浅草総見の新春浅草歌舞伎を 観る
前に、三越前の三井記念美術館へ。
1月26日まで「ゆくとし くるとし -茶道具と円山派の絵画」展を開催。
昨年末は前期展示で応挙の「雲龍図」を、年が明けてからは後期で同じく応挙の国宝「雪松図屏風」が展示される。
国宝の志野茶碗 卯花墻(うのはながき)は、如庵写しの茶室に飾られてた。
畳の上に直接ではなく、フェルトのようなものの上に置かれてるのが残念やけど、展示ケースよりお茶室のほうが似合うなあ。
展示室4には、応挙の作品が5点。
「雪松図屏風」は、やっぱりすごい。
展示室5の特別展示「高麗茶碗」も興味深かった。
古三島「二得三島」は、渋い。「三好粉引」は、くさび形の 「火間」がかっこええ。
大井戸茶碗 銘須弥(別名十文字)は、以前にもびっくりした茶碗。
朝鮮王朝時代の茶碗を、古田織部が大きすぎるからと十文字に割って、上部の幅を縮めて継ぎ直したもの。
展示室6は、元ダイセル社長の昌谷忠切手コレクションから。
展示室7の「夜咄(よばなし)の茶事」もよかった。
夜咄の茶事は、冬の夕暮れから行われるものなんやそう。
待合では、甘酒、生姜湯、玉子酒なども出されるので、そのための「古染付捻文茶碗」や「赤楽松葉文蓋茶碗」なども。
「志野重餅香合」は、焦げたお餅のようでおいしそう。
「交趾写兎花唐草文饅頭蒸器」で蒸されたお饅頭、おいしいやろうなあ。
黒楽「俊寛」もこのコーナーに。
「色絵鱗文茶碗」は巳年らしい。
参考展示「茶の湯の燈火具」もめずらしかった。
「溜塗行燈」「木地行燈」「黒塗短檠」「竹檠」「銅膳燭」、保全作と和全作の「青交趾膳燭」「赤絵龍宝尽文燭台」「黒塗手燭」「. 溜塗露地行燈」「竹露地行燈」の11点。
ほの暗い灯りが目に浮かぶようやった。
ロビーの横の茶室「朝夕菴」の掛軸は、仙崖筆「莫冨於知足莫福於無禍」。
阪神・淡路大震災から18年のこの日、今あるもののなかに喜びを見出し、わざわいがないことに幸せを感じることの大切さを改めて思うた。
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