候補の大本命として、長らく市場からのプレッシャーにさらされつつも、支援を要請する積りは全くないと、断固たる姿勢を持ち続けてきた現政権も、先の財政緊縮案の否決とそれに伴うソクラテス首相の辞任表明を受けて、ほぼ、支援要請は規定路線と見られるまでになっていた。これまでの経緯等は、ニュース等に譲るとして、ポルトガル危機の特徴は、放漫財政による危機の隠蔽で信用を失墜したギリシャやバブル崩壊による銀行救済が引き金となったアイルランドとは違って、構造的・慢性的な経済不振を主な要因とするものである。症状は元々それ程重くはないので回復する可能性は高いが、外科手術で解決すべき急性疾患ではないだけに、今後の復活への道のりも長く険しいことが予想される。さて、ポルトガルのように財政破綻で深刻な景気後退を余儀なくされるであろう国が続出する一方で、インフレ過熱を警戒してECB(欧州中銀)は、本日、金利の引き上げを決定した。例えれば、部屋全体にはガンガンに冷房を効かせながら、熱のある子のためにストーブを焚いているような状態だ。ドイツの意向をくんだのであろうが、EU経済の舵取りというのは、本物の難題だ。さて、日本の財政も、欧州周辺国に負けず劣らず危機的な状況にあると言われている。私は、元々は、イギリスのキャメロン政権をモデルにして、財政再建を図るべしと考えていたが、それはもう無理だろう。簡単に言えば、前政権の政策を否定して全ては前政権のせいだとし、急進的な構造改革をやる、やらなければ国が没落すると主張して、格付け機関なんかも利用して、自らの政策を正当化して、一気に方向付けをしてしまう、というやり方であり、民主党には、これをやるチャンスもあったが、もう今からでは無理だ。一方のポルトガル、ソクラテス首相(※かなりハンサム!)は、厳しい緊縮財政の案を提示して、野党に否決されるや、辞任を表明。政治空白でコントロール不能となるとみた格付け機関は、軒並み、ポルトガルを格下げ。外堀が埋まった段階で、辞任予定の首相として、支援を要請することにより、支援要請の責任追及先を分散化させつつ、次期選挙で国民に信(覚悟)を問う、という順番。日本で、本格的な財政再建を図るには、キャメロン型ではなくソクラテス型で行くしかないのではないかと、そんなことを考えた(・・・これを考えたのは、今朝。今は、東北が心配で心配で堪らない。絶望しないで!!)。 お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.07
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さて、今、自宅で、サッカーのチャンピオンリーグ、チェルシー対マンチェスター・ユナイテッドの試合を見ながら、ブログを書いています。と言うわけで、あまり、難しいことは書けません(^^)。という状況も踏まえて、今までに書いたことがないパターンではあるが、たまには、“所長”日記らしいものを書いてみようと思う。4月と言えば、人事異動の季節、うちの事務所にも、日本から新しい仲間が加わった。昨日、彼らと、個別に話をする機会を持った(所謂、職務面接ですね)。こういう時期なので、いきなり、「日本のために、何が出来るか、それを考えて行動してくれ。」とか、ちょっと、いつもと違うノリで話を始めてしまったので、彼らも面食らったかもしれません。それはさておき、私が彼らに伝えたのは、こんな話。「今、そしてこれからは有事、平時には、皆で同じ方向に向かっていればよかったが、これからは想定外の事態にどうやって対応するかが問われる。海外で暮らし仕事をしていれば、自分の常識や価値観が通用しない場面が多々ある。こういう機会に自ら飛び込んでいくことで、多面的なものの見方が身について、有事の決断力なども磨くことが出来る。だから、決して、閉じこもらないこと。」「インプットが溜まってからアウトプットしようと思っていては、いつまでたっても、いつかやろうと思っていることのリストが溜まるだけ。アウトプットすると決めて行動してみると、何が足りないか(何をインプットする必要があるか)が見えてくる。インプットとアウトプットの順番を間違えないこと。」何か、今日の私、凄く偉そうですよね。これらは、「かくありたい!」と、私が思っていることであって、自分は出来ている、ということではありません。実は、彼らを通して自分に対して言っている面も大なので、敢えて、書いてみました。おっと、ルーニーが先取点!では、試合観戦に集中します。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.06
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さて今日も、イギリスの話を書こうと思う。久しぶりに、海外事情についてのそれっぽい記事かも。今週、イギリスにおいて、パタニティ・リーブ(父親の育児休暇)に関する新たなルールが導入された。イギリスでは、従来から、子供が誕生すれば、その日から2週間の育児休暇が、父母両方に認められており、母親については、52週間(1年間)の育児休暇(マタニティ・リーブ)が追加的に認められているが、今回、新たに、父親に対しても26週間(半年)のパタニティ・リーブの権利が付与されることとなった。ただし、これには条件があって、夫婦で一緒に取得することは認められず、奥さんがマタニティリーブを早めに切り上げて仕事に復帰したいときなどに、代わって夫が、パタニティーリーブを取得できるというものである。例えば、奥さんが8ヶ月間、会社を休んで育児に専念し、その後、旦那さんが4ヶ月間、会社を休んで育児に専念するようなイメージである。表向きの?理由は、夫の育児参加を推進するということではあるが、実際には、女性の方が高給というカップルからの要望が強かったから、という説もある。日本の皆さんは、イギリスの男性はさすがだな、と思われるかもしれないが、アンケートによれば、この休暇を取得しようと思うと答えた男性の割合は6割に満たないという。取らない理由は、現下の厳しい経済環境下でこういう休暇を取れば将来に響く、というものらしい。ある意味で、日本と、そんなに違わないかもしれない。実際、半年の育児休暇というのは、会社にとっても大変なことですから、急拡大するとは思ないが、ちゃんと制度化して、後押しをする、というだけでも、この国は立派だと思う。私は、正直に言うと、2人の子供の育児というものに殆ど参加していない。だから、これを書いたものの、締めに偉そうなことを書く資格が全くない。時代背景のせいにする積りはなくて、私自身の器の小ささゆえに、そういう余裕を持てなかったのだと自覚している。このことは、現時点における、人生最大の後悔の一つである。今も、単身赴任の身で、地球の裏側にいる子供達に、何もしてやれないが、子供達はいつも私に元気を与えてくれる。改めるに遅すぎることはないと思いつつも、もう、風呂に入れてやることは出来ない。後悔先に立たずですよ。皆さん。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.05
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震災以降、私の部屋のTVは、BBCニュースに、ほぼ固定されている状態だ。ネットでニュースをチェックする機会も、以前より随分増えたように思う。何か明るいニュースはないものかと思ったりもしながら眺めているのだが、震災・原発関連以外でも、週末の主なニュースは、悪化するリビア情勢(民間人誤爆等)、コートジボアールでの内戦と虐殺(既に1000名以上が死亡とか)、アフガニスタンでの暴動(米国宣教師のコーラン焼却に対する抗議激化で数十名が死亡)、パキスタンでの大規模テロ、イスラエルがガザ地区を空爆、・・・・などなど、世界の火薬庫が同時に火を噴いたような状態を示すものばかりであった。2週間ほど前に「世界は”混沌”の中に入ったのかもしれない。… 」という記事を書いたのですが、どうやら、本当に混沌の中に突入てしまったようだ。そういう中で、イギリスにおけるトップニュースは、北アイルランドにおける、爆弾による警察官殺害事件であった。北アイルランド問題は、とても一日で書き切れないので、詳細は別の機会に書こうと思っているが、ともかく、25歳のカトリック系の警察官が、爆弾によって殺害された。北アイルランドは、プロテスタント国家として樹立され、カトリック系住民への迫害・差別の歴史と、それに連なるIRA(アイルランド共和軍)による連続的なテロ活動などの長期にわたる紛争の歴史を有している。2005年の武装闘争終結宣言以降、昨今は、派手な動きは収まりつつあるように見えていたのだが、同様のカトリック系警察官の殺害事件は、2009年にも発生しているとのことだ。この問題が複雑なのは、プロテスタント国家としての態勢を維持しつつ、プロテスタントとカトリックの和平・融合を進めるために、カトリック系の警察官を増やす(当座3割まで)という政策を推進している一方、警察組織に根強い不信感を持つ(一部の)カトリック系住民は、カトリック系の警察官を裏切り者だと認識していることである。カトリック系住民とプロテスタント系警察部隊との闘争の歴史について書かないとうまく伝わらないとは思うが、兎も角、警察組織に対する憎悪を隠さない人たちが沢山いるのが現状なのだ。いずれにせよ、ここ先進国イギリス(北アイルランドはイギリスの一部)において、今も、宗教間の対立や内部分裂などによって、テロ行為が発生し続けているという現実を知って欲しいと思う。もちろん、一部の過激な思想の持ち主の所業とはいえ、コーランを燃やして、結果的に暴力を惹起しているのは、アメリカの宣教師だ。人を救うべき宗教が、何故、人殺しを助長してしまうのか、すぐに私に答えが見出せるはずもないが、皆で答えを探していかないと、本当に、世界は混沌から抜け出せないのではないかという気がしている。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.04
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最近読者になって頂いた方はご存知ないかも知れませんが、(私は毎日ブログを書いていますが)日曜日は、取りとめのない日常や家族の話を書く日にしています。でも、今日は、ちょっと違い感じで行きます。というのは、インターネットTVで、孫正義さんが田原総一郎さんや原子力発電の専門家の方々と討論をするというので、昼過ぎから軽い気持ちで見始めたのですが、ついつい、3時間見続けてしまったのです。夕方になってしまいましたので、今日は活動なしです。↓以下で見れます。3時間ですが、見応えあります。http://www.ustream.tv/recorded/13747656まず、いきなり、さらっと、孫さんは、個人で100億円+今後生涯にわたっての役員報酬の全額寄付を表明しました。本当に、さらっとです。2人の原発設計者の方(※今は原発反対派)の話は、本当に示唆が多かった。しきりに仰っていたのは、政府・東電等の情報開示不足と説明不足。断定は出来なくても、どんなことが起きている可能性があるのかは、ある程度想像できるわけで、それに対して、どのようなシナリオを描いて、どう対応しようとしているのか、そういう説明をしないで、起きている事象だけを報告し、安全だと繰り返しても、国民は安心できない、というものだ。確かに、その通りだ。田原総一郎氏が、「これからどうなるのか。大事故に発展する可能性はあるのか、ないのか?」と、いつもの調子で「白か黒か」を迫った時には、「我々は、こういうことが起きれば、次はこうなるだろうということは分かる。だからそういう判断をする根拠となるデータを開示して欲しいが、何も出てこないから、隠しているのではないかと思われてしまう。ただ、自分が持っている情報に基づいてお話すれば、直ぐに非難しましょう、というようなことになる兆候は出ていないのは事実。」と言われていた。科学者として極めて妥当な説明だ。孫さんは、この辺の問題を医療行為に例えて、昔は、がん告知などしないで、大丈夫ですよと説明するのが正しいとされ、ある程度経ってから、実は、がんでした、というのが普通だったが、今は、インフォームド・コンセントの時代であり、「ガンが発見された。こういうリスクがあるが、手術すれば○○%の可能性で完治する。こういうことに気を付ければ、再発リスクも減らせる。」と説明する時代であり、パニック回避に重点を置き過ぎた今の対応は、不適切だと批判されていた。本当は、当事者サイドの人や原発推進派の方にも出演頂いて、バランスのとれた議論をしてもらえれば、更に良かったとは思うが、彼らの説明は、おそらくは、これまでTV等でなされてきたものとは、全く違っていて、本当に有意義だった。例えば、今回の危機は、津波による想定外の事故だと言われているが、おそらくは、1号機については、耐震脆弱性に起因する問題でもある(つまり、地震による故障)可能性が高いと、断言されていた。本当かどうかはわからないが、最大のスポンサーである東京電力への配慮と政府によるパニック防止のための情報統制からか、この種の可能性についてマスコミで報道されることはほとんどない。やはり、いろんな考え方、考え得る複数のシナリオと根拠となるデータなどをしっかり紹介することが、現代のマスコミには求められるであろうし、我々自身が情報リテラシーを磨いて行くことがその前提として必要であることは間違いない。それにしても、個人で100億円+役員報酬の生涯寄付というのは、凄い。また、ちゃんと自分の目で見て、感じて、情報を集めて、多くの批判にもめげずに、情報発信を続けられている。孫さんは、確かに、偉人になった。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.03
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今日は休日ではあるが、菅首相の記者会見を受けて、ちょっと真面目に書いてみる。菅首相が打ち出した復興計画。いいんじゃないでしょうか。中身は、明らかに大前研一さんの提言内容。構想力のある民間人の意見をトップダウンで採用するというのはあっていいと思います。さて、ここで、いきなりですが、質問です。産業革命を主導したイギリス(元大英帝国)、あなたの知っている世界的なメーカーを挙げて下さい。・・・・・・・どうですか?私は、それなりに長くイギリスに住んでいますが、掃除機のダイソン以外には思いつきません。何故、そんなことになったんでしょう。いろんな説明がありますが、私が一番しっくりくるのは、「戦争に負けたことがなく、旧来の設備が壊滅的に破壊したことがないから」というものです。日本やドイツのような第2次世界大戦敗戦国が、全てを失ってゼロから出発して世界有数の工業国の地位を得たことを見れば、何となく納得がいきます。やはり、ずっとそうやってやってきたというものがあると急には変われないんですね。ゼロから立ち上げるときには、元に戻すのではなくて、折角ゼロからやるんだから、次代を先取りすべきなんです。だから、被災地を、世界の人が視察に来るようなエコタウンにするという構想は是非やってほしいですね。あと、じゃあ、何でイギリスが世界の一流経済国としての地位を保持しているかと言えば、まあ、金融大国というのもありますが、海外からの資本収支で生きてるんですね。日本も、おそらく、大量の電力を必要とする産業などは海外移転を迫られる可能性がありますね。ずっと言われ続けてきたことですが、思い切って舵を切るしかないかも知れません。宮城、岩手、福島の次世代エコタウン、見てみたいな~。絶対やりましょう。・・・今日は休日で、既にワイン1本空いちゃっているので、ちゃんと脈略が繋がっているか、いつも以上に自信がないですが、今日感じたことです。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.02
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今日は、エイプリル・フールだが、どうにも未だ、粋なジョークを書く気にはなれない。ただ、思うのは、この3週間の出来事が全てエイプリル・フールであったら、どれだけよかっただろうということくらいだ。というわけで、今日も昨日の続きで、佐々淳行氏の書かれた「重大事件に学ぶ危機管理」から面白いと思った話を紹介する。・・・全然ロンドン日記じゃないな~。1994年の1月17日、阪神淡路大震災の丁度1年前の同じような時刻に、アメリカのロサンゼルスでも同規模の地震が発生している。ノースリッジ大震災だ。ただし、死者は61名で、阪神淡路大震災の100分の一以下だ。何故これだけ被害に差があるのかについては、要因は様々であり、本書でも論じられているが、一番の違いは初動態勢だと言う。村山首相に第一報が入ったのは、地震発生から1時間50分経過後であるが、一方、クリントン大統領は、地震発生から15分後の午前4時50分には、連邦危機管理庁長官と電話していて、1時間後には、カリフォルニア州兵1万が出動、その7分後には消火開始していたという。しかも、陸・海・空・海兵・消防などのヘリコプターが一気に総動員したのだとか。そして、トリアージ・ドクター(治療優先順位決定ドクター)も総動員したこともあり、死者は61名に収まったようだ。アメリカの危機対応は、冷戦時にソ連が核ミサイルを発射するケースを想定して構築されたものだ。だから、ミサイル発射を確認したらそれを確認した情報幕僚と統幕議長が即座に席を立ち、エレベーター内で統幕議長はブリーフィングを受け、その統幕議長は3分以内に大統領室に駆け込む。そして、大統領は15分以内に対応を決断する。この対応とは、自分も核ミサイル発射ボタンを押すという究極的な決断も含まれるものだ。ノースリッジ大地震では、このような危機管理システムが機能したということのようだ。今回の震災で、日本だから、死者が少なくて済んだというような賛辞も多く見受ける。耐震技術やパニックを起こさなかった国民性などは評価されてしかるべきだろうが、丸々そのまま鵜呑みにしてはいけないと思う。危機管理・危機対応については、リーダーの個人的資質の問題だけではなくて、仕組み上も改善すべき余地が大きいということを自覚すべきだ。今度ばかりは、喉もと過ぎれば熱さ忘れて、また同じ過ちを繰り返すというお得意のサイクルだけは御免だ。きっちり機能する仕組作りと、適切なりーダーが選ばれる仕組づくりの両方を同時に進めなければならないと強く願う。お読み頂き有難うございます。以下は、ブログランキングです。 "励み"にしておりますので、よろしければクリックをお願いします! にほんブログ
2011.04.01
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