あたたかな光と相思相愛-永遠の旅へいざなう虹粒子の流れ

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2012.07.13
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カテゴリ: 詩心のある風景


鳴子の湖



ハワイ? 沖縄?それともモルディブ?。
いえいえ、ちがいます。
宮城県です。雪国です。


東北なのに、南国みたいな淡いブルーを讃え透きとおった水の感覚って、不思議な気もします。
が、同時に、別に不思議でも何でもないこともまた確かだったりもします。
自分が住んでいるところなのに、こういうことを言うのもなんだけれども、まあなんというか不思議なところです、東北って。
というか、東北だけじゃなくて、東北から北海道にかけて、かなり不思議ゾーンが連なっているような気がします。
でも、
その不思議なところが、自分はとても好きだったりもします。

最近、なんとなく、そんなふうに思いはじめています。

なんか変、そして、なんか不思議。
だけど、不思議なくらい、その不思議さに魅了されてしまう。

そんなふうに、いま、自分が住む場所のことをとらえています。
まあ、そういう不思議な地域が、この地球上にひとつやふたつ、あってもいいんじゃないかなあって、ふつうに思いますし。
ってゆうか、不思議じゃないところって、ほんとうはどこにもないんじゃないかなあっても思います。


何年か前までの自分には、こういう考えはできませんでした。
不思議な感覚、奇妙な感覚に満ちた自分が生きるこの世界に対する、憂いと不安と僅かな薄命のような夢と期待が複雑に入り混じった悪夢という名の水槽をただよう哀れな生命体の群れ=それが自分を取り巻く世界の実像・・・・・以前の自分なら、そうしたふうな漠然とした定義しかできなかったように思います。

だけど、今はちがう。
世界って、すごく不思議で、時に気が滅入ることもあるけれど、目を背けたくなることだけで溢れているわけじゃない。
不思議で奇妙に思えて仕方がないことの中に、不思議なほどキレイで美しい光が煌いていることが、実は往々にしてある。
雪国なのに、南国の海が広がるような風景が存在したって、そのことの一体どこが奇妙だというのか?奇妙だとか不思議だとか思う感性にこそ、そのように感じてしまう自分自身の感性に稚拙さと愚かさを見出すべきであろう。
自分が生きる場所を奇異に感じてしまうのは、そのように感じずにはいられない人間の心に問題があるのです。
その場所にいかなる問題が孕んでいるわけではない。
その場所その場所ごとに自然と備わった「完璧さ」というものを測定できない精神の未熟さのほうにこそ、私たちは人間としての私たち自身の問題を発見する必要がある。
そのように思いますし、
そのように思えないと、バチがあたります。
というより、そのように思える方向に生き方を変化させていくことができないと、 わたしたちは自分自身の人生に対して、それを美しい宝物として、ありがたく向き合う ことができないでしょう。











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最終更新日  2012.07.14 00:32:49


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