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今年に入り、特定の業種に注力しないで60銘柄以上に分散投資している本格的な分散投資家の僕でも、既にパフォーマンスが+100%超になりました。もし信用取引をしていれば、+300%以上になった自信があります。(僕は信用取引では万年割安株を排除しますので、実際には多分+300%より遥かに高い結果になったと思います)もちろん、ただ時流に乗っただけです。投資家の実力という事ではありません。しつこいですが、正しい投資手法だったという事でもありません。正直なところROE至上主義者の割にパフォーマンスは伸び悩んだと思います。バリュー投資家であれば、満足できる結果です。しかし僕はROE至上主義者なので、バリュー投資家と同じ土俵で戦ってはいません。(そもそも他人や指標とパフォーマンスを競っても意味がないです)以下、パフォーマンスを下げた要因について、つらつらと…。株価が暴騰続きだったという事もあり、今年は殆ど追加投資していません。暴落したら入金しようとして、証券口座に振り込まずに預金口座に入ったままでした。株式投資を始めて12年、常に余裕資金はほぼ全額(目安は全資産の97%以上)を証券口座に入金して即座に株を買っていたので、これはらしくない失敗でした。利益確定して出来た余力を、すぐに他の株購入に当て続けることが出来ませんでした。今年に入ってからほぼ毎日3~4%前後の余力がありました。指値にかからなかったからと言う理由もありますが、こんな状態は今までありませんでした。複数日に渡って余力が10万円以上ある状態さえ、今まで余りありませんでしたから。逆張り投資家なので売り上がりました。皆さんも御存知の通り、今年の暴騰相場では上がる株はどんどん上がり続けています。天井を打って下落相場に入った銘柄なんて探すのも大変です。年初来高値を更新した銘柄はその後もまだまだ上昇。噴き値売りしても、その後も暫く噴き続けるという驚きの相場で、下がり始める前に売ってしまう売り上がり手法は余り適していませんでした。そして、その売り上がった事で得た資金は、比較的上昇していない銘柄を中心にして投資しました。循環相場なのでそれらの銘柄の多くは上昇しましたが、万年割安株などの保守的な銘柄は余り上昇しない銘柄も多かったです。まぁ、結果論なんて何の役にも立ちません。何故そうなったのかではなく、何故そうしたかが重要なのですな。結果論など述べるまでもありません。自分の性格に合った投資手法であれば、そのままで良いのです。自分らしくない行動をした時だけ反省するくらいで丁度良い。(その結果がプラスに働いた時には、特に意識して反省する必要があります。その後に大きなリスクを知らない間に取ってしまうかもしれませんからね)閑話休題。4月までは、ROE至上主義者であればとんでもなく利益を上げられる相場が続きました。どこまでリスクを取るかだけの話です。リスクを取った人が、多くのリターンを得ただけです。銘柄選択が良かったかどうかは、今の相場ではパフォーマンスに余り大きな影響はありません。似たような銘柄は似たような値動きになっています。ミソもクソも騰がる全面高相場。今のところ、今年は似たような投資手法の人は似たようなパフォーマンスになっている筈です。小型株・成長株・景気循環株を中心に殆ど例外なくどの業種も暴騰。日経平均は+33%の上昇に留まっていますが、JASDAQ指数は+67%、マザーズ指数に至っては+120%になっています。今年に入り、騰落レシオは一度も100を切っていません。というか、もう半年位ずっと100を切っていません。これは、本当に凄い事です。日本株式市場ではもう2度とないかもしれません。果たしてこの上昇がいつまで続くか。続かなくなった場合に暴落するのか。しつこいですが、それは誰にも分かりません。地に足を着けた投資をするように意識したいものです。冷静に状況を見つめながら、さぁ、皆で踊りましょう。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損♪
2013.04.30
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バリュー投資の真髄シリーズは、取り合えず触りだけ終了です。またそのうち続きを書き始めるかもしれませんが、一旦はここら辺で中断したいと思います。まだまだ書くべき事は山ほどありますが、時間をかけて文章を練りたいと思います。注意!バリュー投資の真髄シリーズは、かならず第一歩から読んで下さい。途中から読み始めると、解釈を間違える可能性があります。読み直すときは、部分的に読み直すのではなく、最初から読み直して下さい。第一歩から順番に読んでもらうことを前提として、順々に文章を書いています。『バリュー投資に騙されるな!』『バリュー投資家に騙されるな!』なかなかこの主張は理解され難いと思います。バリュー投資の注意点については、何年もかけて丁寧に説明し続けるつもりです。本質を理解していないのであれば、バリュー投資などやらない方が良い。これだけは自信を持って言えます。読者の皆さんが、株式投資に正解を求めないよう、自分にあった投資手法を選ぶことが出来るよう、出来る限り分かり易く説明し続けるように注意します。宜しくお願いします。
2013.04.28
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身も蓋もないですが、バフェットの投資手法はバリュー投資の主流とは違います。バリュー投資の亜種亜流で、一般に『企業の本質的な価値』を流動資産を中心にして極めて保守的に見積もるバリュー投資ではありません。優れた投資手法であると思われているバリュー投資ですが、バフェットの投資手法とバリュー投資は分けて考える必要があります。ここは大前提として、強調しておきたいところです。このブログの読者の皆様であれば、バフェットの投資手法についての少なくない理解をお持ちだと思います。しかし、バフェットの投資手法とバリュー投資とを混同している方も多いと思います。ある面において根本的には一緒なのですが、話がややこしくなるので別だと理解して頂きたいと思います。まず最初に、バフェットの投資哲学はバリュー投資のそれと基本的には別だという認識を持つ事が、バリュー投資の真髄に近づく早道だと思っています。バフェットはROEを重視するからこそ、キャピタルゲインを目的としない投資が可能となっています。もしROEを重視しない投資であれば、キャピタルゲインを目的とせずインカムゲインのみを目的とした投資はインフレ下においてはリスクを伴います。今回は、バリュー投資の真髄シリーズの一区切りとして、キャピタルゲインを重視するバリュー投資について考えてみたいと思います。バリュー投資では、個々の銘柄を深く深く分析します。しかし大した事はやりません。専門的な知識も不要です。分析で用いる計算自体は基本的には四則演算程度が主体で、誰でも出来ます。特殊な技能を多用する分析方法であれば、それは本質的な事柄から掛け離れるリスクを伴いますので、バリュー投資ではありません。情報量は多くする必要があります。その方が、分析の精度が上昇するからです。ただし、情報量の多さに惑わされてはいけません。重要度の高い情報とそうでない情報があり、また一つ一つの情報について重要視する度合いは投資家によって様々です。同じような情報を元に分析をしても、最終的にどのように判断するかは、バリュー投資家であっても大きく分かれます。バリュー投資家であれなんであれ、同じ考えを持つ投資家はこの世に2人と居ません。著名なバリュー投資家間でも、投資判断は大きく異なります。どの情報をどの程度重要視するかは、自分で判断する必要があります。自分で考えて決めるのです。PER・PBR・ROEなどといった基本的な指標についても、他人の意見を参考にするべきではありません。自分で考える必要があります。PCFR10倍以下でPBR1倍以下、PER20倍以下でPBR0.5倍以下、自己資本比率50%以上、流動資産から負債を引いた額が時価総額未満、などなど。自らバリュー投資家を自称している投資家達が銘柄購入の可否判定について過去に様々な線を引いてきました。その線引きは今も有効でしょうか?昨今のバリュー投資家を見てみると、もはやそれらの線は有効になっていないように思います。きっと、市況の好転と共に線を引く位置を変えたのでしょう。バリュー投資で、市況と共に変わるその線引きに一体何の意味があるのでしょうか。意味のない線引きよりも、もっと重要なことは幾らでもあります。僕は、その一つがROEだと思っています。バリュー投資の説明をする場合、絶対に避けて通れないのがROEについての解釈です。ROEの捉え方。これが資本主義社会での株式投資の考え方の基礎であり、この解釈をする事なしには絶対にバリュー投資の理解はできません。バリュー投資は基本的には資本主義社会において合理的ではありません。殆どの場合、ROEが低いからです。しかし、ROEが上昇していく場合はどうでしょうか。ROEが低い原因が明確であるような『企業の本質的な価値』と掛け離れた株価の企業があったとする。当然、バリュー投資家であれば自分の納得のいくまで徹底的に分析して、その企業の今後の業績がどのようになっていくのかを推し量ろうとするでしょう。しかし、将来については余りに分からない事が多い。どんなに調べても、分からないことは分からない。把握できているリスクに対して、把握し切れていないリスクが余りに多い。そうであれば、取れるリスクは必然的に限定的なものになります。極めて限定的な投資であり、資本主義社会としては非合理的な投資となります。非合理的な投資であるため、平時ならざる状況下でしか役に立たない手法です。株価は常に適正価格。しかし、今日の適正価格と明日の適正価格は一致しない。過去・現在・未来を総合的に加味した適正価格は常に変動するのです。何を基にして変動するかといえば、未来の業績予想です。過去は変わりません。現在も変わりません。いつだって、大きく変わるのは未来の業績予想です。株価が未来の業績予想の変動に敏感に反応するからこそ、『企業の本質的な価値』を知ることが重要なのです。『企業の本質的な価値』は業績によって変動します。しかし、『企業の本質的な価値』の変動は、今後の業績の変動幅よりも小さくなります。当たり前です。『企業の本質的な価値』は、多くが過去の業績の積み重ねによって構築されているからです。未来の業績が大きく変動しても、過去の業績の積み重ねが大きく変わる訳ではありません。そうであるからこそ、過去を重視し、未来についての多くが分からないことを前提として、未来の業績予想の変動に伴い適正価格が変わる事を期待して、ROEの低い銘柄へ投資する。ここが、最も入りやすいバリュー投資の真髄への道であると、僕は思っています。
2013.04.27
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バリュー投資家と割安投資家を明確に分けるものがあります。それは、評価方法です。バリュー投資家は絶対評価を行っているのに対し、割安株投資家は相対評価を行います。株価上昇によりバリュー株はなくなる事があるかもしれませんが、割安株はなくなりません。たとえバブルの絶頂期でも、割安株はなくなりません。一つの銘柄を徹底的に分析すればその銘柄がバリュー株かどうかは分かりますが、割安株かどうかは分かりません。乱暴な言い方をすると、・深く深く掘り下げていくのがバリュー投資・広く広く展開していくのが割安株投資となります。割安株投資家であれば四季報程度の情報でも場合によっては十分参考になるかもしれませんが、バリュー投資家にとっては四季報なんてクソの役にも立ちません。少しでも多くの銘柄を相対評価するのには役に立つかもしれませんが、絶対評価を行うには情報量が少な過ぎるからです。四季報をざっと見て、今後の業績が他と比べて明らかに魅力のある銘柄をピックアップして、じっくり調べる。バリュー投資を実践しようとしてそのような手法を用いている人が多いようですが、バリュー投資の観点からすると、そのような投資手法はあまりオススメしません。何故なら、四季報程度の情報量で魅力のある銘柄には、多くのファンダメンタル投資家の注目が集まるからです。何百、何千というファンダメンタル投資家が注目します。資金力のある投資家も着目していることでしょう。そのような銘柄には、バリュー銘柄は存在しません。確かに注目を集め続けて株価が上昇するかもしれません。しかし、それはバリュー投資ではありません。四季報の業績予想として既に数字に表れている銘柄ではなく、まだ四季報に反映されていない業績が不透明な銘柄にこそ、不人気株はあるのです。そのような銘柄への投資こそ、バリュー投資なのです。ただし、例外もあります。市況に関わらず常に安定した収益を確保している企業。そのようなサプライズのない不人気企業(万年割安株)は別です。常に低い株価収益率が四季報の数値に表れています。そのような銘柄への投資をする投資家は、万年割安株投資家と呼びます。(注:呼びません)バリュー株投資家は往々にして万年割安株への投資を好みます。低PER低PBR銘柄へ投資をして、この銘柄はバリュー株だ、この銘柄へ投資をしている自分はバリュー投資家だ、と宣言する。バリュー投資家の大半はこの部類に属します。万年割安株投資家をバリュー投資家と定義するのであれば、単純明快です。しかし、万年割安株投資とバリュー投資は別の投資手法だと理解するべきでしょう。バリュー投資の手法を用いると、結果として投資先に万年割安株投資が含まれるのであって、万年割安株投資家がバリュー投資家という事ではありません。(これは後日書きます)絶望の中でこそ絶対評価が実力を発揮するのです。そう簡単に明るい展望が開けない状況下でこそ、バリュー投資が輝くのです。四季報を参考にする投資家が山のようにいる中で、バリュー投資家が四季報を参考にしてどうするというのでしょうか。バリュー投資家は見通しが明るくなった後で、タイミングを見計らって株を買うのではありません。自分が把握しているリスクを積極的に取りに行く投資手法です。バリュー銘柄は不人気株にしかありません。不人気株が不人気である理由を明確にして、それが企業価値を大きく下回っている価格となっている時に、把握しているリスクを積極的に取りに行く。それがバリュー投資の手法です。把握していないリスクを取るのを極力避け、把握しているリスクを積極的に取りに行く。それがバリュー投資の真髄です。ただリスクを避ける事がバリュー投資という理解をしている方が多いと思いますので、これは強調しておきたいと思います。
2013.04.24
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トルストイ「復活」より抜粋。『ふつう世間では、泥棒とか、人殺しとか、スパイとか、売春婦などというものは、自分の職業をよくないものと認めて、それを恥じているにちがいない、と考えがちである。ところが実際はまったくその逆なのである。世間の人びとはその運命なり、自分の罪悪や、過失なりによって、ある特定の立場に置かれると、たとえそれがいかに間違ったものであろうとも、自分の立場が立派な尊敬すべきものに見えるように、人生ぜんたいに対する見方を、自分に都合よく作り上げてしまうものなのである。そのような見方を維持するために、人びとは自分の作り上げた人生観なり、人生における自分の位置なりを認めてくれるような仲間たちに本能的にすがりつくのである。われわれにしても、その腕のよさを鼻にかける泥棒とか、淫蕩を自慢する売春婦とか、残忍ぶりを誇る人殺しなどについては、驚きあきれざるをえない。しかし、われわれがあきれるのは、これらの人びとの仲間や雰囲気があまりにも限定されたものであり、われわれ自身がその外に置かれているためである。しかし、自分の富すなわち略奪を誇る金持ちとか、自分の勝利すなわち殺人行為を誇る軍司令官とか、自分の権力すなわち圧政を誇る権力者などの間にも、やはりこれと同じ現象が生まれているのではないだろうか? われわれはこれらの人びとの中に、自分の立場を正当化するために、人生観や善悪の観念の歪曲を見出さないのは、そのような歪曲された観念をもつ人びとがはるかに多数をしめ、しかもわれわれ自身がそれに属しているからにすぎないのである。』※適当に株式投資の用語に置き換えてみて下さい。
2013.04.20
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自分の都合の良い考えばかりを寄せ集めても、なにも進歩はありません。自分が買うタイミングでは、自分と違う考え方が大きな資金力の意思です。では、その意思とは何でしょうか?(当然、リスクとリターンとのバランスによる結果です。リスクに対してリターンの小さいと思われる投資先を避け、リスクに対してリターンの大きいと思われる投資先に集まっているのです)それを考えずして、『企業の本質的な価値』を理由に思考停止してはいけません。そのような投資は、自分の考えが違っていた時に多くのリスクを伴います。自分の把握していないリスクが潜伏している投資である以上、その把握していないリスクの存在を認識することなしに投資するのであれば、それはバリュー投資とは言えません。そして、そのような投資手法を用いている投資家はバリュー投資家とは言えません。自分が明確に把握しているリスクを積極的に取りにいく。これがバリュー投資の真髄の一つです。基本的には、バリュー投資家は自称するものではありません。何故なら、全ての投資家が自分なりの価値観を持っているからです。確固たる信念を持ってファンダメンタル分析を元に投資をしている割安投資家。そんなもの、腐るほど居ます。吐いて捨てるほど居ます。ウジャウジャいます。そのような投資家みんながバリュー投資家を名乗ると、切った張ったの鉄火場参加者はバリュー投資家だらけになってしまいます。「この切り口から見ればバリュー銘柄だ」、と何だか分からない事を言い出す人が次々に出てきてしまい、『成長バリュー』、『収益バリュー』、『資産バリュー』などというセンスの欠片もない言葉が使われるようになってしまいます。バブル相場でもバリュー銘柄がなくなる事はないでしょう。本来は、バリュー投資家という概念は砂上の楼閣です。長年頑固にバリュー投資をしている人は、それに気が付いている事でしょう。(この話は長くなるので、また別の機会に)他人から「あの人はバリュー投資家だ」と思われるのが正しいのです。自らをバリュー投資家と名乗る投資家は、【バリュー投資を自分の投資手法の正当化の為に利用しているだけの悪質な投資家】である可能性が少なくありません。そのような投資家は、自己意識がない詐欺師である可能性があります。自分が詐欺師だと認識していない詐欺師には、十分すぎるほど注意する必要があります。人は深層心理で自分の行いを正当化しようとします。トルストイが言うように、泥棒には泥棒の正義があります。売春婦には売春婦の正義があります。詐欺師にもきっと詐欺師なりの正義があるでしょう。リスクを認識しようとしない偽りの安心感であったとして、それが一体何の罪になると言うのでしょうか。安心して投資をする為にバリュー投資家を詐称しても、それは罪にはなりません。完全に無罪です。放免です。バリュー投資家を自称している者同士で井戸端会議をしている分には、全く問題ありません。バリュー投資家の意見という形で、情報発信するから性質が悪いのです。バリュー投資家を自称する投資家には十分に注意する必要があります。
2013.04.19
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企業の本質的な価値を把握していない人がこんな値段で売るのだ、とバリュー投資家は言うでしょう。しかしそうであるなら、そのような株価になった瞬間、すぐに他の企業の本質的な価値を理解している人が買うでしょう。企業の本質的な価値を理解している人が買うよりも、企業の本質的な価値を理解していない人が売る方が多いから、企業の本質的な価値とかけ離れている値段で売買が成立するのです。とすれば、その『企業の本質的な価値』を理解している人の買いが少ないことになる。そうでなければ理屈が合いません。では何故、企業の本質的な価値を理解している人の買いが少ないのでしょうか。その本質的な価値は、何故長期的に株価に反映される可能性が高いのに、現在の株価に反映されていないのでしょうか。その本質的な価値の正当性は誰がどのように証明するのでしょうか。それを理解せずに、企業の本質的な価値を理由に買うのであれば、それは幼稚な投資哲学です。自分の都合の良い事ばかりを集めて自分の投資手法を正当化しているだけです。分からない事は考えない。そうであれば、企業の本質的な価値を理解していない市場参加者の考え方を間違った考え方と決め付けるしか方法はありません。多くのバリュー投資家が、自分の判断する価値と価格との乖離について、市場参加者の考えの間違いを理由に挙げています。それしか方法がないからです。そうしないと説明が付かない。付かない説明を何とか付けようとして、投資期間を理由に挙げる人も多く居ます。つまり、短期的な値動きばかり追いかけている人が多いので、長期的な値動きを無視した価格での売買が行われている。そういう類の主張です。しかし、そうであれば、なぜ短期的な値動きを利用して長期的に利益を上げようとする投資家が押し寄せないのでしょうか。なぜ長期的に優れたパフォーマンスを得る可能性が高い銘柄に、資金が集まらないのでしょうか。企業の本質的な価値を追いかける投資家の資金力が、短期的な値動きを追いかける投資家の資金力より明らかに小さいからこそ、企業の本質的な価値と乖離した株価が成り立つのです。その企業の本質的な価値とは、一体何なのでしょうか。何故、資金力のある鉄火場参加者の考えと乖離しているのでしょうか。そこを説明できないまま、思考停止してしまっては自分本位の考え方に過ぎません。資金力の大きい投資家が、その企業の本質的な価値とかけ離れている価値を基に売買する理由は何か?企業の本質的な価値とは一体何なのか?何故それが本質的な価値となりうるのか?何故その本質的な価値が株価と乖離しているのか?何故その状況が今まで続いているのか?そこを明確にしなければ、状況を把握していることにはなりません。状況を把握しないで投資する理由に『企業の本質的な価値』を挙げても、現実を直視したことにはなりません。そこには潜在的なリスクが隠されているかもしれません。そのような投資はリスクの低い投資にはなりません。理由は明確にするべきで、明確にならないのであれば、そこには把握していないリスクが存在するのです。そのリスクの存在を認識し、分からないことは分からない、と理解することなしにバリュー投資は成り立ちません。ここは極めて重要な考え方ですので、強調しておきます。
2013.04.15
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売買というのは、売る人と買う人がいて、初めて成り立ちます。貴方が買うのであれば、他の誰かが売る必要があります。貴方が売るのであれば、他の誰かが買う必要があります。当然ですが、貴方が買う値段で売る理由が存在します。また、貴方が売る値段でも、買う理由が存在するのです。当たり前だと思われるかもしれませんが、この事はじっくり考えて見る必要があります。何故貴方が買う値段で相手が売るのか、何故貴方が売る値段で相手が買うのか。それを正しく理解していないのであれば、バリュー投資が長期的に利益を上げられる根拠が明確になりません。企業の本質的な価値を把握している側(自分)と把握していない側(相手)との売買。そのような不明瞭な見解で、声高々にバリュー投資の素晴らしさを喧伝している幼稚なバリュー投資家。彼らの純粋無垢な目は、しかし、経験を通じて濁ってくる。淀んでくる。一体どうして、そのような目で本質的な価値を正しく判断できるのだろうか?売買する時には売り手と買い手の合意の下に取引が行われる。貴方が正しくて相手が間違っているという根拠があるのであれば、それを正しく把握する事です。
2013.04.13
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僕と同じようにROEを重視する投資家を見つけましたので、嬉しくなってURLをご紹介します。(無断です)http://blog.livedoor.jp/stock5891-yukidaruma/面白かったので、一日で全部の投稿文章を読んでしまいました。投資手法は僕と大きく違いますが、彼の投資哲学の多くは僕も賛同します。年齢も若くまだまだ荒削りですが、足腰の確りした投資家さんですので、『むぎゅ。』読者の皆さんも是非応援してあげて下さい。若くてもこのように確りとした考えを持っている投資家が、これから先ドンドン出てくることでしょう。今活躍しているバリュー投資家は、彼らの成長の糧にならなければいけません。『むぎゅ。』読者の皆様には、割安株投資家さんもバリュー投資家さんもそれ以外の方も、様々な方がいらっしゃると思いますが、お互い、新たな若い投資家の役に立つような、将来有望な投資家を育てるような書き込みをするように意識したいものですね。彼らには、間違いなく僕達よりずっと多くの可能性があります。彼らの可能性を削るような書き込みは控えたいものです。(いや、僕も偉そうな事は言えません。今回は自戒を込めての書き込みです)
2013.04.10
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相場が暴騰しているので、リスクを取って投資をしていた投資家が高いパフォーマンスを得ている。当たり前だ。株価の変動が激しい銘柄に投資をすれば、暴騰相場では非常に多くの利潤を得る事が出来る。逆に暴落相場では、非常に多くの損失を蒙るので、ハイリスクハイリターンである。しかし、高いパフォーマンスを出している投資家が優れた投資家かといわれると、そうではない。日本経済の好転を予測して、景気循環株へ投資した投資家は多いだろう。彼らは先見の明があった投資家なのだろうか?結果論はそうである。過去は変わらない。他の可能性を排除し、なかった事にする。その為、その可能性を考慮した投資行動は全て非効率的な投資行動となる。それでは、リスクを取った投資の一例を御紹介しよう。2004年7月3日に1,000,000円で開始。2006年1月14日に2,129,250円まで増加。(最大)2012年10月26日に173,722円まで減少。(最小)2013年4月7日現在で、894,497円まで増加。1年半で213%に増加。(+113%)6年半で19%に減少。(-81%)半年で515%に増加。(+415%)これは、実は親の資金を預かって僕が運用した結果です。別にどうでも良いと、値動きの激しそうな銘柄への投資をしていました。変動が大きいですが、この口座は信用取引を用いていないので現物取引のパフォーマンスです。値動きの激しい銘柄への投資をした結果、このようなパフォーマンスとなりました。読者の皆さんは変動の大きさに驚かれるかもしれませんが、このパフォーマンスは成るべくしてなったものだ、と思います。盲目的にリスクを取って投資をした一例です。(常に業種の異なる2~4銘柄への投資、売買頻度は多くても年に数回程度)ここ最近で優れたパフォーマンスを得ている投資家が、どのようなリスクを取っているか。上昇相場で良いパフォーマンスを得た投資がどのようなものであるか。それは常に念頭に入れるようにしたいものです。
2013.04.07
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引き続き、右も左も前も後ろも、内需も外需も、成長株も万年割安株も、全部が全部軒並み上がっています。騰落レシオはもうずっと100を切らないで推移しています。100切らないのが当たり前になってきていますが、いやはや、凄い相場です。勿論、信用取引を使ってレバレッジをかけている人は多く、信用倍率は4.48倍にもなっています。信用倍率が4.48倍。これはなかなかに異常な数値でして、前回の2006年までの新興バブルの時でも、最大で3.69倍でした。信用倍率というのは、信用買いの取引金額と信用売りの取引金額の倍率で決まります。信用買いの取引金額自体はまだそれ程増加しているという事ではなく、絶対値では2006年の水準の半分を少し超えたくらいです。つまり、それだけ信用売りをやっている人が少ないという事でもあります。売り方に比べて買い方が多い。圧倒的に多い。現在の日本市場で売り方を探すのは、どの業種においても難しい状況です。売り方が少ないのは当たり前。市場では、最高値を更新している銘柄ばかりで溢れています。全体的に、軒並み株価が暴騰している中で、空売りをするのは非常にリスクが高いです。恐らく、裁定取引の一環として、空売りを絡めて売買している投資家が殆どでしょう。景気によって業績が大きく変動する企業群は、今年の株価が2倍3倍を超えて暴騰している銘柄も多いです。まぁ、難しいことは考えずに、踊りましょう。イメージは、そう、ジュリアナ東京。
2013.04.05
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別に買った値段で売る値段が変わる訳ではありません。買値など何にも気にする必要はありません。それでも気になるのであれば、ポートフォリオの購入価格の欄を空欄にするのも一つの考え方です。買った値段それ自体が存在価値を表すのは、年末に税金を気にする時くらい。含み益を見て悦に浸るようだと、暴落相場では含み損を見て頭を抱えるようになるでしょう。買値は買う前にしか意味がありません。同様に、売値は売る前にしか意味がありません。
2013.04.03
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いやはや、暴落相場というものは急にくるものですな。 心の準備は十分に出来ています。 (読者の皆様、明日の株価はどうなるか分かりませんが、売る時は躊躇してはいけません)
2013.04.01
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