24階のミミック

24階のミミック

2005.12.17
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 私がつわりでしんどいときは、泰が午後よく寝てくれるよう、パパが午前中お外によく連れ出してくれたのがありがたかったものだけど、最近泰はお昼寝あまりしなくなった。その分、早く寝るようにはなったんだけど、午後は目一杯ママと遊んで過ごす。

 それでも近頃は泰のかわいさが増して、いろいろせがまれてもなるべく泰の言葉を聞いてやり、体調の許す限り要望にこたえるのが楽しい。仲良く絵本を読んだり、おままごとにつきあったりブーブーを走らせたりしながら泰と話したり、くっついたりすることが楽しくてしかたがなくなってきた。
 前にも書いたけど、泰は最近とても成長して、泰と2人での生活がすごく楽になったからかもしれない。突然わがままを言い出しても、言葉がかなり通じるようになったから、理由を説明して「なぜだめなのか、いつならできるのか」ということを話してやると納得してくれるようになったから。昔みたいに、土台無理なことをどうしてもやるといってイヤだ嫌だと泣く子を最後には怒鳴りつける、という自分でも後悔を残す行動に走らないですむようになったからかもしれない。

 少しずつ自分のことは自分でするようになってきて、「おでかけするよ」というと自分で靴下を取りに行き、一人ではいたり、大好きなビデオを見る前には遊んでいたおもちゃを片付ける、など見違えるほど立派になった♪ ←親ばかね♪
 トイレも完璧になり、最近では寝ていてもおもらしがなくなった。お風呂に入ろうというと、いつもどっちが早く入れるか競争しているから自分でどんどん脱いで、いちばーん!といいながらお風呂に入る。……ああ、服を脱がそうとすると裸で逃げ回っていたあの泰がウソのようだわ……(;_;)

 こうしてみると、生活のすべてに渡り親が全部面倒をみてやらなければならないのが赤ちゃんというやつで、それでも自分の意思があまりない本当の赤ちゃん時代なんて楽なものだったと思う。小さな声で「うえぇうえぇ」なんてただ手足を振回して泣いてるだけの赤ちゃん時代(6ヶ月くらいまで)なら、今ならものすごく寛大な気持ちで接することができるだろうと思う。
 やっぱり私が辛かったのは、1歳を過ぎて自分の意思が出始めて一丁前に自己主張はするくせに、結果的には何もできなくて暴力的に暴れるばかりの2歳前半までだろうな。お友達と遊ばせていても、相手を突き飛ばす・おもちゃでぶつ・モノを投げる・たたくなどの問題行動も私を悩ませたし、歩ける範囲で好きなところへ行けてしまう行動力が、制御のきかない危険を伴っていたし、そのくせしばりつけることのできない力もついてしまった。抱っこをせがむ時期でもあるけど重くて5分以上は抱いていられない図体になり、ガミガミと怒ってばかりでスキンシップも減っていたのかもしれない。
 そうそう、病気も多くなるのがこの時期で、とくに男の子は弱いといわれたとおり泰もいろいろ病気してくれて、病院がよいも大変だった。
 辛かったときは、寝ている時だけがかわいいと思えるくらいで、振り返ると自分に余裕がなかったな、と思う。


 B型でマイペースといわれる私は、話がとんだり思考がくるくるかわったりすることが多いといわれてきたけれど、泰の思考はさらにその上をいく。転換が早すぎて、本当についていけない。さっきまで車を片付けたよ、と自慢していたのにいつのまにか今年の夏の旅行でシャチを見たという話に変わっているのがすごい。その展開をかけば、こう。
「ビデオみるから、車ナイナイするんだよね!」
 「そうよー、よくできたね!」
「そうなんだよね! ナイナイすると、見れるんだよね!」
 「そうよ、それじゃ見ようか」
「イルカみたんだよね!」
 「?! え……(^^;) イルカ?」
「シャチも見たね!」
 「!……(夏の旅行のこと?)そ、そうだね、いたねぇ……(なぜ水族館になっちゃうんだ?)」
 こんな感じで、泰の話は一気に半年くらい平気でさかのぼってしかもまったく脈絡のないところから話がやってきてそのまま続いてしまうので、これがちゃんとイルカとかシャチとかいう単語が発音できない(聞き取れない)ときにはまったく何を言ってるのかわからなかったはずだ。すべてがこの調子なので、今でこそこの思考回路を想像して泰の少ない経験の中からそれらしい事柄をもってくることで話がつながるようになったが、最初にそれに気づいたのは2歳始め頃だったかなぁ。なにかとんでもない昔のことを言い出したぞこの人は! というのが驚きだった。
 子供の記憶というのをまったく私が軽んじていた証拠だけど、たしかに自分でも2歳のころの記憶なんてないから仕方ないといえば仕方ない。それでも、現在2歳の泰には、どうも1歳くらいからの記憶はあるみたいだ。

 こんなことがわかってくれば、言葉も前よりずっと通じるようになる。こちらが頭をめぐらせて考えてやればいいだけのこと。お互いに言いたいことが通じずに、イライラして「わけわかんない!」と怒る回数もぐんと減った。

 だから、今は泰がかわいい。妊娠して、赤ちゃんがまた産まれれば泰には辛い時期がくるかもしれないと思うと余計かわいい。周りの、二人目のできた友達を見ていれば、上の子にもやさしく接したいのにどうしても怒ってばかりいる、という苦渋の言葉をよく聞く。そう思うと、泰には今、十分に愛されているということをわかってほしいし、今この余裕のある時期に思いきりかわいがってあげたい、という気持ちが私に強くあって、多少のいたずらや失敗に対して以前とまったく違うくらいおおらかな気持ちで接することができるようになった。
 私、今あんまり怒らなくなったな。ま、それでも怒るときはものすごく怒るけど(笑) 泰にも、私の余裕が伝わったのかかえってあまり私を怒らせるようなことをしなくなって、あまり怒る必要がなくなってきたのかもしれない。

 そして泰との生活が平和で楽しければ楽しいほど、二人目の産まれた後の生活が怖くもある。動かない0歳前半はまだいい……。今なら、余裕をもって接することができる。でも、恐怖のあの1歳代、2歳前半の長い1年半がコワイ~(T_T)

 自分が自分でなくなる感じ、毎日イライラして疲れて、精神的にも肉体的にも疲弊したあの時期がまたくるんだと思うと、今度は大丈夫・わかっているから……と思う反面、泰だってさらにまた未体験ゾーンに入っていく分、自分がまた余裕なくひどい母親になっていくのではないか、という恐怖もある。






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Last updated  2006.01.22 21:06:45


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