
菊のご紋が、正式に皇室の紋章になったのは明治になってからやから、まだ歴史はそんなにないねんなあ。
もっとも、鎌倉時代後鳥羽上皇のころから、十六弁八重表菊紋が天皇や皇室のご紋としてつかわれてたそうや。
えらい上品な展示やった。日本庭園のなかに葦(よしず)張りの上屋(うわや)を作って、そのなかにかしこまった菊が並んでる。
菊展なんか、あんまり興味なかってんけど、見たことないような菊がいろいろあって、なかなかのもんやった。
嵯峨菊は、華奢ではかなげな風情。
伊勢菊は、縮れた花びらが垂れ下がってて、複雑な姿やなあ。
江戸菊は、アートのような菊やった。
「夢路」は風車みたいにぐるぐる渦巻いてるし、「鶴亀舞」はゴッホのひまわりみたい。
「心づくし」は一文字菊。これが菊のご紋のデザインになってるねんな。自力では花びらを支えられへんのか、きれいに見せるためか、紙の円い台がついてた。
圧巻やったんが、大作り。1本の株から何百個もの花が咲いてる。写真のは「裾野の輝」っていう名前で、545輪も花がついてるねんて。それをこんな半円形に仕立てるんは大変そうや。
野の花みたいなんのほうが好きやけど、これもひとつの文化なんやろうなあ。
新宿御苑 菊花壇展
今日のラッキくじは、両方ハズレやった。![]()
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