おせんの江戸日誌

おせんの江戸日誌

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2010年10月26日
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カテゴリ: 惚れ薬
痩せた外見からは想像も出来ない大食いの色黒兄、その名は

意外と小食の福耳弟のほうは吉之助、キチノスケ。

棟玄坂とはまたものものしい姓ですが、姓があるのですから
このふたりはやっぱり百姓ではなさそうです・・・

「兄さん、あすは薬を売りに?」
「フム、行かねばなるまい。
 殿も吉報をお待ちであろうからな」

なんとこのふたり、武家の者で主持ちのようです。

そしてふたりの主人である殿が心待ちにしている吉報とは?
それはいずれあきらかになってゆくとは思いますが . . .

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さてこの八平太ですが、見た目は貧相でも実は知る人ぞ知る、
知らない人はまったく知らないという木澤一刀流という流派
のまぎれもない名手なのです。

そんな八平太が武芸の心得の無い商家のお妾さん風情に腕を
つかまれたぐらいであたふたし、引きずり込まれるままに
なったのは不思議なことです。

そして一方の弟の吉之助はといえば、体つきを見ても分かる
ように武術のたぐいは、もちろん大の苦手で才能と得意な
ものは他にちゃんとありました。




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最終更新日  2010年11月26日 11時03分37秒
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