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花の色は移りにけりないたずらに
わがみよにふるながめせしまに
いつもこの時期になると思い出します、この和歌を、小野小町がのこした新古今に残したものです。
こんばんわ、時の流れは速く、あっというまに一日が終わりました。
深夜風呂具ビン 。ご案内は長七です。
我が身、世にふる、ながめせしまに、自分の若さも、この世の時代ではあっというま、眺めていると、庭にある花が雨に降るように、という花の命と自分のはかなさを感じたのでしょうか、
今夜の一曲目は、
三条大橋は向かい川の木屋町祇園に向かう若者でごったがえしていた。当時はまだ、三条京阪から路面電車で大津に向かう路線があった、
1980年代は混在する時代であったんだと、思うのである。
僕が待っていたのは米国に留学していた友人が、京都に来たい、というので、待ち合わせ。
「おお!ひさしぶり!」肩をたたいて、再会を喜ぶ。このF尾くんは中学三年のときからの友人、一人日本の大学に行かず、米国の州立大学に浪人して入学した。
「どこ、いく?」
「どこでも、いいさ」
どこ行くあてもなく、三条大橋をわたり、田園、という有名な店に入った。
会話はとりとめもなく、米の大学の話と、イエローモンキーといわれ、喧嘩したことや。
「おい、イエローPYGではないのか?」
隣の席のカウンターに座る女の子がくすっと、笑った。
「こんばんわ・・。」
ショートカットの女の子だった。
「わたしね、いくつに見えますか?」
女の子は僕らに尋ねてきた、この質問は何度も何度も出くわした、何度も何度も返答に
困るのだ、
「うーん・・。」 僕はうなった、友人はトイレにふらりと席を外れていった。
「ぼくは、いくつにみえますか?」
ぼくは、お返しに質問した、
「そうだな、・・・ 20歳かな」
簡単にばれてしまった、と僕は思った、
「ちがうよ、18だよ」
18のわけないやろ、と友人が僕の頭をこずく、
年齢の話をしていると、友人は観光できていた外人と話はじめ、僕はそのこと二人になった。
二人とも、顔を見あわせた、
「うそでしょう・・・。」
僕らは互いに免許証を取り出し、テーブルの上に、向かい合わせで並べた。
生年月日がまったく、同じであった。女の子は大津、僕は神戸。
ふたりとも驚いた、
「付き合ったら、たいへんね。誕生日おなじだもの・・。」
僕はそのときまで、同じ誕生日であったのは、小学せいのとき6年間クラスで同じであった、「ぎおん」くん、しかしらなかった、
しかも、今飲んでる場所は、祇園。
シンクロナイズされた瞬間であった、互いに誕生日の中途半端なことの嘆きのテーマでずっと、話した。
友人が「おい、もう、俺、電車なくなるからかえるよ」
ぼくはあわてて、駅まで送ることにした。駅に向かう河原町のアーケードで、
「ところで、おまえ、さっきのこの連絡先、聞いたのか?」
「あ!」僕は聞いたけど、聞いたのだ、確かに・・
A Tribute To Nicolette Larson - For A Dancer
「あのさ、連絡先おしえて・・。」
ぼくは、かなり酔っていて、コースターの裏にペンで書いてもらった。
それを、テーブルの上に忘れてしまったのだ・・。
もう、30年近い月日が流れ、名前も顔も忘れしまったが、誕生日だけは
覚えている。もう、いい母になってることだろう、
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