nontitle それでも・・・

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2026年04月20日
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身重の次女は、もう限界・・・ということで、助っ人が
やってくる。

元 客室乗務員で「気配りの女王」の異名を持つ、ヤマグチ ユミ。
彼女も娘の教育に没頭するあまり、家の中を物だらけにしてしまった過去がある。夫婦関係も悪化し、別居。そんな時に断捨離に出合った。
やましたさんが「彼女ならば」と白羽の矢を立てたのだ。
お母さんとの共通点がある。これは大きい。

子ども部屋に案内される ヤマグチ さん。
「私と姉の幼少期の物・・・ぬいぐるみなどを母が大事にとっておいている。子育ての証が沢山。私が決められないものばかり」
次女
が「不要」と言っても、母が「残しておく!」と言うからね。

「時間が止まっちゃっている」
やましたさんと同じことを言う。


ヤマグチさんは母に、自身のことを話す。
「うちの娘も、お嬢さんと同い年。結局、子どもの物って親の物なんですよ」
「おっしゃるとおりですね」
の思っていること、そのものだ。

「子どもが‟もういらない”と言っても、親である私が
ずっと、大事にとっておいたんです」
それも自分と同じだ と頷く母。しかしここでヤマグチさんは
「(子ども)部屋の感じ ・・・ 大事にはしていませんよね、実は」
えっ、そんなこと言って大丈夫か?!母が怒り出すのではないか と緊張したが
「うん・・・ただ置いている/入れているだけで、大事には扱っていないかもしれません」

「あのお部屋を整理していくと、お母さんの気持ちも整理されて、本当に大事な思い出が 際立って くるんじゃないかと思うんですよ」
うまいこと言うなぁ。言葉の選択が巧みね。
「ああ、とてもためになります」
言われたことに納得する。

「今は物置き状態なので、お子さんのすてきな思い出の
部屋になるよう、それ以外の物には出ていってもらう。
ここは 聖域 にしたいなと」
またも、母の心に響く言葉を使う。
「お願いします」
ヤマグチさんを信頼。子育て
の思い出話で、盛り上がったりする。いい雰囲気。

ヤマグチさんは 「棚をどかして窓を開けたい」 と言う。
ああ、ブラインドの降ろされた窓があるね。いくつもの棚で塞がれているが。
「気の流れを良くした方が、お母さんの気持ちも晴れるだろうから」
棚の後ろに、大きな空箱が隠れていた。
棚を移動させ
陽光が差し込み、
外の風景がよく見える。

「こんな風景、初めて見た!ここに窓があったんだっけ
・・・えぇ!?
この部屋、こんなに広いの?!」
次女が驚き、感激する。
ヤマグチさんがいい仕事した。

断捨離の開始から一か月後。
母は、娘たちの頃の工作を捨てることにした。(そんなものまで残していたのか!)
子ども部屋に貼ったままの、娘たちが乳幼児の頃の写真も、ついに剥がすことにする。
「この部屋は空にして、娘に渡す」
娘と孫の部屋になるということ。


一か月半後。
家具を業者に運び出してもらう。母の思い入れが強い、
ハイチェアも処分。
「大決意したので、もうゴミです」

葛藤があったのだろう。
ようやく‟不要~ゴミ”と判断することに慣れてきた。

娘に対して 「本当によくつきあってくれて、感謝します」
確かに娘は優しくて、我慢強かった!身重でありながら、よくここまでやった。凄いと思う。

して、 やましたさん が再び訪ねてくる。
「こうやって空間がよみがえると、希望が湧いてくるでしょう」
「はい、そうです」

まだ保留にしているものが多いが(本当に、まだ沢山
ある!)一カ所にまとめて断捨離は続く。

やましたさんは 「もっと凄い量だった」 と言い、ここまで減らせたらOK と気にしない。確かに、以前の量を思えばね。

「家族を元どおりにしたいというのが執着だったけど、
これが新たな家族の形態なんだと受け入れていく・・・
それが一番の課題だった。元に戻そうとすると辛いけど、これから、こういう形が私たち家族の在り方なんだっていうこと。

過去の物に決着をつけながら、そこに至ることができた」
次女に「期待はするな」と言ったものね。それで次女は
目から鱗が落ちて、多少 肩の荷が下りた。断捨離は、母と自分の未来のため という気持ちになった。

「過去を断ち切っていいとわかって、本当に楽になった」

「新しい家族の形を目指していいんだっていうことが、
嬉しかった。欠けたものを取り戻さなければって背負わなくていいんだって」涙

「皆、同じ。辛い気持ち抱えながら、でも未来を見ていくの」
より良い未来を目指す・・・それがやましたさんの信条。

出産を終えた次女・・・以前より落ち着いた表情。

母は、以前より声のトーンがやや高く、口調も軽やかになった気がする。

元の家族に戻りたい という願いは、ひとまず置いとおく。
戻らない父と姉のことを考えて悶々とするよりも、きれいになった実家で、母と次女が前向きに暮らしていく・・・それが建設的だという考えに辿り着いたのだろう。

断捨離の効果だ。

家庭の暗部を晒すには、勇気が要ったはず。撮影されることに慣れていないのだから、プレッシャーや煩わしさも
相当あったと思う。
そういったことと引き換えに、きれいな住環境と希望を
手に入れた。













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最終更新日  2026年04月20日 13時04分28秒
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