ロンドン(ロイター) アップルコンピュータの携帯型デジタル音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」が、英国防省の「危険物」リストに加えられた。同省のほとんどの施設への持ち込みが禁止された。
USB接続の機能があり、大容量の記憶装置を備え付けていることが原因。専門家によると、USBを使ってコンピューターに接続した場合、パスワードを入れることなしにデータを写し取ることができるという。こうしたことが、iPodへの警戒心を高めることにつながったようだ。
コンピューターからのデータ盗難については最近、政府機関や民間企業が神経をとがらせている。英国の大中企業200社を対象にした民間会社の調査では、iPodのような携帯型デジタル機器を情報管理面での脅威だと感じている企業が82%に上っているとの結果が出ている。
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