全53件 (53件中 51-53件目)
当時30代男性、根管治療(神経を取る治療)途中、放置1年とか仮封が取れた状態で放置していると内部が虫歯で溶けてしまう。食渣とか溜まるし象牙質むき出しなので弱い。レントゲン写真では99.999%の歯医者さんは保存は無理、抜歯しかないと諦める。しかしそうでもない。α-TCPセメント+3◯IX+CRで、もう18年もっている。時々再治療はしている。直近は去年2021年の8月だった。その時の画像もアップしよう。諦めるのはまだまだ早い。レントゲン写真のbefore/after からbefore2004/05/07after2020/07/282004/05/07、18年前の処置。α-TCPはナノHAそのものなので、虫歯が再硬化するし、穴があっても歯質と同じ成分なので、生体はちょっと柔らかい歯として認識するようだ。何も考えずに直覆して問題ない。ただポストコアを立てて、クラウンを作ることはできない。その場でCRで直接歯冠修復ができる技術がないと成立しない保存修復法だ。この時点でほとんどの歯科医師は諦める。歯科医師は歯を作れない。学生の頃から外注する気満々で、歯の形を勉強する歯牙解剖学の実習、歯型彫刻をおざなりにしているからだ。以下は直近の修復で2021/08/17の画像だ。CRが欠けたというので、内部もついでに開けてみた。歯質がなく、軟組織が直接見えているところが何箇所もあるが、そのままα-TCPで直覆してる。まだまだいけるだろう
2022/01/12
コメント(6)
70代男性、右上1、ポストによる歯根破折。前方に側方力がかかりやすいので、斜め横方向に折れる。縦割れを思い出したらアップしますが、どうですかね?思い出さないかも。稀なケース。フィステル等の不快症状はパフォレーション(穿孔)が多い。それなら幾つか思い出す。
2022/01/06
コメント(2)
40代女性、右下6、咬合性外傷による2次カリエス今日は朝からCRによる歯冠再建三昧で疲れた。。当分CRネタには困らないレベル。というか、超絶技巧系のネタがたくさんありすぎてアップできていないのが溜まっている。朝っぱらから、諦めよっかな〜、、(諦めてどうする?抜歯か?)と何度も思った症例を1つ。食いしばりがひどく、この歯だけではないのだが、外傷で歯質がグズグズになっている。金属腐食分野でいうところの「応力腐食割れ」と言ったところか。痛みはないので、歯髄は虫歯に守られていると言った風情だ。直視できない遠心舌側でしかも歯肉縁下の虫歯なので、切削バーも届かないし、さすがに厳しかった。鏡像による舌側面観と実像の頬側面観をそれぞれ時系列でどうぞ鏡像実像
2021/07/27
コメント(2)
全53件 (53件中 51-53件目)