木曜日はアンドリュー・ワイエス展と池口史子展 を観て
お目当ては、横浜トリエンナーレ2008。
2005年の時に、ボランティアとして 参加した
。
今回もボランティアの登録はしておきながら、なかなか行けなかった。この日はざっと下見。
今回のテーマは「TIME CREVASSE(タイムクレヴァス)」。日本語だと「時の裂け目」。
前回は「アートサーカス」っていうテーマで、お祭気分で賑やかやったけど、今回は静かな雰囲気。
フラフープでできた「リングドーム」はチョウ・ミンスク と ジョセフ・グリマ & ストアフロント・チームの作品。運河パークの一画に作られた半球状のドームで、このなかでイベントをするときもあるそうや。
メイン会場は、「新港ピア」「日本郵船海岸通倉庫」「赤レンガ倉庫1号館」の3つに分かれてる。
まずは、「赤レンガ倉庫1号館」へ。
人気のあるのはミランダ・ジュライの「廊下」。
人ひとり通れるぐらいの白くて狭い通路に、文章が書かれたパネルが左右から交互に49枚突き出してる。それを順に読みながら進んでいくという作品。
「あなたはまず笑います。 そもそもこれが いつのまに始まって しまったのかも わかりません。」
「友だちに何か言おうと 振り返りますが もう背後には誰も いなくなっています。」
「仕方がないので 通路をそのまま 歩き続けます。」
とだんだん自分への問いかけが始まり続いていく。
裏側は英語になってて、反対側から進むと英語バージョンになる。
ゆっくりと文章を噛み締めながら進みたいんやけど、前にも後ろにも人がつながってるのでちょっと残念やった。
ミランダ・ジュライ 廊下
「新港ピア」は、作品数が一番多い。
ここで、今回はフラッシュ、動画以外なら写真撮影ができるということに気がついた。
ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ ヴァイスの「ネズミとクマ」は映像作品に登場するぬいぐるみ。隣にネズミもいた。
ペドロ・レイエスの「ベイビー・マルクス」は、歴史的な人物の人形を作り、映像にしたビデオ作品。マルクスやアダム・スミス、レーニン、スターリン、毛沢東、チェ・ゲバラなど登場するの人形が置いてあった。写真のは、スターリン、毛沢東、テイラー。
作家のデザインにもとづいて「ひょっこりひょうたん島」を手がけた人形劇団ひとみ座が、人形を製作し、人形を遣ったそうや。
ケリス・ウィン・エヴァンスとスロッビング・グリッスルの「あ=ら=わ=れ」は、ミラーのモビール。スピーカーにもなってて、人が近づくと音が聞こえてくる。
ジョン・M.アームレーダーのは壁4面にペイントされた「クラッシュ タツタナデシコ シバナデシコ 鯛釣草 胡蝶蘭 ホソバナデシコ」っていうタイトルの作品。
クスウィダナント a.k.a. ジョンペットの「ジャワズ・マシーン:ファンタスマゴリア」は、ドラムを持った楽隊のようなオブジェが並んでる。壁にはジャワの人々が歴史的に置かれてきた映像が流れてるようやった。
ミケランジェロ・ピストレットの「17マイナス1」は、印象的な作品。
大きな姿見17個が三方の壁にかかってる。そのうちの1つ以外はすべてハンマーで割られて破片が飛び散ってる。
それぞれに写りこんだ黒く割られた部分が抽象絵画のようやし、ちょっと考えさせられもした。
これ以外にも映像作品がようけある。時間があればゆっくり観るのもええかも。
外に出ると、大きな満月が浮かんでた。
無料のシャトルバスが会場間を30分間隔で運行してる。
それに乗って、馬車道駅前に向かうた。
「日本郵船海岸通倉庫」会場は次の日記で。
横浜トリエンナーレ2008
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