今17歳の息子が通院を始めたのはかれこれ中学生だった14歳ごろでしたか・・
何度かボイコットしたり、再び通い始めたり・・
2週間ごとが毎週になったり、そんな感じで通院してきた思春期外来。
本日で卒業です。
何より本人が寂しそう。
バイトもしたいから、バイトしたらまたきっと相談したいこともある。
だからまだ通いたかったんだけどね、でも、バイト始めてなにか困ったことがあったらでいっかー・・と息子。
カウンセリングで、最近の出来事や自分の思いを話してくる。
どうしたらいいか?って言うときは、
「なにから始めましょうか?そこからですか」
という独特の言い回し?が、私も真似できるくらい板についてしまいました。
私に似たせっかちで、調子がいいとき一気に終わらせてしまうぞ、チカラ使い切ってしまうぞ・・というタイプ。
消耗するのも早かった。
今は、落ち着いてどこまでできるか試す・・そんな感じになったかな。
不眠と、抑うつの薬を飲んでいた時期もありましたが・・
こんな風に元気に、自然の摂理で寝起きする生活に戻ってくるとは、その当時は考えられませんでした。
不安な要素もありました。
時間とともに、息子も進んできたんだと思います。
話し相手が家族以外いないのでは?と、ちょっと思ったのですが、大事な人がいました。
泊まりに来たF君。
そのおばあちゃん。
今間借りしている次女に、
「ちょっと話すから下行ってて」
とか言い、きわどい話なんかもしているようで、普通の高校生男子ですな。
さて。
次女の件だと、本当は次女こそ思春期外来に通院してみた方がいいと。
いかないっ!!
と言う娘を無理やり連れて行く気は毛頭ありませんので、スクールカウンセラーから聞いたように
食事が取れない
眠れない
普通に生活できない
しゃべらない
笑わなくなった
など、こういうサインが出たとき考えたいと思います。
小さな子だったら、抱っこしたり親の力で、無理やりに連れて行くこともあったかもしれません。
だけど、メンタルな場所にはこういうわけにも行かないよね。
ただ、サインがあったときは連れて行くと思います。
今は元気で、元気だからいいのに、
「こんなに元気なのになんでなの?」
という気持ちになるのが当たり前なのかもね。
担任が、
「電話でしゃべれない、会うのも拒否って・・」
という次女にちょっとなんなの?的な感情を持ってもおかしくはない。
中学校ではそういうの珍しいのかもしれない。
息子の元いた高校では同じクラスだった女子がそうだった。
普段元気で遊びに行ったり、ちょっと髪の毛をあれしたり・・
課題を自宅に送って、たまに先生が安否確認?してるって言ってた。
そのときは、そういう子には課題を送ってくれるのに、息子には「取りにこい、学校にこい」ってなんなの?
と言う気持ちが先にたっていて、荒れて学校に来ないとかそういう子に手厚い感覚がなんとも不公平で、ここにも書けなかった(苦笑)
でも、息子は無理すれば行ける時もある・・というある意味「この花、虚弱だけどとりあえずつぼみはあるから、もしかしたら咲くかも」に近い何かがあって・・
自力で頑張れるかもしれないのにヘタに栄養剤なんか投下して、根腐れを起こすかも・・
のような、過保護にならないアレを学校なりに考えてくれたのかもしれない。
(パパは、そんなの全く辞書にない不登校生を扱ったことが無いから考えても無いだろって言うけれど、私はほんの少しだけど親子で世話になった母校を信じてしまうのよ)
次女に関して・・
スクールカウンセラーと話をしたときに、
「じゃ、担任の先生におこじょちゃんをひっぱるような、ちょっと辛い立場になってもらって、たまに刺激してもらうことにしましょう。お母さんは今までどおりでいいです。みんなで同じ対応ではなくて、こういう役割が必要だから」
と言う話を聞いて・・
息子が中学生だったときに、同じこの担任を恨む?気持ちがあるくらい、役にはまってくれていたことを今思いました。
そうだったのかもしれないよね・・
私も未熟だった。(今は半熟くらいか?)
息子に費やしてきた5年・・
無駄に過ごしてないぞえ・・
そんなことを思いました。
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