ここ
を見てね。
本芳我邸が工事中なんは残念やったけど、向かいの上芳我邸は木蝋資料館として見せてくれはる。
ここの家は、1894年(明治27)に建てられてんて。

木蝋を作る製作工程や、当時の暮らしぶりがようわかったよ。ハゼの実を採ってきて、粉にして、蒸して、絞って、お日さんに晒して、えらい手間がかかるんやなあ。
当時の竈(かまど)や冷蔵庫もあった。
高橋邸は元アサヒビール会長の高橋龍太郎翁のお屋敷。
「止談風月無用者可入」(ただ風月を談じるなら、用事がなくても屋敷に入りなさい)という墨書の看板が掲げられています。
ここは文化交流ヴィラになってて、宿泊もできる。1泊1人4750円、2人だと1人4200円。朝食も840円で出してくれはるんやて。2人までしか泊まれへんのやろうか。見せてもらたけど、8間ぐらいお部屋があって、お手洗いとお風呂もきれい。台所はおくどさんみたいなとこに、電磁調理器もあったと思う。ここもよさそうなあ。

この春、旧街道沿いに、町屋のお宿がもう一軒オープンするみたいやった。
泊まるとこが増えていったら、内子の観光方法も「通りすがり」から「滞在」に変わっていってええやろなあ。
気になったのは、森文醸造で作ってはる酢卵。どんなんか味見してみたかったけど、販売しかしてへんかった。 楽天でも扱うて
はるみたいです。
おもしろい床屋さんのネオンもみかけた。オブジェみたいやなあ。
いったんお宿に戻って、6時から 「かわせみ」
で晩ごはん。
食前酒にがますみ酒。朱色のおいしいお酒やった。
しばらくするとお膳がきた。
山ウドのきんぴら
南京豆の葛豆腐にふきのとうの辛子味噌
菜の花とエリンギの胡麻和え
トマトと豚バラ肉とえのきのスープ
玄米ご飯にふきのとう味噌
どれも上品なお味で、素材の味をうまく引き出してはる。
玄米ご飯の炊き方もすごく上手で、ちょうどええ塩加減にしてはる。次は、
豆腐の田楽ふきのとう味噌
かますの炭火焼
ちゃんと炭をおこして焼いてはるみたいで、かますがふっくら香ばしく焼けてる。
蕪蒸しには百合根と銀杏、椎茸が入ってた。
最後に、ブルーベリーソースのかかったチーズクリーム。雛あられもつけてくれはった。
これで3600円。
この料理人さん、どこで修行しはったんやろうと、おかみさんに聞いてみたら、独学やねんて。
内子の町が、町並みに合うたお店をしてくれはる人を地元から募集しはってんて。隣町で林業を継いではったご主人が、林業をやめて18年前に始めはったんがこのお店。
料理の勉強をしたことがなく、おつまみみたいなものを出してはったんやけど、まわりの人がいろいろ教えてくれはったそうです。地の野菜はこうやって料理するとおいしいとか、お坊さんもこんな料理やってみいへんかって。
そういわれると、合点がいきます。ほとんど地の素材だけを使うて、それをおいしく食べさせてくれるお料理。派手さや華やかさは全然ないけど、しみじみとしたおいしいお料理やった。
器も、味があるもん使うてはるし。
おかみさんは、プロの曲独楽師(コマの曲芸師)さんで、3年前に東京から来はってんて。 「かわせみ」愛媛県内子町・ニッポンを考える料理店
っていう楽天のblogをやってはります。
町が地元の人に限って募集しはったからこそ、今の内子があるんやろうな。
お宿の 「町家別荘 こころ」
に戻って、
檜の桶お風呂に体を沈めると、極楽気分。五右衛門風呂とは違うけど、なんかそんな感じもする。
ここは、お隣の下芳我家の隠居処として建てられたそうです。
冷蔵庫に入ってる缶ドリンク(この日はさわやか春生2本とポカリスウェットと緑茶)はご自由にどうぞやて。私は炭の入った冷たいお水をいただきました。器も雰囲気があったなあ。
広いお部屋で、置いてあった内子の写真集を眺めたり、のんびりしてから、早めに休みました。
続きは次の日記で。
今日のラッキーくじは、両方ハズレやった。![]()
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