2015年05月05日
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カテゴリ: エアガン
先日次世代M4のアウターバレルをTSS製のスチールアウターに交換しましたが、
これの剛性を上げてみたいと思います。

方法として、アウターバレルの両側にあるバッテリー用切り欠き部に鋼材を
貼り付けます。

TSS製スチールアウターのバッテリー部の巾が13.8mm程度。
これまで使っていたアルミアウターのバッテリー部の巾が約17.5mm。

その差約4mm。

TSS製スチールアウターの両側に2mmの板を貼り付けてもセパレートリポが入る
ことになります。


板材屋さんからL130mm×W15mm×t2mmの鉄板を2枚購入しました。
steel110.jpg

板厚2mmは一般的ではありませんが、探すとあります。
高強度な材質だとこの後の加工が大変になりますので、低強度のものを選びます。
(間違ってもステンレスを選ばないように。硬くて粘りがあって大変です。)

鉄であれば強度に関係なくヤング率は一緒とみなすので、加工がしやすい低強度の
ほうが都合が良いのです。

鉄板を密着させるために、スチールアウターの肉抜き部のプロフィールに合わせて
ヤスリで削ります。
steel120.jpg
この時、長さ方向のみ揃えておいて、巾方向は接着後に削ることにします。

接着は最強と言われるオートウェルドを使います。
steel130.jpg

本当は溶接とかロウ付けとかの方が良いのですが、熱を加えるとアウターが反る


主剤と硬化剤を同量混ぜ、アウターと鉄板の接着面に塗り、合わせます。

25分から硬化が始まり、6時間で作業可能な硬度になる、らしいのですがググッた
感じでは24時間放置した方が良いみたいです。
混合した状態は柔らかいピーナッツバターみたいで、位置が簡単にずれてしまいます。

クランプで保持して硬化を待ちます。
steel140.jpg

steel150.jpg


ズレない程度に弱く締め付けるだけにしておきます。

24時間後にクランプを外したところ。

steel160.jpg

いい感じにはみ出しています。

これを、アウターの形に沿ってヤスリで削っていきます。
オートウェルドは所詮樹脂なので、サクサクと削れます。
鉄板はそれなりに腕力を使いますが、根気良く作業を続けます。

大体形ができました。
steel170.jpg

steel180.jpg

油目のヤスリで仕上げてブラッセンで塗装します。

steel190.jpg
上が純正のアルミアウター、下が鉄板を貼り付けたTSS製スチールアウター。

スチールアウターの重量は485gから535gになりました。
(純正のアルミアウターは200g。)

組み上げてみましたが、確かに剛性UPです。
結構ガチガチになりました。

感覚で申し訳ないのですが、純正アルミに比べ撓みが1/3~1/4くらいになった
気がします。

ヤスリ掛けが大変でしたが満足のいく結果です。





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最終更新日  2015年05月06日 10時39分05秒
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