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2007.03.25
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カテゴリ: なんとなく更新
毬藻です。

続きをどうぞ。


 * * *


そうだ、あれならどうだろう?


そのとき、持っていた紙袋の中から、


私は、一袋のサクラの花のお茶をとりだした。


「真冬でも咲くサクラ」の正体である。


数日前、


元気のない私に友人が、





真冬に咲いたサクラは、


私の心を温めてくれた。


見た目とは打って変わって、


桜餅っぽい味という不思議なお茶であった。


 * * *


自分でも怪しいよなぁ・・・と思いつつ、


眠っている少女を起こし、


話しかけてみた。


「何かあったの?」


少女はしばし驚いていたが、少しずつ話し始めた。


彼女が悩んでいるのは学校でのクラスの友人関係であった。





そんな言葉が続いた。


幸い家庭では


彼女の帰りを待っていてくれる家族がいるようだったので、


少し安心した。


また、彼女は漢字が得意らしく、





漢字検定に向けて頑張っているらしい。


その意外な共通点で会話が繋がり、


二人の緊張をほぐしてくれたようにも思う。


そして、最後に、


真冬に咲くサクラを渡した。


「お家にガラスのコップある?


 できたらお湯が入れられるやつ。


 お家に帰ったら、


 これをガラスのコップにいれてお湯をいれてみて?


 きっと不思議なことが起こるから。


 これ一応市販されてるけど、


 怪しいと思ったら飲まなくていいから・・・。」


(外で見知らぬ人に物をもらったことはあるけど、


いずれも安心できないですよね。。。)


「あ、ありがとうございます。大丈夫です。


 私の中では渡る世間に鬼はないですから。」



心なしか、


彼女は表情は少し緩んでいたように見えた。


ひとりじゃないってことがうまく伝えられただろうか・・・?


 * * *


そうこうしているうちに終着駅まで到着した。


同じ駅で彼女は降りたが、


きっともう会うことはないだろう。


うちに帰った少女が


あのサクラを咲かせてくれたらいいなと願い、


私は自分の家族の待つ家へと向かった。



 *  *  *   



 これは、私の体験した実話でありますが、


 自分を良く評価してもらいたくて書き記したものではありません。


 私の行動が果たして良かったのかも賛否両論あると思います。


 ただ、 


 子供が自らの未来を消してしまう悲しい現実に対して、


 大人たちは何かできないだろうか?


 そんなことを考えました。


 私には、


 ガラス窓に書いた文字が少女のSOSだったように思えます。


 逆に気づかなければ私も話しかけることはなかったと思います。



 一呼吸して周りを見たら案外


 SOSが見えてくるかも・・・しれません。



 これ以上、悲しいニュースが起こらないことを切に願います。













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最終更新日  2007.03.25 13:46:59
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