南風一の世界

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2023/09/24
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  大まじめの恐ろしさ~滑稽さを通り越して    南風一

日本銀行は9月21・22日の金融政策決定会議において
大規模緩和政策の継続を決定した
日本国債を予約売りしておいて
国債価格が下落すれば買い戻して価格差益を得ようという投資家にとっては
最早短期金利(日銀当座預金の金利のこと:現在はマイナス0.1%)自体の上げ下げは
どうでも良い事かも知れない
金融緩和が終わることによる日米金利差の縮小による円安の終了の方が
輸入価格の低下により日本国民にしてみればメリット
の方があるのかも知れない


大真面目に「まだ安定的な物価上昇までの確信を見いだせない」と苦悶の表情を浮かべるほど
ますます滑稽な姿に映る

「ご心配なく。日銀さんが勝手に思い込んでいるほど日本国民は誰も
金融政策に期待なんか一ミリも持っていませんよ」というのが本音のところ
国民生活に金融政策なんてどれほどの影響も与えていません
「金融政策の目標は為替相場ではない」と言い放つ日銀総裁もいたけれど
為替相場の影響ほどの影響力は、残念ながら金利政策や量的緩和政策には影響力はない

それが証拠に日銀が黒田総裁時代に超緩和政策を10年間継続したにも係わらず
消費者物価やサービス価格は一向に安定的に上昇しなかった
その陰で地価だけがコロナ禍までの7年間に1.5倍となり
1年間の利回り換算(年間地代に相当する)が年6%に上昇したのだから


こんな具合だから
日銀の植田総裁がことさら深刻ぶるほど滑稽に見えてしまうわけだ
日銀関係者が勝手に思い込んでいるほど
一般国民は金融政策について何とも思っていませんよ
「超金融緩和って、何のこと?

それが一般の日本国民の感想ではないですか?

日銀の金融政策は本当のところ何の役にも立っていない
裸の王様に「あなたは裸ですよ」と早く知らせて上げる親切な少年は
出て来ないのかしら?
日本社会には未来永劫出て来ないのだろうなと想像する
それが日銀の金融政策が全く何の役にも立っていないという明らかな証拠


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Last updated  2023/09/24 09:54:35 PM
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