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May 23, 2010
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テーマ: ログハウス(114)
カテゴリ: 石窯

CIMG2194.jpg

ログハウスのサイドヤードに石窯を作成中です。

ちょっと更新サボってましたが続きをアップします。

カウンターの型枠を取りました。

塩ビ板のおかげで綺麗にアールが付いています。

厚さ2cmの大理石をカットしてカウンターの天板を作りました。

この写真では仮置き状態ですが、モルタルで高さを調整し

カウンターと炉床を面一にします。 

CIMG2196.jpg
熾き落とし用の穴です。
塩ビ板で型枠を作ってキャスタブルを流しこみ、
ブロック一枚分の嵩上げを行いました。
キャスタブルはこういう本来の流し込み用途に使うと、
とてもうまくいきます。 当然ですが。
CIMG2193.jpg
厚さ5cmの耐火レンガを6段積みました。
キャスタブルでレンガの目地入れを試みましたがうまくいきませんでした。
あっという間に水分が吸われて砂のようになってしまうので目地無しできっちり積んで横からキャスタブルをレンガの隙間に詰めています。
これにラス網貼ってモルタルを塗ってその外側に耐火ボードでも入れようかなと思います。 
さらに周りを断熱用にブロックの壁で囲む予定です。 (一段目設置済み)
CIMG2295.jpg
カウンターの全貌です。
高さをモルタルで調節してカウンターと炉床を同じ高さにしました。
レンガの壁、最上段はキャスタブルとモルタルを混ぜて目地入れしました。
多少粘りがでたような気もしましたが、やはり同じような感じでパサパサでかなり難しいです。
結局レンガを水で濡らして何とかしました。 
乾燥炊きをして水蒸気爆発に注意することにしましょう。
後で説明しますがキャスタブルの製品が悪いのではなく、製品の選定をテキトーにやった挙句、別用途のキャスタブルをなんとか使おうと試行錯誤(悪あがき)しているのが原因です。 
今後やるときはレンガを積む部分は耐火モルタルの方がいいかも知れません。 
これも意義ある経験、今後目地用の耐火物の選定には充分に配慮できるでしょう。
CIMG2298.jpg
大谷石をカットして載せてみました。
天井も大谷石を4枚横置きにして済ませます。シンプルでいいですね。
実はレンガでアーチを作って蒲鉾型ドームにするつもりでしたが方針変更して大谷石にすることにします。
一人作業の特権といいますか、得意の走りながら考えるB型なので。 (アジャイル開発とも言う?)
大谷石にしたのは
 天井高さを可変にしたいから。
 それからフラット天井の方が輻射熱が均一になるのではないかという仮説。
 高さも30cmでいいのではないかという仮説。 
 そして大谷石の断熱性の高さ。
これらは実際に使って検証し改良していきたいと思います。 
結果的には手間とか材料費が安くつくなど大谷石のメリットは大ですね。
ドームの上にかぶせる空気層も不要なのではないかと考えています。
ちなみにアーチを作ったりするのが面倒になったとか目地用に材料を買うのをケチっているとか言う訳では有りません。
ちなみに楕円形の予定を大きめの長方形にしたのも内側に壁を積んでの容積の変更が容易だから。
熱しやすく冷めにくい煙のできるだけ出ない、そしておいしいパンが焼ける石窯を作りたい。しかしそんなものを一発で作るだけの経験も勘もないので
あとは運用しながら調整可能な設計にすると言うことでこんな形にまとまりました。
その気になれば窯の構造を二段窯とか連続燃焼方式に後から変更する事も可能だと思います。 
CIMG2296.jpg
大谷石の切り方です。
普通に丸鋸で切れました。
たまに硬いところに当たると火花が出ます。
木材を切っていて硬い節があると進まなくなるのと似ています。
木材との硬さの違いは、感触的には、大谷石の柔らかい部分と木材の節が同じぐらいですかね。 
CIMG2297.jpg
木材と同じ要領で欠き込み出来ました。
バリはノミではなくグラインダーで削ります。 
もう一本の石にも同じよに加工して合わせると煙突穴が出来るというアイデアです。
このアイデアは先人のBLOGより拝借しました。 
今回の教訓:
目地入れ用にはそれに適した耐火物(キャスタブル、耐火モルタルなど)を買わないと後で泣きを見ます。  
ちなみに私がレンガと同梱で購入したキャスタブルは骨材の入ったもので、流し込み用でした。(ドーム部分を流し込みで作ろうと思っていたので)
このキャスタブルを目地に使うため、骨材(5mm大の白い小石)をふるいで取り除き、小麦粉状の粉末(アルミナセメント?)にしました。これを水で溶いて使ったのですが粘り気が無くパサパサで目地に使うのは不可能でした。
おそらくコテ塗り用のキャスタブルは何か粘りが出るものを添加しているのでしょう。 
チクロの館などによるとキャスタブルや耐火モルタルと一言で言ってもメーカーや製品によって性質は千差万別だそうです。(ちなみに耐火レンガも同じことが言えますね)
プロはパサパサのものは使わないと言うことです。まあそうでしょうね。 
煉瓦積みに適した粘り気のあるキャスタブルもあるようです。
アサヒキャスターの13Tあたりがその類かもしれません。 
今回はやらなかったのですが キャスタブル+通常セメントのみ についても今後試してみようと思います。 
不幸中の幸い(さらなる変更アイデア):
実は大谷石載せる時に縦置きの耐火レンガ2個に大谷石がコツンとあたって、
この2個を壁に固定していたモルタルが剥離してしまったです。OTL
この2個を何センチか奥にずらして、ドアがダンパーになる(海外の石窯によくある)タイプにすることを思いついた。
というわけで石の強度を落とさずに大きな煙道を確保するには良いチョイスだと思う。
(上の作業で大谷石を欠込みして作った煙突穴は不要になったが・・・) 
built_ovenworks_magic.jpg
イメージとしてはこんな感じです。 
ちなみに写真の女の人はついていません。





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最終更新日  May 25, 2010 04:28:54 PM コメント(4) | コメントを書く
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