雄耳の洞窟から下りてきて

雌耳山の麓にはりつくようにあるお寺のまわりに、大小無数の石塔がにょきにょき立ってる。
この塔は、自然の石を組み合わせて積み上げただけで、セメントとかは一切使うてへんねんて。
でも強風でも、崩れへんらしい。
李甲龍(イ ガプリョン)っていう石像のおじさんが、李氏朝鮮時代末期に30年かけて一人で造りはったそうや。
おじさんの横の台座に「福田」って書いてあるから、福田さんかと思うたら、これは仏教用語みたい。
一番奥にある塔は「天地塔」っていう名前がついてる。
根元のところはひとつやけど、途中から2つに分かれて、錐みたいに空に伸びてた。高さは13mぐらいあるねんて。
いったいどうやったら、崩れずに積み上げていけるんやろう。何度も失敗しながら造っていきはったんやろうか。
湧き水が出てたので、ペットボトルに入れてきた。霊験あらたかそうやった。
馬耳山にはもうひとつ不思議がある。
冬にお碗に水を入れておくと氷の柱が空に向かって伸びていく「逆つらら」。
なんでそんなふうになるのかは、わかってへんねんて。
真冬に行って確かめてみたいなあ。
この不思議な光景は写真だけでは伝えるのがむずかしい。
一度行ってみて欲しい。
ここには、観光客もようけ来てはった。
来た道を戻る途中で、プードルに出会った。
このプードル、紙おむつをつけてた。
続きます。
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