メートル・ド・テル徒然草

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エルネスト1969

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Dec 15, 2005
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さて、昨今のニュースでBSEの騒動のあった米国産の牛肉が再び解禁・輸入される事が決定したそうです。

日本におけるBSE騒動の最たるものは、2001年からの一年間に起こりました。特にこの時期は牛肉の擬装隠しなどの不祥事も発覚し、食肉は大きく信頼を失いました。

この時、いち早く業績を回復できた店というのは、実は、

「接客の良い店」

だったそうです。


お店とお客様の関係は、「信頼」が無くては成り立ちません。

BSEの騒動とは、多くの場合お客様が持つイメージ、例えばふらつく牛の姿だとか、解体した牛の骨髄などを除去する作業の映像だとかに左右されました。

こういった、危険と思われるものに対する警戒心を解くには、誠意をもった接客で信頼を得ることが一番効果的であったのです。

もちろん、吟味した食材の仕入れと、BSEに対する多少なりとも知識が無ければ成り立たなかったでしょうが、それを誠意を持って説明出来るサーヴィスマンのいる店鋪の方がお客様の信頼を得られるという結果でした。


危機が起こった時にこそ、その役割が認識されることもあり得るのです。






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Last updated  Dec 16, 2005 03:24:26 AM
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背番号のないエースG @ チョコレート 「風の子サッちゃん」 ~ Tiny Poem ~…
坂東太郎G @ 「辛味調味料」そして考察(01/16) 「石垣の塩」に、上記の内容について記載…
エルネスト1969@ Re[1]:ホスピタリティは「人」ありき(10/04) はな。さんへ コメントありがとうございま…

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