24階のミミック

24階のミミック

2005.09.08
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アップできなかった分の日記

8月18日分

 この日も義姉と買い物に行ったのだけど、買い物に行く前に、休みで家にいた父と話をした。父に前から言わねば、と思っていた例のこと。
 去年、家で聞いた、亡くなった兄の 「声」 のこと、今年行ったお墓参りのこと。
 ほかの人に言ったら笑われるかもしれないようなことだけど、父はまじめに聞いてくれた。
 母には言わないほうがいいかな、と言ったらそうだな、と言った。
 あえてお墓を放置するようなことをしたのも、やはり母のことを思っての自分の作戦だったとも言った。不思議な声のこと、兄だと思うかと聞いたら、そうだろうな……、と言った。
 父は、たくさんの人の生と死を見つめてきた医者だし、昔からお化けや霊は怖くないという人だ。けれど、不思議な直感力があり、私が聞いたことも自然だと考えているようだった。


 でも、父は移すことに同意してくれた。あの、言葉の刻まれた墓石は残したいということなので移送しなければならなくて、時間もかかるかもしれないけど、両親の住む近くに、移すことで決まった。父は「もう、そういう時期なのかもしれないな」と言った。
 兄も、安心しただろうか。

 そして、また一つ不思議なことが。
 父と話していて、「おまえ墓に行ったのいつだって?」
「7月の31日だよ」
「そうか。命日だな」

 まただ。また、命日だった。昨年の日記、見てみた。
 日付が書いていない。声がした日付のこと、書いていない。兄に電話で聞いたときは覚えていたんだけど、夏の終わりだった、ということで今年に入って正確な日付を実は忘れてしまっていた。
 7月30日にママ友軍団と遊んで、次の日もぜひ遊ぼうと誘われたけど、「どうしても行かなくちゃいけない」と思って、普段ならほいほいつきあうのを断ってお墓に行ったんだ。命日に少し遅れたけどごめんね、といってお墓参りしたというのに。それが、その日だったんだ。私、 遅れていなかった んだ。

 なんだか、本当に、不思議だよ。






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Last updated  2005.10.11 12:53:31


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