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朝起きると天気が良く、発作的にツーリングを思い立つ。
すぐにパソコンへ向かい、Mapsourceに行きたいポイントを登録し、ガーミンのナビ(GPSmap60CS)に転送する。このナビは既に廃盤品だが、地図をアップロードすることでルーティング機能を使える他、バイク用マウントも用意されている。渓流釣りの際の道案内などにも使っている現役機である。
最初の目的地:ワールドインポートツールズ江戸川店
工具好きには良く知られた店で、板橋にある本店の支店である。ファクトリー・ギアと並び称される工具好きの巡礼地の1つであり、国内外のあらゆるツールブランドのツールを販売する工具のプロショップだ。ここを第1の目的地と定めて出発する。
国道14号から千葉街道、環七に乗って葛西工高交差点付近を探せばよいので、ナビを使わずに走行する。しかし平日だというのに道路はかなり渋滞しており、6速を使える箇所は少ない。(注:Myバイクはトライアンフのストリートトリプルで、60km/6速で走れるのだが、6速に入ったと思ったらすぐに2速まで落とすという、胃と左手が痛くなるシチュエーションが環七に乗るまで続いた)環七に入り、葛西工高交差点を過ぎてすぐ左側にお店を見つける。
お店の外観はこちら。自動車用駐車スペースも2台分あり。
店内の様子はこちら。店内は入り口付近から工具がみっしりと積まれており、全ての工具をじっくり見るには1時間以上必要。
次の目的地:ケララバワン
ここは漫画家の流水りんこ氏の旦那であるサッシーさんが経営する南インド料理のレストランで、物件を探して開店するまでの経緯は流水氏の漫画に詳しい。漫画の時系列をざっと説明すると、インド旅行-結婚-インドに家を建設-日本のレストランで働く-ケララバワンを開き、今に至る、となっており、ぶんか社の「本当にあった笑える話」での連載は今も続いている。
「漫画家ががっぽり儲けた印税で家を建ててレストランを開いた」などという優雅でリッチな成功物語では決してなく、さながら "五体倒地でこれまでやってきました、今は匍匐前進中です" が如くの内容は奇妙な迫力に満ちている。インド漫画としては、山松ゆうきち氏の「インドへ馬鹿がやってきた」と双璧をなすのではないか。両方とも、漫画家が皮膚感覚で語るインドとインド人が暑苦しくも詰め込まれており笑える。
そんな理由で、ケララバワンは是非一度行ってみたい店なのだ。ナビのオートルーティング機能を頼りに環七-新大橋通り-靖国通り-目白通り-新目白通りのルートで走る。改めて思うが、都心は決してバイクが快適に走れる所ではない。車線数も多く、タクシーは突然車線を変えたり停車したりする。そしてウインカーを直前でつける車がかなり多く、2回ほどひやっとさせられた。交通法規では「曲がる30m前にウインカーをつける」となっているが、交通デスマッチの都心ではキレイごとは通用しない。特にオートバイは、予測運転ができなければ都心では "即ち死" なのである。クラッチワークとは無縁のスクーターがスイスイ走っているのが少しだけ羨ましい。
江戸川橋を過ぎて目白通りを走る頃には何とか普通に走れるようになり、停車ごとにナビで場所を確認する。そしてナビの指示に従って道を辿り、ケララバワンに着く。
店内のお客さんは圧倒的に女性が多く、濃い~い貌をした数人のインド人が給仕している。「サッシーさんはどなた?」と1人のインド人に聞くと、「彼がサッシーだ」と教えられた。漫画の中では割と"ふっくら"とした印象のサッシーさんは、実際にはごく普通の体型の人であった。いや、私の様に体内に脂肪を隠匿しているタイプかも知れないが。(失礼だな~)
スペシャルランチを注文する。カレーは2種類選べ、タンドリーチキンとケバブもつく。ナンは食べ放題で、デザートとチャイもついてくる。チキンとマトンカレーを"少し辛め"レベルで注文し、わしわしと食べる。
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