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にこに@ Re:もしもねずみにクッキーをあげると(06/04) 譲っていただきたいです
にこに@ Re:もしもねずみにクッキーをあげると(06/04) まだぬいぐるみありますか? 譲っていた…
2003年12月09日
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カテゴリ: カテゴリ未分類


セロとは、今でいう弦楽器・チェロの事です。
賢治も弦楽に親しんでいた人。たぶん、音が外れる事や調弦などに苦労したのでしょう・・
賢治自身がこの童話の主役・セロ弾きのゴーシュだと、私は思うのです。

セロひきのゴーシュ
福音館書店 宮沢賢治・童話 /茂田井武(もたいたけし)・絵 1983年 03月

楽団員のゴーシュは、音を外すし、他の楽器と合わせる事も出来ない。
どこがどう音が合わないのかという事も分かってないようです。
だから楽長からいじわるを受けるし、楽団員達からも嫌味を言われてしまうのです。
演奏会も近づいたある夜。
猫・タヌキ・野ネズミ・カッコウ(鳥)が、それぞれにやってきては、セロを弾いて欲しいと願い出ます。
けれどもゴーシュは、耳をかさないばかりか、罵声をあびせて追い出そうとするのです・・・

セロ弾きのゴーシュを思い出す時『茂田井武』の絵本がまず浮かびます。
色は地味目ですが、素朴な画風が賢治童話にぴったり。
そして『セロひきのゴーシュ』は、病の床で描いた作品だと知りました。


はりねずみ

---絵を描いている『茂田井武』を知る事の出来る書籍---
茂田井武
<河出書房新社 らんぷの本 茂田井武 2001年 02月 >

1920年頃に「コドモノクニ」という絵本雑誌があったそうです。
外国の絵本雑誌をお手本に、日本で創作された挿絵や童話・童謡の児童図書。
今年の夏『子供の王国 絵本黄金時代展「コドモノクニ」』が開催されるというので行って来たんです。
以前紹介した たなばた『初山滋』 画伯の原画や
北原白秋の童謡に、竹下夢二の童画もあり楽しく拝見してきました。
私達の産まれる ずっとずっと前から、絵本って親しまれていたのだけど
どの絵も丁寧に描かれていて、それが何よりも素晴らしい事よね~って思ったのでした。

書籍販売の中に、この「らんぷの本 茂田井武」の本があり購入しました。
(無いだろうなと思いつつ検索したら 楽天ブックスにもあってビックリしたゎ..)


コドモノクニ展の詳しい内容をご覧になりたい方は、リンクを貼りましたのでどうぞ♪
子供の王国 絵本黄金時代展 です。

★編集が長引きまして大変失礼いたしました・・。

2冊とも楽天ブックスリンクサービスを使用して掲載しています。画像をクリックすると楽天ブックスにリンク出来ます。





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最終更新日  2005年06月17日 15時05分34秒
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