このお蔭で、大きな病気もせずに過ごせてるんやと、感謝しながらいただいてます。
大村しげさんの「京のお番菜 おそうざいの知恵」っていう本が好きで、ときどき出してきては眺めてるんやけど、これに七草を刻む時のしきたりが載ってて、それを真似してます。
そこからちょっと引用します。
「・・・七日の早朝、まだ夜が明けぬ二の闇に、恵方を向いて、家長から順に三回ずつ唱えながら、お菜を切らはる。
お菜は洗うてまな板にのせ、左にすりこぎを、右に包丁を置く。そして、左手にすりこぎを持ってお菜をたたき、右手の包丁でお菜を切る。祝いうたは、
唐土(とうど)の鳥と 日本の鳥が
境の橋を 渡らぬさきに
ななくさなずなで ホーホーよ
こういう祝いごとは、清浄な闇のなかで行なわれて、夜が明けると、禍を持った鳥がやってくるのんや、と。そやから、鳥が渡らぬさきというのは未明のことで、神事が暗闇で行なわれることにも、合点がいく。
わたしが小さいころの見覚えでは、すりこぎといっしょに、おくどさんの金火箸も置いてあった。
お菜はもういっぺん切り直しをされるそうやけど、手は直接お菜にはふれず、すりこぎでおさえて、切らはるそうな。
たっぷりの水で、さらっとしたおかいを炊いて、青菜を散らすと、いっぺんに春が来たようである。お餅は別にたいて、入れる。ちょっと青くさいおかいさん。炊きたてを、お菜の色が変わらんさきに、いただく。」
朝5時ごろ、といで10倍ぐらいのお水に浸けてあったお米を炊いてお粥を作り始めます。七草は全種類ちょっとずつまな板の上にのせて、祝いうたを唱えながら、すりこぎでたたいて、包丁で切っていきます。家長さんは寝てはるから、ひとりでやってます。
お餅を濡らして電子レンジで柔らこうして、炊きあがったお粥さんのなかに七草とお塩ひとつまみといっしょに入れてできあがり。
薄味やから、佃煮やお漬物といっしょにいただきます。ほんまに春を口にしてるようなお味で、すがすがしい気持ちになれます。
今日のラッキーくじも、両方ハズレやった。![]()
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