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今年もお世話になりました!コロナ騒ぎ以来、年末の職場の忘年会は見合わせている。臨床系の記事はこの症例で今年は終わりになると思うが、なんとも後味の悪い内容だ。こんなことは今年で終わって欲しいものだ。40代女性、右下3、PerGAかなり歯肉が腫れており、レントゲン写真でも陰影が強く出ており広範囲な炎症があることが分かる。ちょっと心配になるほどの(蜂窩織炎=昔は死んでいた、に進展するとか)、あまり見かけない症状だった。こうなるまで放置するかな?、というか患者が歯髄を残してくれと言い張ったのかもしれない。それは現代歯科医学では不可能なのだが。見れば分かる程度のCR:ダイレクトボンディングが下手過ぎ、漏洩が起こって細菌感染していると思われるが、前医はレーザー照射でお茶を濁していた。歯科でのレーザーとはやっている感を出すためのおまじないにすぎない。僕も使ったことがあるが、全く使えない。何に使うのか分からないレベルだ。既存のCRを除去してみるとというか、ポロッと脱離した。歯髄を保存しようとは思っていないことが伝わってくる処置だった。こういうのは良くある。痛くなったら神経を取って被せるというビジネスモデルに持ち込むために地雷を仕掛けるのだ。仕込み。そこまで悪意があるのかどうかも分からないが、薄々は感じていると思う。法律用語で言うところの「未必の故意」と言っても良い。歯科業界は100年も200年も同じことをやっていて、すっかり時代遅れになっているのだが、それにどっぷり浸かり抜け出そうとは思っていない「魔境」だ。うかうか近づくと喰われてしまう。では時系列でどうぞポロッとCRが外れたが、内部は軟化象牙質だらけで、覆髄もされていない。点状露髄が認められた。この手の症例では3MIX+α-TCPがないと歯髄を保存することは難しいだろう。歯髄が少しでも残っていれば再生する可能性もあるのだ。α-TCPは入手困難になっている。そんなものが普及したら業界が食えなくなると思っている人間がいるのかもしれない。思った通りだが、歯髄は完全に失活しているように見える。根管を明示する。超音波スケーラーの#15のエンドチップで洗浄する根管内を乾燥させる必要はない。汚い綿栓を突っ込んで感染を広げるようなことをせず、根管に水平方向にエアブロウするだけで良い。一回目の3MIX+α-TCPは精製水練りだからだ。二回目の3MIX+α-TCPは50%クエン酸水練り。こうしないとすぐにはCR:ダイレクトボンディングできない。精製水練りは硬化が遅いからだ。固まったらフィニシングラインを1mm確保してCR:ダイレクトボンディングで終わり、抗生剤投与。CR:ダイレクトボンディングと言っても吟味した漏洩の心配のない製品を使う。もし治りが悪い場合は再度同じ治療をするが、どうだろうか?ちょっと心配している。
2025.12.31
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ソーラーハウスは作り始めて12年経過している。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/201305310001/元々脱原発ハウスということで、基本的な水やエネルギーは自給しようとして実証実験をしていた。太陽光発電設備の自作、太陽熱温水器の設置、薪ストーブの使用、井戸水の利用などだ。使用エネルギー1/10の1950年代を目指すのなら容易に到達できると思う。あの時代は僕の幼少期がかすっていたので、どういう時代か分かる。江戸時代を思わせる何もないが、すっきりとした綺麗な空間だった。人類がこれからも存続したいのなら、また戻れば良いと思う。これがこのブログの基調にある。このブログは2006年7月から始めているが、最初の頃を見てみるとそれが良く分かると思う。本業の歯科治療も最小限の設備材料でどこまでやれるのか?これが基本コンセプトだ。今はできないことは何もないスーパーテクニックに昇華していると思う。外観はだいぶ古びてきたが躯体は500年持つ。長く使えるというのは究極の省エネなのだが、どうだろうか?自立壁を作ってもらったので、屋根もポリカーボ+アルミフレームで作る予定。躯体にそって機械室を作る。
2025.12.31
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昨夜からフライス盤を動かそうとしていたら動かない。ブラシの摩耗などを調べていたが、なんだか原因が掴めず、壊れたか。。と思って、使われているブラシ付きDCモーターの仕様を調べたりしていた。軸径8mmということが分かったので、新しく作ろうとしているフライス盤に使うつもりのブラシレスDCモーターを移植しようかとも考えたが、ふと思い付いて、ヒューズホルダーを開けてみたらヒューズが外れていた、だけ。。手が油まみれになったついでに、切子の掃除もした。正月休みは磁気回路固定板を削り出してみるつもり。それと機械室のCAD図面を描いてアルミフレームの発注もするつもり。
2025.12.31
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実用機と同じ大きさで、可聴帯域の高域限界20kHzを目指します。振動板の大きさは54mm×400mm、マグネットはネオジム、VCのZ:0.087Ω、VCの巻き数を増やすかも。図面は描いたので磁気回路のクレードルを作り始めるつもり。これは手持ちのフライス盤で作れそう。
2025.12.30
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今日から年末年始の休みなのでソーラーハウスの仕事を始める。内窓用の1050mm×2200mmの枠とポリカーボ中空板が届いたので、取り合いを見て機械室のラフスケッチを描いた。これを見ながら30×30mmのアルミフレームを発注するつもり。長年の腕の酷使で慢性的な腱鞘炎になり手が不自由になり絵や字が書けない。指先だけしか動かないが、歯医者の仕事はなんとかできる。
2025.12.30
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80代女性、左上8、歯冠部カリエス、自発痛- 高齢になると2次象牙質もできて歯髄も生きているかどうかも分からず、痛くないのです。大きく欠けて初めて気が付く。普通は抜くのだろうけれど、ダイレクトボンディングによる歯冠修復の練習に使ってみた。よく見えない一番奥の親知らずだし、歯肉縁下カリエスなのでスーパーテクニックではあるのだが。 内部の象牙質はほとんど失われているので、次は根本から折れるでしょう。 では時系列でどうぞこれが最強の3MIX+α-TCPここからCR
2025.12.29
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15歳男子、左上6、外傷性隣接面カリエスクラックから深部に虫歯が進行している。このような場合、大きく削って型取りしてインレーにする歯医者は多い、というかそれが普通だ。歯科技工士や機械を過度に信用しているのだろう、というかそれしかやったことがないのかもしれないし、インレーの方が儲かりそうと考えているのかもしれない。僕は技工士でもあるので、そんなに信用できるものでもないということは良く分かっているし、儲けようとも思っていないが、患者の将来のことだけは考える。やはりエナメル質を極力残してCR:ダイレクトボンディングで修復する方が、長期的な目で見ると歯は長持ちする。削る量が少ないとトラブっても何度でも次があるからだ。これはトンネリング技法と呼ばれ辺縁隆線を残す形成方法で、器用な歯医者しかできないし、やろうとは思わないだろう。患者が歯医者の技量を試すにはこれができるかどうか?というのは1つの目安にはなるだろう。歯医者は嫌だろうね。。。w患者にやってくれと言われて、それは長持ちしないからやっていないとか言い訳をすると、この歯医者さんはぶきっちょさんだと思われるのだから。では時系列でどうぞ鏡像と実像を交互にアップします。3MIX+α-TCP これで虫歯が治る
2025.12.28
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40代男性、右下4、Per、外傷性咬合、クラック根っこ付近を押すと痛いということだった。数年前、同じように痛くなって診た時には歯髄は失活していた。根管を開けて診たときに腐敗臭はしなかったので、外傷性の歯髄炎と思われた。この方は食いしばりが酷い。その時も今回と同じようにα-TCPで根管充填して、補強冠を装着して、症状は治った。今回、根管を明示してみると内部のα-TCPは溶けて無くなっていた。これはどういうことかといえば、数年前にはすでにクラック等で漏洩が起こっていて、α-TCPが硬化する時間的余裕がなかったことを示している。その後徐々にクラックからα-TCPが溶けていって、細菌が侵入してPerになったと思われる。クラックの拡大画像もアップするが、この歯の崩壊は近いのかもしれない。では時系列で遠心のCRの接着外れから漏洩もあるかもしれない。超音波スケーラーのエンドチップで洗浄クラックが多数見える1回目の3MIX+α-TCPは精製水練り2回目は50%クエン酸水練り(数分で硬化する)CRでカバーして経過観察
2025.12.27
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70代男性、左上4、インレー2次カリエス インレーが脱離しているようで、クラックもありもうすぐ破折しそうだった。2次カリエスもありそうだったので再治療することにした。このインレーは30年以上経過しているので、よく持った方だと思うが、そろそろ限界に達している。 インレー内面は硫化鉄:FeSで真っ黒になっている。これは隙間に硫酸塩還元細菌が生息していたことを示している。硫化鉄は水素イオンの電導を妨げるので、虫歯が進行しない。このことはまだ現代歯科医学では知られていない。詳しくは「虫歯の電気化学説」を参照してほしい。クラック(ひび)がやばい、、歯冠が崩壊寸前だ。補強冠をお勧めしている。虫歯をあらかた除去したら、内部にもクラックが見える。3MIX+α-TCPで覆罩。α-TCPはクラックの修復も期待できるが、歯牙は常に咬合力に晒される体外なので象牙質の再生は難しいと思う。今度挑戦してみるつもりだが、クラック部分を含め歯冠を漏洩が無いようにCR:ダイレクトボンディングで完全に覆う必要がある。α-TCPは人工関節の接着剤(骨誘導再生)にも使われているのだが、最低4週間の安静が必要だ。口腔内でどうするか?ここからはストリップスを使わないCR:ダイレクトボンディングによるスーパーテクニックだ。
2025.12.25
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あいにくの雨続きでもう少しのところで止まっているが、だいぶできている。あと一段ブロックを築いて、既存の屋根スラブと接続し、生コンを内部に打ち込んだら壁は完成。屋根はポリカーボの波板を予定している。機械室は母家側に10平米未満になるように設置する予定。パーツの発注は年明けになるだろう。内部に設置する自作予定の工作機械の部品も集めているが、年末年始のどさくさで、遅れ気味。流石に若い職人さんは仕事が早い。雨が止んだ午後から一人でブロック築きを半日で終わった。後はコンクリート打ち込み作業。翌12/26 コンクリート打設
2025.12.25
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2009/02/14の記事で通貨の発行権というのは政府にあるはずなのだが実際は、公的機関のような顔をした私企業が持っている。素朴な疑問なのですが、おかしいのではないか? 何がおかしいのか、寓話を読んでみてください。------------------------------------------金融のしくみは全部ロスチャイルドが作ったくわしくはこの本を読んでいただきたいのですが、お金も利子も人類史上最大の詐欺なんだよ、、この詐欺があきらかになれば、戦争も貧困も環境問題も、もちろん自殺や破産、失業、、現代社会の全ての深刻な問題が、全て即座に解決するよ!というお話です。この本に載っている1つの寓話を引用してみます。一見、当然のことのように思われますが、これのどこが詐欺なのでしょう?よ~く考えながら、読んでみてください。----------------------------------------------------------- あるところに、自給自足をしていて、足りないものは物々交換で補っている100人ほどの小さな農村がありました。 そこへ、どこからともなく見知らぬ男が現れます。男は村中をブラブラしながら、しばらく村人たちの生活を観察していました。素朴で疑うことを知らない村人たちは、不審な男へも笑顔で挨拶し、決して豊かとは言えない生活にもかかわらず、家に招いて食事をご馳走したり、寝場所を提供してあげたりしました。 何日か過ぎて、男は村人を集めてこう話し出しました。 「皆さんはなんて原始的な生活をしているのでしょう。私が良いモノを教えてあげましょう」 そう言って、あるモノを皆に配り始めました。 「これはお金というものです。これを使えば交換がスムーズにおこなえます」 さらに男は、野菜作りが得意な人は八百屋を、狩りが得意な人は肉屋を、釣りが得意な人は魚屋を、料理が得意な人はレストランを、お菓子作りが好きな人にはケーキ屋を、花が好きな人には花屋を、手先の器用な人には大工を、きれい好きな人には掃除屋をと、各人がお店を開くことを勧めました。 それまでは自分の生活に必要なモノを各人がバラバラに作ったり調達したりしていたのですが、男が置いていったお金を使って交換をすることにより、それぞれが自分の得意なことや好きなことを活かして生活ができるようになりました。 また、作業を分担することにより、村人同士のつながりも密接になり、静かだった村に活気が出てきました。 1年が過ぎて、再び男が現れ、村人を集めてこう言いました。「どうです?お金があると便利でしょ?申し遅れましたが、実は私、銀行家です。この前、皆さんに10万円ずつお貸ししました。来年、また来ますので、それまでに利子をつけて11万円を返してください。もし返していただけない場合は、お店の権利をいただくことになります」 お金のある生活にすっかり慣れてしまった村人たちは、昔のような自給自足の生活に戻る気はありません。お金を貸してくれた銀行家に御礼を払うのは当然と、利子をつけて返済することを了承しました。 再び日常生活に戻り、いつもどおり商売に励む日々が続きました。しかし、なんとなく手元のお金が気になります。すでに11万円持っている人は、お金を減らさないようできるだけ使わないようにしました。また、11万円持っていない人は、足りない分を何とか稼ごうと、もっと儲かる方法はないかとアイディアを捻る人が出てきました。 返済日が近づくにつれ、11万円持っていない人は焦り始めます。「どうしよう?このままだとお店を没収されてしまう・・・・」 こうして仕事の目的が、これまでのように人々が必要とするものを提供することではなく、お金を稼ぐことに変わっていきました。 そして相手が必要としているかどうかなんて関係なく、とにかく売ってお金を儲けることを目指すようになります。 何となく村人同士の関係もギクシャクしてきました。 1年が過ぎ、銀行家は再び村へ戻って来ました。「さあ、皆さん、約束どおり、利子を付けてお金を返してください」 10万円を100人に貸したので、村にあるお金は1000万円です。しかし、銀行家へ返すお金の総額は1100万円。当然、返済できない人が出てきます。 結局、村人の3分の2が返済できませんでした。村人の中に「勝ち組」と「負け組み」が誕生します。 銀行家は「負け組み」の人たちに向かってこう言います。 「またお金を貸してあげてもいいですが、皆さんはどうも商売が上手ではないようです。リスクが高いので、今度は利子を20%にして12万円を返してもらいます。ただし、今度こそ返していただけない場合は、お店の権利をもらいますよ」 銀行家は返済の誓約を得て、再び村人にお金を貸し付けて行きました。--------------------------------------------------------
2025.12.25
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この時の記事のコメントで歯科業界の闇を垣間見えると思ったので独立記事にしようと思います。歯科医療とはそもそもなんなのか?神経を取って、削って、被せるという一連の作業をなんの反省も熟考もなく繰り返している現状というものは世界中で行われています。そもそも虫歯とは何か?実はその原因すら解明されていません。むしろ解明され、本当の予防法や治療法が普及されると今まで100年も200年も続けてきた削って被せる式、抜いて何かを入れる式のビジネスモデルが破綻して露頭に迷う歯科医師が激増してしまうと考えているのかもしれません。虫歯とは金属のさびと同じものという「虫歯の電気化学説」も歯科業界は完全にスルー、それどころか潰そうとしているように見えます。http://www.yoshizaki-mekki.co.jp/eigyou/aen/zn.html歯科業界は魔境と言っても良いほどの超絶ブラックな世界なのです。半ば強引に削って被せる、抜いてインプラントを勧める世界なのです。こうすればさらに仕事が増えるというマッチポンプ体質。そもそもの存在がマッチポンプとしか思えない歯科業界にもヒエラルキーがあり、業界では歯科医師が上、歯科技工士はその下、歯科医師側に無理難題を押し付けられても文句を言えない歯科技工業界の体質が固定化されています。歯科技工士側は歯科医師側に搾取され、長時間労働を強いられる存在であることは何も変わらず、財政問題もあるのでしょう国も放置を決め込んでいます。日本の保険診療報酬は世界的に見ても稀な低報酬の世界で、数を稼ぐために歯を削りまくるという強い傾向があります。これが歯科技工士に皺寄せがいく根本原因になっています。しかし保険診療から歯科医療を外せば良いのか?というのは別の話で、もし歯科の保険診療が無くなり世界基準の診療報酬になると患者負担は10倍になるでしょう。国も歯科だけは混合診療を例外的に認めて、見て見ぬふりをせざるを得ません。CAD/CAMや3Dプリンター、AI等で歯科技工作業をする流れが見えてきたのと同時に業界の体質が見えてきたためか少子化もあって歯科技工士を目指す人は激減しています。現役の歯科技工士さんからのコメントがありましたのでご紹介します。ーーーここから引用ーーーhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202510280000/Re:残根上のCR8(10/28) kzr さん業界全体の 人手不足・後継者不足 は深刻で、就業者は減り続けているのに、案件数だけは増加。材料費は上がり、取り分は昔よりさらに厳しい状況で、働く側の体力が削られる一方という感覚の技工士は多いと思います。CAD/CAMもある程度普及しましたが、設備格差・形成精度・スキャンの質のばらつきは以前よりむしろ結果に直結しやすく、適合不良から脱離や二次カリエスにつながるケースが確実に増えている印象です。正直、マージンがぼやけた型、歯肉圧排が不十分なままスキャンされたデータ、ラインが読み取れない支台形態、伸びた印象・・・こういったものが届くと「この条件で完璧に合わせるのはさすがに無理がある…」と思いながらも、結局こちらが何とか形にするしかない、という状況が多いんですよね。結果が良くなかったときに原因が形成や印象ではなく、技工の責任扱いになるケースもけっこうあって、これを表立って言うと関係に響くので、みんな黙って飲み込んでしまうわけです。だからこそ、maboさんのように、高精度で歯を形成・造成できる先生は本当に稀で、技工士側からすると「こういう先生が増えたら、業界はどれだけ変わるだろう」と本気で思うくらいです。 (2025.11.23 14:51:02)
2025.12.24
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80代女性、左下6、Perフィステルができて、孫におばあちゃん口臭い、、と言われる。これが口臭の原因かどうか分からないのだが、とりあえず処置をしてみた。デンタル画像を見ると、良いところ無し、根管治療は不良で、根尖付近の陰影は膿瘍だろう。ファイルらしき器具が折れ込んでいるし、通常なら治療不能で抜歯するしかないとなる。しかし抜歯すると入れ歯を作り替えるしかない。お金もかかり、面倒この上ない。歯科治療というのはする必要があったかどうか不明な症例が多い。歯科治療をしなければこんなことにはならなかったのだが、歯医者はわざわざ患者の歯の寿命を縮めることになんの痛痒も感じないようだ。もちろんお金が欲しいし、これしかできないのだが。迂闊に歯医者には近づかない方が良い。どの歯根が問題なのかアクセサリーポイントをフィステルに挿入して撮影した。6番の頬側近心根に問題があるということがわかったので、側方から冠の一部に穴を開けてポストを削り取った。根管内部は何も入っていないように見えた。3MIX+α-TCPを充填してCRでカバーするだけで終わることができる。信じられないだろうが、これで効果はある。レーザー照射とかのおまじないよりは遥かに効く。義歯を装着してみた。こういう時は3MIX+α-TCPの出番だ。
2025.12.23
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50代男性、咬合性外傷、左下7、Per食いしばりがひどい方で、数年前は6、7連結補強冠で固定していたのだが、とうとう7は歯髄壊死に陥った。抜くと今度は6が外傷で抜けるので、567の補強連冠装着後に7の根管治療をすることにした。レントゲン写真では歯髄は壊死していると思われ、歯根周囲には陰影がある。動揺度2〜3になっている。通常の診断では手遅れで抜歯なのだが、3MIX+α-TCPを使えば保存できる可能性が高い。歯髄が再生することもあり得る。7番周囲の歯肉も腫脹している。伝説の根管治療の術式は簡単で、根管口を明示して超音波スケーラーのエンドチップで洗浄するだけ開拡とか不要だ。歯髄が残っていれば歯髄が再生することもある。エアブロウで水分を飛ばすだけで、根管内の乾燥は必要ない。1回目は精製水練りの3MIX+α-TCPを填入してエンドチップで内部に押し込む。2回目の3MIX+α-TCPは50%クエン酸水練りで硬化させる。その上をCRで覆って終わり。抗生剤を投与することもある。
2025.12.23
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次回作のモードレス・スピーカーはより振動板面積の大きいものを計画している。54mm×400mmの平面型だ。SS400のヨークの長さも400mmになるし、アルミ合金のフランジも大きくなる。これを加工するには大きめの工作機械が必要になるので、また切削片が多量に出るので、機械室をソーラーハウスのカーポートに新設することにした。まず壁と屋根を作り始めた。これは自作ではなく外注した。ブロックはソーラーハウスと同じ型枠コンクリートブロック。
2025.12.22
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70代男性、右上56、連冠脱離、2次カリエス、クラック、Per(歯根内部が細菌感染している)前回とhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202512200001/前々回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202512190000/ 今日は口腔内セットの様子だけれど、患者さんのコメントにグミキャンディーにハマっていたというのありました。 歯応え系の食べ物はマズイです。特に神経を取った歯にはヤバイです。破折します。あれは子供達限定で、中高年層には禁忌と思ってください。 特に6番の歯根は口蓋根が分解しそうなので、その部分には負荷がかかりにくいように咬合面を小さく設定しました。内側が凹んでいるので、食渣が溜まりやすいということかもしれませんが、仕方なしです。接着剤やクラウンマージンの凹凸が気になる場合はお申し出ください。研磨はできます。 咬合面を小さくしたのはもう1つ理由があって、口蓋根が壊れて症状が出たときに口蓋根だけ抜歯・再植などの処置がしやすいように配慮しました。以前の画像で、黄色線より内側を小さくしています。問題のある歯根部分ここから口腔内咬合調整後1週間前のフィステル。3MIX+α-TCPで消退しているのがわかると思う。面倒で予後も不確かな根管治療は必要ない。終わり
2025.12.21
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70代男性、右上56、連冠脱離、2次カリエス、クラック、Per(歯根内部が細菌感染している)前回のつづきでhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202512190000/今日は技工作業と土台(コア)のお話。技工作業は「義歯」のカテゴリーで詳細を確認していただくとして、土台(コア)と冠の構造を見てください。ピンレッジド・CRラウンドコアは僕のオリジナルで、型取りが困難な歯根でもCR:ダイレクトボンディングを使うと土台の構築ができ、しかも歯根の破折を招きにくい咬合応力が歯根の中心方向に働くドーム状の形態で、維持力はピンレッジで行う、そういう土台だ。またピンレッジの長さをコントロールすることにより、維持力をコントロールでき、歯根が破折する前に冠が脱離するようにできる。これは従来の歯冠修復にはなかったフェールセーフという考え方だ。患者さんはいつ土台を作ったの?型取りもしなかったし?とおっしゃっていたが、型取りが不要というより従来治療法では型取りができない、したがって治療不能につき抜歯となる症例だったのだ。では技工の作業模型の画像からつづく
2025.12.20
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80代女性、右上4、歯根破折、歯肉腫脹・排膿++80オーバーだし、再植とかもういいだろ。。とりあえず抜歯です。抜歯といっても歯冠は両隣と連結固定していたり、ブリッジの一部だったりする場合は冠はそのままで、歯根だけ抜歯する。全部外して補綴からやり直す、なんというリソースはもう日本には残っていないのではないか?抜いた後、歯肉が治ったら、隙間をCR:ダイレクトボンディングで修正してそのままダミーとして使う。では時系列でどうぞ
2025.12.20
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70代男性、右上56、連冠脱離、2次カリエス、クラック、Per(歯根内部が細菌感染している)20〜30年経過症例で、今回食事中に(?)ポロッと取れたそうだけれど、もうだいぶ前から緩んでいたようで、内部は虫歯やクラックで厳しいことになっていた。連冠は2本以上で支え合うのでトラブルが分かりにくい。セメントが緩んだ隙間から内部が虫歯になり、咬合力に耐えられずに虫歯になっていない部分が折れて取れたという感じだった。金属冠もそうだが、表面から見ただけでは内部の様子は分からない。6年前のレントゲンでも異常は検知できなかった。もう何年もPMTCで管理しているのだが、冠やブリッジなどの補綴治療には脱離した時でないと問題が露見しないという厳しい現実がある。年齢が進むと共に歯も弱くなり、いつかは砕け散ってしまう。歯の耐用年数はおおよそ50、60年くらいで、特に神経を取った歯はもっと劣化は速く、神経を取ってから10〜30年位で抜歯になるのが相場だ。60歳を過ぎたらいつ歯が壊れてもおかしくない。では時系列でどうぞ黒い部分は隙間ができていて硫酸塩還元細菌の代謝産物由来のFeS(硫化鉄)が付着している。6番のクラウン内面には折れた歯質が残っている。5番はポストもだいぶ前から脱離していて真っ黒になっている。可能な限り虫歯を除去したのだが、6番は通常治療では抜歯になるケースだった。遠心根歯肉縁下まで歯質が失われ型取りが困難。頬側遠心根には細菌感染していてフィステル(瘻孔)ができている。これも治療困難で抜歯となる。鏡像。6番は口蓋根と頬側根が離断している。通常治療では抜歯となる。5番には頬側にクラックがあり細菌が侵入している。今後クラックが深部に進み歯根破折する可能性が大きい。5番と6番の頬側根には3MIX+α-TCPを入れた。これでクラックやPerが改善することを願うばかりだ。次のトラブル発生は6番のPerが悪化すること、口蓋根と頬側根の離断部分に感染して違和感、腫れる等の症状が出る。5番の歯根が破折することが予見できる。6番のPerの歯根側面からの再治療の必要性、口蓋根のみの抜歯、5番は抜歯・再建・再植が考えられるが、このままなるべく長期間持って欲しい。今まで通りに硬いものや弾力のあるものを食べるのは控えた方が良い。ラウンドコアで咬合力の分散を図り、冠の維持力にはピンレッジを用いた。強い咬合力が働いた時は歯根が壊れる前に冠が外れるように意図的にピンの長さを設定した。これをフェールセーフと一般工業界では呼ぶが、歯科業界にはまだない考え方だ。次回は技工室での作業と口腔内セットの予定。つづく
2025.12.19
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70代男性、左上4、歯冠崩壊現在65歳以上の高齢者は日本の総人口の30%になっており、地方ではもっと高齢化率は高い。前回のような若い子の歯冠崩壊は例外的ではあるのだが、高齢者になるとそうもいかない。誰でも高齢になると歯のトラブルが爆増する。このような場合、歯冠修復をするとなると治療回数も費用もかかる。高齢者にとって一番問題なのは、治療回数とチェアタイムだろう。このケースの場合、標準治療だと、歯冠は落として、根管治療、ポストの設置、型取り、セットと最低3〜5回はかかると思われる。高齢になると腰が痛い、背中が痛いなど、長時間の治療に耐えられない。持病があり抜歯も簡単にはできないなど歯医者からみると絶望的な気分になることは増えてくる。歯医者にとって最も絶望的なのは、このような患者が増えると診療体制がパンクしてしまうことだ。手が回らないというか、歯科医療サービスの提供ができなくなってしまう。結局、放置ということになってしまうのだ。患者のQOLは下がる一方になる。しかし、3MIX+α-TCP+CR:ダイレクトボンディング を駆使すれば、その場で治療は終わる。しかもちゃんとしたテクニックを身に付ければかなりの長期間持つ。これからの高齢化社会ではこういう手法が求められる。では時系列でどうぞ
2025.12.18
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14歳男子、左下6、歯冠崩壊、咬合性外傷(くいしばりがある)、自発痛+(のはずだが訴えない)ちょっと問題のある子で、この時の子です。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202206030001/不登校があって裏山を駆け回って遊んでいたとか。親も変わっているけど。発達障害系かと思う。今回の治療は2回目だと思う。痛くなっても気にしていないのか、ちょっとよく分からない。しっかりした感じで話はするが、違和感がある。自分に都合の良いように考える傾向。例えばこの歯は修理すればもう大丈夫。バリバリ硬いものを噛んでも大丈夫とか。中身の象牙質はないんだが。。今後どうなるかとても心配。神経が、、とかいう前に抜歯になりそう。露髄しているし、軟化象牙質はたくさん残っている。α-TCPで治したいところだが、CR:ダイレクトボンディングが過大な咬合力で脱離して漏洩が始まったら、α-TCPの再硬化作用も失われる。たぶんこの子は何も気にしていないので痛くなっても来ないかもしれない。では時系列でどうぞ露髄だか、歯肉出血だかよく分からない。
2025.12.17
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30代男性、右上1、歯冠破折 前回のつづき https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202512150000/今日は組み立てて、再植して終わるつもりでは時系列でどうぞ根尖口もしっかり埋める3MIX添加の生食水で抜歯窩を洗浄再植固定包帯、投薬3日。4日後包帯除去
2025.12.16
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30代男性、右上1、歯冠破折小学生の頃、スポーツ中に転んでグラグラになり、抜けなかったが黒く変色した。そのまま大人になって歯髄処置をしてもらい漂白もしたのだが、完全には白くならない。しかも漂白剤で歯質は弱くなるので折れやすくなる。今回、ご飯を食べていた時にボキッと音がして、、焦った、、唇側(前の方)の歯肉でかろうじて付いている。ピンセットで掴むと隙間が見える。では時系列でどうぞグラグラはしていないので、抜くのが大変だった。しばらく腕が痛かった。綺麗にしていく。裏にはCRが入っているが除去する。ペラペラの歯冠部のエナメルしか残っていない。根尖も開拡して、内部の根管充填材も除去すると、ちくわみたいになる。綺麗になったら組み立ての準備エナメル質はオレンジのエッチング剤(pH.0)既成のポストを選定する。次回は組み立て。つづく
2025.12.15
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40代女性、右下8、自発痛+歯医者にはあまり行ったことはないのだけれど、突然痛くなったので。。子供達は矯正治療で通院しているので、えっ、初めてだったの??という感じだった。こういう治療は抜いた方が早いと思われるかもしれないが、長年の歯医者家業で腱鞘炎が治らず、腕が萎えているので抜歯はできない。α-TCPとスーパーテクニックでどうにかしようと思う。こういう痛みが出ている歯の歯髄の保存には歯髄に細菌が入っているケースがほとんどなので、3MIX+α-TCPは必須だ。というより3MIX+α-TCPがないと不可能だと思う。処置後はあれだけ痛かった歯が瞬時で治る。では時系列でどうぞ
2025.12.14
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50代男性、右上7、近心隣接面歯肉縁下カリエス前回に引き続き、同じような虫歯の症例。この手の症例がなんで大変なのか分からないと思うが、歯科医師ならとてもたいへんで面倒、、というのは分かると思う。通常治療法で真面目に処置をしようと思うと、インレー修復になると思う。まず、麻酔をして大きく削って虫歯をCRやセメントで覆罩するところから始まるが、歯肉縁下というのはCRで修復するにしろ型取りしてインレーを作るにしろ、できない、、!という壁にぶち当たる。要するに歯肉縁下の保存治療は現代歯科医療では、治療対象では無いという驚愕の事実がある。患者としては信じられないだろうが、要するに抜歯するしか無いのだ。というか、抜歯しましょうと歯医者に宣告されても文句は言えないのだ。スーパーテクニックを身に付ければ、なんのことはない、一回で終わる。患者も大したことないじゃん。。と思うかもしれないが、うちに来る患者がラッキーなだけ。では時系列でどうぞ
2025.12.13
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40代女性、左上8、冷温痛+スーパーテクニック症例ばかりで困っているんだけれど、抜歯する体力も無いのでCR:ダイレクトボンディングで充填することにした。普通は見えないので、抜歯するしか無い。保存しようと思えば手探りで処置するしかない。見えないところを頭の中で3Dで構成してそれを処置する感じだ。親知らずの歯肉縁下なので画像を撮ることも難しい。時系列でどうぞ向かって右端外からは見えない。内部は伽藍堂頬側からちょっと見える。どうやって充填するのかは説明できない。頭の中の穴を埋めるイメージ。
2025.12.13
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30代男性、左下5、外傷性咬合、温痛、自発痛+この方、歯ぎしりがひどいようで、クラックから隣接面の虫歯になりやすい。それも急速に進行するので、痛みが出た時にはかなり進行していて、通常治療法では神経を取るしかなく、最悪抜歯も視野に入ってくる。神経を取ると歯は脆くなり、寿命は短くなる。技術的にはかなり難しいが、神経を取るのは先送りしようと頑張った。露髄はしているし、内部の象牙質は失われペラペラのエナメル質しか残っていない。この程度の虫歯で辺縁隆線を残す処置はスーパーテクニックの限界で僕にとっても挑戦だった。外傷性咬合対策のナイトガードは引越しのどさくさで紛失したそうで、また作ったが、どうにかコントロールして長持ちさせて欲しい。では時系列でどうぞ矢印部分が問題の歯。歯ぎしりがひどく咬頭がすり減っている。これで神経を残せると思う歯科医師は少ないと思う。近心は3年前に処置をしている。露髄した。麻酔はしていない。ちょっと痛かったと思うが、麻酔をすると過剰治療(抜髄)になってしまう。知覚をこれ以上は削らなくても良いというセンサーに使う。3MIX+α-TCP1次CR
2025.12.13
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30代女性、右下7、温痛+前回のつづきだが、https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202512020000/3年半前の前々回からご覧ください。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202204010000/近心根は前々回は歯髄息肉だったのだが、3MIX+α-TCPで直接覆髄したら、歯髄は失活することなく2次象牙質で蓋ができ(デンティンブリッジ)治った。遠心根は失活してたように見えたが、実は根尖付近の歯髄は生きていたようで、歯髄は再生して根管を埋めていた。多分大方の歯科医師は信じられないと思う。まず、今回と前々回のレントゲン写真を見比べてみる。3年半前のbefore/after7番の根尖付近には陰影が見られ、炎症が波及していることが分かる。これが今回の治療前の画像で、7番の根尖付近の陰影は消えている。遠心の丸い出っ張りは歯肉縁下歯石なのか、キュレットで触って見たが、CR等の修復材料かの判断は付かなかった。自分でCRで修復した記憶もないし、画像も残っていない。8番は他院で抜歯済みということだが、その時に7番の処置をしたのかどうかは患者も分からない。今回は温痛があるということだったので、歯髄炎の症状があるということだ。原因は何らかの漏洩があるのではないかと思われたので、CRを除去して内部を見てみた。時系列で画像をアップします。遠心半にクラックがあるようにも見え、ここから漏洩しているのかもしれないが、確証はない。クラック部分に矢印付与。遠心半が少し暗く見えるのはエナメル質のクラックに水分が入り光が離断が始まっている部分に乱反射しているからかもしれない。水分やイオンは侵入するかもしれないが完全離断はしていないのでCR:ダイレクトボンディングやα-TCPで細菌の侵入は防げるかもしれない。経過観察とする。内部のα-TCPは変色もなくひどい漏洩があるようには見えない。漏洩があると茶色に変色する。既存のα-TCPを除去すると遠心根から出血した。この遠心根の歯髄が炎症を起こしていて温痛の原因だと思われた。遠心根を通るクラックらしきものもあるようにも見えるが、まだ完全に離断してはいないようなので、今回は経過観察することにした。もし離断すれば痛みが出るので、遠心根の抜歯再植になる。クラックを矢印で示した同じ画像止血後の確認では近心根はデンティンブリッジで完全に塞がれており、自然治癒により歯髄は保存されている。3MIX+α-TCPで直覆して、CR:ダイレクトボンディングで経過観察する。遠心半が離断すると抜歯再植するしかなくなる。予防的に補強冠を装着した方が延命効果はあるが、遠方の方なので通院が難しい。3年半前の治療時にもクラックが認められるが、クラックと言ってもエナメル質限局ならば問題にならないが、象牙質にクラックが及ぶと破折に直結する。処置前CRと天蓋除去後。エナメル質のクラックは見えるが、象牙質までは分からない。
2025.12.11
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40代男性、左下567ブリッジ脱離前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202511280000/大きな咬合力を支える6番がなくなると、隣の5番や7番に過度な咬合力が働き、一挙に咬合崩壊に進んでしまう可能性が高くなる。実際に5番の歯根にはクラックがあり、かなり近い将来、歯根破折で抜歯になる可能性が高い。当院だったら、6番は再植でもなんでもして保存するところだったがすでに遅い。次は5番の抜歯が視野に入ってきた。患者さんに6番の抜歯の経緯を聞いてみたところ、当地に転勤が決まる3ヶ月前に歯牙が破折し、前任地の歯医者さんでは抜歯するしかないと言われて仕方なく抜歯したそうだ。患者さんも転勤が分かっていたら3ヶ月抜かずに頑張ったのだが、、と悔しがっていた。ブリッジを作るには6番の代わりの大きな咬合力を支えるため、4番も支台歯に加えるしかないので、今日は5番の咬合面作成、4番のインレーをCR:ダイレクトボンディングに交換した。実はブリッジを作ろうと思ったが、開口障害があって型取りができないことが分かったので、患者さんと話をしたところ、6番がないことに慣れたので、6番はなくても良いということだった。このまま経過観察することにした。無理してブリッジを作るより、この方が結果的に歯を失う確率は減ると思う。では時系列でどうぞ5番はクラックがあり強い咬合力に耐えられないので、コンパクトな歯冠形態で一点しか噛ませていない。コンタクトも必要ない。
2025.12.10
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70代女性、右上126歯茎部カリエス入れ歯に覆われた部分が虫歯になりやすいのはよく知られているが、その理由は判然としていない。虫歯とは酸性環境(水素イオンの存在)で歯質の内外でなんらかの起電力の存在が同時に起こることで、これを「虫歯の電気化学説」と名付けた。この場合の起電力は酸素濃淡電池と呼ばれるもので、酸素が少ない義歯の内側の歯と覆われていない部分の歯との間に発生する。
2025.12.09
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70代女性、左上2、歯根破折一度抜歯再植したのだが、6年程すると腫れてきた。抜歯再植で6年しか持たなかったのは短い方なのだが、仕方がない。抜歯した。抜歯と言っても歯根だけの抜歯なので、見かけは変わらない。傷が塞がってから内面をCRで作ってダミーに改変した。今でもそのまま使っている。時系列でアップします。2012年に歯根が破折したので、抜歯再植した。2018年、歯肉が腫れてきたので、限界を、迎えたらしい。歯根だけ、根元にスライスを入れて、裏面は全部削って抜いた。歯根表面は歯石で真っ黒になっている。膿瘍も大きい(向かって右)。裏面。2024年の画像。別件(隣の左上3)の画像なので、左上2は向かって右側。ダミーとしてそのまま機能している。抜いて6年目だ。
2025.12.08
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50代女性、右上5、外傷性歯冠破折類似症例はカテゴリから。この方、右側をよく使うので右側にトラブルが起こりやすい。手前側の4番は失活歯で過去に縦に歯根破折して抜歯・再植している。今回の5番は再植時に4番と連結固定していたので、歯冠が横に破折していたことが分からず、内部が虫歯になっていた。歯髄が生きていれば歯は横方向に破折するので、抜歯を避けられる傾向にある。また歯髄が生きていればゆっくりとした虫歯には2次象牙質ができて歯を守る働きがある。それで痛くはなく経過していた。今回は横方向に部分的に破折したので内部が見え、破折が分かった。このような場合は3MIX+α-TCPがあれば神経を取って歯の寿命を短くしてしまうことを避けることができる。2次象牙質ができていると根管が細くなり閉じてしまうので根管が見つからず、また器具も入らず、そもそも根管治療ができないことの方が多い。この現実に、ほとんどの歯科医師は見て見ぬフリをしている。今までの神経を取るという考え方がそもそも誤っているというのか、必要がないというのか、妄想にしか過ぎないということに気がつくべきだ。歯髄は原始的で強靭な組織なので再生するのだから。3MIX+α-TCPがあれば簡単に2次象牙質を作ることができ、虫歯も治り、歯髄も再生する。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202512050000/では時系列でどうぞ内部は虫歯だらけだが痛くはない。根管は閉じている。無理して根管を探す必要はなく、多少の虫歯(軟化象牙質)は3MIX+α-TCPで再硬化する。虫歯は細菌感染症ではなくハイドロキシアパタイトの電気化学的な腐食現象なのだから、虫歯は化学的に修復することができる。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/ctgylist/?ctgy=23ハイブリッド冠を型取りして作ってセットした。
2025.12.07
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臨床系の話題は溜まっているのだけれど、考えたくもなくて、昔オーディオを始めた頃試聴に使っていたCDを鳴らしながら次の試作機をどうするか?考えていました。Z:0.013Ωしかないので、アンプ出力で1.2Vp-pでクリップします。定電圧アンプとは少し違う感じ。電流クリップなのか、初めての体験。ピークで100A近いですからね。 僕は耳鳴りがひどい時は5kHz以上が聴き分けられません。今日は耳鳴りが静かになったので、試作機でテストしてみました。9.9kHzまで聴こえるようです。若い頃は20kHzまで聴こえたのですが・・今の僕には20kHzは必要ないのですが、一応可聴帯域の高域限界20kHzを目指します。 振動板の大きさは54mm×400mm、マグネットはネオジム、VCのZ:0.087Ω、VCの巻き数を増やすかも。
2025.12.05
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1994年の岩手医歯大の雑誌投稿記事に新潟大の岩久先生の記事があって、α-TCPを直接覆髄に使うと歯髄が再生する可能性があることが書かれている。前回、実際に歯髄が再生している症例を経験したので、改めて記事にしておきたい。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202512030000/これは歯科医療にとって非常に重要なことなので、その時の画像を再掲しておきたい。何が重要かというと、温痛以上の歯髄の炎症がある場合、現代歯科医学では神経を取るしかないとされているが、実は違う。そんなことをすると歯の寿命は短くなるだけだ。歯髄が再生するというのなら神経を取る必要はないということになるので、歯科医療に革命が起こる。歯髄を再生させるにはα-TCPが必須で、α-TCPは保険診療でも認可されていたのだが、残念なことに今は入手困難となっている。画像クリックで全記事表示これは3年半前の治療中の左下7の画像でM:近心根は歯髄息肉でまだ生きているが、D:遠心根は超音波スケーラーのエンドチップが届く範囲では歯髄は失われていた。今回、温痛が出たので、開けてみた時の画像で、α-TCPを除去してみた画像。D:遠心根は出血している。つまり生きている。さらにα-TCPを除去してみたが、M:近心根は2次象牙質(デンティンブリッジ)で覆われ、歯髄は生きていることが分かる。D:出血は止まり、歯髄は生きていることが分かる。つまり歯髄は再生している。
2025.12.05
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30代女性、右下7、温痛+前回のつづきだが、https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202512020000/3年半前の前々回からご覧ください。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202204010000/近心根は前々回は歯髄息肉だったのだが、3MIX+α-TCPで直接覆髄したら、歯髄は失活することなく2次象牙質で蓋ができ(デンティンブリッジ)治った。遠心根は失活してたように見えたが、実は根尖付近の歯髄は生きていたようで、歯髄は再生して根管を埋めていた。多分大方の歯科医師は信じられないと思う。まず、今回と前々回のレントゲン写真を見比べてみる。3年半前のbefore/after7番の根尖付近には陰影が見られ、炎症が波及していることが分かる。これが今回の治療前の画像で、7番の根尖付近の陰影は消えている。遠心の丸い出っ張りは歯肉縁下歯石なのか、キュレットで触って見たが、CR等の修復材料かの判断は付かなかった。自分でCRで修復した記憶もないし、画像も残っていない。8番は他院で抜歯済みということだが、その時に7番の処置をしたのかどうかは患者も分からない。今回は温痛があるということだったので、歯髄炎の症状があるということだ。原因は何らかの漏洩があるのではないかと思われたので、CRを除去して内部を見てみた。時系列で画像をアップします。遠心半にクラックがあるようにも見え、ここから漏洩しているのかもしれないが、確証はない。内部のα-TCPは変色もなくひどい漏洩があるようには見えない。漏洩があると茶色に変色する。既存のα-TCPを除去すると遠心根から出血した。この遠心根の歯髄が炎症を起こしていて温痛の原因だと思われた。遠心根を通るクラックらしきものもあるようにも見えるが、まだ完全に離断してはいないようなので、今回は経過観察することにした。もし離断すれば痛みが出るので、遠心根の抜歯再植になる。止血後の確認では近心根はデンティンブリッジで完全に塞がれており、自然治癒により歯髄は保存されている。3MIX+α-TCPで直覆して、CR:ダイレクトボンディングで経過観察する。遠心半が離断すると抜歯再植するしかなくなる。予防的に補強冠を装着した方が延命効果はあるが、遠方の方なので通院が難しい。つづく
2025.12.03
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30代女性、右下7、Per?この時のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202204010000/3年半前の症例なのだが、今回熱いものが沁みるということで来院された。歯髄の炎症がある所見だったので、開けてみた。ところが驚いたことに歯髄が再生していたのだ。別に幹細胞とかを使ったわけではなく、歯根の奥の方に残存していたと思われる歯髄が、歯根の上の方の根管口まで再生していたのだ。歯髄を切断してα-TCPと水酸化カルシウムで直接覆髄した時に、水酸化カルシウムだと歯髄再生は起こらずむしろ歯髄が後退してしまうが、α-TCPだとα-TCPを越えて歯髄が盛り上がるように再生するという論文を見たことがある。それを今回実際に見ることができた。実は前回の遠心根の治療の画像は省略していたので、今回はそこから画像をアップしてみたい。近心根は歯髄息肉だったので、3MIX+α-TCPで直覆した。遠心根は細菌感染して失活していると思ったので、CR:ダイレクトボンディング修復後、遠心根のみを明示して根管洗浄して3MIX+α-TCPを注入した。生きている近心根と細菌感染している遠心根を別々に処置しようと思ったのだ。その論文を探してみたが、新潟大の岩久先生のものだった。一部引用では時系列でどうぞ遠心根の歯髄は失活しているように見える。超音波スケーラーのエンドチップで根管内を洗浄したが、出血はしなかった。歯髄が生きていれば、エンドチップが当たると鈍い痛みを感じたり出血したりするがそういうことはなかった。だが歯根の先端付近に歯髄が残っていた可能性はある。3MIX+α-TCP を遠心根に注入CRで埋め戻した。つづく
2025.12.02
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40代女性、右下65、CR2次カリエス、冷水痛、少し痛い1年程前、3MIX-MP法による治療を受けられたが、しばらくは大丈夫だったが、また症状がつづくようになった。しかし担当医は対応してくれなかったとか。3MIX-MP法はα-TCPを使わないので、虫歯は再硬化しない。2次象牙質も形成も遅い。やはりα-TCPを使わないと予後は安定しないと思う。またCR:ダイレクトボンディングに使用されていた材料的に問題があるように見え、接着不良による漏洩が見られた。治療前のレントゲン写真、若干黒く見える矢印部分に虫歯がある。術前。時系列でどうぞ既存のCRを除去する過程3MIX-MP法部分手前の5番のCRにも2次カリエスが見られたので、再治療することにした。ストリップスを使うとその厚みだけ隙間ができ、そこに食渣が滞留して、虫歯になりやすい。露髄というか歯髄即肉が見えている。2次象牙質はできていなかった。やはりα-TCPを使わないと塞がらない。α-TCPダイレクトボンディングによる修復をしているが、唾液と戦う場合は詳細画像を残すことは困難だ。ストリップス:隔壁:マトリックスを使わなくてもデンタルフロスは入るようにできる。またストリップは使わないので、歯間に隙間はできない。
2025.12.01
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音は出ましたが、かなり小さい。能率が悪いのは予想はしていましたが。F=BLiのLのが短いので仕方がないのです。それより、計測していて、愕然としました。5kHzまでしか聞こえないのです、、後は耳鳴りに掻き消されます。それでも音質の違いも分かるし、人間の聴覚というものは不思議なものですね。意図的に5kHz以上をカットした音源で調べてみたいと思います。fo:100Hz、f1:11.9kHz、f2:18.2kHzf1を20kHzにしようと思えば、幅を55mm以下にしないとだめ。なかなか厳しい。
2025.12.01
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