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社会に毒されるな 南風一小学校から中学校へ中学校から高校へ高校から大学等高等教育機関へと進むうちに大部分の人たちは社会的な地位が高い職業や地位に就くことが人生の成功と思い込まされる高校や大学の同窓会もなぜか社会的な地位が高い職業や地位に就いた卒業生がこれ見よがしに評議員や理事長などに就任している高等教育機関の同窓会が世の成功者とは社会的な地位が高い職業や地位に就いた者だと公言しているようなものだから日本国の教育制度や教育機関ほど本音と建前がブレブレの処もない日本の高等教育機関の教育と実社会の成功者は全く同一物だと言っているのだからこれほど偽善とまやかしに塗(まみ)れた制度もあるまいと思う日本の大学等高等教育機関を卒業したところでこの30年間の日本のGDPは低迷していたし日本の労働者の平均賃金も下がり続けた小学生から大学生等高等教育機関の学生や社会人まで自殺者数は年間1万人を超える状況というのは異常どころか狂気の日本国という気がする日本の教育制度や企業社会は何処かおかしいし狂っているとしか言えないのではないか?それならば「何処をどう直せばいいのか?」ということだが要するに日本の教育制度は明治時代以来の「国家繁栄と殖産興業」という目的の域を脱していないのだからこういう馬鹿な目標はさっさと降ろすことに限る国民一律の年齢輪切りによる教育制度を止めることだ義務教育や高等教育が必要というなら意欲のある人だけに与えればよい学習意欲といえば殊更「机上学習」に限る必要もないし「野外実習」や「仕事実習」や「技能実習」であってもいいのではないか?要するに本人が興味を持ったことをどんどん学習して行けるように環境を整備したり支援をしていけばそれでいいそれこそが義務教育や高等教育の本質ではないか?全員一律の科目や知識の詰め込みだけが学習ではないと思うのだがこんなことは文科省が解体されない限り夢のまた夢かな?(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/19
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チャンスは偶然に 南風一チャンスという事象を一体誰が決めているのか?それは知らないそんなことは知らないけれど昨日から今朝の大雨が予想されて実際今朝は大粒の大雨が降った私はいつもより職場に近い方の駐車場に車を停めて職場へ向かった彼女に出会うことなど微塵も考えもしなかったし通勤中に考えていることといえば今日の職場での一日の展開シーンとむしろ帰宅後の楽しみの方のあれこれだったまだ雨が残っていると雨粒を気にしながら交差点に差しかかったところで青信号を待っている人々の群れの最後尾で待とうかと思ったところでこちらへ振り返った女性がいてなんとそれは「マスクを付けていない彼女!」だったまだ職場ではマスクを付けているのに職場外ではマスクを外しているから「それが彼女だ」と気づくまでには(事態が飲み込めるまでに)数秒を要した「まさか彼女ではあるまい?」そう思って少しだけ後方から彼女を覗き込むような形になってそれが彼女であったことにびっくりしたそれから、二人は職場までの道のりを相合傘で並んで歩いたチャンスとはこういう思いがけず起きるもので久々の偶然の出会いは彼女にも私にも朗らかな笑いとちょっとした嬉しさを運んでくれた(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/18
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TO YOSHINOBU YAMAMOTO がんばれ!トップアスリートの宿命なのかヤンキース戦で120%超の力を出して超強力打線を抑えこんだ代償は大きかったトップアスリートでありドジャースと12年の450億円以上の契約を結んだYOSHINOBU YAMAMOTOにすれば契約額に見合わないとかフォーシームが遅いとか色々批判されていたからヤンキース戦で本来の実力以上の能力を披露してしまったことが原因かもしれない外野席の批判など馬耳東風で聞き流しておけば良かったのにヤンキース戦での無理がたたって上腕三頭筋を痛めたということだろうこれから精密検査をするとのことだがダルビッシュや大谷翔平の故障時の類似性も指摘されトミー・ジョンソン手術が必要になるかも知れないということだトップアスリートの宿命とかトップアスリートの存在証明とか言うけれど日本プロ野球界で三度の沢村賞を獲得したほどのピッチャーなんだからNPBで投げていたレベルの範囲内で安定的に投げていれば良かったのにギアを上げ過ぎたのだろうか?開幕から4か月しか経過していないのに余りにも早い故障は哀し過ぎるTO YOSHINOBU YAMAMOTOがんばれ!挫けるな!(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/16
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どこかできみと? 南風一アジサイ巡りの散歩から帰って汗をかきたてのシャツを替えていたふと鏡に映った上半身を見て少し皮膚にも しわが出始めたかなと眺めていたふと喉元をみると髭が一本2~3センチメートルはあろうか随分長いなという印象だが毎日髭を剃っていてよく気づかなかったものだと呆れたふと同じように街角のどこかできみとすれ違っていても気づいていないだけなのかもしれないと思った(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/16
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一物を掴む 南風一私の育った田舎では男ならば(いや女性から男性に対してもそうであったかも知れない)親愛の証として相手の一物をズボンの上からさりげなく掴むことがあった私もそんなにたくさんの友だちがいたわけではないけれど中学校の同級生で仲の良かった男子がいて親愛の証として彼の一物をさりげなく掴んだことがある特に教室の中で普通に休憩していた時間だったが彼の一物は一本筋が通った棒のようでなかなか掴んだときの感触が良かった彼はスポーツ万能でしかもハンサムで性格も優しかったので同級生の女子たちから人気があったそのことと彼の一物の立派さとは実は何の関係もないのだけれど私は彼の一本筋が通った棒のような一物にさすがと感心したものだったそんな彼だったが彼は高校2年生のとき交通事故で亡くなった勿論彼の立派な一物から彼の子孫は生まれなかった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/15
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母の宇宙 南風一母が亡くなって7年になる今はもう何ともないが母が亡くなったときは(私はすでに58歳になっていた)本当に天変地異が起きるものだと思い込んでいた天はガラガラと音を立てて崩壊し地表は割れ水が噴き出して大波が押し寄せてくるそんな世界の崩壊を予感したけれど母が亡くなっても何事も起きなかったはて?私にとって宇宙そのものであった母なのにどうしたことだろう?(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/15
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人生修行~様々な見方 南風一サラリーマン時代を振り返ればやりがいのある仕事がいいとかもっと給料が高い仕事がいいとかもっと知能レベルが高い人たちや常識がある職場がいいとか好き勝手な愚痴や不平を並べ立てていた確かにそれも一理あっただろうがいよいよサラリーマン稼業の終盤が近づいて年金暮らしに備えようかという時期になってサラリーマン生活というか職場がある生活の有難さを思い知ることとなった勿論給料をもらえなかったら宮仕えなどするはずもないがそれはさておき宮仕えすることで嫌々ながらも好きでもない人たちと日々協力して給料分の仕事をする(それが普通だった)嫌な仕事でも日々続けることで様々な人たちと会えるし様々な経験もできる給料を貰って様々な人生修行をさせて貰っていたと思えば随分いろいろ経験させて貰ってありがとうと感謝したくなる(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/15
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Ambivalent by 南風一道のりが困難なゴールを目指すならば道中は美人と同伴で楽しくゴールを目指すとか心理的に相反する事象を並行的に進めれば大抵のことは乗り越えられる(と期待する)そんな風にして定年後の再就職の仕事を一日一日をカタツムリの歩みのごとくゆっくりと進めたそしたら、いつの間にか再就職から4年が過ぎ去り来年の3月には第二の定年退職を迎える日々一日一日を送るだけの単調さに永遠の積み木崩しのような徒労感を感じるときもあったけれど4年の歳月は過ぎてしまえばジェットコースターのように速い速度で飛び去っていた後には年金生活という楽しいゴールが待っているはずだが出費の多さを考えると 今しばらくは金策に走らざるを得ないかな(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/14
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すれ違い 南風一他人に過ぎないとはいえそんなに大勢ではない人たちとすれ違うとき普通ならば、すれ違う相手の顔ぐらいチラっと見るだろう(と想像する)確かに大学時代の先輩(男性)などは特に女性とすれ違う場合にはその人が美人でないときには(瞬時に判断して)「視野に入ってこない」と極端な表現をしていたけれど確かに相手に特に興味がない場合はすれ違う人のことなど視野にも入ってこないのかも知れない私の職場の超美人の若い同僚(女性)は戸外ですれ違っても私のことなど最初から視野にないから挨拶も送ってこないそれで私の方も彼女が近づいているとわかったら彼女と同じように目もくれずに(素知らぬ顔して)すれ違うことにしているその姿が彼女の場合は全く自然なので昔の若い頃の大学の先輩と同様な人種なのかなと想像する確かに興味がない相手ならば(男性であれ女性であれ)一瞬で黙殺できる人種は存在する(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/13
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高(たか)が金(かね)に過ぎないのに 南風一私の父は私が中学一年のときに建築現場から落下して下半身不随になった労災保険の適用があり、私たちの暮らしはなんとか維持できることとなった父は65歳まで生きたが、ずっとベッドの上で暮らすほかなかったから余り楽しい生活ではなかっただろう母にとっても同じであっただろうでも母が87歳で亡くなって7年が経過するけれど生存中に2か月に一回振り込まれる労災遺族年金は随分精神的な安定をもたらしてくれたのではないかと想像する私も64歳になって薄給以外に2か月に一回老齢厚生年金を振り込んでもらえることとなり積み上がった赤字額が一時的にでも少なくなるか解消したときのほっとした安らぎは何ものにも替え難いものがある高(たか)が「金(かね)」にしか過ぎないけれどその高(たか)が「金(かね)」がもたらす安らぎというものもあるそんなお金もある(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/13
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連続体仮説 南風一昔の一番楽しかったデートの思い出は?と尋ねられて妻以外の女性とのデートを挙げたりすれば妻はいい気がしないだろうしかし妻との場合とは違ってその後に喧嘩別れしたり、様々な事情でそのまま連絡が途絶えてしまった女性ではあっても半世紀が過ぎてもデートの時の楽しかった記憶だけは鮮明に現在の私に繋がっているのは、なぜだろう?と思う数少ないデートや一回きりの逢引きではあってもその女性との、その後の展開とは無関係に思い出すだけで当時の嬉しかった記憶がリアルタイムに展開し始めるというのは一体どういうことだろうか?と思うその後の展開には悔やむところもあるにはあるが今でも彼女たちとのデートの楽しい思い出は鮮明に再生できる今生の楽しい記憶といえようか(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/12
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時間が解決する 南風一長く生きれば何事も(たとえそれが難問と思われたことであっても)解決するその解決は問題自体に対する「答え」ではないかもしれない時間の経過によって問題設定そのものが無意味になることかもしれないいずれにしても問題自体が雲散霧消して無くなってしまう点において同じである死はすべてを解決するが自死は「時間」が解決するところを短絡的に放棄してしまうので本人にとっては甚だ惜しいし気の毒ではあるもっと「時間」の経過に身を任せてみるというずる賢さも持っていれば問題は自然に溶けていたかも知れない若い頃の関心事だった「何(の職業)で生きるか?」とか「どうやったら生きがいのある生き方ができるか?」なんてことも今はどうでも良くなったサラリーマン時代の関心事だった職位のアップや給料のアップのこともどうでも良くなった、(というか)私には全く関係ないことになった同じように日本銀行の金融政策がどうなろうと日本の財政赤字の額がどこまで増えようと健康保険財政が破綻しようとも年金財政が破綻しようともそんなことはどうでも良くなった自分が生きている間だけ、良ければ(日本政府が続けば)(天変地異がおきなければ)それでいい若い頃にいろいろ思った問題なんてどうでも良くなった時間がすべてを解決するというのは、そういうこと(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/11
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ショウヘイ オオタニのポケット 南風一2024年6月8~10日のヤンキースVSドジャースの戦いは非常に面白い試合だったジャッジはHRを3本打ったけれどショウヘイのHRはゼロ本だったそれにも関わらずショウヘイの活躍が目立っていたのはなぜだろう?理由はショウヘイの「走塁」ショウヘイはHRの代わりに走ることで得点をもぎ取りに行ったソロHRも、走塁で本塁に帰るのも、同じこと加えてHRでなくても適時打でランナーを本塁に帰すことができれば1点をもぎ取ることができるHRが出なければ違うポケットを使えばいいこのショウヘイのポケットの多さがショウヘイの魅力である今期のプレイオフには(すなわちワールドシリーズでは)ピッチングのポケットが加わるHRバッターというのはショウヘイの沢山あるポケットの一つに過ぎないだからHRが出ないことくらいでショウヘイの活躍が否定されるものではない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/10
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悔恨の記憶 南風一つい3か月前までなら昼食で行く店はほぼ決まっていたところがこのところその店からすっかり遠ざかってしまった「なぜあれほど毎日昼食に通った店へ足が向かなくなったのだろう?」自分でも不思議だった今日昼食時に外に出たときふと理由らしき理由に思い至った「結局我慢して会社に勤めていた記憶自体を思い出すことが嫌だった」4月にいつも行く食堂で昔勤めていた会社の元会長に二度も続けて遭ってしまったその元会長は、すでに退職して何の関係もないはずの私の顔を見て昔のように「おお、今は何してるんだ?」と居丈高に偉そうに訊ねてきたそんな態度が嫌でその食堂から遠ざかっていたと思い込んでいたところがそれが理由でないことが分かった私はその元会長に象徴される会社の中にあって特に自分の能力が目いっぱいに生かされているとは思ってもいなかったのに何十年も我慢してただ日々唯々諾々として定年まで勤めた自分の姿やその記憶を消し去りたかっただから昔の元会長に二度と遭いたくなかったということだった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/10
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人間の愚かさを避ける 南風一(私とて)64歳になってようやく悟ったことだからそもそも人生の初めに位置する若者や壮年者には理解せよと言ったところで所詮は酷なことかも知れない恋愛は急ぐ必要はない結婚は急ぐ必要はない早まるななぜなら美しく魅力的な女性は毎年、毎年、美しくて美味しいイチゴやスイカやメロンが現れ出るように(昨年の同時期にスーパーの棚に並んだことは、早くも忘れたかのように)常に自分の前に新しく現れ出るだから後でもう少し待っておけば良かったと悔やむことになる同じように(男なら)若いうちは女性の裸やスカートの中が気になることはあろうしかし一時の欲望に一々食われていたら、長い人生を罪なく生きていくのは難しいならば若いうちはそういう欲望に襲われるのは当然のことと割り切ってそういう欲望の捌け口を不法でない方法の方に求めていけば良いだけである知恵のある人間ならリスクを覚って事前に回避策を取っていくというのも生き方の知恵であろうと思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/08
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誰でも知っているけれど誰も顧みないこと 南風一職業(すなわち仕事)には値段があってその職業を選んだ瞬間に生涯所得は決まってしまうそれにも関わらず人は(特に日本人は)自分の学校までの卒業にかかる投資額の多寡とは無関係に職業を選ぶ自分が選んだ職業によっては教育投資を回収できない職業もあるにもかかわらず非常に低いリターンしか期待できない職業や仕事を選んでしまうその理由は職業における専門性が評価されず悪く言えば日本の会社は大学や大学院教育を受けた者ならば専門性とは関係なく仕事や職業はこなせるとみなされていることだ例えばノーベル賞級の研究開発力は要求されず悪く言えば二番煎じの「模倣力」や「追従力」さえあれば会社(というか事業経営)はどうにかなるものだと思っているだから組織においては融和力が重視されやたら「俺が、俺が」と自分が前に出る自意識過剰な者は厚かましい人として嫌われるし、そもそも組織を引っ張るリーダーとして残れない企業には売上の源泉を生む「独創力」があってこの独創力が高いほど、商品やサービスの「値付け」を高く付けられる商品やサービスの値付けの高さは「売上利益率」で測ることができ企業の「もうける力」は売上利益率を見れば一目瞭然だだから永続企業というものはなかなか存在しないけれどなるべく存続していきそうな企業で「売上利益率」が高い企業に就職して技術職として「値付け」を高く付けられる商品やサービスを生み出していく研究開発力を発揮していく仕事に就くのが一番リスクの少ない安定的な収入が得られ、かつ仕事も家庭も楽しいという一挙三得くらいの黄金の職業選択といおうか、人生選択ではないかと思う(日本社会では規制産業や公務員職に就くという安定的な収入が得られる方法もあるので、 こちらのコースを選択することもリスク回避にはなる)私の孫には算数が好きな孫がいるので今から自然数や有理数、無理数、超越数、素数、複素数、eiπ+1=0、三角関数、電気と三角関数など技術力の源となる数学の財産をしっかり身に付けさせようと思うこれまで数学者や物理学者、化学者が培った人類の知的財産や技術財産を引き継げる者が今後も付加価値を生み出せる側に付けるものと信じる(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/08
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初夏の街を見下ろして 南風一曇り空の下を一人の女性が歩く直線距離で100メートルは離れているから顔は分からないけれど脚の白さと服装から若い女性であることは分かるそんな女性の姿を見下しながら「さて男といっても既に還暦も過ぎた男なので 私が昔好きだった女性も既に還暦を過ぎて とても初夏の街角を歩く若い女性のような姿のままでいるわけではない」そんなことは分かっているそんな予想は当たり前の事実だけどもし今昔好きだった彼女に会えたとして「彼女にはどんな言葉を掛けたらいいのだろう?」と考えるそれは好きだった彼女との別れ方によって違ってくるだろうと想像する喧嘩別れした彼女ならやっぱり今でもプリプリ怒っているのだろうか?別れの言葉を交わして別れた彼女ならもう一度気軽に会ってくれるのかな?どの彼女ももう昔のままではないから会ったところでどうにもならないしもう昔のように話すこともないかも知れない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/06
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美しさの移ろい 南風一義父の一周忌の法事の後に親族で集まって食事をした私はテーブルをはさんで義姉、義母、そして妻と向かい合うショウヘイ オオタニのような天才でも昨年のようにホームランをぼかすか打てないときもあるから打撃のスパークの連鎖というものはなかなか難しいものだ同じように義姉の美貌の移ろいというものもあるにはあるしかーし 義姉をよく見ると若いころに見たようにやっぱりもともと美人だから年を重ねてもやっぱり歳相応というか美形の美しさがある義姉、義母、そして妻と亡くなった義父と義母から誕生した義姉と妻に違いないのになぜこんなに顔つきが違っているのだろう?と不思議に眺めていたそんな不謹慎なことを考えながら時は過ぎいく(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/04
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父の享年 南風一 いつも盆暮れやお彼岸に父母や祖父母の墓を何気なくお参りしているがふと気づいたら当年とって私は65歳になるところ父の逝った年齢を数えてみるとちょうど65歳だったから私は父の享年に追いついたことになる私が父と同じ年齢になったからといって父より大人になったか?とか年相応に父よりもっと父親らしくなったか?と問われてもとても父より大人になったとか父より父親らしくなったとかは言えない私にとって父はいつまでも父のままであり年齢で比べられるものではないね(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/04
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能天気 南風一どこかの首相がいうように「明日は今日よりきっとよくなる」と何の根拠もなく断言できる人は幸いなるかな私も昨年から一日一日を「ただ今日眠ればまた新しい明日がやってくる」と思って毎日判で押したような暮らしを続けたそしたら 確かに再び昨年と何の変りもない日々が再び巡ってきて「さて今日はいつの日を生きているのやら?」と一年前の今日と一年後の今日の区別がつかなくなって一年前の今日と一年後の今日がすっかりつながってしまって一年前と今年が同じ年になってしまった結局一年前の今日を再び今年も生きていて一年が経ったことなんて全然感じられず「明日は今日と同じような今日になって 結局明日は何処にもなかった」そんな感じの一年だったかな
2024/06/03
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一目惚れかストーカは紙一重? 南風一TVや新聞でストーカ殺人事件の記事を見ない日はないそれほどストーカ殺人が増えているということで痛ましい限りと思うその一方で誰でも(より男性の方がそれに近い体験があるかも知れない)「もしかして私も同じ立場に立っていたかも知れない」と胸をなでおろしているもう一人の自分はいないだろうか?私は大学生であったとき古本屋街でたまたま見かけた清楚な女子大生風の女性がすぐ目の前の横道へ逸れて行ったのでついその後ろをふらふらと付いて行った記憶がある何もストーカをしようという気はなくただもう少し長くその女性を見ていたいと思ったからだったと思うスタイルが良くてぴったりとしたスカートからすらりと伸びた脚は強烈なセックスアピールがあった長い髪が風になびいて非常に健康的な清潔感があったその女性は自炊をしているらしく米屋に入ってコメを買っていたそれから暫くアパートや一軒家が立ち並んだ細道を歩いていたかと思うとその中の一棟のアパートらしき建物の一階の真ん中の部屋に入って行ったさて私はどうしたものか?と迷ったが彼女が入った建物の後ろにも道があったのでその道を通ってみることにしたその横道へ逸れてみると道はちょうど彼女が入ったアパートの一段上の土地を通っていたその道から彼女が入ったアパートの部屋が丸見えだった彼女が入った部屋の辺りは?と思って下を見るとなんと窓の物干しにはハンガーがかかっていてそこには女性用の白いショーツとブラジャーが干してあった私は彼女が付けていたであろうショーツとブラジャーに違いないとは想像したがよりによってすぐ上の道からこんなに丸見えの場所によくもまあ大切なショーツとブラジャーを干しているなんて何て無防備と言おうか、それとも年齢に似合わない無防備さというか、無邪気さに私の恋心は一瞬にして吹き飛んでしまった「単なるバカか田舎娘」(差別用語で申し訳ない)私のストーカ染みた尾行は一瞬で興ざめとなったこれにて一件落着と相成る(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/02
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蛇は蛇なりに 南風一 妻と話していてこの10年は蛇を見かけなくなったけれど蛇は蛇なりに苦労して生活している実態を知った突然蛇に遭遇したときは本当に突然なので驚くだけで気持ち悪いという感想を持つだけなのにたとえば十数年単位の行動を振り返ってみると妻が夕方に雨戸を閉めようとして戸袋から蛇が顔を出したので「こんなところに蛇が住んでいるんだ」とびっくりしたというまた同じころ私が生ごみをごみ収集場へ持って行こうとして何気なく顔を上げたところ金木犀の枝の上から蛇が見下ろしている姿が見えてぎょっと驚くことがあったまたその夏は日照りで田んぼも水路も水が枯れて動物や鳥や虫たちには随分つらい年だった朝起きて朝刊を取りに郵便受けの手前まで行ってふと地面を見ると下水の枡の穴から頭を穴に突っ込んで水を飲んでいたのか尻尾の方だけが外に出ている蛇を見つけてぎょっと驚いたまた同じ年の朝何気なく散水栓を見ると水受けのたまり水を飲みに来たらしく蛇が散水栓の下に長々と寝そべっているのにはびっくりした一回や瞬時のことではなく長い年月尺度で見ると蛇は蛇なりに人間と同じように苦労して生きていることを知る(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/02
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大学時代の恩師の言葉 南風一数学の勉強がしたいと言って大学5年生のとき(すなわち1年留年して)経済史の先生から頼み込んでもらって理工系大学院へ進学するまでの約1年間だけ数学を教わった先生だった(私など)何処の馬の骨とも分からない学生にしか過ぎないのに本当によく面倒を見てもらった大学院修士試験には指導教官の推薦状が要るというのでまだゼミで4か月ほどの付き合いしかなかったのにその先生に推薦状を書いてもらった先生の推薦状1本で大学院に合格した可能性もあるので本来は先生が住んでいる方角に足を向けて寝られないくらい恩義がある先生だった(仮にその先生の名前をK.M先生と表現する)大学院修士1年目の終わりごろに一度は私の結婚の媒酌人を修士課程の指導教官に頼んだくせに結局媒酌人を大学時代の経済史の恩師に替えたこともあって大学院の指導教官と上手く行ってなかったそんなときに私の勉強方法のことで指導教官から「きみの勉強方法はなっていない」と叱責されたことで私はやる気を失っていた大学時代の恩師K.Mには推薦状を書いて貰った手前大学院を辞めるにしても一言断りを入れておいた方がベターだろうと思ってK.M先生へ電話した私が大学院を辞めようと思うと伝えると電話の向こうからK.M先生が珍しく強い口調で話すのだった「焦っちゃいけない 辛抱強く続ければ、必ずできる」数学の先生にしては私の性格をよく知っているというか一介の教え子にしか過ぎない私のことを全面的に信頼している先生の言葉に私は少なからず自分の弱気さというか「いわれなき退学理由」が恥ずかしくなったそれで博士課程には進学しないにしろ修士課程は絶対に修了してから辞めてやると決心したのだったK.M先生の方にはますます足を向けて寝られなくなった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/01
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学年と四季の巡り 南風一子どものころ小学校2年生から始まる新学期は小学校1年生の日々の繰り返しに過ぎなくて学年が一つ進級するからといって取り立てて嬉しいとも悲しいとも思わなかったところが小学校6年生から中学1年生に進学するときは妙に嬉しくて新しい学年が始まるという心機一転の期待に胸を膨らませたものだったそれは中学校3年生から高校1年生に進学するとき高校4年生(すなわち一浪したということ)から大学一年生に進学するときも大学5年生(すなわち1年留年したということ)から修士課程一年生に進学するときも同じように嬉しくて新しい学年に胸を躍らせた大学院修士を修了してからは春の訪れが学年の巡りと同じような働きをしたはずだけどなぜか また春が巡って来るからといって取り立てて胸が躍ることもなかった社会人になってからは新年度になったからといってもこれといった感動的な出来事や計画があるわけでもなしただ季節の巡りとして日々を流していたのかも知れない定年退職後に再就職してからはそれまでと同じ週休2日の繰り返しに過ぎないけれど定年前とは違って週休2日が終われば新しい週が始まると思えば日曜日の夜はウキウキしながら就寝している月曜日になったからといって何か新しいことが始まるわけでもないし取り立てて楽しい事が待っているわけでもないそれでも平凡な日々がまた5日間続くと思えば妙に安らぎというか安心を感じている再びの定年まで健康でつつがなく暮らすということ以外に楽しい生活はないこの取り立てて何もない暮らしを続けていくという中に幸福が住んでいるのかなと思っている(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/06/01
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楽しいことに熱中=(イコール)幸福 南風一ショウヘイ オオタニが野球をすることが楽しいというのと同様に私も大学を留年すると決めた時学者になるとして自分の好きな専門分野で勝負せずに何が楽しいと言えようかと思って経済学から数学分野へ鞍替えを図ることにした理工系修士課程にはうまく滑り込んだけれどいよいよ博士課程に進む段になると研究で飯を食っていく覚悟が必要となるちょうど修士課程の1年目を終えるところで指導教官から本音の助言を受けた多分私がいい気な調子で論文紹介などをやっていたから先生からすれば、そろそろ本格的な専門家の研究スタイルを身に付けてもらわなければ研究者としてものにはならないという危惧を抱いたのだろう「きみの勉強方法はなっていない」当時は、そう言われても「それなら どうすればいいのか?その方法を教えてくれずにただ私を否定するだけならば 誰だってできる」と先生の言葉に反発しか感じなかったしかしその先生の言葉で私は研究者への道を諦めた自分でも多分一人前の研究者にはなれないと思ったから周りの先輩院生のようには数学的な視点からの問題意識を着想できなかったからとても数学的に理論を進化ないし深化させていく自信はなかったでも数学的に考えるということは好きだあるいは専門的な視点からすれば入門程度の概念や定理であったとしてもそれを学習することが楽しいということだってあるそういうわけで「私の好き」な対象は趣味というか一人遊びのレベルに留めることにしたただ楽しいからやる熱中して取り組んでいること自体が時間を忘れて幸福な時間に浸れるから楽しいということもあろう世の中にはそんな楽しみ方もあるんだよと今でもそう思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/31
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理解を超越した関係 南風一仕事から帰り際に出口や自転車置き場でただ顔を見るから挨拶する(そして帰路に就く)そんな関係の人がいるでも今日は当たり前に挨拶して玄関口から出てきたのにまた自転車置き場で(ただ顔を見知っているから惰性で挨拶しているに過ぎない)彼女に出くわしたから(彼女の方は通用口から自転車置き場に出てきていた)私と同じ職場の同僚とも挨拶を交わして話し込んでいたから同僚へ挨拶を送るのと同時に先ほどエレベータの出口ですでに挨拶を交わした彼女にも二度目の「お疲れ様」という言葉を投げてしまったさすがに私から二度目の挨拶を投げかけられた彼女の方は「この人誰だろう?」というような不思議なものを見るような視線を投げて寄越したその仕草から「なんーだ 6日に一回くらい仕事から帰るとき挨拶を交わしているのに 図らずも私に対する認識が全く無いことが判明してしまった」それから私の方が先に自転車に乗って出発したはずなのに途中の信号機のある交差点で自転車に乗った彼女が素知らぬ顔して私の自転車を追い越して行った彼女の後姿を見送りながら挨拶を交わすこと以外に彼女のことは何も知らないことに気づく彼女は50歳前後の既婚女性だろうということしか知らないそして17時15分が来れば同じ建物から出て家路を急ぐそんなこと以外に何も知らない彼女が自転車に乗って遠ざかっていく後ろ姿を見送りながら彼女は職場を出て 一度家路に就けば外で私の姿など認識の対象にも上がらない挨拶はするけれど何も知らないただ同じ建物に勤務するだけの関係だから一旦戸外に出れば お互いを認識することは全くできないそんな関係の人はそこら中に存在する(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/30
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死に臨んで 南風一1985年の日航ジャンボ機の墜落事故時にはジャンボ機が群馬県の御巣鷹山に激突して果てるまでふらふら飛行を続けていたから乗客の何人かは家族あての遺書を書き残している墜落すれば間違いなく死ぬという極限状態においても自分の死後の家族の行く末に思いを馳せる父親の遺書には涙を誘うものがあるたまたま事故機に搭乗して死への旅立ちを共にした520人は(彼らには誠に不謹慎な推測とは承知しているが)もし自分以外の519人の姿が傍になかったらおそらく墜落までの時間に耐えられなかったのではないかと想像するそういう意味では死へ旅立つ仲間たちが一緒に居てくれて(一面では)心強かったのではあるまいかと想像するだからといって死の怖さや事故の悲惨さが否定されることは勿論ない520人のご冥福を祈る(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/29
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ショウヘイ オオタニの魅力 南風一日本人にとってドジャースの大谷翔平が光り輝く太陽や彗星のように魅力的に見えるのには訳がある理由その1: 大谷翔平は重苦しい日本社会のしがらみに染まっていない 縦横無尽かつ自由奔放に活躍するその姿は 個人の能力本位の成績を見せつけていて日本社会のべったりとした因習や年功や門地など出生に係わる環境要因に一切縛られるところがないそういう実力本位の圧倒的な雄姿に多くの日本人が「自分も大谷翔平のように在れたらいいな」と自分の姿を投影して大きなカタルシスを得ているのだろうだから大谷翔平の活躍にはいつも拍手喝采するが実は日本人は自分自身に向かって拍手喝采を送っているのだ(なぜなら自分は不甲斐なくて大谷翔平のようには活躍できないけれど 大谷翔平は自分に不可能なことを(代わりに)見事にやってのけている)そういうスーパースターなのだアメリカ人にもやや日本人に共感するところがあって二刀流という超人的な活躍を見せる大谷翔平の姿に純粋な驚きと尊敬の眼差しを向けているのだと思うしかしアメリカ人の場合は日本人のようなカタルシスを感じるというのではなく宇宙人とかamazingと感じるのだろう(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/29
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K.M先生13回忌の報せ 南風一K.M先生のことを書いた直後にK.M先生のゼミOBから先生の13回忌OB・OG会開催の案内状が届いた余りのタイミングの良さにK.M先生があらかじめ私の脳の中で報せをくれたのかなと思った先生の13回忌といってもことさら東京まで行かなくても(わざわざお墓参りをしなくても)いつでも先生のことを思い出したり先生との思い出の記憶を呼び覚ますことくらいならいつでも何処でも朝飯前なので特別に機会を持って感傷に浸る必要もあるまいとも考えた案内状の返事を返す前に一晩寝て考えたそしたら今や生前のK.M先生のことを共に語り偲び合える人も限られてしまってそんな人たちとK.M先生の話をするのも 楽しいひと時に違いないと思い直して先生の13回忌OB・OG会に参加することにした一緒に勉強したり他愛ない話をしたひと時のことを思い出すだけで楽しくなるK.M先生のような人も確かに存在したなかなか奇特な、欲のない、清廉な先生であった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/28
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痛みと生きがいの論考 南風一今日は低気圧が通ってその所為で頭痛がするのかなと思っていたこめかみの上の血管に触ると痛みがあるたったこれだけの痛みに過ぎないのにいつもなら「生きがいとは?」とか雲を掴むような事象のことばかり考えているのに今日に限っては そんな「生きがい」のことより自分の卑近な頭痛の方が気分を滅入らせる人間というか(私は)これほど弱いものなんだと納得する風呂に入って身体を温めれば頭痛も治るかと思って風呂に入って洗髪をしていて ふと気付いた「そうか!」左耳の穴に水が入って中耳炎になったのかも知れない水が左耳の穴に入ったりすれば当然中耳が化膿してこめかみ辺りが痛くなろうし頭痛もするだろうそんな当たり前のことにも気づかずにただこめかみの痛みや頭痛の痛みに滅入っていたこめかみの痛みや頭痛がないときだけに現れる「生きがい考察」なんて随分現金でお安い「生きがい」の論考だなと悲しくなる(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/27
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王権の継承を見る 南風一私は30歳過ぎに出身地の地方都市にUターンしてから60歳の定年まで一つの伝統的な地方企業に勤務したから入社時の社長から数えると都合4人の社長に仕えたことになる30年間のサラリーマン生活など小説のようには面白いことは少なかったけれど中世の王権の継承のように地方企業の社長継承という事案に三回立ち会ったことになるから社長という王権継承について多少の知見を持つこととなった一番最初の入社時の社長は太平洋戦争が終わった後に創業家以外の出身社長として初めて就任したサラリーマン社長であったしかしその社長は創業家出身の子孫が立派に親の社業を切り盛りできるまでのワンポイント登板のはずだった(会社の古参社員の大半は、そう思っているように見えた)ところが何を思ったのか、やはりサラリーマン社長ではあっても長い間、権力の座に就いていると自分の血を継ぐ者に代表権を継承させたいと思うようになるらしいそこで件の社長が考え出したのが創業家の出身の専務の上に(嫌がらせのように)自分の子飼いの役員の一人を副社長として昇格させ創業家の専務が自分から会社を去っていくように仕向けたのだったその次に打った手は件の副社長をそのままにして本来的に本命と考えていた(すなわち実力があり、自分の意のままになる)常務を新社長に据えて自分は会長として退いたそれと同時に自分には息子がいなかったから娘婿として会社の取締役支店長をしていた男はまだ若かったし本社経験が浅かったから(次の社長に据えるための準備として)常務取締役営業部長として迎え入れることも忘れなかった自分は会長職に横滑りして娘婿を次の社長へ昇格させる機会を窺っていたさて会長の娘婿は順調に昇進して本部所管の常務になっていたところが事態は会長の思うようにはいかず娘婿が所管する部門で不祥事件が発生した当初その事件は娘婿が責任を問われる所管の役員だったから何を思ったか、当初、その事件は所管官庁に報告されていなかった(後で、組織的隠ぺい事件と言われても仕方がない形となった)事態は一層悪い方向へ行くものでそれとは別の不祥事件が発生した折に(その後、どういうルートで最初の不祥事件が当局の知ることとなったのか 事情は分からないけれど)最初の不祥事件が発覚し(当局の知るところとなり)会長の娘婿が責任を問われることとなる当局は所管の役員である常務取締役の辞任だけでは許してくれず会長か社長のどちらか、あるいは両方の辞任を求めたものと思われるもちろん、本来娘婿までのワンポイント社長と思われた現社長の方が辞職することとなったそれまで、娘婿が社長に就く前に現社長が退くことなど夢にも想定していなかった会長は自分の意気のかかった平取締役を急遽常務取締役に引き上げ現社長が退くタイミングで(ほんの数か月後に)新社長に据えてしまった新たに社長となった男はもともと社長の器ではなかったし帝王学の教育も受けていなかったから筋が悪かった本当に稚拙な企業経営であった会長の娘婿は社長に出世していく芽がなくなったからいつの間にか会社を辞めていた取引先の役員として引き取られたが余り成果が出せなかったものか数年でその会社を辞して会長の家の隣家でくすぶっていたとのことである会長の方は長生きしたとのことである(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/26
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芥川龍之介の自死とその時代 南風一私の恩師は経済史家である売り出し中の若いころには地主制の研究や労働者・農民の研究といった着想も資料調査の綿密性も超一級品の非常に素晴らしい研究をされた先生であるその後 米国にある日本関係の資料を調査するために米国へ留学した頃から公的な文書資料を活用するとはいえやや文献学者に為り下がったような残念な研究態度に陥ってしまったように思うその先生が大学学部のゼミで自分の著した「昭和の恐慌」なる本に係る意見を求めたので私はその本のまず冒頭近くにある芥川龍之介の「ぼんやりした不安」を引用して芥川龍之介の死を「昭和初期の思想的底流を象徴する文学的事件」と表現した点に先生の経済史家としての大いなる堕落を見たのであったその理由は 先生の表現する言葉の裏にはその表現が正しいという客観的な資料の裏付けが見られないため先生の表現が正しいとも誤りとも判断が付かないという非常に似非科学的なものになっているという批判であった先生が根拠とした資料は芥川自身の小説や遺書、宮本顕治の評論などでありとても経済学者が依拠するような資料ではない一体「昭和初期の思想的底流」とは何なのか?それと芥川龍之介の自死がどう関係するのか?芥川龍之介の自死がなぜ「文学的事件」と表現されなければならないのか?芥川龍之介は確かに短編小説を書いただろうがその自死は単に「個人の死」にしか過ぎない現代的な表現でいえば なぜ「統合失調症」に罹ったような人の自死をそこまで文学的だの、社会的思想だのと結びつける必要性があるのだろうか?芥川龍之介の自死は なんの経済的なデータや資料とも結びついていないだから芥川龍之介の自死を経済と結びつけてあれこれ推測することは社会科学ではない私が先生の著書に不快感を抱いたのは この点であるしかしこの点を先生に直接ぶつけるには大いなる勇気を必要としたから私が意見として述べたのは「芥川龍之介の自死」を社会的状況から説明するよりも病気の方から説明する方が正解に近づけるのではないですか?という点であった先生は特に何とも返答しなかった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/25
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入社と退職の理由 南風一大谷翔平とMLBドジャース球団が交わした契約書には「もしドジャースのオーナーか編成本部長がドジャースを去ったときは契約を解除する」という条項が入っているというまさしくショウヘイは球団のオーナーや編成本部長の意気に賛同してドジャース球団に入団したのであるショウヘイはドジャースをワールドシリーズで優勝させるドジャースのオーナーや編成本部長はショウヘイが持てる実力を発揮できるように援助と協力を惜しまないそんな前提があった上でのショウヘイとドジャースとの入団契約だった我が身を振り返って私が定年まで勤めた会社へ転職したときの決め手は転職時の人事部長からの言葉であったしその人事部長が(予想通り)社長になったから会社に留まって働いていたところがその社長が会社の不祥事件の責任を取って辞めてしまった後はもう私の立場など糸の切れた凧と同様なもので会社には当時の人事部長と私との間の意気投合など知る者とて何処にもいないから本当は私が会社に留まる理由などすでに無かったのだろうと思う私は生活に困るから定年までその会社に勤めたショウヘイに比べたら 何て悲しい理由だったのかなと思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/25
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知者の空間-豊かで楽しい 南風一私の大学時代の恩師はもうすでに亡くなったけれど(多分今でも)知る人ぞ知る高名な数学者だった目は鋭いけれど(先生は学生の頃、よく街を歩いていて因縁を付けられたと嘆いていた)話してみれば直ぐわかるのだが温厚で極めて穏やかな先生だった先生は数学者なので実生活を生きる知恵には長けておらず処世という点では極めて不器用であった大学と自宅の間を一週間に一度くらい電車と徒歩で往復するのが精々であとはもっぱら自宅で専門書を読んだり論文や専門書の執筆に明け暮れていた気球上の空間における行動範囲は極めて限られていたけれど頭脳上の空間における思考範囲は極めて広く深かったと思う数学のこと以外は余り興味がないのかと思えば全然そんなことはなく白洲正子さんのことは物凄くよく知っていて随筆集もよく読んでいたらしいまた学生時代には八千草薫が好きで一度でいいから会ってみたいと願っていたとか結構普通の真面目な学生らしかった奥様は今の上皇后美智子様と女学生時代の同級生ということだった奥様も先生に似て 物静かで控えめな、しっかりした性格の方だったけれど施設に入所したという娘さんの知らせを受けてからもう5、6年が過ぎてしまった数学者の先生の地球上における行動や交友の空間は極めて小さかったと思うけれど先生の頭脳における思考の空間は極めて広く豊かで楽しかったものだろうと今でもそう思うし、そう納得している(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/25
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チャンスはいつも気まぐれ 南風一今日は午後2時半から午後3時半まで時間休暇を取って外出していた用事が終わって職場に帰ったところで玄関口から大勢の人たちが出てくるところに出くわした「何やらイベントでも開催されていたのかな」と思いながらエレベータ前まで進んだところで参加者を見送るために1階まで降りてきたのであろうそこには きみの姿があった私がエレベータに乗り込もうとするときみも一緒にエレベータに乗り込んできた私が「何か催しものでもあったのですか?」と尋ねたら「ええ 〇〇委員の研修会があったのです」と私に向かっていろいろと説明してくれる私は狭いエレベータの空間の中で10センチくらいの近さで きみと向かい合いながら道理で今日のきみの髪はきれいに梳かれてスーツ姿のブラウスの胸の模様が美しいそしていつも通りきみの眼差しの柔らかさきみのマスクの上の眼元や頬や表情を見つめながら「もし彼女を抱くならば 今しかない」と思いつつ「そんなこと できるはずないしね」とも思いつつ口ではきみの発する言葉に対して「そうですか」と相づちを打ってきみの顔ばかり見ているうちに3、4秒も経過すると エレベータは5階に到着した私は先に降りてきみは研修会の片づけをすると言ってそのまま7階へ上がって行ったチャンスはいつも予期せず訪れていたずら顔をして 去って行く「今度 またね って」言ったりはしないけれど(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/24
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楽しいこと 南風一夕暮れ時に一緒に遊んでいた友だちのお母さんが「そろそろ、家に帰りましょ」と友だちを迎えに来たとき私は「もっともっと遊んでいたかったのに」と日暮れを恨めしく思ったものだった子どものころ友だちと時間が経つのを忘れるほど遊び惚(ほう)けた草野球だったり缶蹴りだったり鬼ごっこだったりよくもあれだけいろいろ遊ぶことを考え出して夕暮れまで遊び続けたものだと思う(今ならもうそんな友だちを見つけ出すのも難しいのだろう)(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/22
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一番快適なとき 南風一五月が一番快適なときだとすれば五月が一番快適だということに気づかない五月が一番快適であったと五月が過ぎ去って初めてそういうことに気づく四季や時間の中を泳いでいるに過ぎない人間には五月が一番快適なときだったと後でも気づくことができるのは幸いなのかもしれないでなければ五月以外のもっと苦しく面白くないときや季節に耐えられないからねそれも仕方ないのかな(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/21
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この30年以前からそうだったのかも? 南風一日本の大手の電気メーカーや自動車メーカーのエンジニアならば定年後は高給(日本の年収の10倍以上の報酬)で中国や台湾や韓国のメーカーに迎えられるという日本社会にいる限りは会社の給与水準の価値しかない社員が他の中国や台湾や韓国では大いに付加価値をもたらす人材でありこういう数十年の技術を備えた人材は宝の山に見えることだろう他方、金融サービス業ではどうか?と言えばメガバンクから地方銀行まで金太郎飴みたいに同じようなサービスメニューしかなく差別化できないから銀行名の前に財閥名や地域名を付けてあたかも付加価値を持っているように見せかけている日本の金融業でノーベル賞級の商品・サービスを生み出した会社をとんと聞かないせいぜい、新規性があるといえば、コンビニ銀行やソニー銀行、ネット銀行くらいのものであるだから金融業や電力大手を始めとした古い規制産業において何か新規性のある目の覚めるような内容の商品やサービスが生み出されて世界や日本中から評判になったという話を聞かないむしろこの30年間に聞いてきたものといえば福島第一原発事故による放射能汚染やビッグモータの不正保険金請求事件に端をした司法当局の調査から出てくるものといえば大企業を対象とした団体保険料の談合事件とか本当にあなたたちは国内的には立派な偏差値の高い大学を卒業した人たちでありながら企業の独創性や付加価値という点ではほとんど寄与しない違法行為の繰り返しでとにかく営業成績が高い人が出世し偉くなったのねと欧米を始めとしたOECD諸国の中でもこの30年間の国民所得の伸びがビリになっている理由や原因が分かろうというものである日本企業や日本社会の集団のレベルはみんな等しく貧しく、しかし自分だけは稼ぎたいと思っている人ばかりの集まりとなって結局30年間会社で働いたところで何一つ新奇な商品やサービスを生み出さないむしろ出る杭を嫌うのだから新奇なものが出てくるはずがない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/20
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統合失調症のこと 南風一私の妻の病名は「統合失調症」「頭の中の人が悪口を言う」と言う「どんな悪口か?」と問えば「(あらゆることらしいが) 例えば食事時ならば、食べてはいけないとか 食事の後の皿洗いならば、してはいけないとか」と言うらしい要するに「なまけ病か?」と思ってしまうのだが当人にとっては(頭の中では)真実らしく、なまけ病とかの生易しいものではないらしい「頭の中の人って、具体的に誰か?」と問えば「大学の後輩」と応える「その大学の後輩は女か男か?」と問えば「男」と応えるうーん私はいろいろな事情なり理由らしきことを考えるがどれも正しくないらしい「きみ以外の先輩にも意地悪をしていたの?」と問えば「ほかの人には、分からない」と応える「きみに気があったのじゃないの」と問えば「分からない」と応える私の狭い経験からすれば大学研究室で異性の先輩を相手に堂々と悪口を言ったり、いじめができるという行為自体がそもそも現実に存在するものかどうかちょっと信じられない妻とはいえ統合失調症という病気だから後輩が悪口を言うということ自体が病気のなせる業(わざ)かな?とも推察するそれとも妻のいう後輩の男が何の理由か知らないが妻が意地悪と受け取るような何かを言うかしたという事実が現実にあったのかも知れないしかし大学時代から40年以上が過ぎるのに大学の研究室時代のことを未だに言い続ける以上は何か悪口に類する言葉か意地悪が実際にあったのかも知れない私はその場に居合わせなかったから妻の言うことが正しいのか間違っているのか、分からないしかし私は妻のことが好きで大学生時代から妻と付き合っていた立場からすればその後輩という男の度胸の良さというか「先輩の異性に向かってよく悪口や意地悪ができたものだ」と呆れてしまう妻の病気が言わせる妄想なのかどうかそれは分からないけれどいつも妻に悪口を言うという妻の頭の中の後輩の男に嫉妬を感じる「どうして自分の悪口を言う後輩の男の声が四六時中聞こえているんだ?」「妻の方にも何か引け目に感じるところがあったのじゃないか?」私には妻の妄想が全く理解できないから妻の妄想を全く馬鹿げているとしか表現できない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/15
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今日の悟り-幸福の姿 南風一幸福には形があると思っていた例えば職業とか仕事とか好きな人の姿形とかでも幸福には形がないということを悟った具体的に何かをしているとか試験を突破するために勉強をしているとか試合で勝つために練習をしているとかそんなことに幸せがあるのではないでは幸せは何処にあるのか?と問えば幸せは特に何かを目標にするとか金儲けの仕事にあるのではなく何も求めない金も求めない時間の束縛にも縛られないただ気の向くままに思いつくままに太陽の移動に任せて(すなわち時の経過に任せて)だらだらと時間を過ごす(時間を費やす対象は何でも構わない)そんな時間を生きる中に幸せが存在すると悟った(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/14
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うっかりやり過ごす5月の幸せ 南風一今日は5月13日何が幸せといって一年の中で5月ほど幸せな季節はない秋から冬の間には早く秋と冬が過ぎ去ることばかりを念じて一日一日をやり過ごす春が来てようやく5月が近づいてきたときは早く5月が到来することばかりを願ういよいよ5月が来て本当は5月の到来を喜ぶべきときなのに雨がよく降るだの昨年は5月中旬に梅雨入りしたから今年も5月中・下旬には梅雨入りするのだろうかとか案じたりしてそれまで待ち焦がれていた季節が到来して5月は休むともなく一日一日と足早に過ぎていくのに快適で清々しい5月を楽しむことをすっかり忘れて生きているまるで人生の一番幸せだった季節に気づくことなくうっかりやり過ごしてしまって過ぎ去ってしまった5月の季節と同じようにうっかり過ごしてしまった時期が人生の一番幸せな時季だったのだなと後で気づいているなぜ一番幸せな季節を存分に楽しまなかったのだろうなんて(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/13
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詩を読むということ 南風一久々に図書館の新刊本棚で「近代詩500」(近代史500年ではない)という本を見かけたので借りてみた家に帰って本を開いてみると近代の西洋と日本の詩人の詩が載っていた(中身も見ずに図書館で貸し出し手続きをすすめたのだった)ロバート・ヴライニングだの高村光太郎だのかつて教科書で親しんだ詩人たちの詩が載っていた確かに私は若いころ本屋や古本屋に行けば詩集ばかり買って帰って読んでいた時期があったなぜ詩ばかりを読んでいたのか?結局生身の相談相手がいなかったから詩や本の中に相談相手を求め、探し続けていくしかなかったのだろうと思う自分の満たされない思いというか(そんな)悩みについてピッタリとした回答を書いている詩人や本というものはそんなになかった(というかそんな希望通りの詩人や本が存在するはずもなかった)そこのところを勘違いして(人生経験がない)若者からすれば詩や本の中に何か(自分と)同じようなことを考えて正解を見出している詩人や本があるのではないかと思い込んでいた今64歳になって昔のように詩や本の中に人生の生きがいや悩みに関する正解を求めることの虚しさや愚かさといったものは分かっているでも人生の一時期(特にまだ世の中のことを知らない若者が世に出る前)に人生の答えらしきものを探して詩や本を読むということには大いに意義があると思う決して詩人や本の中の物語や主人公のようには行かなくてもそういう生き方や考え方があると知ることそういう詩や本の中の考え方を自分ならどうするか?と我が身に照らして生きていく(反面教師にして考える)姿勢には大いに意義があろうと思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/12
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5月の夕方の空 南風一貰ったばかりの処方箋を持ってたった今出てきた病院の駐車場を斜めに横切ってつい4日前に歩いた同じ経路を蟻のようにもう一度歩き始めた向こうから歩いてきた私と同じようなスーツ姿の男とすれ違って私も 向こうの男から見れば逆の立場で同じようなスーツ姿の男に見えるのだろうと考えながら64歳になった定年退職後の再雇用男がなぜ昼日中の3時過ぎに会社を早退してのこのこ病院の駐車場を歩いているのか?これは私の同級生にも昔の職場の同僚にも想像がつかないことだろうし(そもそも私が定年退職後も会社勤めをしていることとか 私がこんな地方都市のこんなところにいるとかも知らないのに)誰がGWの終わりに風邪をこじらせて内科医院で喉の鎮痛剤や抗生剤、とんぷく薬を処方してもらって何とか生きた心地を取り戻している極楽気分なんかに気づくことがあろうか?情けないことだけどこの無関心さというか全く誰にも今の私の境遇が知られていないという気づきほど私を愉快にするものはない私がどこで生きようが私がどこで病気をして苦しもうが私がどこで野垂れ死のうが誰も気づかないし誰も気にしないこれほど愉快で楽しいことがこの世の中にあるだろうか?とついそんな気分に浸ってしまった5月の夕方の駐車場だった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/10
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タケノコの匂い 南風一今日家にたどり着いたところで斜め向かいの家の奥さんが立っていてにこにこして迎えてくれるので「なぜ今日はこんな風に、にこにこ顔で迎えてくれるのかな?」と不思議に感じたところで事情が分かった「会社でタケノコをたくさん貰ったので、もしよろしかったら 食べていただけませんか?」という言葉かけだった私は二つ返事で「はい、ありがたくいただきます」と応えた奥さんの方は「いえ嫌だったら無理にとは言いませんから」とまだそんなことを呟いていた私は自転車を留めながら「やっぱり可愛い奥さんだな」と関係ないことを考えながら奥さんからタケノコが入った袋(なんと3本も!)を受け取って再びお礼を言ったタケノコの皮を剥きながらタケノコの皮はちょうど精気の匂いがすることに気づいた松の雄花が咲いたときの匂いも精気の匂いと同じそれからウルシの新緑時の匂いも精気の匂いと同じ「うーん この精気の匂いはどう解釈すればいいのかな?」とろくでもないことを考えていた匂いからしてタケノコを食べれば随分精が付くと思われた(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/09
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死ぬほど苦しい 南風一人は人生において「死ぬほど苦しい」と思うしかも何度でも「死ぬほど苦しい」と思うある時は人生の岐路においてある時は境遇においてそしてある時は病気とか怪我そしてまたある時は家族や子供のことで「死ぬほど苦しい」と思うでもよく考えてみたらその時は確かにそう思ったのだろうけれどどれが本当の「死ぬほど苦しい」だったのかはよくわからないいつもそう思うときは「死ぬほど苦しい」のだけれど結局は生きてきたから死ぬほどの苦しさを脱してきたのだろうなかなか凄いことだなと最近逆にそう思い出した(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/08
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ショウヘイは呼吸するが如くに安打する 南風一5月に入って特にブレーブス戦に対するショウヘイの打撃は芸術的ですらある5月5日(日本時間では5月6日)のショウヘイの打撃はホームラン2本、ヒット2本という当たりバッターボックスで構えるショウヘイの姿はどっしりとしてピッチャーが投げるどんな球でも対応できるという安定感があった4月のショウヘイとは違ってストライクにならないボールには簡単に手を出さないボールをバットの芯で確実に捉えることができればどんな球でもホームランに持って行きそうな勢いだった5月に入ってショウヘイには力強さが戻ってきた昨年のエンゼルス時代の絶好調のショウヘイの姿だったショウヘイの季節がやってきた今年もホームランを大量生産するぞかっ飛ばせショウヘイ!(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/06
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新緑に細胞喜ぶ 南風一今日(憲法記念日)は3か月ぶりに山の太陽光発電所に出かけて草木の伐採を少しして除草剤を撒いてきた午前9時半に家を出て家に帰って来たのは午後1時頃鋸ぎりや長柄鎌や除草剤を仕舞ってついでに家の通気口にセットしていた発泡スチロールもすべて取り除いて初夏の準備をした草木の伐採や除草剤散布は結構体力が必要で鋸や鎌を使って草木を刈り取ると汗が噴き出してくる眼鏡にしたたり落ちる汗を拭いながらまた暑い陽射しに疲れてしばしば木陰で水分を補給しながら何とかパネルにかかって邪魔になっている草木の目ぼしいものについては片付けることができた「これでよし」と勝手に終わりに決めて木陰で汗でびしょびしょのシャツやジャージを新しいものに替えて早々に退散することにした山の上から眺める眼下には海が広がり周りの山々は新緑一色水分補給で喉を潤しながら暫くGWの景色を楽しんだ私も動物の仲間らしく3時間ほど汗をかいて草木を伐採しただけなのにその心地よいことよ運動って最高!と思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/03
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今年のGWに思う 南風一昨年のGWのことは昨日のGWのことのように憶えているその点からすれば1年なんてあっという間に違いないが今年のGWの後半が明日(5月3日)から5月7日(この日は有給休暇)まであるが5日間の休みというのは随分長い休みに感じるから5連休の方が実感としては長いのかも知れない5連休よりも1年が短いというのは1年がすぐに過ぎるということでありこのカレンダーの日めくり感覚で生きて行けば来年の完全リタイアなどすぐにやってきてしまう(泣く)そんな風にして自分が生きて来たことも若いころ妻とセックスして3人の子どもを授かって3人の子どもたちは家を巣立ってしまって気が付けば余生がすっかり少なくなって自分では知らないうちに彼岸の彼方へ旅立っていることだろう時間の経過なんてそんなものだろう自分のことなど今意識があると思っているが明日にはその意識が消えているかも知れない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/02
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まだ調整中だよ 南風一現在の大谷翔平は新しいチームに入って新しいピッチャーに対応していかなければならないからまだいろいろ失敗を重ねているところだと思うそんな調整などマイナーリーグに落ちてやれというところだろうがそういうわけにもいかないから大リーグで勝負しながら打撃を調整していくしかないまあそう開き直って自分の対応能力を信じてトライアル&エラーで日々精進していくしかない自分を信じて試行錯誤していけくじけるな翔平(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/05/01
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無いものねだり 南風一得点圏ランナーがいる場面で大谷翔平に打順が巡ってきたとき私たちは大谷翔平にホームラン一発を期待するところが大谷翔平は得点圏ランナーがいる場面では凡退する確率が結構高い最近ではドジャーズが負けた時など特に大谷翔平の打撃スタイルに対する批判的な意見のオンパレードとなる曰く「もっとドジャースの勝利に寄与したいのならば 自分の一発頼みの打撃スタイルを変更して 安打することに重点を置くべきだ」ということらしいまあ 大谷翔平にもベッツやフリーマンのようになれということだろうがそれは酷というものだ大谷翔平は今年は右ひじのリハビリのために打撃に専念しているだけで本来“ピッチャー”として二刀流でドジャースの勝利に貢献するのだから打撃にベッツやフリーマンのような打率や打点の貢献を求めてはいけないまあ大谷翔平には大谷翔平の打撃スタイルを尊重するしかないだろうその良さを買ってドジャースは大谷翔平を高額年俸で買ったのだからピッチャーとしての貢献がないからといって打撃に安打製造機の役割を求めてはならない大谷翔平はたとえ得点圏で三振や凡退をしたところで観客を呼び込むのだから大谷翔平スタイルの打撃を維持してもらうべきである大谷翔平には彼のチームへの貢献スタイルがあるのだから得点圏での一撃必勝を期待するのは大谷翔平の“良さ”を台なしにするものだと思う得点圏では滅法弱いというのは“ピッチャー大谷翔平”の良さと理解すべきだと思う決して大谷翔平にイチローや吉田タカマサのような安打製造機の役割を求めてはならない無いものねだりしても仕方ないだろう(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/04/29
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