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試作機は最高次モードの節駆動なので、各VPは厳密な定電流駆動が必要となる。なぜなら駆動力F1〜F4は出力電流I1〜I4に比例するからで電圧には比例しないからだ。それだけではなく、VPの1個当たりの直流抵抗値は0.013Ωと非常に低いので、定電圧駆動は難しい。電源を入れた瞬間に出力ショート状態になり出力段のパワーMOSFETが焼損する。手持ちの部品を集めて並べてみた。
2023/02/10
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前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202301270000/巻線の被覆はポリウレタンの薄膜なので、傷が付かないようにその辺に転がっていた透明荷造りテープで覆った。物性的にはNGだと思うが、試作機なので勘弁してもらうことにする。VPが横ぶれによりフレームに擦らないように幅3mm、深さ2mmの溝をフライス盤でフレーム上部全部に施した。
2023/01/27
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前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202301260001/今日は磁気回路を組み立て調整していた。磁気回路と言っても永久磁石を使わない電磁磁石を使うフィールド型と呼ばれるものだ。高性能の磁石が入手できる現代、なぜフィールド型にしたかというと河村先生は電流と巻き数で磁束密度の理論計算ができるので、スピーカの電気・音響変換効率(能率)の計算が容易だと思われたのだろうと思う。そのフィールドコイルの製作過程は以前のブログと一緒に消えてしまったので再掲しておく。歯科用アクリルレジンで巻き型を作り、それに出来上がったら抜けるようにt:0.5mmのプラ板とアルミ複合板で巻き枠を作る。それをお中華製の手動巻線機に取り付け、φ0.5mmのポリウレタン線を巻きつけながら、セラックニスを塗りつつ固めていく。クランプで広がらないようにこまめに固定する。巻けるだけ巻いてみたら結局790回巻けた。直流抵抗値は12.1Ωだった。理論計算では1000回巻けるはずだっが、緩みや隙間できるので、現実はこんなもんだ。2個あるので、これらを直列に接続して24.2Ωにして電流を流す。W=I^2・Rの発熱があるので無闇には流せない。磁力は巻線数×電流だが、どうなるだろうか?
2023/01/27
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前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202301220002/よくわからないだろうが、磁気回路のフレームにVPが擦らないように幅3mm、深さ2mm、奥行き4mmの座繰りを入れたというか溝を切った。
2023/01/26
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前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202301210001/振動板とボイスプレート(VP)の位置決め・接着用の治具を調整して、振動板とVPの接着を試みてみた。もちろん練習用のダミーを使ってだが。ようやくここまで漕ぎ着けた感が強い。K先生が亡くなる前に作る予定だったのだ。あれから3年、手が出なかった。。ミキシングチップ付きのエポキシ樹脂を使ってみたが非常に難しい。ミキシングチップから混和されたエポキシ樹脂を出すには強圧が必要で、しかも段々強い圧が必要になりチップと本体の間から漏れ出す始末だ。これは操作時間が3分と短いせいもある。自由にコントロールできないので、その辺りが汚れるだけだ。。とりあえずライン状に流すのは諦めて、部分的に点付けして終わった。接着方法はまた考えなければならない。製品版では加熱重合型が必要になるか。。
2023/01/22
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前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202301170000/前回はリニアシャフトで振動板を上下に平行移動させてVPに精密に位置決めするガイドプレートを製作したが、今日は振動板を前後左右方向に微調整して位置決めをする治具をガイドプレート上に製作した。茶色は作業用のダミー振動板だ。ガイドプレートは撮影用に天地逆
2023/01/21
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前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202301160000/リニアシャフトを用意していたので、t:8mmのアクリル板に取り付けて、振動板とVPの位置決めシステムを構築した。
2023/01/17
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ボイスプレート:VPの形状はこんな感じで、振動板接着用ジグにセットしたところ。
2023/01/16
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コロナの抗原検査はだいぶ薄くなってきたとはいえ、発症8日目でまだ陽性。結構長引くかも。。前回のつづきhttps://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202301050000/駆動板というのか、K先生はボイスコイルならぬボイスプレート(以下VP)と命名されていたが、アルミ製なので、ハンダ付けが難しい。アルミの酸化皮膜を破る力を持つフラックスは日本国内では入手困難のようだ。これはアメリカから取り寄せた品だ。t:0.1mmのアルミ板とφ2.0mmの錦糸線を縦と横方向にハンダ付けしてみたが、問題なくハンダ付けできた。ハンダも手持ちのスパークルハンダで問題なかった。
2023/01/06
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か〜ばたさん、Agaさん、Dynabookさん、ながぬまさん、ムーミンPAPAさん、そのほか直メールしてくれたみなさん、お見舞いコメントありがとうございました。このコロナ結構しんどいです。発症7日目なんだが、まだだるい。。みなさまもお気をつけください。・・・仕切り直しの前回のつづきです。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202212270000/大先生が目指していたモードレス・スピーカーはもう100年近く前にドイツで作られたBlatthaller(木の葉の響き)型と呼ばれるものと基本同じです。大先生のご自宅の机の前にこれの拡大コピーが貼ってありました。能率は驚くほど良かったとか、周波数特性も良かったのではないか。とおっしゃっていました。
2023/01/05
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前回のつづきというかこのシリーズの5年分のデータが消えてしまったので、この時を起点にして再スタートだ。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/202208130001/ヴォイスプレート(VP)のカット作業以降のアルマイト処理、VPへの錦糸線のハンダ付け作業、VPの振動板接着作業など、一連の中位の大きさの作業が僕にはできない。歯を作る程度の小さなものや、建築作業のような大きなものならまだできるのだが。最近作業を手伝ってくれる助手が来てくれることになったので、作業が捗りそうだ。今日はカットしたVPのアルマイト処理作業の途中までだ。アルマイト処置は防錆の他にアルミ振動板と電気的に導通することを防いでくれる。これがアルマイト処理のキットだ。最近は入手が困難ではない。アルマイト処理の前処置として既存のアルマイトの除去工程とスマットの除去工程がある。これが使う薬液だ。漬けると泡が出る。水洗後スマット除去。この後水洗してアルマイト処理に移る。
2022/12/27
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5年分の記事が消えてしまったので、rarakiさんからどこまで進んでいるの?と訊かれても、試作スピーカーの制作過程を全て再現するのは大変なので、現状どこまで進んでいるかの画像をアップします。試作機は多重駆動によるモードレスの一番少ない駆動点(線)ということで、左右対称2条(トータル4条)のもの。磁気回路はフィールド型で、振動板は1/8"のハニカムコアでt:2mm、60mm×93mmの大きさ、エッジはゴムのロールエッジで、ダンパーは決まっていない。こんなところです。
2022/08/13
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接着剤はエポキシ樹脂を使うことは決まっているので、それを波板の頂点だけに塗布するにはどうするか?ということで、使い捨てのローラースポンジを使うことにして取り寄せた。エポキシ樹脂が余計なところに付かないように枠をアルミ複合板で作ってみた。どうですかね?上手くいけばいいのだけれど。
2021/07/26
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t:35μmの波板の上にt:40μmのアルミ箔を当ててみた。接着剤はエポキシなんだろうが、最小限の塗布方法を考えなくては。接着剤は重い。beforeafter
2021/07/11
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やはり最初からシワや折り目のないものをゲットできないとダメなんですね。実はそれが難しい。近くのホムセンでは良いものが置いていない。t:40μmのモノは折傷は少ないがアルマイト加工にムラがある。試作なので、とりあえずこれを波板に接着してみよう。
2021/07/09
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スキン材はt:35μmのアルミ箔なんだが、シワができやすい。どうしたものか。。
2021/06/29
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スキン材を波板に貼り付けるための治具が完成した。スキン材にシワができないように治具に張るのが難しい。
2021/06/27
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3mmのタップを切ったアルミ枠をビス止めしてみた。枠を裏返しにしてもちゃんと嵌まる。アクリル板の加工精度は非常に高い。CAD/CAMによるレーザー加工なのだろうか?
2021/06/18
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t:5mm、幅:80mm、長さ:1000mmのアクリル板と、t:5mm 、幅:20mm、長さ:1000mmのアルミ棒?板?が届いたので、枠を作ってみた。まだネジ止めはしていない。多分テーパーを付けないとアルミ箔を上手く張れないと思う。
2021/06/18
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あっちに書き込めないので、こっちに来ました。スキン材はとりあえず手持ちのt:35μm(0.035mm)のアルミ箔を貼ろうと思うのだが、しっかり張らないとシワが伸びない。刺繍するときの枠、刺繍枠のようなものを作ろうと思って、t:5mmのアクリル板と同アルミ板を発注した。
2021/06/11
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ボイスプレート(VP)を振動板に取り付けるための治具(ジグ?)を透明アクリル板で作っているところ。これは最小限のVP(4条VP)による試作機だが、実機では100条もあるので、気が遠くなる。。w振動板を当ててみたところ。
2019/12/28
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