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2024.07.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
手書きハート
「実は、今、セリーナ・レイの営業統括部長と話をしたんですが…。何やら先方さん、研修チームを立ち上げたらしいんです。」

佐津香、
「研修チーム。」

「その研修チームの中に、日本も含まれていて、その日本の研修先を、エレガンサ化粧品として、申し入れて来ました。」

瞬間、メンバーたち、
「え―――――――っ!!!!」

すぐさま、
「社長の返事は。」

「当然。GO。願ってもないチャンス。」

その声に理江子、
「その通りです。」

佐津香、真顔で、
「何てったって、世界ランキング2位だからね~~。」

菜帆子も、愛結美も、
「うんうんうん。」

メンバーたち、
「凄~~ご~~。」

佐津香、電話に、
「但し。」


「えぇ。佐津香さんのご懸念の通り。…こちらには、英語を話せる人材が…。」

菜帆子、愛結美、
「あ。」

小埜瀬、
「あ。…でも。」


理江子、
「えぇ。その通りで。もしかしたら課長、日本に来るくらいだから、少しでも日本語が…。と…。」

小埜瀬、その声に、
「えぇ。」

その考えに佐津香、小埜瀬を見て、口パクで、
「ビンゴ。」

小埜瀬、ニッコリと。

電話から理江子の声。
「既に、片言でも日本語を話せる研修生で臨むとの事です。」

小埜瀬、椅子には座らずに、右手拳で、
「ナイス。」

またまたメンバーたち、
「凄~~ご~~。」

愛衣、佐津香に。そして菜帆子と愛結美、順平、小埜瀬に、
「コンペからの波及ね。」

小埜瀬、電話に、
「理江子さん。ありがとうございます。部長には。」

「あ、はい。吉竹部長には、私の方から。」

小埜瀬、電話に一礼して、
「重ね重ね。ありがとうございます。」

理江子の声。
「では。お疲れ様です。」

「はい。」

プツリと通話は切れる。

小埜瀬、メンバーを見ながら、
「何と。」両手を軽く合わせて、パン。

佐津香、菜帆子、愛結美、順平、
「うん。」

メンバーたちもにこやかに。



そして…。部署内の電話が鳴り始める。

愛結美、
「さて。」

順平、
「始め。ますか。」


佐津香と菜帆子、愛衣に、
「愛衣。」

愛衣、小埜瀬の机の上に置いた紙袋を。
「あ。これ、皆さんで。」

愛結美、
「あん。ありがとう。…で…???…これから…。」

「まずは、ホテル。後は準備と~~。少しは、のんびり。」

佐津香、菜帆子、ニコリと、
「うん。」





「う~~っそっ!!!…マジで…???」
目を見開きながらの愛衣。口の中でモグモグと。そして、口に左手を当てて。

「かかかかか。まっ。そういう事だ。」
吉竹。カウンターで、小埜瀬と一緒にビールを…。

そのカウンターの後ろにある座敷で、愛衣を囲んでの佐津香と菜帆子、
そして愛結美と順平、圭衣子。

「何やねんなぁ~~。…せやったら、順平、佐津香さんに先、越されたやんか~~。なぁ~~~。」
メンバーを見回しながら。
「もぅ~~。沙良と早く結婚、思て、待ってたんやけど~~。」
そして愛衣、ムッツリとした顔で順平を睨んで、
「こら、順平、何してんねんなぁ~~。アホか。んもぅ~~。」

順平、愛衣に平謝りに…。

佐津香も菜帆子も、愛結美も圭衣子も、そんな順平を見て可笑しくなり、
そして和やかな気分になって、少し酔いが回っている様子で、
「ははははは。」

菜帆子、
「うんうんうん。久しぶりに聞いた、その関西弁。」

愛衣、そんな菜帆子にニッコリと。
「せやろ。」

小埜瀬、話を聞きながらに、吉竹に、
「いや。凄いですね~~。大阪の人。関西弁。」

峻も、座敷を見ながら、
「へへへへ。」

奈菜、
「はいよ~~。愛衣ちゃ~~ん、生~~。」

愛衣、
「あん。おおきに。峻ちゃ~~ん。奈菜ちゃ~~ん。大好きやで~~。」
そしてふたりに投げキッス。

峻も奈菜も、
「ん~~~。ははは。受け取ったよ~~。」

小埜瀬、後ろを見て、
「しかも、酒、強っ。これでもぅ、5杯目。」
目を真ん丸に。

吉竹、
「かかかかか。数えてましたか。」

そんな小埜瀬を見て佐津香もニコニコ顔。

吉竹、
「それにしても、驚いたね~~。セリーナ・レイ。由利塚から電話来て、何の事かサッパリと。何々、話を聞けば、コンペのあの、当事者の名刺。それだけで。」

小埜瀬も、
「いやいやいや。僕もビックリです。ま、確かに、あの時、フランスで、かなりの人と名刺交換しましたから。…って、みんな…、日本語、漢字なんですけどね。」

吉竹、
「…って言うか…。小埜瀬さん。その後、酒飲んで、倒れるって…。」

その声に、小埜瀬、
「あ、いや。それ…。今、全然ないです。…と、言うか、そういうの…。あの時みたいに…、みんなで…って、機会が…。」

愛衣、佐津香に、
「佐津香さん。本当におめでとうございます。」

佐津香、愛衣に、丁寧に頭を下げて、
「ありがとうございます。」

愛衣、メンバーたちを見て、
「…で…???結婚式は…???」

その声に菜帆子と愛結美、
「あ、はい。しっかりと。」

順平も、
「うん。」

圭衣子、
「えっ…???…そうなの…???」

菜帆子、
「モチ。」








好きになれない。   vol,314.    佐津香、「研修チーム。」

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最終更新日  2024.07.10 10:14:26 コメントを書く


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