名作落語大全集
【粗筋】
息子が夜中に物干し竿を振り回しているのを見た親父、「何をしている」
「ああ、空で光ってるものがあるだろう」
「あれは星だ」
「あれを落とそうと思ってね」
「ここから届くか、屋根へ上がれ」
【成立】
寛永5年『醒睡笑』巻一にあるのは、坊主と小僧。宝永2年『あられ酒』の「親子ともにたらぬ」、享保12年『軽口はなしどり』巻二の「月のすんをとる」、元禄5年『かるくちばなし』巻一の「棹竹にも星かつ事」、宝暦5年『笑話出思録』の「代天工」、安永3(1774)年『軽口五色帋』中巻の「竿竹でほし」、天明頃の『鶯笛』にある「長竿」。春風亭柳朝(5)は、兄弟のやりとり。親父が出て来て、「あれが取れるか、あれは雨が降る穴だ」と言う。粗筋の後に母親が出て、「さすがうちのお父さんは賢い」などというのは蛇足に感じるが、夫婦を出さなければならない場面なんだなって感じたこともある。
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