音楽三昧+α

音楽三昧+α

2017.10.05
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カテゴリ: J-ポップ



 世代を越え、永遠に心に残るヒット曲の数々・・・ファン待望のベスト盤、ついに登場!
 山口百惠7年間の歌手生活のとどめは昭和55年10月5日の武道館公演。そして11月19日に最後のシングル「一恵」発売。普通なら、どんなに惜しまれて引退したとしてもこれで歌手としての幕は降りる。だが彼女に関する限り、終わりはなかった。マスコミは妻、そして母となった彼女を追い続ける。それはやっと沈静したが、一方引退から13年も経った平成5年1月、リメイクされた10曲を収めたアルバムならびにシングル盤「美・サイレント」が発売される。翌6年4月にはシングルの「惜春通り」が、下半期にアルバムも2種登場。シングルは発売早々ヒットチヤート30位台に顔を出している。現役歌手とほとんど変わらない勢いである。不思議なことだとは誰も思わないだろう。それほど世代を超えて人々の胸の中に百惠は棲みついているのだ。単なる芸術的人気というだけならこういう現象は起きない。芸能人気は当人が舞台から姿を消した瞬間から次第に減衰し、やがては消え去ってゆく。だが美空ひばりと山口百惠だけは違う場所に位置している。ともに芸能から別の次元に昇華しているのだ。ひばりは「歴史そのもの」に、また百惠は「文化」に昇華した。彼女たちの歌は、歌い継がれるというよりは「語り継がれねばならぬもの」として意識され記憶されているのである。「青い性」を歌うアイドル歌手として出発した彼女だが、たちまちその領城を脱出し、「横須賀ストーリー」からのいわば「突つ張り路線」へと進んでいった。さらにそれを超えて「大人の世界」を大きなスケールで歌い始める。制作スタッフがこれで第一期の百惠が完結し、次に進もうとした時、彼女は別の人生の道へと歩み去っていった。歌についての路線選択は制作スタッフの優れた洞察によるものだろう。でも、百惠の場合は彼女自身の”人間宣言”がその都度、歌を変えていったような気がしてならない。それ故に歌手像ではなく、大きな人間像として時代の文化の象徴性を帯びながら聳え立っているのだ。それは不減の記憶となり誰もが必要な時、いつでも呼び出すしたくなるのである。(伊奈一男)
 横須賀ストーリー
 秋桜
 青い果実
 禁じられた遊び
 夏ひらく青春
 夢先案内人

 しなやかに歌って
 赤い衝撃
 惜春通り
 CRY FOR ME(アルバム「L.A. Blue」収録曲)
 I CAME FROM 横須賀(アルバム「百恵白書」収録曲)
 DANCIN' IN THE RAIN(アルバム「L.A. Blue」収録曲)
 伊豆の踊子(シングル「冬の色」B面)
 さよならの向う側
  山口百惠
 CBS SONY(ソニー・ミュージックエンタテインメント) FCCL-30422
 購入年月日:1995年9月9日(CDクラブ)


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Last updated  2017.10.05 07:15:09
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