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「リトルターン」というちょっと不思議な小さな本を読んだ。この本は、誰にでも受け入れられる本ではないかもしれない。ちょっと哲学的な本だと思う。しかし、いわゆる成功哲学の本などを好んで読む方には、じれったい本かもしれない。かと言ってありのままのあなたでいいんだよ~的な癒し系の本とも違う。ある日突然飛べなくなってしまったアジサシ(リトルターン)がまた飛べるようになるまでの内面の旅の物語だ。「かもめのジョナサン」との比較がされるが、訳者も言っているように、まったく違う話だ。「かもめのジョナサン」は飛ぶ意味、生きる意味についてさぐっていく話だと思うが、「リトルターン」は何を見るか、何を感じるか、どう考えるかをひそやかなテンションでいっときいっとき突き詰めていく姿が描かれている。モノクロの写真が掲載されている「かもめのジョナサン」は仲間からはみだしたかもめとは言え、かっこいい身軽なヒーローなのだ。ところが「リトルターン」は、まったくヒーローなどではない。おちこぼれでもない。自分の内面の問題に向き合う自己対話者?とでもいうべきだろうか。その本質は砂時計をイメージしてしまうほど淡々としている。この本は、ほとんど絵本と言っていいほどたくさんの美しい水彩画が添えられそれも彼の内面に起こったり見えたりしているものごとの心象風景であり、コラージュであるように感じられる。低く彼の目線になって世界の美しさを味わいつつも一緒に内面的な問題に対面しているような気持ちになる。何度も読み返すと、また違った感じ方をするかもしれないけれど・・・こういう本があってよかった。こういう本が必要な人が世の中にはいるのだ。あなたはどう感じるでしょうか?
2004.09.28
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国立近代美術館で開催されている琳派展に日曜行ってきて、その感想パート2です。昨日紹介した川端龍子「草炎」のほか、特によかったのは、尾形光琳の「松島図屏風」↓この絵は、ずっと見ていてあきない面白い作品だ。印刷されたものしか知らないときは、そんなに魅力を覚えなかったが実際見てみると波の永久運動のようでずっと視線を泳がせて長いこと見てしまう。島の奇抜な色合いと、そこにぶつかる波頭の白、そのコントラスト。造形がダイナミックで動きに面白みがある。後方左手は、金箔のみの空間があり、そこから右手へ波が描かれ始め、前面の島と波の競演につながっていく。全体のダイナミックな構図から、後方左手は空間的に「抜き」をつくってバランスを取ったのかもしれないが、その金箔の空間が、「無」・・いや、「無」ではなくすでに有機的なものをすべてはらんだ、生命と運動のソースであると感じられた。そこからすべてが生まれ、渦をまいて松島図を構成している、と。宇宙とも言えるかもしれない。きらびやかな金箔がそのように見えるなんて不思議だ。以前はそうしたきらびやかな表現には、けばけばしさを感じ、嫌悪感さえ抱いていたものだが。図録や写真や映像しか見ていなかった日本画に改めて開眼させられた絵画展でした。
2004.09.27
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今日はかねてから楽しみにしていたRIMPA展(琳派展)を見に、東京国立近代美術館に行った。数年前から筆で書くことや日本の美術に興味が沸いてきていたが、本格的な日本画の美術展は初めて。地下鉄の竹橋駅から地上に出ると、右手に毎日新聞社、目の前にお堀と大きな橋があり、その奥に近代美術館が見え、それだけで幸せになってしまい、うきうき弾むように歩いた。入り口には列ができていた。想像以上の人気らしい。年配の方ばかりではなく、若い人もかなり多くて驚いた。今回の絵画展は俵屋宗達、本阿弥光悦、尾形光琳、酒井抱一、菱田春草、下村観山などなど桃山時代から江戸、明治大正昭和にいたるまでの日本画、さらに海外のクリムト、ルドンなどにまで飛び火して広がったいわゆる「琳派」的なるものを形成している数々の画家の作品を一堂に会して、絢爛たるパーティーを繰り広げているような印象だ。全体的には筆のあとや構図の面白さなどを楽しめたが、一番目をひきつけられたのは川端龍子(今回初めて知った画家でした)の「草炎」という大きな作品。それはもうタイトルのとおり、しっかり草でありながら花火だと思った。黒に近い濃紺の絹地に、金泥?のようなもので描いているのだろうか、金ともベージュともつかないような色の濃淡で写実的かつ幻想的に草が乱れ生えている。奥に配された草ほど淡く透明となるので、地の濃紺が透け幽玄な雰囲気がかもし出されている。それでいて、勢いのある筆使いで一気に書き上げた爽快さと、緻密なデッサン力を裏付けるしっかりした写実的な描写。しかし、それはあくまでも筆で描いたことがそのまま味となっている。線があまりにも自由に生き生きと力をはなっているので、大ぶりの長い葉の生えている個所は、どーんどーんと鳴る割物の花火そのものだし、片隅の小さな細い草の一群はまるで線香花火のちりちり繊細に散っていく様を思わせる。絹地に直接描くので手直しは一切なし、にも関わらず、あまりに的確な表現と軽やかな筆使いとで見ているとすばらしく心地よく、意味や思想をまったくはらまずにただ感覚に訴えかけてくる。生で見ると日本画がここまですごいとは!驚きです。・・・・次回に続きます。今日はもう寝ま~す。
2004.09.26
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バレエのレッスンに行った。リラックスして楽しく気持ち良くレッスンできた。こういうときは体も脳もオープンになるのか、いい「気」が出て、音楽に呼吸と体がうまく乗って多少はうまくステップやポーズができる。終わったあと、中国舞踊をやっているという子と久々に会えたので、近況を話していたら今話題の映画「Lovers」のチャン・ツィーのような袖の何メートルもあるような中国風の衣装を着て踊りの練習をやってるという。さっそく練習を見せてくれたので、興味津々の私も練習用の衣装を借りて、ためしに袖を遠くへ飛ばしたり、瞬時に引き戻したりやってみたけど、やっぱり難し~。上へ飛ばすのは、上手だとほめられたけれど前や横に水平に飛ばして、きれいに引き寄せるのは至難の技だ。まあ、素人がすぐにできたら伝統芸能でもなんでもないけど・・・でも一瞬だけでも美しいチャン・ツィー気分を味わわせてもらって、すごく嬉しかった♪
2004.09.24
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アトリエと名のっておきながら、ちっともアトリエらしくないページになってましたので、以前つくりかけてほったらかしてあったサイトを手直しして、ようやくアップしました~。ふ~~~~~っ。肩がこった~!よろしかったらのぞいてみてくださいね。アトリエ・マーシェンカ本館
2004.09.19
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今朝起きてみると、友人からメールが来てて「産まれたよ★」だって!私の友人はみないい歳だけど、結婚はしてなかったり、まだ子供いなかったり・・・子供が生まれるのは近い友人では初めて!ゴールデンウィークころに彼女の新居に遊びに行って一緒に名前を考えさせてくれたのもすごく楽しかった。生まれるのが待ち遠しかったな。病院にいるだろうから、携帯に連絡するのを控えていたけどこれでほっとした。赤ちゃんに問題があって、生むことも危ぶまれた時期があった。「ただ無事で生まれてくれればどんな子でも・・・」と親というものは願うものだと目の前で実感した。だからよけい、母子ともども無事だということに安堵してしまう。どんな子なのか、早く会いたいな。なんだか勝手に、その子を姪っ子みたいに思ってる私がいる。私は子供はもたないつもりだし・・・でも私にもその子に伝えられることがあるかもしれない。その子の育つ過程をこれからゆっくり見てみたい。そして、出産を経験した友人といろいろ話がしたい。ゆっくり養生して、田舎から戻ってくる日を楽しみにしている。
2004.09.14
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終わってみるとあっという間でしたね。芝居は面白かったです!おなかがよじれるくらい笑いました。最後はちょっとじーんときたり、大人のお話でした。今日、お客さんのアンケートを読ませてもらいました。普通お芝居のアンケートって、半分集まればいいほうだと思うのですが、数えてみたら、なんとアンケートの回収率75%!これってけっこうすごいことだと思いますよー。私が製本した脚本もちらほら売れて、がんばった甲斐がありました。公演のお手伝い、とても楽しかったな~。でも今度は自分がダンスなどで出るほうをやらなくちゃ!応援の言葉をかけてくださった方々、ありがとうございました!
2004.09.13
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今日は1ヶ月に1度の墨で書く書画の日。公演の本番直前なので今日から会社は休みを取ってある。やることは山積み。しかも連日の睡眠不足。だから、もったいないけど書画の教室を休んじゃおうかとても迷った。けれどまた1ヶ月先になってしまうし、始めたばかりだし、眠くてだるいけど、書画の教室に行った。いつものように墨をすって、まっしろな半紙に向かう。筆をもって墨の流れを体で追う。お手本の墨の、筆の流れを読みこんで、自分で体で筆を運び、文字や絵をしたためていく。ときどき先生に手を取られて筆使いを直接教わるとき、先生のそれは本当に軽くて、でも丁寧で、あまりにも自由な動きをすることに驚く。軽いということがとても大事だと実感する。書画をやってると、ダンスと通じるものを感じる。力んでいては美しくないし、かと言って力がいらないわけじゃない。さまざまな角度で体(筆)を使い、すべてがつながって流れていなければ美しくない。その流れを追って真剣に書いていくうちに、いつしか舞台の準備のこと、体の疲れ、普段のストレス、仕事のことなどすべて半紙の白の前に消えうせて、頭の中がまっしろになっている。体と筆が流れ、踊ること以外、何も考えてない。濃密な不思議な、快楽の時間が体を意識を通過していった。まっしろになるって大事だ。すっかり頭の中がいれかわってしまったようだ。より書画の魅力を実感した。公演が終わったら、家でじっくり書画をやろう。以前から興味はあったけれど、偶然か気まぐれのように、唐突に始めた書画、しかしこれは私の心身がともに欲していたことだったのだ。
2004.09.09
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ひ~~~~~~~~~っ!!明日仕込みだよどうしよう!私は別に出演するんでも、音響・照明さんのように本番中小屋にはりつくんでもないけど、なんかあせりまくってる。キャラクターTシャツづくりはスタッフさんの分は終わったけどできればもうちょっとつくっておきたいし。展示したり売ったりする脚本の製本もこれから。役者さんはダンスまだまだコツをつかんでないし。あと、この劇団は10周年だそうなので、過去10年のギャラリーを創ろう!と私が提案したのはいいけど、やっと展示方法が決まって今日仕事のあと、パネルを買いにショッピングセンターに直行。寝不足で疲れて、重いパネルを運びながら「時間がないよ~~」と泣きそうになって、・・・結局ドトールでひと休みしちゃいました♪そしたら、少し落ち着いた。なんだかわかんないけど、やれる、私はできる、と自分に言い聞かせるのでもなく、自然に力強くシンプルに内面に声が響いた。時間は一定にしか流れない。あせってもしょうがない。本番まで、最後まで、やれることをきっちりがんばろう!と静かに思った。欲張りすぎな割にのんびりやさんだから直前にこうなる。自業自得ですね(^^;)・・・さっき舞監さんから電話があって声の出演をすることになってしまい、明日録音することに。また仕事を増やしてしまった・・・・っていうか、私なんかのカツゼツで声の出演してよいんか!
2004.09.08
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今朝はなにがどうってわけでもないけど体調悪かった~。いつもは仕事があるから、なんとか起きて会社へ行けるけど、土曜になると一週間の疲れがどどどっと出るのか、具合が悪くなったりする。おなかはすいているのに食欲がなく、頭痛、目の痛み、だるさなどなど。気持ちが異様に落ち込むときもある。今回は栄養不足かとも思ったけど、気持ち悪くて食べられない。食べるか寝るか迷った末、やることあるけど寝ちゃいました♪・・・お昼すぎに起きたら、だいぶ治ってました。寝不足だったのね~。そして午後はぼーっとだらだらして、夕方ころやっとエンジンがかかる。ひどいときは体調の悪さが日曜まで持ち越したりするけれど、これを私は「土曜病」と呼んでます。「五月病」みたいなもの?ちょっと違うか(^^;)
2004.09.04
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昨夜はお手伝いしている舞台の役者さん2人と飲んでしまい、深夜バスで帰ってきた。寝不足な状態で、ジム行くと貧血になるかもしれないからとっても迷ったが、先日おしりの境界線も認識されたことだし、ちょっと気持ちが元気な私だったので、がんばって行ってHIPHOPのクラスに出てみた。そしたらすごく楽しいクラスで、とっても集中して踊れた。この夏一番くらいに汗をかいた。まだ2回目のクラスなので、振りに慣れていないからしょうがないけど振りを頭で追ってるうちは、踊りも頭でっかちになる。それがだんだん体に入ってきて、「呼吸」で音を乗る感じになると、体が喜び、力も抜いて踊れるようになる気がする。自分で振付けるときと違って、人の振り付けを踊るということは、人の呼吸、つまり人の生理を読みこみ、自分のものとすることだ。しかし、ブラックテイストも私になじんできているのかどうか、自分がどのくらいのところにいるのかよくわからないでいる。ジムのダンスクラスでは、それはしかたないことだな・・
2004.09.01
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